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MRT環状線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
MRT環状線
Circle MRT Line
地铁环线
MRT環状線で使用されるC830形電車
MRT環状線で使用されるC830形電車
基本情報
種類 地下鉄
路線網 マス・ラピッド・トランジット
起点 ドビー・ゴート駅
終点 ハーバー・フロント駅
マリーナ・ベイ駅
駅数 31
開業 2009年5月28日 (第3期)
2010年4月17日 (第1期、第2期)
2011年10月8日 (第4期、第5期、ブキ・ブラウン駅を除く)
2012年1月14日 (延伸部)
所有者 陸上交通庁
運営者 SMRTトレインズ (SMRTコーポレーション)
使用車両 アルストム・メトロポリスC830形C830C形
路線諸元
路線距離 35.7 km
軌間 1,435 mm (標準軌)
電化方式 第三軌条
路線図
テンプレートを表示
路線図
tCONTg
ジュロン・イースト
tCONTgq tKRZt
tCONTfq
ハーバー・フロント – プンゴル
CC1 ドビー・ゴート
tSTRc2 tSTR3 tSTR2 tSTRc3
tSTR+1 tSTRc4 tSTRc1 tSTR+4
tLSTR tSTR+l tKRZt tCONTfq
エキスポ
tLSTR tLSTR tBHF
CC2 ブラス・バサー
tLSTR tLSTR tBHF
CC3 エスプラネード
tLSTR tSTR
CE2 マリーナ・ベイ
tSTR tLSTR tSTR
tINT-L tINT-R tSTR
CE1 ベイフロント
tSTR2
tSTR3
tSTRc1 tABZ+14 tSTR+4ut
CC4 プロムナード
tSTR tSTRl tCONTfq
ブキ・パンジャン
tBHF
CC5 ニコール・ハイウェイ
tBHF
CC6 スタジアム
tBHF
CC7 マウントバッテン
tBHF
CC8 ダコタ
HUBrg
CC9 パヤ・レバー
CONTgq
tKRZ CONTfq
パシール・リス – ジュー・クーン
HUBlg
CC10 マクファーソン
tCONTgq tKRZt
tCONTfq
エキスポ – ブキ・パンジャン
tBHF
CC11 タイ・セン
tKDSTaq tABZgr+r
キム・チュアン車両基地
tBHF
CC12 バートレイ
tCONTgq tKRZt
tCONTfq
プンゴル – ハーバー・フロント
HUBrf
CC13 セラングーン
tBHF
CC14 ロロン・チュアン
HUBlg
CC15 ビシャン
CONTgq tKRZ
tCONTfq
ジュロン・イースト – マリーナ・ベイ
tBHF
CC16 メリーマウント
tBHF
CC17 カルデコット
etBHF
CC18 ブキ・ブラウン
tCONTgq tKRZt
tCONTfq
ブキ・パンジャン – エキスポ
HUBrf
CC19 ボタニック・ガーデン
tBHF
CC20 ファーラー・ロード
tBHF
CC21 ホーランド・ビレッジ
CONTgq
tKRZ CONTfq
ジュー・クーン – パシール・リス
HUBlf
CC22 ブオナ・ヴィスタ
tBHF
CC23 ワン・ノース
tBHF
CC24 ケント・リッジ
tBHF
CC25 ハウ・パー・ヴィラ
tBHF
CC26 パシール・パンジャン
tBHF
CC27 ラブラドール・パーク
tBHF
CC28 テロック・ブランガー
CC29 ハーバー・フロント
tCONTf
プンゴル

MRT環状線(エムアールティー かんじょうせん)は、SMRTトレインズが運営するシンガポール地下鉄である。路線のほとんどが地下で、完成すれば世界で最大の全線自動運行路線になる予定であったが計画が延期されたため、完成時にはドバイメトロアフマル線の52 kmが世界最長の全自動路線となる。ラインカラーオレンジ。

概要

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MRT環状線は従来のシンガポールのMRTと異なり、司令室からの制御による無人走行(自動運転)列車となる。

大成建設を初めとする日本企業が参加して建設プロジェクトが組まれ[1]、工区は何段階かに時期を分けて工事が進められている。現在発表されている工区は5段階までで、ドビー・ゴート駅からハーバー・フロント駅までの路線で、実際には完全な環状にはなっていない。次の第6段階で環状になる予定。 第1段階のドビー・ゴート駅からスタジアム駅は当初2008年に完成する予定だったが、ニコール・ハイウェイ駅英語版周辺でトンネル倒壊事故が起こり2010年に延期され、またそれに伴いマリーナ・ベイ延伸以外の完成予定も延期された。

2011年10月一部を除き開通。無人走行車ではあるが、開業にあたり最初の半年は進行方向を注視したり予期せぬトラブルに対応するために、職員が先頭車両に同乗した形で試運転を始めている。2012年に全線開通予定 [1]。なお2013年に完成したMRTダウンタウン線の第1段階の路線は、この環状線の支線として開業することになる。

車両基地

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車両基地はキム・チュアン車両基地を使用し、路線の運行を制御する場所でもある。

沿革

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駅一覧

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  •  地下駅は英語の字体が斜めになっているもの。
駅番号 駅名 接続路線・備考
日本語 英語 簡体字中国語 タミル語
 CC1  NS24  NE6  ドビー・ゴート駅 Dhoby Ghaut 多美歌 டோபி காட் 南北線
北東線
 CC2  ブラス・バサー駅英語版 Bras Basah 百胜 பிராஸ் பாசா  
 CC3  エスプラネード駅英語版 Esplanade 滨海中心 எஸ்பிளனேட்  
 CC4  DT15  プロムナード駅英語版 Promenade 宝门廊 புரொமனெட் ダウンタウン線
 CC5 [2] ニコール・ハイウェイ駅英語版 Nicoll Highway 尼诰大道 நிக்கல் நெடுஞ்சாலை  
 CC6  スタジアム駅 Stadium 体育场 ஸ்டேடியம்  
 CC7  マウントバッテン駅英語版 Mountbatten 蒙巴登 மவுண்ட்பேட்டன்  
 CC8  ダコタ駅英語版 Dakota 达科达 டகோட்டா  
 CC9  EW8  パヤ・レバー駅 Paya Lebar 巴耶利峇 பாய லேபார 東西線
 CC10  DT26  マクファーソン駅英語版 MacPherson 麦波申 மெக்பர்சன் ダウンタウン線
 CC11  タイ・セン駅英語版 Tai Seng 大成 தை செங்  
 CC12  バートレイ駅英語版 Bartley 巴特礼 பார்ட்லி  
 CC13  NE12  セラングーン駅 Serangoon 实龙岗 சிராங்கூன் 北東線
 CC14  ロロン・チュアン駅英語版 Lorong Chuan 罗弄泉 லோரோங் சுவான்  
 CC15  NS17  ビシャン駅 Bishan 碧山 பீஷான் 南北線
 CC16  メリーマウント駅英語版 Marymount 玛丽蒙 மேரிமவுண்ட்  
 CC17  TE9  カルデコット駅英語版 Caldecott 加利谷 கால்டிகாட் トムソン・イーストコースト線
(工事中)
 CC18  ブキ・ブラウン駅 Bukit Brown 武吉布朗 புக்கிட் பிரவுன் (未開業)
 CC19  DT9  ボタニック・ガーデン駅英語版 Botanic Gardens 植物园 பூ மலை ダウンタウン線
 CC20  ファーラー・ロード駅英語版 Farrer Road 花拉路 ஃபேரர் சாலை  
 CC21  ホーランド・ビレッジ駅英語版 Holland Village 荷兰村 ஹாலந்து வில்லேஜ்  
 CC22  EW21  ブオナ・ヴィスタ駅 Buona Vista 波那维斯达 புவன விஸ்தா 東西線
 CC23  ワン・ノース駅英語版 one-north 纬壹 ஒன்-நார்த்  
 CC24  ケント・リッジ駅英語版 Kent Ridge 肯特岗 கெண்ட் ரிஜ்  
 CC25  ハウ・パー・ヴィラ駅英語版 Haw Par Villa 西海岸 ஹா பர் வில்லா  
 CC26  パシール・パンジャン駅英語版 Pasir Panjang 巴西班让 பாசிர் பாஞ்சாங்  
 CC27  ラブラドール・パーク駅英語版 Labrador Park 拉柏多公园 லாப்ரடார் பூங்கா  
 CC28  テロック・ブランガー駅英語版 Telok Blangah 直落布兰雅 தெலுக் பிளாங்கா  
 CC29  NE1  ハーバー・フロント駅 HarbourFront 港湾 துறைமுகம் 北東線
セントーサ・エクスプレス(ヴィヴォシティ駅)
マリーナ・ベイ延伸
 CC4  DT15  プロムナード駅 Promenade 宝门廊 புரொமனெட் ダウンタウン線
 CE1  DT16  ベイフロント駅英語版 Bayfront 海湾舫 பே ப்ரண்ட் ダウンタウン線
 CE2  NS27  TE20  マリーナ・ベイ駅 Marina Bay 滨海湾 மரீனா பே 南北線
トムソン・イーストコースト線
(工事中)

関連項目

[編集]

脚注

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  1. ^ a b シンガポール サークルライン 四期工事C854工区 社団法人日本土木工業協会
  2. ^ ニコール・ハイウェイの事故によって予定されていた駅、路線の場所が変更された。この駅はMRT環状線の第1段階で完成する予定だったが2007年から2009年に延期され、その後、2010年に延期された。

外部リンク

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