1993年の文学
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1993年の文学(1993ねんのぶんがく)は、1993年(平成5年)の文学についてまとめた記事である。
できごと
[編集]- 1月12日 - 第108回芥川龍之介賞・直木三十五賞(1993年下半期)の選考委員会開催。
- 1月22日 - 安部公房が死去。
- 3月25日 - ロバート・ジェームズ・ウォラー著『マディソン郡の橋』の邦訳書が文藝春秋より刊行される[1]。同書はトーハン発表の「1993年年間ベストセラー」総合2位と「1994年年間ベストセラー」総合3位を記録した[2][3]。
賞
[編集]芥川賞・直木賞
[編集]- 第108回(1992年下半期)
- 第109回(1993年上半期)
その他の賞
[編集]- 谷崎潤一郎賞(第29回) - 池澤夏樹『マシアス・ギリの失脚』
- 泉鏡花文学賞(第21回) - 山本道子『喪服の子』
- 群像新人文学賞(第36回) - 該当作なし
- 野間文芸新人賞(第15回) - 奥泉光『ノヴァーリスの引用』、保坂和志『草の上の朝食』
1993年の本
[編集]小説
[編集]- 芦原すなお 『松ヶ枝町サーガ』(文藝春秋)
- 安西篤子 『黒鳥』(新潮社)
- 内田春菊 『ファザーファッカー』(文藝春秋)
- 小池真理子 『夜ごとの闇の奥底で』(新潮社)
- 久間十義 『海で三番目に強いもの』(新潮社)
- 氷室冴子 『海がきこえる』(徳間書店)
- 松浦理英子 『親指Pの修業時代』(河出書房新社)
- 松村栄子 『紫の砂漠』(新潮社)
- 丸谷才一 『女ざかり』(文藝春秋)
- 宮尾登美子 『東福門院和子の涙』(講談社)
- 宮部みゆき 『ステップファザー・ステップ』(講談社)
- 山崎豊子 『ムッシュ・クラタ』(新潮社)
- ロバート・ジェームズ・ウォラー、村松潔訳 『マディソン郡の橋』(文藝春秋)
その他
[編集]- いとうせいこう、みうらじゅん 『見仏記』(中央公論社)
- 岸惠子 『ベラルーシの林檎』(朝日新聞社)
- 多田富雄 『免疫の意味論』(青土社)
- つげ義春 『つげ義春漫画術』(ワイズ出版)
- 若桑みどり 『イメージを読む―美術史入門』(筑摩書房)
死去
[編集]- 1月7日 - 井筒俊彦、日本のイスラーム学者。78歳没。
- 1月22日 - 安部公房、日本の小説家。68歳没。
- 2月25日 - 安房直子、日本の児童文学作家。50歳没。
- 4月15日 - ロバート・ウェストール、イギリスの作家。63歳没。
- 4月15日 - レスリー・チャータリス、イギリスの推理作家。85歳没。
- 5月27日 - 武田百合子、神奈川県出身の随筆家。67歳没。
- 6月19日 - ウィリアム・ゴールディング、イギリスの小説家。81歳没。
- 7月10日 - 井伏鱒二、広島県出身の小説家。95歳没。
- 8月17日 - 山田肇、東京市出身の演劇学者。85歳没。
- 11月22日 - アンソニー・バージェス、イギリスの小説家。代表作に『時計じかけのオレンジ』がある。76歳没。
- 12月10日 - 中井英夫、日本の小説家・詩人。71歳没。