1929年全仏選手権 (テニス)
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1929年 全仏選手権(1929ねんぜんふつせんしゅけん、Internationaux de France de Roland-Garros 1929)に関する記事。フランス・パリにある「スタッド・ローラン・ギャロス」にて開催。
大会の流れ
[編集]- 男子シングルスは「83名」の選手による7回戦制で行われた。19人の選手を絞り落とすため、1回戦は19試合を実施し、他の45名は2回戦から出場した。女子シングルスは「58名」の選手による6回戦制で行われ、第1・第2シードを含む6名の選手に「1回戦不戦勝」(抽選表では“Bye”と表示)があった。
- シード選手は男子16名、女子8名。シード選手でも、1回戦から出場した人と、2回戦から登場した人がいる。2回戦から登場した選手が初戦敗退の場合は「2回戦=初戦」と表記する。
シード選手
[編集]男子シングルス
[編集]- アンリ・コシェ (ベスト4)
- ルネ・ラコステ (優勝、2年ぶり3度目)
- ビル・チルデン (ベスト4)
- ジャン・ボロトラ (準優勝)
- フランシス・ハンター (ベスト8)
- ウンベルト・デ・モルプルゴ (ベスト8)
- ヘンリー・オースチン (3回戦)
- コリン・グレゴリー (4回戦)
- ジャック・ブルニョン (ベスト8)
- ベラ・フォン・ケーリング (ベスト8)
- ルイス・レイモンド (1回戦)
- ジョルジオ・デ・ステファーニ (1回戦)
- クリスチャン・ボッサス (4回戦)
- ルネ・ド・ブゼレー (2回戦=初戦)
- ダニエル・プレン (3回戦、途中棄権)
- ハンス・モルデンハウアー (4回戦)
女子シングルス
[編集]- ヘレン・ウィルス (優勝、大会2連覇)
- ボビー・ハイネ (ベスト8)
- フィービ・ワトソン (ベスト8)
- アイリーン・ベネット (ベスト4)
- コルネリア・ボウマン (1回戦)
- シモーヌ・マチュー (準優勝)
- シリー・アウセム (ベスト4)
- アームガード・ロスト (3回戦)
大会経過
[編集]男子シングルス
[編集]準々決勝
- アンリ・コシェ vs. ジャック・ブルニョン 7-5, 4-6, 6-4, 7-5
- ジャン・ボロトラ vs. フランシス・ハンター 6-8, 10-8, 4-6, 8-6, 6-1
- ビル・チルデン vs. ウンベルト・デ・モルプルゴ 9-11, 3-6, 6-1, 6-2, 8-6
- ルネ・ラコステ vs. ベラ・フォン・ケーリング 8-6, 1-6, 6-0, 6-3
準決勝
女子シングルス
[編集]準々決勝
- ヘレン・ウィルス vs. シルビ・アンロタン 6-4, 6-1
- アイリーン・ベネット vs. アリーダ・ニーブ 7-5, 6-1
- シモーヌ・マチュー vs. フィービ・ワトソン 4-6, 6-3, 6-1
- シリー・アウセム vs. ボビー・ハイネ 5-7, 6-3, 6-4
準決勝
- ヘレン・ウィルス vs. アイリーン・ベネット 6-2, 7-5
- シモーヌ・マチュー vs. シリー・アウセム 8-6, 2-6, 6-2
決勝戦の結果
[編集]- 男子シングルス: ルネ・ラコステ vs. ジャン・ボロトラ 6-3, 2-6, 6-0, 2-6, 8-6
- 女子シングルス: ヘレン・ウィルス vs. シモーヌ・マチュー 6-3, 6-4
- 男子ダブルス: ルネ・ラコステ& ジャン・ボロトラ vs. アンリ・コシェ& ジャック・ブルニョン 6-3, 3-6, 6-3, 3-6, 8-6
- 女子ダブルス: リリ・デ・アルバレス& コルネリア・ボウマン vs. ボビー・ハイネ& アリーダ・ニーブ 7-5, 6-3
- 混合ダブルス: アンリ・コシェ& アイリーン・ベネット vs. フランシス・ハンター& ヘレン・ウィルス 6-3, 6-2
外部リンク
[編集]先代 1929年オーストラリア選手権 (テニス) |
テニス4大大会 1929年 |
次代 1929年ウィンブルドン選手権 |
先代 1928年全仏選手権 (テニス) |
全仏オープンテニス 1929年 |
次代 1930年全仏選手権 (テニス) |