コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「コロラド・ロッキーズ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
球団の歴史: 内容追加
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
47行目: 47行目:
日本人メジャーリーガーでは、[[吉井理人]]、[[マック鈴木]]、[[松井稼頭央]]が過去に在籍していた。<br />
日本人メジャーリーガーでは、[[吉井理人]]、[[マック鈴木]]、[[松井稼頭央]]が過去に在籍していた。<br />
吉井は[[2000年のメジャーリーグベースボール|2000年]]に[[ニューヨーク・メッツ]]からトレードで入団し、投手ながら日本人2人目の本塁打や同初の盗塁を決めシーズン6勝を挙げた。マック鈴木は[[2001年のメジャーリーグベースボール|2001年]]途中に[[カンザスシティ・ロイヤルズ]]から入団したが、入団後約1か月で[[ミルウォーキー・ブルワーズ]]へ移籍した為僅か3試合の登板で終わった。[[NPB]]在籍経験なしでMLBチームに入団した初の日本人選手で知られる。松井は2006年途中に吉井と同じくニューヨーク・メッツからトレードで入団し、フィラデルフィア・フィリーズとのディビジョンシリーズ第2戦で逆転満塁本塁打を放つなど前述の2007年の快進撃に貢献した。内野手初の日本人メジャーリーガーでも知られる。<br />
吉井は[[2000年のメジャーリーグベースボール|2000年]]に[[ニューヨーク・メッツ]]からトレードで入団し、投手ながら日本人2人目の本塁打や同初の盗塁を決めシーズン6勝を挙げた。マック鈴木は[[2001年のメジャーリーグベースボール|2001年]]途中に[[カンザスシティ・ロイヤルズ]]から入団したが、入団後約1か月で[[ミルウォーキー・ブルワーズ]]へ移籍した為僅か3試合の登板で終わった。[[NPB]]在籍経験なしでMLBチームに入団した初の日本人選手で知られる。松井は2006年途中に吉井と同じくニューヨーク・メッツからトレードで入団し、フィラデルフィア・フィリーズとのディビジョンシリーズ第2戦で逆転満塁本塁打を放つなど前述の2007年の快進撃に貢献した。内野手初の日本人メジャーリーガーでも知られる。<br />
また、松井は同年のワールドシリーズでボストン・レッドソックスの[[岡島秀樹]]とワールドシリーズ史上初の日本人対決を記録している(結果は空振り三振)。ちなみにその年のレッドソックスには元[[埼玉西武ライオンズ|チーム]]メートの[[松坂大輔]]も在籍しており、第3戦に対決している。
また、松井は同年のワールドシリーズでボストン・レッドソックスの[[岡島秀樹]]とワールドシリーズ史上初の日本人対決を記録している(結果は空振り三振)。ちなみにその年のレッドソックスには元[[埼玉西武ライオンズ|チーム]]メートの[[松坂大輔]]も在籍しており、第3戦に対決している。<br />
2016年8月7日イチローがメジャー通算3000本安打をここで達成している
[[2016年のメジャーリーグベースボール|2016年]]8月7日に[[マイアミ・マーリンズ]]の[[イチロー]]ロッキーズの本拠地であるクアーズ・フィールドでメジャー通算3000本安打を達成し


== 選手名鑑 ==
== 選手名鑑 ==

2016年8月23日 (火) 07:36時点における版

コロラド・ロッキーズ
Colorado Rockies
1993創設
所属リーグ
チーム名
  • コロラド・ロッキーズ (1993年 - )
本拠地
1993-現在の位置(アメリカ合衆国内)
1993-現在
1993-現在
永久欠番
獲得タイトル(獲得年)
ワールドシリーズ優勝(0回)
リーグ優勝(1回)
地区優勝(0回)
ワイルドカード(3回)
  • 1995
  • 2007
  • 2009
球団組織
オーナー モンフォート・ブラザーズ
GM ジェフ・ブリディッチ
監督 ウォルト・ワイス

コロラド・ロッキーズ英語: Colorado Rockies、略称:COL)は、メジャーリーグベースボール(以下、MLB)ナショナルリーグ西地区所属のプロ野球チーム。本拠地はコロラド州デンバーにあるクアーズ・フィールド。チーム名はロッキー山脈から。

球団の歴史

チームのマスコット“ディンガー”。

1991年に発足、1993年から参加で同年観客動員が4,483,350人でこれは大リーグ記録である。以降も、1998年まではメジャーでもトップの観客動員を記録し、2001年まではシーズン観客動員が300万人を超えるメジャー屈指の人気球団であった。1995年に現在の本拠地のクアーズ・フィールドが開場。同年には初のポストシーズン進出も成し遂げている。選手の総年俸は$4,400万でナショナルリーグ西地区では最低(2006年シーズン開始時)。

プロスポーツチームとしてはかなり異色の存在で、チームとしてキリスト教信仰を重視しており、ロッカールームやトレーニングルームからは俗世的な雑誌は排され、スポーツ雑誌等の他に聖書が置かれている。壁には聖書からの引用文などが掲げられ、日曜日にはチームで礼拝も行われる(任意参加)[1]

標高1600mと高地にあり、打球の飛びやすいクアーズ・フィールドを本拠地としているため、極端な打高投低のチームといえる。アンドレス・ガララーガダンテ・ビシェットラリー・ウォーカービニー・カスティーヤによる「ブレイク・ストリート・ボーイズ」、近年ではトッド・ヘルトンマット・ホリデイトロイ・トゥロウィツキーカルロス・ゴンザレスマイケル・カダイアージャスティン・モルノーノーラン・アレナドといったタイトルホルダーや強打者が名を連ねており、1993年以来、首位打者9回、本塁打王4回、打点王8回をロッキーズの選手が受賞している(2015年シーズン終了時点)。その反面、チーム防御率は毎年のように5点台を記録するなど散々な状況であり、未だ投手部門での主要タイトルの受賞者は一人もいない。

1995年以来、しばらくの間ポストシーズンから遠ざかっており、毎年のように最下位争いを続けた。最大の要因はなんといっても投手陣にあり、球団側も本拠地のクアーズ・フィールドではボールに加湿処理を施すなどしてボールを飛びにくくし、投手陣の負担を軽減しようと努力している。その効果もあってか近年はチーム防御率が改善しており、2006年2007年には2年連続で4点台を記録している。

2007年には1995年以来のポストシーズン進出を果たす。ディビジョンシリーズを勝ち抜いてナショナルリーグチャンピオンシップシリーズに進出、10月15日(現地時間)に地元デンバーにてアリゾナ・ダイヤモンドバックスにシリーズ4連勝でナショナルリーグを初制覇し、球団創設以来、初めてとなるワールドシリーズ進出を決めた。現制度下でのプレーオフの7連勝はこれが初めて(ポストシーズン7連勝は1976年シンシナティ・レッズ以来31年ぶり)。しかしワールドシリーズではボストン・レッドソックスに4連敗を喫した。

2009年ワイルドカードで3度目のポストシーズン進出を果たすが、ディビジョンシリーズフィラデルフィア・フィリーズに1勝3敗で敗退した。

その後2010年は3位に後退し、2011年は4位、2012年は最下位と1つずつ順位を下げていき、2011年から5年連続で勝率5割を割り込むなど再び低迷している。

日本人メジャーリーガーでは、吉井理人マック鈴木松井稼頭央が過去に在籍していた。
吉井は2000年ニューヨーク・メッツからトレードで入団し、投手ながら日本人2人目の本塁打や同初の盗塁を決めシーズン6勝を挙げた。マック鈴木は2001年途中にカンザスシティ・ロイヤルズから入団したが、入団後約1か月でミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した為僅か3試合の登板で終わった。NPB在籍経験なしでMLBチームに入団した初の日本人選手で知られる。松井は2006年途中に吉井と同じくニューヨーク・メッツからトレードで入団し、フィラデルフィア・フィリーズとのディビジョンシリーズ第2戦で逆転満塁本塁打を放つなど前述の2007年の快進撃に貢献した。内野手初の日本人メジャーリーガーでも知られる。
また、松井は同年のワールドシリーズでボストン・レッドソックスの岡島秀樹とワールドシリーズ史上初の日本人対決を記録している(結果は空振り三振)。ちなみにその年のレッドソックスには元チームメートの松坂大輔も在籍しており、第3戦に対決している。
2016年8月7日にマイアミ・マーリンズイチローがロッキーズの本拠地であるクアーズ・フィールドでメジャー通算3000本安打を達成した。

選手名鑑

現役選手・監督・コーチ

コロラド・ロッキーズ ロースター
40人ロースター 監督・コーチ/他

投手

捕手

内野手

外野手


監督

コーチ



* アクティブ・ロースター外
2024年11月22日更新

公式サイト(英語)より:アクティブ・ロースター, 40人ロースター, コーチ, 選手の移籍・故障情報, 予想オーダー

ロースター一覧

殿堂入り選手

なし

歴代監督

監督 期間 試合 勝利 敗戦 勝率 PS NL WS
1 ドン・ベイラー 1993-98 909 440 469 .484 1 0 0
2 ジム・リーランド 1999 162 72 90 .444 0 0 0
3 バディ・ベル 2000-02 346 161 185 .465 0 0 0
4 クリント・ハードル 2002-09 1159 534 625 .461 1 1 0
5 ジム・トレーシー 2009-12 602 294 308 .488 1 0 0
6 ウォルト・ワイス 2013-
監督 期間 試合 勝利 敗戦 勝率 PS NL WS

PSはポストシーズン進出、NLはナショナルリーグ制覇、WSはワールドシリーズ制覇。

(数字は2012年シーズン終了時)

永久欠番

チーム記録

通算記録

※2015年シーズン終了時点。

シーズン記録

  • 打率: .379 (1999年)、ラリー・ウォーカー (Larry Walker)
  • 本塁打: 49 (2001年)、トッド・ヘルトン (Todd Helton)
  • 打点: 150 (1996年)、アンドレス・ガララーガ (Andrés Galarraga)
  • 盗塁: 68 (2008年)、ウィリー・タベラス (Willy Taveras)
  • 勝利: 19 (2010年)、ウバルド・ヒメネス (Ubaldo Jiménez)
  • 奪三振: 214 (2010年)、ウバルド・ヒメネス (Ubaldo Jiménez)
  • 防御率: 2.88 (2010年)、ウバルド・ヒメネス (Ubaldo Jiménez)
  • セーブ: 41 (2002年)、ホセ・ヒメネス (José Jiménez)

※2015年シーズン終了時点

傘下マイナーチーム

クラス チーム 参加リーグ 提携 本拠地
AAA アルバカーキ・アイソトープス
Albuquerque Isotopes
パシフィック・コーストリーグ
Pacific Coast League
2015年 アメリカ合衆国の旗ニューメキシコ州アルバカーキ
アイソトープス・パーク
AA ハートフォード・ヤードゴーツ
Hartford Yard Goats
イースタンリーグ
Eastern League
2015年 アメリカ合衆国の旗コネチカット州ハートフォード
ダンキンドーナツ・パーク
A+ モデスト・ナッツ
Modesto Nuts
カリフォルニアリーグ
California League
2005年 アメリカ合衆国の旗カリフォルニア州モデスト
ジョン・サーマン・フィールド
A アッシュビル・ツーリスツ
Asheville Tourists
サウス・アトランティックリーグ
South Atlantic League
1994年 アメリカ合衆国の旗ノースカロライナ州アシュビル
マコーミック・フィールド
A- ボイシ・ホークス
Boise Hawks
ノースウェストリーグ
Northwest League
2015年 アメリカ合衆国の旗アイダホ州ボイシ
メモリアル・スタジアム
Rookie+ グランドジャンクション・ロッキーズ
Grand Junction Rockies
パイオニアリーグ
Pioneer League
2001年 アメリカ合衆国の旗コロラド州グランドジャンクション
スプリジオ・フィールド
Rookie ドミニカン・サマーリーグ・ロッキーズ
Dominican Summer League Rockies
ドミニカン・サマーリーグ
Dominican Summer League
1997年 ドミニカ共和国の旗ドミニカ共和国
ラス・アメリカス

関連項目

外部リンク

');