静岡県立榛原高等学校
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静岡県立榛原高等学校 | |
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北緯34度44分21.8秒 東経138度13分22.5秒 / 北緯34.739389度 東経138.222917度座標: 北緯34度44分21.8秒 東経138度13分22.5秒 / 北緯34.739389度 東経138.222917度 | |
過去の名称 |
吉田村立堰南学校 榛原郡立榛原中学校 静岡県立榛原中学校 静岡県立榛原第一高等学校 川崎町立榛原女学校 静岡県立榛原高等女学校 静岡県立榛原第二高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 静岡県 |
学区 | 旧第7学区(志榛) |
併合学校 |
静岡県立榛原第一高等学校 静岡県立榛原第二高等学校 |
校訓 | 至誠真剣 |
設立年月日 | 1900年7月16日 |
創立者 | 浅井熊太郎 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 |
全日制課程 定時制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 |
(全日制) 普通科 理数科 (定時制) 普通科 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | D122210000518 |
高校コード | 22150D |
所在地 | 〒421-0422 |
静岡県牧之原市静波850 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
静岡県立榛原高等学校(しずおかけんりつ はいばらこうとうがっこう)は、静岡県牧之原市静波にある県立高等学校。
概要
[編集]1900年に吉田村立堰南学校として開校した公立高校である。志太榛原地区(旧第7学区)で唯一の理数科設置校である。通称は榛高(はいこう)。
本校の起源である堰南(えんなん)学校は現在の吉田町に創立された。堰南の由来は、大堰川といわれた大井川の南側に位置していた為である。開校100周年事業としてその地には記念碑が立てられている。創立者は吉田村出身で浜松中学校教員であった浅井熊太郎。当初は中等教育に対してなかなか理解を得られなかったが、浅井の熱意により賛同者が広がり開校にこぎつけた。これにより志太榛原地区では初、県内5番目の旧制中学校となった。
設置学科
[編集]沿革
[編集]- 旧制榛原中学校
- 1900年 - 吉田村立堰南学校創立。
- 1901年 - 榛原郡立榛原中学校創立、堰南を吸収し、4月10日開始。生徒数250名。
- 1917年 - 静岡県立榛原中学校設置。
- 1948年 - 新学制実施により静岡県立榛原第一高等学校となる。
- 旧制榛原高等女学校
- 新制・榛原高等学校
- 1949年 - 静岡県下の高等学校再配置により静岡県立榛原第一高等学校と静岡県立榛原第二高等学校を統合、静岡県立榛原高等学校となる。通常課程に普通科、家庭科、農業科を、定時制課程に普通科を設置。
- 1957年 - 農業科募集停止。普通科学級増加。
- 1959年 - 体育館兼講堂落成。
- 1972年 - 家庭科募集停止。普通科のみの募集となる。
- 1976年 - 現在の体育館落成式。
- 1980年 - 榛の木会館落成。
- 1986年 - 理数科設置。(定員40名)
- 1999年 - 学習館完成。
- 2000年 - 静岡新聞に「榛の木群像」連載。
- 2003年 - スクールバスの運行開始。
- 2012年 - 第1回 科学の甲子園全国大会に静岡県代表として出場[1][2][3]。
- 2020年 - 創立120周年を迎える。
- 2020年 - 進取館(合宿所等複合施設)完成。
- 2021年 - スクールバスの運行終了。
- 2024年 - 募集定員を200人(普通科:160人・理数科:40人)から160人(普通科:120人・理数科:40人)に変更した。
学校行事
[編集]- 榛の木祭
- 文化の部と体育の部によって構成され、毎年6月初旬ごろに開催される。文化祭の部は例年2日間に渡って行われ、1日目が文化部や有志の発表会を含む学内のみでの発表、2日目が一般公開日となる。
- ライブラリーコンサート
- 図書委員会が毎年2回開催する任意参加の小イベント。文化部や有志の発表者が演奏や芸の披露を行う。
- マラソン大会
- 毎年2月中旬に学校の敷地内で行われ、1・2年生が参加する。男子5.2km、女子3.4kmとなっている。当日、マラソン大会に参加しなかった者は後日学校敷地内で、追マラソンなるものが行われる。当日の1か月ほど前から本番に向けて体育の時間に時間走というトレーニングが行われる。
- 理数科行事
- 理数科のみが行う各種研修・見学や実習などの行事。
- 修学旅行
- 2024年度からこれまでの旅行先とは変更される予定である。普通科は沖縄、理数科はアメリカ(ロサンゼルス)の予定。
部活動
[編集]アクセス
[編集]- しずてつジャストラインバス「榛原高校入口」停留所 徒歩1分、「静波海岸入口」停留所 徒歩10分
著名な学校関係者
[編集]出身者
[編集]- 政治・官僚
- 大石八治 - 元自治政務次官、元衆議院議員
- 大石千八 - 元郵政大臣、元衆議院議員
- 大石秀政 - 元衆議院議員
- 西原茂樹 - 牧之原市長
- 若杉和夫 - 石油資源開発相談役、元日本長期信用銀行顧問、元通産審議官、元特許庁長官
- 下村勝 - 御前崎市長
- 学術
- 坂本光司 - 法政大学静岡キャンパスキャンパス長・大学院政策創造研究科教授、静岡県立大学経営情報学部客員教授
- 塚本靖彦 - 作曲家、群馬大学名誉教授
- 水野義明 - 明治大学教授、日本エスペラント学会参与、関東エスペラント連盟会長などを歴任
- 門奈直樹 - 立教大学名誉教授、京都産業大学経営学部ソーシャル・マネジメント学科教授
- 経済
- 大堀隆 - 元神港魚類社長、元横浜ベイスターズ球団社長
- 松下功夫 - 元JXホールディングス代表取締役社長
- 宮村眞平 - 三井金属鉱業取締役相談役・元代表取締役会長 兼 CEO
- 山崎貞一 - 東京電気化学工業(現・TDK)社長・会長・顧問などを歴任
- 文化
- 大倉沙斗子 - シンガーソングライター、GTPのボーカル
- 高塚奈央子 - フリーアナウンサー、元高知放送・静岡放送アナウンサー
- 築地容子 - 歌手、女優
- 本杉美香 - タレント、女優、元C.C.ガールズ
- 八木健 - 俳人、元NHKアナウンサー
- スポーツ
教職員経験者
[編集]- 川上四郎 - 童画画家、旧制中学校時代に本校に教員として勤めた
脚注
[編集]- ^ “科学の甲子園 静岡県代表は榛原高(静岡新聞)”. 2012年2月29日閲覧。
- ^ “静かに熱い、科学の甲子園 挑む榛原高 静岡(朝日新聞)”. 2012年3月24日閲覧。
- ^ “第1回 科学の甲子園全国大会 参加代表校リスト、代表校コメント(科学技術振興機構)”. 2012年2月28日閲覧。