訓子府町
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くんねっぷちょう 訓子府町 | |||||
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北側の道道143号線より望む町の中心部 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 北海道地方 | ||||
都道府県 | 北海道(オホーツク総合振興局) | ||||
郡 | 常呂郡 | ||||
市町村コード | 01549-1 | ||||
法人番号 | 7000020015491 | ||||
面積 |
190.95km2 | ||||
総人口 |
4,465人 [編集] (住民基本台帳人口、2024年11月30日) | ||||
人口密度 | 23.4人/km2 | ||||
隣接自治体 |
北見市、常呂郡置戸町、 網走郡津別町、足寄郡陸別町 | ||||
町の木 | オンコ | ||||
町の花 | エゾムラサキツツジ | ||||
他のシンボル | - | ||||
訓子府町役場 | |||||
町長 | 伊田彰 | ||||
所在地 |
〒099-1498 北海道常呂郡訓子府町東町398番地 北緯43度43分31秒 東経143度44分30秒 / 北緯43.72536度 東経143.74158度座標: 北緯43度43分31秒 東経143度44分30秒 / 北緯43.72536度 東経143.74158度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
訓子府町(くんねっぷちょう)は、北海道オホーツク総合振興局管内の常呂郡にある町。オホーツク地域のうち北見地域に属する[1]。
概要
[編集]アイヌ語の「クンネプ[2]」〔黒い・ところ(川)〕から由来とされる[3]。北見市に近く、生活圏も北見市に依存している。
地理
[編集]オホーツク総合振興局中部、北見市南西部に隣接する。 山に囲まれた盆地的地形で、寒暖の差が激しい。
- 山:
- 河川: 常呂川、訓子府川
- 湖沼:
人口
[編集]訓子府町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 訓子府町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 訓子府町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
訓子府町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
歴史
[編集]- 1897年(明治30年) - 北光社移民団のうち13戸45人が居武士(おろむし)に入地。
- 1900年(明治33年) - 上常呂(現在の北見市上常呂)に訓子府尋常小学校が開設。
- 1902年(明治35年) - 穂波・清住の開拓が始まる。
- 1904年(明治37年) - 実郷・西富・福野の開拓が始まる。
- 1906年(明治39年) - 実郷・穂波で米を試作。
- 1908年(明治41年) - 訓子府教育所を西24号に開校。
- 1909年(明治42年) - 妻恋橋完成。
- 1910年(明治43年) - ホルスタイン乳牛が入る。
- 1911年(明治44年) - 網走本線訓子府駅開業。
- 1912年(大正元年) - 訓子府郵便局設置。
- 1913年(大正2年) - 訓子府巡査駐在所設置。
- 1915年(大正4年)4月 - 野付牛村(現・北見市)から分村、置戸村となる。
- 1916年(大正5年)2月22日 - 居武士教授場(現在の居武士小学校)開校。
- 1916年(大正5年) - 公設訓子府消防組設置。
- 1917年(大正6年) - 訓子府商工組合設立。
- 1919年(大正8年) - タマネギ栽培が始まる。
- 1920年(大正9年)6月 - 置戸村(現:置戸町)から分村、訓子府村となる。
- 1921年(大正10年) - ビート(テンサイ)の耕作が始まる。
- 1922年(大正11年) - 電話開通。
- 1927年(昭和2年)11月6日 - 居武士教授場が居武士尋常小学校に昇格。
- 1934年(昭和9年) - 妻恋橋を架け替え、「叶橋」と改称。
- 1936年(昭和11年) - 水稲温床苗代法が始まる。
- 1941年(昭和16年)4月1日 - 居武士尋常小学校が居武士国民学校と改称。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 居武士国民学校が居武士小学校と改称。
- 1948年(昭和23年) - 北見バス(北海道北見バスの前身)が北見市・置戸町間の営業開始。
- 1951年(昭和26年)11月 - 町に昇格、訓子府町となる。
- 1951年(昭和26年)11月 - 公民館図書室が開設。
- 1952年(昭和27年)9月 - 一部を置戸町へ分割。
- 1954年(昭和29年) - 簡易上水道完成。
- 1962年(昭和37年) - 旧公民館が完成。
- 1968年(昭和43年) - 旧町民水泳プール設置。
- 1974年(昭和49年) - 町営バス運行開始。
- 1984年(昭和59年)11月 - 訓子府町図書館開設。
- 1985年(昭和60年) - 訓子府町図書館が昭和60年度の図書貸出率で日本一となる。
- 1987年(昭和62年) - 訓子府町図書館が昭和62年度図書貸出率日本一となる。以降7年連続で日本一となる。
- 2009年(平成21年) - NHK訓子府デジタルテレビジョン開局。
現状
[編集]平成の合併協議は当初北見市主導の「常呂川流域1市5町」の協議を求めたが、当町と留辺蘂町・置戸町が離脱した。その後は3町による協議を進めていたが、留辺蘂が離脱。残った2町が北見に吸収されることを懸念し、訓子府と置戸の2町による任意の合併協議会を設立したが、新町名を「置戸町」とした[4]ことから訓子府町の住民アンケートで合併反対が半数以上を占めたため、協議を解散した。
経済
[編集]産業
[編集]農業(畑作)や酪農が発達しており、特産物としてはメロンが有名。訓子府メロンブランドで知られており、町の中央通りの街灯がメロンをかたどっていたり、町のマスコットがメロンがモチーフになっているほどである。 水稲、小麦、ジャガイモ、テンサイ、タマネギ、薬草(トウキ、川芎)などを生産。 また、町の特産として、卵でとじず醤油ベースのタレをかける「訓子府カツ丼」も町の名物である。
立地企業
[編集]-
味の素食品北海道
農協
[編集]- きたみらい農業協同組合(JAきたみらい) - 訓子府支所
- ホクレン農業協同組合連合会 - 訓子府実証農場
金融機関
[編集]- 北見信用金庫 - 訓子府支店
商業
[編集]-
シティマートくんねっぷ
-
DCMニコット 訓子府店
郵便
[編集]- 訓子府郵便局(集配局)
- 北見日の出簡易郵便局
-
訓子府郵便局
医療
[編集]- 訓子府クリニック
-
訓子府クリニック
官公庁・公共機関
[編集]図書館
[編集]-
訓子府町図書館
運動施設
[編集]- 訓子府町スポーツセンター
- 訓子府町温水プール「KAPPA」
- 訓子府町レクリエーション公園
- 訓子府町パークゴルフ場
-
訓子府町スポーツセンター
-
訓子府町温水プール「KAPPA」
警察
[編集]- 北見警察署 - 訓子府駐在所
消防
[編集]- 北見地区消防組合北見消防署 - 訓子府支署
独立行政法人・特殊法人等
[編集]姉妹都市・提携都市
[編集]国内
[編集]教育
[編集]- 高等学校
- 道立高等学校
- 中学校
- 訓子府町立訓子府中学校
- 小学校
- 訓子府町立居武士小学校
- 訓子府町立訓子府小学校
- 大学施設
- 北海道大学理学部訓子府地震地殻変動観測所
交通
[編集]空港
[編集]鉄道
[編集]町内を鉄道路線は通っていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、JR北海道石北本線の北見駅や相内駅。
廃止された鉄道
[編集]バス
[編集]北海道北見バスが、北見方面、置戸・陸別方面への路線バスを運行。
道路
[編集]- 国土交通省北海道開発局
- 十勝オホーツク自動車道(北海道横断自動車道): - 訓子府IC -
- なし
- 道の駅
- なし
-
北海道道261号置戸福野北見線(2022年4月)
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]町の文化財
[編集]- 緑丘B遺跡出土物
- 増田遺跡出土物
観光
[編集]- 訓子府温泉保養センター
祭り
[編集]- さむさむまつり(2月)
- 芝さくらまつり(6月)
- くんねっぷふるさとまつり(7月)
マスコミ
[編集]出身有名人
[編集]参考文献
[編集]- (株)JICC編 「くんねっぷ 訓子府町勢要覧80周年記念」 北海道常呂郡訓子府町、1977年
脚注
[編集]- ^ オホーツクの概要 - 北海道オホーツク総合振興局, 2024年11月27日閲覧
- ^ アイヌ語ラテン翻字: kunne-p
- ^ “アイヌ語地名リスト キト~コム P41-50P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月19日閲覧。
- ^ 新町名は「訓子府町」「置戸町」「銀河町」などが挙げられていたが、訓子府町はもとより銀河町を新町名にした場合は住民の理解も得られ、ふるさと銀河線(2006年廃線)の象徴もイメージに掘り起こせた。しかし、隣接する十勝管内陸別町も2町との協議に加わる必要があった。
- ^ 訓子府町-沿革(図書館)
- ^ 年度別住民一人当たり貸出冊数
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]北見市 | ||||
置戸町 | 津別町 | |||
訓子府町 | ||||
陸別町 |