Tasman
表示
Tasman(タスマン)は、マイクロソフトのMacintosh Business Unitが開発していたHTMLレンダリングエンジンでInternet Explorer 5.0 Macintoshで初めて導入され[1]、それ以外ではEntourage 2001[2]と2004[3]、MSN for Mac OS X[4]で採用されていた。
Tasmanの導入当時はWindows用のInternet Explorerが導入していたTridentと比較して、より多くのウェブ標準をサポートしていたことで知られている。Tasmanの導入によって以前に比べより高速で高品質なページ表示が可能になり、画面解像度などWindowsとMacの違いが解消した[要出典]。
Tasmanという名称の由来は、Internet Explorerの日本語: 探検家 - Explorerに因み、オランダの探検家のアベル・タスマンに由来し、開発チームのオフィスが所在する通りがTasman通りと呼ばれていることにも由来している[5]。
脚注
[編集]- ^ “[M_IE5] Internet Explorer 5.0 リリース ノート”. マイクロソフト. 2008年3月30日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “Microsoft Macintosh Business Unitへのインタビュー(MacNN)”. 2005年12月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年3月30日閲覧。
- ^ kexugit. “Omar Shahine” (英語). docs.microsoft.com. 2022年3月10日閲覧。
- ^ “Tantek Çelik”. tantek.com. 2022年3月10日閲覧。
- ^ “米国開発者の語る Macintosh版IE5.0”. Impress Watch (2000年2月18日). 2010年11月15日閲覧。