1977年の文学
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1977年の文学(1977ねんのぶんがく)では、1977年(昭和52年)の文学に関する出来事について記述する。
できごと
[編集]- 1月18日 - 第76回芥川龍之介賞・直木三十五賞(1976年下半期)の選考委員会開催。
- 8月3日 - 吉田健一が死去。
- 10月19日 - 佐野洋子の『100万回生きたねこ』(講談社)が刊行される。初版は5,000部だった[1]。
受賞
[編集]日本国内
[編集]- 第76回(1976年下半期)芥川賞・直木賞(1月)
- 第77回(1977年上半期)芥川賞・直木賞(7月)
- 谷崎潤一郎賞(第13回) - 島尾敏雄『日の移ろい』
- 泉鏡花文学賞(第5回) - 色川武大『怪しい来客簿』、津島佑子『草の臥所』
- 群像新人文学賞(第20回) - 該当作なし
- 大佛次郎賞(第4回) - 丸山眞男『戦中と戦後の間』
日本国外
[編集]- ノーベル文学賞 - ビセンテ・アレイクサンドレ
- ブッカー賞 - ポール・スコット 『Staying On』
- ジェイムズ・テイト・ブラック記念賞(1976年度) - ジョン・バンヴィル 『コペルニクス博士』(フィクション部門)
- ゴールド・ダガー賞(1977年度) - ジョン・ル・カレ 『スクールボーイ閣下』
1977年の本
[編集]小説
[編集]- 安部公房 『密会』(新潮社)
- 泡坂妻夫 『乱れからくり』(幻影城)
- 筒井康隆 『エディプスの恋人』(新潮社)
- 中上健次 『枯木灘』(河出書房新社)
- スティーヴン・キング 『シャイニング』(ダブルデイ) ※邦訳の刊行は1978年
その他
[編集]死去
[編集]- 1月14日 - アナイス・ニン、フランスの著述家。73歳没。
- 2月27日 - ジョン・ディクスン・カー、米国の推理作家。70歳没。
- 6月21日 - 延原謙、日本の翻訳家・編集者。シャーロック・ホームズ物の翻訳で知られる。84歳没。
- 7月2日 - ウラジーミル・ナボコフ、ロシア革命ののちヨーロッパに亡命した作家・詩人。78歳没。
- 8月3日 - 吉田健一、日本の著述家・翻訳家。65歳没。
- 8月26日 - H・A・レイ、ドイツ生まれの絵本作家。『ひとまねこざる』の作者として知られる。78歳没。
- 9月12日 - ロバート・ローウェル、米国の詩人。60歳没。
- 10月25日 - 稲垣足穂、大阪府出身の小説家。76歳没。
- 11月14日 - 石原吉郎、日本の詩人。62歳没。
- 11月30日 - テレンス・ラティガン、イギリスの劇作家。66歳没。