2010年の文学
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2010年の文学(2010ねんのぶんがく)では、2010年(平成22年)の文学に関する出来事について記述する。
→「2010年の出版」も参照
できごと
[編集]- 1月14日 - 第142回芥川龍之介賞・直木三十五賞(2009年下半期)の選考委員会開催。
- 7月15日 - 第143回芥川龍之介賞・直木三十五賞(2010年上半期)の選考委員会開催。
- 9月3日 - ネッド・ケリー賞が発表される。
- 9月5日 - ヒューゴー賞が発表される。
- 9月7日 - ブッカー賞の候補作が発表される。
- 9月8日 - ペンUSAリテラリー・アワードが決定。
- 9月24日 - 第17回島清恋愛文学賞が発表される。
- 10月5日 - 実業之日本社より文庫レーベル「実業之日本社文庫」が新設される。
- 10月6日 - 第23回柴田錬三郎賞が発表される。
- 10月8日 - ノーベル文学賞が発表される。CWA賞の受賞作が発表される。
- 10月12日 - マン・ブッカー賞の受賞作が発表される。
- 10月15日 - バリー賞が発表される。マカヴィティ賞が発表される。
- 10月16日 - シェイマス賞が発表される。
- 10月17日 - アンソニー賞が発表される。
- 10月18日 - 第14回日本ミステリー文学大賞が発表される。
- 10月22日 - 第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞が発表される。
- 10月29日 - 第1回山田風太郎賞が発表される。
- 11月1日 - 第5回ポプラ社小説大賞が発表される。
- 11月4日 - エリス・ピーターズ歴史賞が発表される。
- 11月5日 - 野間三賞が発表される。
- 11月18日 - MWA賞が発表される。
- 12月4日 - ネロ・ウルフ賞が発表される。
- 12月6日 - 第31回日本SF大賞が発表される。第12回日本SF新人賞が発表される。
受賞
[編集]日本国内
[編集]- 第142回(2009年下半期)芥川賞・直木賞 (1月)
- 第143回(2010年上半期)芥川賞・直木賞 (7月)
- 鮎川哲也賞(第20回) - 安萬純一 『ボディ・メッセージ』、月原渉 『太陽が死んだ夜』
- ミステリーズ!新人賞(第7回)
- 横溝正史ミステリ大賞(第30回)
- 島清恋愛文学賞(第17回) - 桐野夏生 『ナニカアル』
- 柴田錬三郎賞(第23回) - 吉田修一 『横道世之介』
- 紫式部文学賞(第720回) - 川上未映子 『ヘヴン』
- 山田風太郎賞(第1回) - 貴志祐介 『悪の教典』
- 日本ミステリー文学大賞(第14回) - 石川渓月 『ハッピーエンドは嵐の予感』、望月諒子 『大絵画展』
- ばらのまち福山ミステリー文学新人賞(第3回) - 深木章子 『鬼畜の家』、一田和樹 『檻の中の少女』
- ポプラ社小説大賞(第5回)
- 野間三賞
- 日本SF大賞(第31回)
- 日本SF新人賞(第12回) - 関竜司 「玲音の予感―『serial experiments lain』の描く未来」
- 本格ミステリ大賞(第10回)
- 小林秀雄賞(第9回) - 加藤陽子 『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』
日本国外
[編集]- ネッド・ケリー賞
- 最優秀賞 - ゲイリー・ディッシャー 『Wyatt Text』
- ヒューゴー賞
- 最優秀賞 - チャイナ・ミエヴィル 『都市と都市』、パオロ・バチガルピ 『ねじまき少女』
- ペンUSAリテラリー・アワード
- 小説部門 - ヴィクター・ロダート 『マチルダの小さな宇宙』
- ファルコン賞 - ドン・ウィンズロウ 『犬の力』
- ノーベル文学賞 - マリオ・バルガス・リョサ
- CWA賞
- ゴールド・ダガー賞(最優秀長編賞) - ベリンダ・バウアー 『ブラックランズ』
- イアン・フレミング・スチール・ダガー賞(最優秀冒険小説/スリラー賞) - サイモン・コンウェイ 『A Loyal Spy』
- ニュー・ブラッド・ダガー賞(最優秀新人賞) - ライアン・デイヴィッド・ヤーン 『暴行』
- マン・ブッカー賞
- ハワード・ジェイコブソン 『The Finkler Question』
- バリー賞
- 最優秀長編賞 - ジョン・ハート 『ラスト・チャイルド』
- 最優秀新人賞 - アラン・ブラッドリー 『パイは小さな秘密を運ぶ』
- 最優秀英国ミステリ賞 - フィリップ・カー 『If the Dead Rise Not』
- 最優秀ペイパーバック賞 - ブライアン・グルーリー 『湖は飢えて煙る』
- 最優秀スリラー賞 - ジェイミー・フレヴェレッティ 『Running from the Devil』
- 最優秀短編賞 - ブレンダン・デュボイス 「The High House Writer」
- ベスト・ミステリ・クライムノベル・オブ・ザ・ディケイド - スティーグ・ラーソン 『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』
- マカヴィティ賞
- 最優秀長編賞 - ケン・ブルーウン 『The Tower』
- 最優秀新人賞 - アラン・ブラッドリー 『パイは小さな秘密を運ぶ』
- 最優秀ミステリ・ノンフィクション賞 - P・D・ジェイムズ 『Talking about Detective Fiction』
- 最優秀短編賞 - ハンク・フィリッピ・ライン 「On the House」
- スー・フェダー最優秀歴史ミステリ賞 - レベッカ・キャントレル 『レクイエムの夜』
- シェイマス賞
- 最優秀長編賞 - マーシャ・ミュラー 『Locked in』
- 最優秀新人賞 - ブラッド・バークス 『Faces of the Gone』
- 最優秀ペイパーバック賞 - アイラ・ベルコウィッツ 『Sinners' Ball』
- 最優秀短編賞 - デイヴ・セルツァーマン 「Julius Katz」
- ジ・アイ(生涯功労)賞 - ロバート・クレイス
- アンソニー賞
- 最優秀長編賞 - ルイーズ・ペニー 『The Brutal Telling』
- 最優秀新人賞 - ソフィー・リトルフィールド 『謝ったって許さない』
- 最優秀ペイパーバック賞 - ブライアン・グルーリー 『湖は飢えて煙る』
- 最優秀短編賞 - ハンク・フィリッピ・ライアン 「On the House」
- 最優秀評論/ノンフィクション賞 - P・D・ジェイムズ 『Talking about Detective Fiction』
- エリス・ピーターズ歴史賞 - ローリー・クレメンツ 『Revenger』
- MWA賞
- 巨匠賞 - サラ・パレツキー
- ネロ・ウルフ賞 - ブラッド・バークス 『Faces of the Gone』
2010年の本
[編集]小説
[編集]- 伊坂幸太郎 『バイバイ、ブラックバード』(双葉社)
- 絲山秋子 『ばかもの』(新潮社)
- 稲葉真弓 『千年の恋人たち』(河出書房新社)
- 角田光代 『ひそやかな花園』(毎日新聞社)
- 桐野夏生 『優しいおとな』(中央公論新社)
- 重松清 『あすなろ三三七拍子』(毎日新聞社)
- 篠田節子 『スターバト・マーテル』(光文社)
- 島本理生 『真綿荘の住人たち』(文藝春秋)、『あられもない祈り』(河出書房新社)、『アンダスタンド・メイビー』(中央公論新社)
- 高橋源一郎 『「悪」と戦う』(河出書房新社)
- 多和田葉子 『尼僧とキューピッドの弓』(講談社)
- 津島佑子 『黄金の夢の歌』(講談社)
- 中島京子 『小さいおうち』(文藝春秋)
- 村上春樹 『1Q84』BOOK3(新潮社)
- 村木嵐 『マルガリータ』(文藝春秋)
その他
[編集]- 池田晶子 『無敵のソクラテス』(新潮社)
- 上野千鶴子 『女ぎらい ニッポンのミソジニー』(紀伊國屋書店)
- 内田樹・高橋源一郎 『沈む日本を愛せますか?』(ロッキング・オン)
- 黒岩比佐子 『パンとペン 社会主義者・堺利彦と「売文社」の闘い』(講談社)
- 近藤麻理恵 『人生がときめく片づけの魔法』(サンマーク出版)
- 村上春樹 『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』(文藝春秋)
- 村山斉 『宇宙は何でできているのか』(幻冬舎)
- 柳美里 『ファミリー・シークレット』(講談社)
死去
[編集]1月 - 3月
[編集]- 1月1日 - 角田房子、作家(* 1914年)
- 1月7日 - 宗鳳鳴、中華人民共和国の作家(* 1920年)
- 1月12日 - 斉城昌美、小説家(* 1954年)
- 1月17日 - エリック・シーガル、アメリカ合衆国の小説家・脚本家(* 1937年)
- 1月18日 - ロバート・B・パーカー、アメリカ合衆国の推理作家(* 1932年)[1]
- 1月25日 - 北森鴻、推理作家(* 1961年)
- 1月27日 - J・D・サリンジャー、アメリカ合衆国の小説家(* 1919年)
- 1月29日 - 相原真理子、翻訳家(* 1947年)
- 1月30日 - 川村たかし、児童文学作家(* 1931年)
- 2月4日 - 川崎彰彦、作家・詩人(* 1933年)
- 2月7日 - 山田弘子、俳人(* 1934年)
- 2月8日 - 立松和平、作家(* 1947年)
- 2月14日 - ディック・フランシス、イギリスの推理作家・元競馬騎手(* 1920年)
- 3月5日 - 田向正健、脚本家(* 1936年)
- 3月15日 - 清水一行、作家(* 1931年)
4月 - 6月
[編集]- 4月9日 - 井上ひさし、作家・劇作家。75歳没[2]。
- 4月11日 - 福田陽一郎、脚本家。77歳没。
- 4月16日 - 川本静子、英文学者・翻訳家。76歳没。
- 4月25日 - アラン・シリトー、イギリスの作家、「怒れる若者たち」のひとり(* 1928年)
- 5月12日 - 寺内小春、作家・脚本家(* 1931年)
- 5月16日 - 加藤克巳、歌人(* 1915年)
- 5月19日 - 梶木剛、文芸評論家(* 1937年)
- 5月25日 - 大迫純一、小説家・シナリオライター(* 生年不明)
- 5月26日 - 針生一郎、文芸評論家(* 1925年)
- 6月6日 - 堀勇蔵、小説家(* 1938年)
- 6月11日 - 前川道介、ドイツ文学者(* 1924年)
- 6月18日 - ジョゼ・サラマーゴ、ポルトガルの作家(* 1922年)
- 6月23日 - 中村粲、英文学者(* 1934年)
- 6月28日 - 佃公彦、漫画家(* 1930年)
- 6月30日 - 有働亨、俳人(* 1920年)
7月 - 9月
[編集]- 7月3日 - 後藤竜二、北海道出身の児童文学作家。67歳没。
- 7月10日 - つかこうへい、福岡県出身の劇作家・演出家・小説家。62歳没。
- 7月12日 - ジェイムズ・P・ホーガン、イギリスの小説家。69歳没。
- 8月6日 - リチャード・ティモシー・コンロイ、作家(* 1927年)
- 8月22日 - ドロシー・サッチャー、作家(* 1933年)
- 8月23日 - 川本喜八郎、東京府出身のアニメーション作家。85歳没。
- 8月29日 - 三浦哲郎、青森県出身の小説家。79歳没。
- 9月1日 - 中田雅久、編集者(* 1922年)
- 9月3日 - 永井するみ、東京都出身の作家(* 1961年)
- 9月27日 - 小林司、青森県出身の精神科医・作家・翻訳家・シャーロキアン(* 1929年)
10月 - 12月
[編集]- 10月1日 - 紅野敏郎、兵庫県出身の国文学者。88歳没。
- 10月20日 - エヴァ・イボットソン、イギリスの小説家。85歳没。
- 10月29日 - 首藤剛志、日本の脚本家・小説家。61歳没。
- 10月30日 - ハリー・ムリシュ、オランダの作家。83歳没。
- 11月5日 - 佐野洋子、日本の絵本作家。72歳没。
- 11月8日 - フィリップ・カルロ、アメリカ合衆国の作家。61歳没。
- 12月9日 - 豊田正子、東京府出身の随筆家。88歳没。
- 12月17日 - 工藤昭雄、青森県出身の英文学者。80歳没。
脚注
[編集]- ^ “ロバート・B・パーカー氏死去 米作家”. 共同通信. (2010年1月20日) 2015年1月27日閲覧。
- ^ “激痛耐え闘病、井上ひさしさん支えた創作意欲 三女語る”. 朝日新聞. (2010年4月15日) 2013年9月26日閲覧。