コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

1977年全豪オープン (1月)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

1977年1月 全豪オープン(1977ねん1がつぜんごうオープン、Australian Open 1977/01)は、オーストラリアメルボルン市内にある「クーヨン・テニスクラブ」にて、1977年1月3日から9日まで開催された。

大会の流れ

[編集]
  • 本年度の全豪オープンは、年頭の1月開催大会と年末の12月開催大会の2度行われた。年頭大会は、1週間の開催期間で実施された。
  • 大会会場はメルボルン市内にある「クーヨン・テニスクラブ」の芝生コートで開催。
  • 男子シングルスは「64名」の選手による6回戦制で行われた。女子シングルスは「32名」の選手による5回戦制で、シード選手は8名であった。
  • 混合ダブルスは、1970年から1985年まで競技の実施が中止されていた。したがって、記事中の「決勝戦の結果」に混合ダブルスはなく、4部門のみの記載になる。

シード選手

[編集]

男子シングルス

[編集]
  1. アルゼンチンの旗 ギレルモ・ビラス (準優勝)
  2. アメリカ合衆国の旗 ロスコー・タナー (初優勝)
  3. アメリカ合衆国の旗 アーサー・アッシュ (ベスト8)
  4. オーストラリアの旗 ケン・ローズウォール (ベスト4)
  5. オーストラリアの旗 マーク・エドモンドソン (ベスト8)
  6. オーストラリアの旗 レイ・ラッフェルズ (2回戦)
  7. アメリカ合衆国の旗 ディック・ストックトン (3回戦)
  8. オーストラリアの旗 ディック・クリーリー (3回戦)
  9. オーストラリアの旗 フィル・デント (ベスト8)
  10. オーストラリアの旗 ロス・ケース (ベスト8)
  11. アメリカ合衆国の旗 トム・ゴーマン (2回戦)
  12. オーストラリアの旗 ジョン・アレクサンダー (ベスト4)
  13. アメリカ合衆国の旗 マーティー・リーセン (3回戦)
  14. オーストラリアの旗 ジェフ・マスターズ (1回戦)
  15. オーストラリアの旗 トニー・ローチ (3回戦)
  16. アメリカ合衆国の旗 チャーリー・パサレル (3回戦)

女子シングルス

[編集]
  1. オーストラリアの旗 ダイアン・フロムホルツ (準優勝)
  2. オーストラリアの旗 ケリー・レイド (初優勝)
  3. オーストラリアの旗 ヘレン・グーレイ・コーリー (ベスト4)
  4. アメリカ合衆国の旗 ベッツィ・ナゲルセン (1回戦)
  5. オーストラリアの旗 パム・ホワイトクロス (2回戦)
  6. オーストラリアの旗 ウェンディ・ペイシュ (1回戦)
  7. 西ドイツの旗 カーチャ・エビングハウス (ベスト8)
  8. イタリアの旗 ダニエラ・マルザーネ (2回戦)

大会経過

[編集]

男子シングルス

[編集]

準々決勝

準決勝

女子シングルス

[編集]

準々決勝

準決勝

決勝戦の結果

[編集]

みどころ

[編集]
  • この大会では、日本佐藤直子選手が女子シングルスのベスト8に勝ち上がった。2年前の1975年大会で沢松和子がベスト8に進出し、佐藤は日本人女性として史上2人目の全豪8強に入った。

外部リンク

[編集]

参考文献

[編集]
  • Our Open - 100 years of Australia's Grand Slam” (我らのオープン-オーストラリア・グランドスラムの100年史) News Custom Publishing, Victoria, Australia (2004) ISBN 1-876176-60-1
  • Bruce Matthews, “Game, Set and Glory: A History of the Australian Tennis Championships” (ゲーム・セット・栄冠-オーストラリア・テニス選手権の歴史) The Five Mile Press, Victoria, Australia (1985) ISBN 0-86788-078-3
先代
1976年全米オープン (テニス)
テニス4大大会
1976年 - 1977年
次代
1977年全仏オープン
先代
1976年全豪オープン
全豪オープン
1977年1月
次代
1977年全豪オープン (12月)