コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

西高岡駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
西高岡駅
駅舎(2018年9月)
にしたかおか
Nishi-Takaoka
福岡 (3.5 km)
(2.7 km) 高岡やぶなみ
地図
所在地 富山県高岡市立野高池町319
北緯36度43分27.87秒 東経136度57分54.22秒 / 北緯36.7244083度 東経136.9650611度 / 36.7244083; 136.9650611座標: 北緯36度43分27.87秒 東経136度57分54.22秒 / 北緯36.7244083度 東経136.9650611度 / 36.7244083; 136.9650611
所属事業者 あいの風とやま鉄道
所属路線 あいの風とやま鉄道線
キロ程 17.5 km(倶利伽羅起点)
金沢から35.3 km
米原から211.9 km
電報略号 ニタ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
472人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日 1957年昭和32年)4月25日
備考 簡易委託駅
テンプレートを表示

西高岡駅(にしたかおかえき)は、富山県高岡市立野高池町にある、あいの風とやま鉄道線である。

2015年3月14日の北陸新幹線開業による経営移管までは、西日本旅客鉄道(JR西日本)北陸本線の駅であった。

歴史

[編集]
西高岡駅の開業を報ずる新聞記事

駅構造

[編集]

相対式ホーム2面2線を有する地上駅[11]分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。駅舎は下りホーム高岡寄りにあり、上りホームへは跨線橋で連絡している[11]

JR北陸本線時代末期は富山地域鉄道部が管轄し、民間へ窓口業務が委託された簡易委託駅であった[11]。あいの風とやま鉄道への転換後も簡易委託駅の形態を継続している[12]。JR時代の自動券売機は運賃改定に伴い撤去されたまま移管を迎えたが、移管から4年経過した2019年(平成31年)4月24日にあいの風とやま鉄道仕様の自動券売機が改めて設置された[13]

のりば

[編集]
番線 路線 方向 行先[14]
1 あいの風とやま鉄道線 下り 高岡富山方面
2 上り 金沢方面

到着メロディ

[編集]

2017年3月以前は、富山方面が『エリーゼのために』、金沢方面は『かっこう』が接近メロディとして流れていたが、2017年(平成29年)3月の新旅客案内システム導入に伴い、福岡駅と共通で、高岡市民の歌「ふるさと高岡」のおりんによるアレンジが到着メロディとして使用開始された[15][16]

利用状況

[編集]

2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員472人である[17]

『富山県統計年鑑』、『高岡市統計書』及びあいの風とやま鉄道発表資料によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである[18][19]

年度 1日平均
乗車人員
1995年 496
1996年 474
1997年 447
1998年 511
1999年 499
2000年 497
2001年 494
2002年 525
2003年 561
2004年 581
2005年 581
2006年 573
2007年 574
2008年 596
2009年 597
2010年 599
2011年 590
2012年 614
2013年 621
2014年 537[備考 1]
2015年 597
2016年 589
2017年 617
2018年 569
2019年 593
2020年 472
備考
  1. ^ 2015年3月13日までの347日間の1日平均乗車人員は528人、3月14日から3月31日までの18日間における1日平均乗車人員は697人。

駅周辺

[編集]

かつては水田が広がるのみであったが近年は宅地化が進み、利用者が漸増傾向にある。

隣の駅

[編集]
あいの風とやま鉄道
あいの風とやま鉄道線
福岡駅 - 西高岡駅 - 高岡やぶなみ駅

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、138頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b 昭和32年日本国有鉄道公示第145号(『官報』、1957年(昭和32年)4月19日、大蔵省印刷局)
  3. ^ a b c d 日本国有鉄道編、『日本国有鉄道百年史年表』、1972年(昭和47年)10月、日本国有鉄道
  4. ^ 昭和46年日本国有鉄道公示第371号(『官報』、1971年(昭和46年)9月29日、大蔵省印刷局)
  5. ^ 「西高岡駅が無人に 金鉄局 来月一日から合理化」、『北日本新聞』(13面)、1971年(昭和46年)9月26日、北日本新聞社
  6. ^ 「JR西高岡 1日から「完全無人化」 昨年乗客数1日496人 他の駅大きく下回る」、『北日本新聞』(29面)、2001年(平成13年)10月28日、北日本新聞社
  7. ^ 「県内JR無人化駅 駅員常駐へ広がる動き 西高岡でも促進協」、『北日本新聞』(25面)、2002年(平成14年)2月19日、北日本新聞社
  8. ^ 「あす乗車券販売業務引き渡し式 JR西高岡駅」、『富山新聞』(34面)、2002年(平成14年)3月31日、富山新聞社
  9. ^ 「県民の足」新たな船出 あいの風鉄道も開業 - 2015年(平成27年)3月15日、北日本新聞
  10. ^ ICカードサービス開始日について』(プレスリリース)あいの風とやま鉄道株式会社、2015年1月30日http://ainokaze.co.jp/7272015年7月10日閲覧 
  11. ^ a b c 郡司武編、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地』43号、2013年(平成25年)6月、朝日新聞出版
  12. ^ あいの風とやま鉄道 利用の手引き - あいの風とやま鉄道(2015年3月16日閲覧)
  13. ^ 西高岡駅の自動券売機の新設等について - あいの風とやま鉄道、2019年4月17日
  14. ^ 西高岡駅発車時刻表 - あいの風とやま鉄道(2015年4月14日閲覧)
  15. ^ あいの風とやま鉄道 (2016年12月14日). “新指令システム稼動に伴う利便性の向上について”. 富山県. 2016年12月30日閲覧。
  16. ^ あいの風とやま鉄道 (2016年12月14日). “各駅の到着メロディの制作状況等について”. 富山県. 2016年12月30日閲覧。
  17. ^ あいの風とやま鉄道(株) 1日当たり駅別乗車人員と輸送人員(2020年4月〜2021年3月)” (PDF). あいの風とやま鉄道. 2021年6月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月17日閲覧。
  18. ^ 統計年鑑 - 富山県
  19. ^ 2018年度 あいの風とやま鉄道 利用状況等』(PDF)(プレスリリース)あいの風とやま鉄道、2019年6月14日http://www.pref.toyama.jp/cms_pfile/00013225/01256479.pdf2019年6月27日閲覧 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]