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吉井は[[2000年のメジャーリーグベースボール|2000年]]に[[ニューヨーク・メッツ]]からトレードで入団し、投手ながら日本人2人目の本塁打や同初の盗塁を決めシーズン6勝を挙げた。マック鈴木は[[2001年のメジャーリーグベースボール|2001年]]途中に[[カンザスシティ・ロイヤルズ]]から入団したが、入団後約1か月で[[ミルウォーキー・ブルワーズ]]へ移籍した為僅か3試合の登板で終わった。[[NPB]]在籍経験なしでMLBチームに入団した初の日本人選手で知られる。松井は2006年途中に吉井と同じくニューヨーク・メッツからトレードで入団し、フィラデルフィア・フィリーズとのディビジョンシリーズ第2戦で逆転満塁本塁打を放つなど前述の2007年の快進撃に貢献した。内野手初の日本人メジャーリーガーでも知られる。<br /> |
吉井は[[2000年のメジャーリーグベースボール|2000年]]に[[ニューヨーク・メッツ]]からトレードで入団し、投手ながら日本人2人目の本塁打や同初の盗塁を決めシーズン6勝を挙げた。マック鈴木は[[2001年のメジャーリーグベースボール|2001年]]途中に[[カンザスシティ・ロイヤルズ]]から入団したが、入団後約1か月で[[ミルウォーキー・ブルワーズ]]へ移籍した為僅か3試合の登板で終わった。[[NPB]]在籍経験なしでMLBチームに入団した初の日本人選手で知られる。松井は2006年途中に吉井と同じくニューヨーク・メッツからトレードで入団し、フィラデルフィア・フィリーズとのディビジョンシリーズ第2戦で逆転満塁本塁打を放つなど前述の2007年の快進撃に貢献した。内野手初の日本人メジャーリーガーでも知られる。<br /> |
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また、松井は同年のワールドシリーズでボストン・レッドソックスの[[岡島秀樹]]とワールドシリーズ史上初の日本人対決を記録している(結果は空振り三振)。ちなみにその年のレッドソックスには元[[埼玉西武ライオンズ|チーム]]メートの[[松坂大輔]]も在籍しており、第3戦に対決している。 |
また、松井は同年のワールドシリーズでボストン・レッドソックスの[[岡島秀樹]]とワールドシリーズ史上初の日本人対決を記録している(結果は空振り三振)。ちなみにその年のレッドソックスには元[[埼玉西武ライオンズ|チーム]]メートの[[松坂大輔]]も在籍しており、第3戦に対決している。<br /> |
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2016年8月7日イチローがメジャー通算3000本安打を |
[[2016年のメジャーリーグベースボール|2016年]]8月7日に[[マイアミ・マーリンズ]]の[[イチロー]]がロッキーズの本拠地であるクアーズ・フィールドでメジャー通算3000本安打を達成した。 |
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== 選手名鑑 == |
== 選手名鑑 == |
2016年8月23日 (火) 07:36時点における版
コロラド・ロッキーズ Colorado Rockies | |||||||||
1993年創設 | |||||||||
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所属リーグ | |||||||||
チーム名 | |||||||||
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本拠地 | |||||||||
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永久欠番 | |||||||||
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獲得タイトル(獲得年) | |||||||||
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球団組織 | |||||||||
オーナー | モンフォート・ブラザーズ | ||||||||
GM | ジェフ・ブリディッチ | ||||||||
監督 | ウォルト・ワイス |
コロラド・ロッキーズ(英語: Colorado Rockies、略称:COL)は、メジャーリーグベースボール(以下、MLB)ナショナルリーグ西地区所属のプロ野球チーム。本拠地はコロラド州デンバーにあるクアーズ・フィールド。チーム名はロッキー山脈から。
球団の歴史
1991年に発足、1993年から参加で同年観客動員が4,483,350人でこれは大リーグ記録である。以降も、1998年まではメジャーでもトップの観客動員を記録し、2001年まではシーズン観客動員が300万人を超えるメジャー屈指の人気球団であった。1995年に現在の本拠地のクアーズ・フィールドが開場。同年には初のポストシーズン進出も成し遂げている。選手の総年俸は$4,400万でナショナルリーグ西地区では最低(2006年シーズン開始時)。
プロスポーツチームとしてはかなり異色の存在で、チームとしてキリスト教信仰を重視しており、ロッカールームやトレーニングルームからは俗世的な雑誌は排され、スポーツ雑誌等の他に聖書が置かれている。壁には聖書からの引用文などが掲げられ、日曜日にはチームで礼拝も行われる(任意参加)[1]。
標高1600mと高地にあり、打球の飛びやすいクアーズ・フィールドを本拠地としているため、極端な打高投低のチームといえる。アンドレス・ガララーガ、ダンテ・ビシェット、ラリー・ウォーカー、ビニー・カスティーヤによる「ブレイク・ストリート・ボーイズ」、近年ではトッド・ヘルトンやマット・ホリデイ、トロイ・トゥロウィツキー、カルロス・ゴンザレス、マイケル・カダイアー、ジャスティン・モルノー、ノーラン・アレナドといったタイトルホルダーや強打者が名を連ねており、1993年以来、首位打者9回、本塁打王4回、打点王8回をロッキーズの選手が受賞している(2015年シーズン終了時点)。その反面、チーム防御率は毎年のように5点台を記録するなど散々な状況であり、未だ投手部門での主要タイトルの受賞者は一人もいない。
1995年以来、しばらくの間ポストシーズンから遠ざかっており、毎年のように最下位争いを続けた。最大の要因はなんといっても投手陣にあり、球団側も本拠地のクアーズ・フィールドではボールに加湿処理を施すなどしてボールを飛びにくくし、投手陣の負担を軽減しようと努力している。その効果もあってか近年はチーム防御率が改善しており、2006年、2007年には2年連続で4点台を記録している。
2007年には1995年以来のポストシーズン進出を果たす。ディビジョンシリーズを勝ち抜いてナショナルリーグチャンピオンシップシリーズに進出、10月15日(現地時間)に地元デンバーにてアリゾナ・ダイヤモンドバックスにシリーズ4連勝でナショナルリーグを初制覇し、球団創設以来、初めてとなるワールドシリーズ進出を決めた。現制度下でのプレーオフの7連勝はこれが初めて(ポストシーズン7連勝は1976年のシンシナティ・レッズ以来31年ぶり)。しかしワールドシリーズではボストン・レッドソックスに4連敗を喫した。
2009年にワイルドカードで3度目のポストシーズン進出を果たすが、ディビジョンシリーズでフィラデルフィア・フィリーズに1勝3敗で敗退した。
その後2010年は3位に後退し、2011年は4位、2012年は最下位と1つずつ順位を下げていき、2011年から5年連続で勝率5割を割り込むなど再び低迷している。
日本人メジャーリーガーでは、吉井理人、マック鈴木、松井稼頭央が過去に在籍していた。
吉井は2000年にニューヨーク・メッツからトレードで入団し、投手ながら日本人2人目の本塁打や同初の盗塁を決めシーズン6勝を挙げた。マック鈴木は2001年途中にカンザスシティ・ロイヤルズから入団したが、入団後約1か月でミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した為僅か3試合の登板で終わった。NPB在籍経験なしでMLBチームに入団した初の日本人選手で知られる。松井は2006年途中に吉井と同じくニューヨーク・メッツからトレードで入団し、フィラデルフィア・フィリーズとのディビジョンシリーズ第2戦で逆転満塁本塁打を放つなど前述の2007年の快進撃に貢献した。内野手初の日本人メジャーリーガーでも知られる。
また、松井は同年のワールドシリーズでボストン・レッドソックスの岡島秀樹とワールドシリーズ史上初の日本人対決を記録している(結果は空振り三振)。ちなみにその年のレッドソックスには元チームメートの松坂大輔も在籍しており、第3戦に対決している。
2016年8月7日にマイアミ・マーリンズのイチローがロッキーズの本拠地であるクアーズ・フィールドでメジャー通算3000本安打を達成した。
選手名鑑
現役選手・監督・コーチ
殿堂入り選手
なし
歴代監督
代 | 監督 | 期間 | 試合 | 勝利 | 敗戦 | 勝率 | PS | NL | WS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ドン・ベイラー | 1993-98 | 909 | 440 | 469 | .484 | 1 | 0 | 0 |
2 | ジム・リーランド | 1999 | 162 | 72 | 90 | .444 | 0 | 0 | 0 |
3 | バディ・ベル | 2000-02 | 346 | 161 | 185 | .465 | 0 | 0 | 0 |
4 | クリント・ハードル | 2002-09 | 1159 | 534 | 625 | .461 | 1 | 1 | 0 |
5 | ジム・トレーシー | 2009-12 | 602 | 294 | 308 | .488 | 1 | 0 | 0 |
6 | ウォルト・ワイス | 2013- | |||||||
代 | 監督 | 期間 | 試合 | 勝利 | 敗戦 | 勝率 | PS | NL | WS |
PSはポストシーズン進出、NLはナショナルリーグ制覇、WSはワールドシリーズ制覇。
(数字は2012年シーズン終了時)
永久欠番
- 17 トッド・ヘルトン (Todd Helton)
- 42 ジャッキー・ロビンソン (Jackie Robinson) - MLB全球団共通の永久欠番
- KSM(欠番扱い) ケリー・マクレガー (Keli McGregor) - 球団社長
チーム記録
通算記録
- 打率: .334、ラリー・ウォーカー (Larry Walker)
- 本塁打: 369、トッド・ヘルトン (Todd Helton)
- 打点: 1406、トッド・ヘルトン (Todd Helton)
- 盗塁: 180、エリック・ヤング (Eric Young)
- 勝利: 78、ホルヘ・デラロサ (Jorge De La Rosa)
- 奪三振: 877、ホルヘ・デラロサ (Jorge De La Rosa)
- 防御率: 3.66、ウバルド・ヒメネス (Ubaldo Jiménez)
- セーブ: 115、ブライアン・フエンテス (Brian Fuentes)
※2015年シーズン終了時点。
シーズン記録
- 打率: .379 (1999年)、ラリー・ウォーカー (Larry Walker)
- 本塁打: 49 (2001年)、トッド・ヘルトン (Todd Helton)
- 打点: 150 (1996年)、アンドレス・ガララーガ (Andrés Galarraga)
- 盗塁: 68 (2008年)、ウィリー・タベラス (Willy Taveras)
- 勝利: 19 (2010年)、ウバルド・ヒメネス (Ubaldo Jiménez)
- 奪三振: 214 (2010年)、ウバルド・ヒメネス (Ubaldo Jiménez)
- 防御率: 2.88 (2010年)、ウバルド・ヒメネス (Ubaldo Jiménez)
- セーブ: 41 (2002年)、ホセ・ヒメネス (José Jiménez)
※2015年シーズン終了時点
傘下マイナーチーム
関連項目
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- チームの通算成績と情報 MLB, or ESPN, or Baseball-Reference , or The Baseball Cube
- Colorado Rockies (Rockies) - Facebook
- rockies (@rockies) - Instagram
- Colorado Rockies (@Rockies) - X(旧Twitter)