SENSE (アルバム)
『SENSE』 | ||||
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Mr.Children の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
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ジャンル | ||||
時間 | ||||
レーベル | トイズファクトリー | |||
プロデュース | 小林武史 | |||
チャート最高順位 | ||||
ゴールドディスク | ||||
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Mr.Children アルバム 年表 | ||||
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EANコード | ||||
EAN 4988061863412 | ||||
『SENSE』収録のシングル | ||||
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映像外部リンク | |
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ライブ映像 | |
「I」 (2011) | |
「擬態」 (2011) | |
「365日」 (2012) | |
「365日」 (2017) | |
「ロックンロールは生きている」 (2011) | |
「ロックンロールは生きている」 (2011) | |
「ハル」 (2019) |
『SENSE』(センス)は、日本のバンド・Mr.Childrenの16枚目のオリジナル・アルバム。2010年12月1日にトイズファクトリーより発売された[2]。
背景とリリース
[編集]通常盤のみ1形態で発売。アリーナツアー『Mr.Children Tour 2011 SENSE』チケット先行抽選予約のためのシリアルナンバーが封入。アルバムのジャケットはザトウクジラがブリーチングしている写真で、アートワークは森本千絵率いるgoen°が担当。
前作『SUPERMARKET FANTASY』から約2年ぶりとなるオリジナルアルバム。メジャーデビュー作の『EVERYTHING』以来となる全曲がCD初収録のアルバムで、前作以降、配信限定シングル『fanfare』やCMソングとなった「365日」など新曲の発表はあったものの、CDシングルの発売が1枚もない状態での発売だった。
「一切の先入観なく音を受けとめて欲しい」というバンドの意思[3]から、発売日の2日前までタイトル・収録曲などは一切告知されず[4]、テレビや雑誌への出演といったプロモーション活動も一切行われなかった。
アルバムのコンセプトは“Mr.ChildrenがMr.Childrenを超えること”であり[2]、前作『SUPERMARKET FANTASY』とは異なり「大衆に向けての意識が薄いのかもしれない」「より自分達(Mr.Childrenと小林武史の5人)の演奏の充実、グルーヴの充実っていうものに向かってた気がします」と桜井和寿は語っている[5]。
プロモーション用[注 1]として、アナログ盤「Mr.Children SENSE LIMITED "LP JACKET" EDITION」が限定100枚で存在する。
チャート成績
[編集]初週で50.2万枚を売り上げ、オリコンウィークリーチャート初登場首位を記録[6]。2週連続首位も達成した[7]ものの、オリジナルアルバムとしては9thアルバム『Q』以来6作品ぶりにミリオンに届かない結果となった。累計売上は78.4万枚。
収録内容
[編集]全作詞・作曲: 桜井和寿、全編曲: 小林武史 & Mr.Children、ストリングス・アレンジ: 小林武史 & 四家卯大。 | |||
# | タイトル | 時間 | |
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1. | 「I」 | ||
2. | 「擬態」 | ||
3. | 「HOWL」 | ||
4. | 「I'm talking about Lovin'」 | ||
5. | 「365日」 | ||
6. | 「ロックンロールは生きている」 | ||
7. | 「ロザリータ」 | ブラス・アレンジ: 小林武史 & 山本拓夫 | |
8. | 「蒼」 | ||
9. | 「fanfare」 | ブラス・アレンジ: 小林武史 & 山本拓夫 | |
10. | 「ハル」 | ||
11. | 「Prelude」 | ||
12. | 「Forever」 | ||
合計時間: |
楽曲解説
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- I
- 擬態
- 本作のリード曲で、発売に先駆け11月29日よりラジオ限定でオンエアが解禁された。
- 本作のCMで流された「トビウオニギタイ」というキーワードはこの曲の歌詞から採られたものである。“擬態”という言葉自体は、桜井が伊集院光のラジオ番組を聴いた際に印象に残った言葉だったという[8]。
- 桜井は「例えば『エソラ』がサウンドに寄せた歌詞なのだとしたら、『擬態』は文学に寄せて書いている」と語っている[9]。
- 元々はSalyuへの提供曲として書かれた楽曲であるが、桜井が「人に提供するのではなく、自分たちで歌いたいと思うようになった」ため、バンドのレパートリーとなった[10]。なお、Salyuにはこの曲の代わりに「青空」を提供している。
- 後にベスト・アルバム『Mr.Children 2005-2010 <macro>』『Mr.Children 2003-2015 Thanksgiving 25』にも収録された。
- HOWL
- I'm talking about Lovin'
- 365日
- ロックンロールは生きている
- 発売に先駆け11月18日よりラジオ限定でオンエアが解禁された[13]ほか、本作のCMでもわずかに使用されている。
- ロザリータ
- 同年4月に行われたファンクラブ限定ライブで披露されていた楽曲[14]。
- 蒼
- fanfare
- 2nd配信限定シングル。
- 本作唯一のシングル曲。表記はないが、ミックスし直されたアルバムバージョンとなっている[15]。
- ハル
- Prelude
- Forever
- ドキュメンタリー映画『Mr.Children / Split The Difference』エンディング曲[4]。
参加ミュージシャン
[編集]- Mr.Children
- 小林武史:Keyboards
- 安達練:Computer Programing
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テレビ出演
[編集]前述のとおり発売当時はテレビ出演は行われなかったが、ベスト・アルバム『Mr.Children 2005-2010 <macro>』の発売のタイミングで本作の収録曲も披露された。
番組名 | 日付 | 放送局 | 演奏曲 |
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ミュージックステーション[17] | 2012年5月4日 | テレビ朝日 | Worlds end 365日 |
僕らの音楽[18] | フジテレビ | ニシエヒガシエ End of the day 365日 | |
Music Lovers[18] | 2012年5月6日 | 日本テレビ | fanfare[注 3] 祈り ~涙の軌道 |
Music Lovers[18] | 2012年5月13日 | 日本テレビ | 擬態 End of the day くるみ[注 4] |
クリスマスの約束2013[19][注 5] | 2013年12月25日 | TBS | 365日 その日が来るまで パノラマの街 クリスマス・イブ |
ミュージックステーション スーパーライブ 2014[20] | 2014年12月26日 | テレビ朝日 | 365日 足音 〜Be Strong |
ライブ映像作品
[編集]曲名 | 作品名 |
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I | Mr.Children Tour 2011 SENSE |
Mr.Children STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field- | |
擬態 | Mr.Children Tour 2011 SENSE |
Mr.Children STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field- | |
Mr.Children [(an imitation) blood orange] Tour | |
Mr.Children Stadium Tour 2015 未完 | |
Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸 | |
HOWL | Mr.Children Tour 2011 SENSE |
Mr.Children STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field- | |
I'm talking about Lovin' | Mr.Children Tour 2011 SENSE |
Mr.Children STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field- | |
365日 | Mr.Children DOME TOUR 2009 SUPERMARKET FANTASY IN TOKYO DOME |
Mr.Children Tour 2011 SENSE | |
Mr.Children STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field- | |
MR.CHILDREN TOUR POPSAURUS 2012 | |
Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25[注 3] | |
ロックンロールは生きている | Mr.Children Tour 2011 SENSE |
Mr.Children STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field- | |
MR.CHILDREN TOUR POPSAURUS 2012 | |
Mr.Children REFLECTION {Live & Film}[注 6] | |
Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス[注 7] | |
ロザリータ | Mr.Children Tour 2011 SENSE |
蒼 | Mr.Children STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field- |
fanfare | →「fanfare#ライブ映像作品」を参照
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ハル | Mr.Children STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field- |
Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸 | |
Prelude | Mr.Children Tour 2011 SENSE |
Mr.Children STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field- | |
Mr.Children Dome Tour 2019 Against All GRAVITY | |
Forever | Mr.Children Tour 2011 SENSE |
SENSE PROJECT
[編集]アルバムの情報解禁前には「SENSE PROJECT」というウェブサイトが設立されており、アルバム発売日前までは黒地に「SENSE」と書かれたものでクリックするとテレビ上で放映されていたCMの一部が流れたり、携帯電話が置いてある部屋が映し出され書いてある番号に電話をすると画面内に映っている携帯電話に着信が入る、など謎に包まれていた。情報が解禁されると黒地だった部分にこのアルバムのジャケットが映し出されるようになった。また、発売から約1年後にも、20周年に向けた取り組みとして行われた。
- 2010.11.16
-
- SENSE #01 illusion
- SENSE #02 space
- SENSE #03 mirror
- SENSE #04 words
- SENSE #05 voice
- 2010.11.21
-
- SENSE #06 action
- 2011.10.21
-
- SENSE #08
- SENSE #13
- 2011.10.24
-
- SENSE #14
- 2011.10.26
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- SENSE #07
- 2011.11.13
-
- SENSE #15
- 2012.4.7
-
- SENSE #16
- SENSE #17
- SENSE #18
- SENSE #19
- SENSE #20
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “SENSE | Mr.Children”. ORICON NEWS. 2020年4月19日閲覧。
- ^ a b “Mr.Children新作「SENSE」詳細判明&レコ発ツアー決定”. 音楽ナタリー (2010年11月29日). 2020年9月17日閲覧。
- ^ a b 『Mr.Children Tour 2011 SENSE』パンフレット、2011年、6頁
- ^ a b “ミスチル、発売2日前にニューアルバム『SENSE』の情報解禁”. ORICON NEWS (2010年11月29日). 2021年5月23日閲覧。
- ^ 『MUSICA』FACT、2015年1月号、26頁
- ^ “ミスチル、2年ぶりアルバム貫禄首位 初週実売50万枚突破!”. ORICON NEWS (2010年12月7日). 2021年5月23日閲覧。
- ^ “Mr.Children、2年ぶり新作がV2達成”. ORICON NEWS (2010年12月14日). 2021年5月23日閲覧。
- ^ 小貫信昭『Mr.Children 道標の歌』水鈴社、2020年、209頁
- ^ 小貫信昭『Mr.Children 道標の歌』水鈴社、2020年、210頁
- ^ 小貫信昭『Mr.Children 道標の歌』水鈴社、2020年、208頁
- ^ “Mr.Childrenドームツアーにクリスマスイブ公演追加”. 音楽ナタリー (2009年11月10日). 2020年9月1日閲覧。
- ^ “ミスチル、高橋一生出演CMに未完成の仮歌音源提供 ドコモと“25周年”コラボ”. ORICON NEWS (2017年7月10日). 2020年9月1日閲覧。
- ^ “Mr.Children待望新曲ラジオOA開始、リリースは未定”. 音楽ナタリー (2010年11月18日). 2020年9月1日閲覧。
- ^ DVD『Mr.Children / Split The Difference』付属冊子、2010年
- ^ 『Mr.Children 2005-2010 <macro>』ライナーノーツ、2012年
- ^ 『Mr.Children Tour 2011 SENSE』パンフレット、2011年、10頁
- ^ “出演者ラインナップ | ミュージックステーション”. テレビ朝日. 2021年5月23日閲覧。
- ^ a b c “ミスチル「僕ら」「Mラバ」計4回で名曲連発ライブ&トーク”. 音楽ナタリー (2012年5月1日). 2020年12月17日閲覧。
- ^ “小田和正「クリスマスの約束」今年もスペシャルコラボ実現”. 音楽ナタリー (2013年12月5日). 2021年3月11日閲覧。
- ^ “X JAPANはスペシャルメドレー、明日「Mステ」SP全歌唱曲判明”. 音楽ナタリー (2014年12月25日). 2020年12月17日閲覧。
外部リンク
[編集]- ライブ映像
- Mr.Children「I」from Mr.Children Tour 2011 SENSE - YouTube
- Mr.Children「擬態」from Mr.Children Tour 2011 SENSE - YouTube
- Mr.Children「365日」Mr.Children TOUR POPSAURUS 2012 - YouTube
- Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25 「365日」(1h26m41s〜) - YouTube
- Mr.Children「ロックンロールは生きている」from Mr.Children Tour 2011 SENSE - YouTube
- Mr.Children「ロックンロールは生きている」Mr.Children TOUR 2011 "SENSE" - YouTube
- Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸 In TAIPEI 「ハル」(1h01m36s〜) - YouTube
- 歌詞