西牟田駅
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西牟田駅 | |
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駅舎外観(2021年5月) | |
にしむた Nishi-Muta | |
◄JB18 荒木 (3.8 km) (3.5 km) 羽犬塚 JB20► | |
所在地 | 福岡県筑後市西牟田[1] |
駅番号 | JB 19 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■鹿児島本線 |
キロ程 | 122.6 km(門司港起点) |
電報略号 | ニム |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
347人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1937年(昭和12年)5月17日[1] |
備考 | 無人駅 |
西牟田駅(にしむたえき)は、福岡県筑後市西牟田にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である[1]。駅番号はJB19。
歴史
[編集]年表
[編集]- 1937年(昭和12年)5月17日:鉄道省が開設[1]。旅客駅[2]。
- 1944年(昭和19年)4月1日:一般運輸営業開始[2]。
- 1961年(昭和36年)10月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1971年(昭和46年)2月20日:荷物扱い廃止[3]。無人駅となる[4]。
- 1976年(昭和51年):簡易駅舎に改築[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承[2]。
- 1996年(平成 8年):再び有人駅となる[1]。
- 2009年(平成21年)3月1日:ICカードSUGOCAの利用を開始[6]。
- 2016年(平成28年)3月26日:再び無人駅化[7][8]。
駅名の由来
[編集]開業当時の地名(三潴郡西牟田村)が由来。西牟田村はのちに西牟田町に昇格した後筑後市と三潴町に分かれ、三潴町は町村合併し、現在は久留米市となっている。
「西牟田」の「牟田」とは「湿地を開墾した土地」で、文字通り「湿地を開墾した土地の西側の集落」という意味。大牟田にも見られるように、九州は湿地帯の多い土地柄のため「牟田」と付く地名が多い。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。1971年に無人化されていた[4]が、1996年(平成8年)に再び有人化された[1]。有人化の際、無人駅当時に設けられた統一規格の簡易駅舎を改造して駅事務室を設けていたが、合理化に伴い2016年(平成28年)に再度無人化された。
JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅だった[1]が、2016年3月に無人駅化された[7][8]。近距離きっぷの自動券売機、簡易SUGOCA改札機が設置されている。SUGOCAの利用が可能であるが、カード販売は行わずチャージのみ取り扱いを行う。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 鹿児島本線 | 上り | 久留米・鳥栖・博多方面 |
2 | 下り | 大牟田・熊本・八代方面 |
利用状況
[編集]2020年度の1日平均乗車人員は329人である[9]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
---|---|---|
2006年(平成18年) | 530 | 非 公 表 |
2007年(平成19年) | 481 | |
2008年(平成20年) | 464 | |
2009年(平成21年) | 460 | |
2010年(平成22年) | 461 | |
2011年(平成23年) | 非 公 表 |
893 |
2012年(平成24年) | 876 | |
2013年(平成25年) | 953 | |
2014年(平成26年) | 878 | |
2015年(平成27年) | 878 | |
2016年(平成28年) | 430 | |
2017年(平成29年) | 427 | |
2018年(平成30年) | 438 | 861 |
2019年(令和元年) | 409 | |
2020年(令和 | 2年)329 |
駅周辺
[編集]筑後市の北端部にあたり[1]、駅前を久留米市との市境が通っている。駅は西牟田地区の中心部から離れており、駅周辺は民家が立ち並ぶ閑静な場所である[1]。利用者は通勤・通学客が多く、朝の上り快速が停車していた時期がある。
- 筑後市立筑後北小学校
- 九州大谷短期大学
- 知的障害者更生施設 赤坂園
駅周辺にバス路線はない。約1 km東側の国道209号にある西鉄バス一条バス停か、約1 km西側にある本町四つ角バス停が最寄り。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k 『週刊 JR全駅・全車両基地』 33号 熊本駅・嘉例川駅・大畑駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月31日、21頁。
- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、681頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「日本国有鉄道公示第53号」『官報』1971年2月18日。
- ^ a b 「通報 ●鹿児島本線西牟田駅ほか3駅、矢部線上妻駅ほか2駅、湯前線肥後西村駅ほか1駅及び高森線長陽駅ほか3駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年2月18日、4面。
- ^ 「無人駅舎荒廃に“待ッタ”」『交通新聞』交通協力会、1976年6月3日、2面。
- ^ 『交通新聞』交通新聞社、2009年3月3日、1面。
- ^ a b 『駅営業体制の見直しについて』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道株式会社、2016年2月25日。オリジナルの2016年3月25日時点におけるアーカイブ 。2016年3月25日閲覧。
- ^ a b 「JR九州 9駅の営業体制見直し」『交通新聞』交通新聞社、2016年3月2日。
- ^ 駅別乗車人員(2020年度)
- ^ “筑後市市勢要覧 資料編(交通)JR九州各駅の乗車人員”. 筑後市. 2019年3月5日閲覧。
- ^ “統計ちくご - 9 市民生活” (PDF). 筑後市. 2019年3月5日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 西牟田駅(駅情報) - 九州旅客鉄道