縁起法頌
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縁起法頌(えんぎほうじゅ)とは、仏教において古くから真言(マントラ)として広く用いられる仏典の章句である。 縁起偈(えんぎげ)、法身偈(ほっしんげ)とも呼ばれる。[1][2]
仏弟子の舎利弗は阿説示からこの偈を聞き、預流果を得たとされる。
テキスト
[編集]デーヴァナーガリー表記
[編集]ये धर्मा हेतुप्रभवा हेतुं तेषां तथागतो ह्यवदत्।
तेषां च यो निरोध एवंवादी महाश्रमणः॥
IAST表記
[編集]ye dharmā hetuprabhavā hetuṃ teṣāṃ tathāgato hy avadat, teṣāṃ ca yo nirodha evaṃvādī mahāśramaṇaḥ.[3]
日本語訳
[編集]諸法[注釈 1]は原因より生ずる。じつに如来はそれらの原因を説く。それらの消滅もまた。これが大沙門(ゴータマ・ブッダ)の教えである。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ Pal, Pratapaditya (Oct 1965). “A New Document of Indian Painting”. The Journal of the Royal Asiatic Society of Great Britain and Ireland (Royal Asiatic Society of Great Britain and Ireland) (No. 3/4): 103–111. JSTOR 25202861.
- ^ 風間, 敏夫 (1985-1986). “縁起法頌の一考察”. 印度學佛教學研究 (法政大学) (No. 34): 177–186 .
- ^ Oskar von HINÜBER. “An Inscribed Avalokiteśvara from the Hemis Monastery, Ladakh”. 創価大学国際仏教学高等研究所年報 18: 3 .
関連項目
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