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花 -Mémento-Mori-

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Mr.Children > 花 -Mémento-Mori-
「花 -Mémento-Mori-」
Mr.Childrenシングル
初出アルバム『深海
リリース
規格 8cmシングル
ジャンル J-POP
ロック
時間
レーベル トイズファクトリー
作詞・作曲 桜井和寿
プロデュース 小林武史
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(2週連続、オリコン
  • 1996年4月度月間1位(オリコン)
  • 1996年度年間5位(オリコン)
  • オリコン歴代シングルランキング83位
  • Mr.Children シングル 年表
    名もなき詩
    (1996年)

    -Mémento-Mori-

    (1996年)
    マシンガンをぶっ放せ
    -Mr.Children Bootleg-

    (1996年)
    深海 収録曲

    (12)
    花 -Mémento-Mori-
    (13)
    深海
    (14)
    EANコード

    EAN 4988061280424
    (TFDC-28042)

    ミュージックビデオ
    「花 -Mémento-Mori-」 - YouTube
    テンプレートを表示
    映像外部リンク
    ライブ映像
    「花 -Mémento-Mori-」 (2011)
    「花 -Mémento-Mori-」 (2018)
    「花 -Mémento-Mori-」 (2019)

    花 -Mémento-Mori-』(はな メメント・モリ)は、日本のバンドMr.Childrenによる11枚目のシングル。1996年4月10日にトイズファクトリーより発売された。

    背景

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    前作から約2か月ぶりに発売されたシングルで、1曲のみの収録だったため500円で発売された[1]。アートディレクターは信藤三雄

    発売当初はノンタイアップだったものの発売から21年後の2017年には、NTTドコモMr.Childrenが共に25周年を記念したことにより制作されたブランドCM「NTT docomo group × Mr.Children 25th Anniversary コラボキャンペーン」にて起用された[2]

    副題の「Mémento-Mori」は、ラテン語で「死を想え[1]」「ヒトは必ず死ぬ、ということを忘れるな」という意味[3]

    チャート成績

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    初週売上は63.9万枚で、ノンタイアップシングルの初週枚数ではB'zZERO』が記録した61.5万枚を上回りノンタイアップ曲の初週売上歴代1位となった。累計売上は153.9万枚。

    同じ発売日となったスピッツチェリー』を抑え初登場1位となったが、本作は年間5位で『チェリー』は年間4位と共に大ヒットとなった。

    4thシングル『CROSS ROAD』から、自身の最高記録となる8作連続ミリオンセラーを達成[注 1]。また、本作が2週連続1位を獲得した1996年4月29日付のオリコンチャートで、2ndアルバム『Kind of Love』の売上が100万枚を突破した。

    収録曲

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    8cmCD
    #タイトル作詞・作曲編曲時間
    1.「花 -Mémento-Mori-」桜井和寿小林武史 & Mr.Children

    楽曲解説

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    1. 花 -Mémento-Mori-
      • 桜井和寿は女性の観点から歌詞を書いたらしく、「女性ボーカルに歌わせたい曲」という趣旨の発言も残している[4]
      • 「もし女性ボーカル・ユニットに曲を提供したとしたら?」という発想の下、リサ・ローブのスタイルなども参考にしつつ作曲されたが、出来が良かったため結局提供はせず自分たちのものにしたという[1]
      • メロディーはメンバーらと野球をしていた時に浮かんだ[3]。本来はピッチャーを担うつもりが二日酔いのためセンターの守備へつくことになり、あまり動くポジションではなかったため物思いに耽る時間があった。すると突然メロディーが降ってきて「この日のうちに形にしたい」と思い、作られたという[3]
      • イントロアコースティックギター主体から始まり、徐々にバンド音が加わってくる。
      • 1995年10月に5thアルバム『深海』と6thアルバム『BOLERO』を制作するため、滞在した新宿のヒルトンホテルで20曲あまりの曲が制作され、最終日にメロディが出来上がった[3]
      • ミュージック・ビデオアメリカニューヨークにあるビルの屋上で撮影され、中にはメンバーが野球をしているシーンも見受けられる。5thアルバム『深海』の収録曲の中でシングル曲を含め、唯一ミュージック・ビデオが制作されている楽曲。1997年4月25日発売の『music clips ALIVE』、2018年3月21日発売の『Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』に収録されている。監督は中野裕之
      • 2001年8月22日発売の20thシングル『優しい歌』のカップリングに、リメイクバージョンである「」が収録された。リメイクバージョンでは副題が外されている。

    テレビ出演

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    番組名 日付 放送局 演奏曲
    ミュージックステーション[5] 1996年4月5日 テレビ朝日 名もなき詩
    花 -Mémento-Mori-
    HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP 1996年4月8日 フジテレビ
    FAN 1996年6月28日 日本テレビ ありふれたLove Story ~男女問題はいつも面倒だ~
    So Let's Get Truth
    マシンガンをぶっ放せ
    花 -Mémento-Mori-
    Music Lovers[6] 2008年12月7日 日本テレビ 花 -Mémento-Mori-
    GIFT
    SONGS[7] 2012年12月15日 NHK総合 花 -Mémento-Mori-
    hypnosis
    Marshmallow day
    常套句

    ライブ映像作品

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    花 -Mémento-Mori-

    作品名
    regress or progress '96-'97 tour final IN TOKYO DOME
    Mr.Children TOUR '99 DISCOVERY
    Mr.Children TOUR 2011 "SENSE"
    Mr.Children REFLECTION{Live&Film}[注 2]
    Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸

    収録アルバム

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    カバー

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    脚注

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    注釈

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    1. ^ AKB48、B'zに次ぎ歴代3位。
    2. ^ 弾き語りで演奏された。『Mr.Children REFLECTION』に一部収録。

    出典

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    1. ^ a b c Mr.Children 1996-2000』ライナーノーツ
    2. ^ ミスチル×docomo 25周年ムービーが改めて教えてくれる、私たちの「音楽と携帯電話」物語”. rockinon.com. 2020年8月21日閲覧。
    3. ^ a b c d 『Mr.Children 道標の歌』水鈴社、2020年11月20日
    4. ^ Mr.Childrenオフィシャルファンクラブ会報「FATHER&MOTHER」第15号
    5. ^ ミュージックステーション バックナンバー 出演者ラインナップ 1996.04.05.FRI”. テレビ朝日. 2021年8月30日閲覧。
    6. ^ “「Music Lovers」で2週連続ミスチル特集オンエア”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2008年12月3日). https://natalie.mu/music/news/11441 2020年8月9日閲覧。 
    7. ^ “SONGS 第242回 Mr.Children”. NHK. https://www6.nhk.or.jp/songs/prog.html?fid=121215 2020年8月9日閲覧。 
    8. ^ 杏さんご出演!ユーキャンの新ブランドCMが2022年1月よりオンエア開始!”. PRTIMES (2022年1月1日). 2022年1月4日閲覧。

    外部リンク

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