銀水駅
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銀水駅 | |
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駅舎(2012年8月) | |
ぎんすい Ginsui | |
◄JB25 吉野 (2.4 km) (3.2 km) 大牟田 JB27► | |
所在地 | 福岡県大牟田市大字草木[1] |
駅番号 | JB 26 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■鹿児島本線 |
キロ程 | 144.3 km(門司港起点) |
電報略号 | キン |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
605人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1926年(大正15年)4月1日[1][2] |
備考 | 簡易委託駅[3] |
銀水駅(ぎんすいえき)は、福岡県大牟田市大字草木にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である[1]。駅番号はJB26。
歴史
[編集]年表
[編集]- 1926年(大正15年)4月1日:鉄道省の駅として開設[1][2]。
- 1978年(昭和53年)4月15日:貨物取扱廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:駅員無配置駅となる[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR九州が継承[2]。
- 2009年(平成21年)3月1日:ICカードSUGOCAの利用開始[5]。
- 2016年(平成28年)4月1日:簡易委託化[3]。
- 2024年(令和6年)4月1日:きっぷの販売窓口を廃止。
駅名の由来
[編集]「銀水」とはこの土地を流れる「白銀川」の水のことである。この川は別名を「銀水川」と言い、かつては白銀のような美しく澄み渡った名水が流れていたといわれている。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線を有する地上駅[1]。互いのホームは跨線橋で連絡している。
駅舎の建物財産標には「大正15年3月29日」と記されており、正確ならば開業当時からの駅舎ということになる[6]。
SUGOCAの利用が可能である。
トイレは駅舎とは別に建てられた1979年建築のコンクリート造14.3平方メートルの建物内にあり、男女共用の汲取り式である[7]。和式・汲取り式便所に慣れていない高校生の利用客が多いことから2017年に地域コミュニティ組織「銀水校区まちづくり協議会」が中心となってJR九州や大牟田市などにトイレの改修を要望したが、進展しなかった[7]。2023年に協議会と周辺の3高校で「銀水SAIKO~実行委員会」を設立し、JR九州と市に了承を得た上で、周辺地域での募金やクラウドファンディングを行っている[7]。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 鹿児島本線 | 下り | 大牟田・熊本・八代方面 | |
2 | 当駅折り返し列車専用 | |||
3 | 上り | 久留米・鳥栖・博多方面 |
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改札口(2021年12月)
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駅舎(2018年1月、ホーム側から)
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構内(2018年1月)
利用状況
[編集]各年度の1日平均利用人員は以下の通り[9]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
---|---|---|
2001年(平成13年) | 2,062 | |
2002年(平成14年) | 1,869 | |
2003年(平成15年) | 1,786 | |
2004年(平成16年) | 1,746 | |
2005年(平成17年) | 1,731 | |
2006年(平成18年) | 1,646 | |
2007年(平成19年) | 1,478 | |
2008年(平成20年) | 1,361 | |
2009年(平成21年) | 1,330 | |
2010年(平成22年) | 1,337 | |
2011年(平成23年) | 1,309 | |
2012年(平成24年) | 1,345 | |
2013年(平成25年) | ||
2014年(平成26年) | ||
2015年(平成27年) | ||
2016年(平成28年) | 669 | |
2017年(平成29年) | 678 | |
2018年(平成30年) | 628 | 1,255[10] |
2019年(令和元年) | 623 | |
2020年(令和 | 2年)540 | |
2021年(令和 | 3年)605 |
駅周辺
[編集]旧銀水村の中心部で、周囲は現在住宅地となっている。
- 福岡県道727号銀水停車場線 - 当駅と国道208号を結んでいる。
- 福岡県立三池高等学校
- 私立大牟田中学校・高等学校
- 私立誠修高等学校
- 大牟田青果
- 福岡県済生会大牟田病院 - 当駅より徒歩で6分。
- 西鉄バス大牟田 済生会前停留所 - 福岡県済生会大牟田病院の前、国道208号上にあり、当駅に最も近いバス停留所。
- 日本郵政 銀水郵便局
- 西鉄天神大牟田線 西鉄銀水駅 - 当駅より南西約400m[1]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h 『週刊 JR全駅・全車両基地』 33号 熊本駅・嘉例川駅・大畑駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月31日、22頁。
- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、682頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b JR銀水駅・吉野駅業務引継ぎ式/大牟田市観光情報サイト おおむたnavi - 大牟田観光協会
- ^ 「通報 ●飯田線三河川合駅ほか186駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1986年10月30日、12面。
- ^ 『交通新聞』交通新聞社、2009年3月3日、1面。
- ^ 米屋浩二『木造駅舎の旅』(鉄道遺産シリーズ、INFASパブリケーションズ、2009年)P128
- ^ a b c 降旗英峰「クラウドファンディング:「ちょっと使えない」トイレ 改修へ、住民がCF 3高校が最寄りJR銀水駅」『毎日新聞』2023年8月25日、筑後版、19面。2023年9月19日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2021年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2022年10月10日閲覧。
- ^ 大牟田市統計年鑑 (運輸および通信) - 大牟田市公式ホームページ/統計より
- ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2020年9月5日閲覧
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 銀水駅(駅情報) - 九州旅客鉄道