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田代駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
田代駅
駅舎(2017年4月)
たしろ
Tashiro
JB13 弥生が丘 (2.1 km)
(1.2 km) 鳥栖 JB15
地図
所在地 佐賀県鳥栖市桜町[2]
北緯33度23分2.43秒 東経130度31分28.19秒 / 北緯33.3840083度 東経130.5244972度 / 33.3840083; 130.5244972座標: 北緯33度23分2.43秒 東経130度31分28.19秒 / 北緯33.3840083度 東経130.5244972度 / 33.3840083; 130.5244972
駅番号 JB  14 
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)[1]
所属路線 鹿児島本線[1]
キロ程 105.6 km(門司港起点)
電報略号 タシ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[2]
乗車人員
-統計年度-
486人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1889年明治22年)12月11日[2]
備考 無人駅[1]
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田代駅(たしろえき)佐賀県鳥栖市桜町にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線である[2]駅番号JB14九州鉄道(初代)開業時より現存する九州最古の駅の一つでもある[注釈 1]

駅裏に鳥栖貨物ターミナル駅を併設している[2]

歴史

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年表

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かつては日清製粉鳥栖工場への専用線もあったが、1980年代に廃止した。

駅名の由来

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開業時の地名(基肄郡田代村)が由来。「田代」の「田」は「田畑」、「代」は「小平坦地」を意味する言葉で、鎌倉時代開墾された古い土地である。江戸時代には「田代領」となり、長崎街道宿場町の一つである「田代宿」として大いに栄えた[2]

駅構造

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ホーム(2016年11月、後方は鳥栖貨物ターミナル駅)

相対式ホーム2面2線を有する地上駅[2]。1番ホームに上り列車、2番ホームに下り列車が発着する。駅舎は上りホームに接する形で設置され、二本のホーム間は一本の跨線橋で結ばれている。当駅でのオーバーランが多いため跨線橋はオレンジと青の蛍光塗料で塗られている。木造駅舎は2002年(平成14年)1月に解体され翌2月にとんがり屋根を持つ小さな駅舎が完成した[2]

簡易SUGOCA改札機によりSUGOCAの利用が可能であるが、カード販売は行わずチャージのみ取扱う。

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1 JB 鹿児島本線 上り 博多小倉方面
2 下り 久留米大牟田佐賀方面

利用状況

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2020年(令和2年)の1日平均乗車人員503人である[13]

近年の1日平均乗降・乗車人員は以下の通り。

年度 1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
1998年 322 656
1999年 316 631
2000年 301 603
2001年 300 614
2002年 277 571
2003年 253 520
2004年 260 535
2005年 309 636
2006年 314 648
2007年 314 647
2008年 305 633
2009年 314 644
2010年 346 712
2011年 388 781
2012年 430 859
2013年 438 877
2014年 442 885
2015年 487 967
2016年 511 1,014
2017年 525
2018年 547
2019年 582
2020年 503

駅周辺

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隣の駅

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九州旅客鉄道(JR九州)
JB 鹿児島本線
快速
通過
区間快速(一部列車のみ停車)・普通
弥生が丘駅 (JB13) - 田代駅 (JB14)鳥栖貨物ターミナル駅) - 鳥栖駅 (JB15)

脚注

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注釈

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  1. ^ 他は博多駅二日市駅原田駅鳥栖駅の4つ。
  2. ^ 八坂会社(銀行類似会社)社長。後に鳥栖駅での駅弁販売会社である八ツ橋屋(現・中央軒)を設立し、中央軌道社長も務めた。

出典

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  1. ^ a b c d 小原擁(2015年3月7日). “JR九州:無人化、新たに20駅発表”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  2. ^ a b c d e f g h i 『週刊 JR全駅・全車両基地』 33号 熊本駅・嘉例川駅・大畑駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月31日、20頁。 
  3. ^ 鳥栖市編『鳥栖市史』 国書刊行会、1982年、720-721頁
  4. ^ 九州鉄道百年祭実行委員会・百年史編纂部会 編『九州の鉄道100年記念誌 鉄輪の轟き』(初版)九州旅客鉄道、1988年、65頁。 
  5. ^ “第五次「営近」交渉まとまる 門鉄、国鉄門司地本と”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1974年2月21日) 
  6. ^ “きょうから第五次営近実施へ 門鉄”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1974年3月5日) 
  7. ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、680頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  8. ^ “門鉄、来月から9線区で合理化 25駅無人化 委託化は5駅”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1984年1月24日) 
  9. ^ 「通報 ●山口線大歳駅ほか76駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1984年1月30日、32面。
  10. ^ 九州鉄道百年祭実行委員会・百年史編纂部会 編『九州の鉄道100年記念誌 鉄輪の轟き』(初版)九州旅客鉄道、1988年、181頁。 
  11. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '01年版』ジェー・アール・アール、2001年7月1日、190頁。ISBN 4-88283-122-8 
  12. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日) 
  13. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年9月4日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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  • 田代駅(駅情報) - 九州旅客鉄道