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L-02F

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
L-02F
キャリア NTTドコモ
製造 LGエレクトロニクス
発売年 2014年2月22日
概要
通信方式 データ通信方式 = 3.9G: XiLTE
3.5GFOMAハイスピードHSDPAHSUPA
3GFOMAW-CDMA
GSM

Wi-Fi IEEE 802.11b/g/n/ac
通信速度 下り/上り(Xi):150Mbps/50Mbps
下り/上り(FOMAハイスピード):14.4Mbps/5.7Mbps
下り/上り(FOMA):384Kbps/384Kbps
形状 モバイルWi-Fiモデムルーター型
タッチパネル搭載
サイズ 97 × 62 × 19.5 mm
質量 約156 g
連続通信時間 LTE:13時間
3G:16時間
GSM:12時間
連続待受時間 Xi:450時間
3G:550時間
GSM:700時間
充電時間 ACアダプタ03(別売):300分
ACアダプタ04(別売):210分
ACアダプタL05(同梱、クレードルL01使用時):210分
DCアダプタ03(別売):360分
USB接続ケーブルL03(同梱):360分
メインディスプレイ
方式 カラー液晶TFT
解像度 画素数:QVGA(320×240ピクセル
サイズ 3インチ
無線LAN
規格 IEEE802.11g / IEEE802.11b / IEEE802.11n / IEEE802.11ac
データ転送速度(規格値) 最大867Mbps
周波数範囲 1~13ch(2,412~2,472MHz)
設定 WPS
セキュリティ WPA2-PSK(AES/TKIP)、WPA-PSK(AES/TKIP)、WPA/WPA2 mixed PSK、WEP(128/64bit)、
同時接続可能台数 10
USBテザリングを合わせると11
メインカメラ
サブカメラ
カラーバリエーション
 
Black
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

Wi-Fi STATION L-02F (ワイファイ ステーション エル ゼロ に エフ ) は、LGエレクトロニクス製のモバイルWi-Fiルーターで、NTTドコモによる第3.9世代移動通信システムLong Term Evolution(LTE)通信サービスXi(クロッシィ)に対応したモバイルWiFiルータ端末である。Xi回線以外にもFOMAハイスピードやGSM、公衆無線LAN接続を使ってWi-Fi通信が可能である。

概要

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  • 本端末は150MbpsのXiの超高速通信と最大伝送速度433Mbpsの無線LAN規格IEEE802.11acに対応したモバイルWi-Fiルーターである。LTEの周波数についても800MHz/1.5GHz/1.7GHz/2GHzの4バンドに対応するため、広範なエリアでの利用が可能となった。
  • 付属品としてクレードルが同梱されている。クレードルには、背面にLANポートを搭載しているため、有線LAN接続にも対応。自宅のブロードバンド回線に接続して、より安定した高速通信が利用できる。また通信が安定なWi-Fi 5GHz帯に対応している[1]
  • 3,600mAhの大型のバッテリーを搭載しており、連続通信時間はXiモードで13時間、3Gモードで16時間、静止時の連続待受時間はXiモードで450時間、3Gモードで550時間と、長時間の利用が可能となっているほか、その大容量バッテリーの特性を活かしたモバイルチャージャー機能を搭載しており、スマートフォンなどの予備バッテリーとして使うことも可能である。
    また本体付属品のACアダプタ L05またはドコモACアダプタ 04(別売)を使用しての急速充電にも対応している。
  • 本体正面には約3インチのQVGA液晶を採用したタッチパネル式のディスプレイを搭載しており、画面では電池残量、電波状態、無線LAN接続数や自局番号、SSID,WEPキーなども確認できる他、タッチ操作により、設定先や省電力モードなどの設定変更が端末上で設定できる。
  • USBテザリング機能にも対応している。

歴史

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不具合・アップデート

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2014年3月12日のアップデート[3]
  • 一部のスマートフォンやパソコンとWi-Fi接続した際、すぐに切断される場合がある不具合を修正する。
  • ビルド番号がL02F-MDM9625-V10a-JAN-23-2014-DCM-JPからL02F-MDM9625-V10b-MAR-06-2014-DCM-JPになる。
2014年6月30日のアップデート(機能バージョンアップ)[3]
※ソフトウェアバージョンが「L-02F-MDM9625-V10a-JAN-23-2014-DCM-JP」のユーザーは、事前に2014年3月12日に提供が開始されたバージョンにアップデートが必要。
  • 機能バージョンアップ
    • 「LTE国際ローミング」の対応
      • 本端末を利用して、国際ローミング中にLTEによる高速通信が可能になる(本機能対応に伴い、LTEのON/OFF設定を追加)。
  • 不具合修正
    • 一部のスマートフォンやパソコンとWi-Fi接続した際、すぐに切断される場合がある不具合を修正する。
  • ビルド番号がL02F-MDM9625-V10b-MAR-06-2014-DCM-JPからL02F-MDM9625-V10c-MAY-29-2014-DCM-JPになる。
2014年11月13日のアップデート[3]
  • クレードル接続時、まれにL-02F本体がフリーズする場合がある不具合を修正する。
  • ビルド番号がL02F-MDM9625-V10a-JAN-23-2014-DCM-JPL02F-MDM9625-V10b-MAR-06-2014-DCM-JPL02F-MDM9625-V10c-MAY-29-2014-DCM-JPからL02F-MDM9625-V10d-OCT-30-2014-DCM-JPになる。
2017年6月28日のアップデート[4]
  • 不具合修正
    • まれにデータ通信が正常に行われない場合がある。
  • 脆弱性
    • リモートから攻撃によって、任意のコードを実行されたり(CVE-2017-10845)、機器に保存されている設定情報を取得される(CVE-2017-10846)可能性があり、バックドア・アクセス制限不備の脆弱性があり、CVE-2017-10845によりマルウエアに感染し、踏み台として第三者への攻撃が行われている問題[5]を解消。
  • ビルド番号がL02F-MDM9625-V10h-JUN-23-2017-DCM-JPになる。

関連項目

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脚注

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  1. ^ クレードル利用時のみ
  2. ^ 報道発表資料 : モバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION L-02F」を発売 | NTTドコモ
  3. ^ a b c Wi-Fi STATION L-02Fの製品アップデート情報 | お客様サポート | NTTドコモ
  4. ^ Wi-Fi STATION L-02Fの製品アップデート情報
  5. ^ NTTドコモ Wi-Fi STATION L-02F の脆弱性に関する注意喚起 JPCERT-AT-2017-0034

外部リンク

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