日本シリーズにおける各種記録
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日本シリーズにおける各種記録
以下は、日本シリーズにおける各種記録をまとめたものである。
全般記録
- 最も早い時期のシリーズ 1964年の日本シリーズ 10月1日〜10月10日(第7戦)
- 最も遅い時期のシリーズ 1950年の日本シリーズ 11月22日〜11月28日(第6戦)
- 最長補回(延長)試合 15回 2010年11月6日第6戦・中日ドラゴンズ 2-2 千葉ロッテマリーンズ(ナゴヤドーム、規定回数引き分け)
- 最長補回(延長)試合(時間制限付き) 14回
- 最長時間試合 5時間43分 2010年11月6日第6戦・中日ドラゴンズ 2-2 千葉ロッテマリーンズ(ナゴヤドーム、延長15回、規定回数引き分け)
- 最短時間試合 1時間35分 1952年第5戦・南海ホークス 4-1 読売ジャイアンツ(大阪球場)
- シリーズ最多有料入場者数 51,554人(1985年第4戦、阪神甲子園球場)
決着に要した試合数
引き分け試合を含む。平均は5.95試合。
- 4試合 - 5回(1959年、1960年、1990年、2002年、2005年)
- 5試合 - 16回(1951年、1957年、1965年、1970年〜1973年、1977年、1988年、1995年〜1997年、1999年、2001年、2006年〜2007年)
- 6試合 - 19回(1950年、1952年、1956年、1961年、1966年〜1969年、1974年〜1975年、1981年〜1982年、1985年、1987年、1994年、1998年、2000年、2009年、2012年)
- 7試合 - 23回(1953年〜1955年、1958年、1962年〜1964年、1976年、1978年〜1980年、1983年〜1984年、1989年、1991年〜1993年、2003年〜2004年、2008年、2010年〜2011年、2013年)
- 8試合 - 1回(1986年)
個人打撃記録
試合
- 通算最多試合出場 77 - 王貞治(読売ジャイアンツ)
打率
安打
本塁打
- 通算最多本塁打 29 - 王貞治(読売ジャイアンツ)
- シリーズ最多本塁打
- 連続打席本塁打 3 - 長嶋茂雄(巨人、1970年)
- 連続試合本塁打 3
- サヨナラ本塁打 2 - ケント・ハドリ(南海ホークス、1964年第4戦、1966年第5戦)
打点
- 通算最多打点 66 - 長嶋茂雄(読売ジャイアンツ)
- シリーズ最多打点
- ゲーム最多打点 6
- 柴田勲(読売ジャイアンツ、1963年)
- アレックス・カブレラ(西武ライオンズ、2004年)
盗塁
- 通算最多盗塁 14
- シリーズ最多盗塁
- 連続試合盗塁 3
四球
- 通算最多四球 83 - 王貞治(読売ジャイアンツ)
- シリーズ最多四球
死球
三振
- 通算最多三振 54 - 清原和博(西武ライオンズ・読売ジャイアンツ)
- シリーズ最多三振
- 8試合 11 - 衣笠祥雄(広島東洋カープ、1986年)
- 7試合 16 - ジャック・ハウエル(ヤクルトスワローズ、1992年)
- 6試合 9 - 進藤達哉(横浜ベイスターズ、1998年)
- 5試合 9 - ヘンスリー・ミューレン(ヤクルトスワローズ、1995年)
- 4試合 7 - オレステス・デストラーデ(西武ライオンズ、1990年)
個人投手記録
試合
- 通算最多登板 27 - 堀内恒夫(読売ジャイアンツ)
完投
勝利
- 通算最多勝利 11
- シリーズ最多勝利
- 通算最多連勝 6 - 渡辺久信(西武ライオンズ、1986年第6戦 - 1993年第3戦)
- 最少投球数勝利投手 2 - 岡本晃(大阪近鉄バファローズ、2001年の日本シリーズ第2戦)
- 両リーグ勝利投手
セーブ
- 通算最多セーブ 8 - 高津臣吾(ヤクルトスワローズ)
- シリーズ最多セーブ
- 両リーグセーブ 江夏豊(広島東洋カープ・日本ハムファイターズ、セ4S・パ1S)
- 最少投球数セーブ 1 - スコット・マシソン(読売ジャイアンツ、2012年第2戦)
投球回数
- 通算最多投球回 140回1/3 - 堀内恒夫(読売ジャイアンツ)
- シリーズ最多投球回
被本塁打
- 通算最多被本塁打 23 - 山田久志(阪急ブレーブス)
- シリーズ最多被本塁打
奪三振
- 通算最多奪三振 102-工藤公康(西武ライオンズ・福岡ダイエーホークス・読売ジャイアンツ)
- シリーズ最多奪三振
- ゲーム最多奪三振 13
- 最多連続打者奪三振 5
- 毎回奪三振
- 連続イニング奪三振 12 - 岸孝之(埼玉西武ライオンズ、2008年第4戦1回〜9回、第6戦4回〜6回)
- イニング三者連続三球三振 工藤公康(西武ライオンズ、1994年第2戦3回)
自責点・防御率
- 通算最多自責点 57 - 足立光宏(阪急ブレーブス)
- シリーズ最多自責点
- ゲーム最多自責点 10 - 新谷博(西武ライオンズ、1998年第5戦)
- イニング最多自責点 7
- シリーズ最少自責点(投球回数10回以上) 0
- シリーズ最優秀防御率(投球回数10回以上)
無失点
- 通算連続無失点イニング 29回 - 西本聖(読売ジャイアンツ、1981年第2戦1回〜1983年第5戦3回)
- シリーズ連続無失点イニング 26回 - 稲尾和久(西鉄ライオンズ、1958年第4戦3回〜第7戦9回)
無走者
- ゲーム最多連続無走者 24人 - 山井大介(中日ドラゴンズ、2007年第5戦)
- ゲーム先発連続無走者 24人 - 山井大介(中日ドラゴンズ、2007年第5戦)
- ゲーム先発最多投球回無走者 8回 - 山井大介(中日ドラゴンズ、2007年第5戦)
→「2007年日本シリーズにおける完全試合目前の継投」も参照
チーム打撃記録
打率
- シリーズ最高打率
- シリーズ最低打率
得点
- シリーズ最多得点
- シリーズ最少得点
- ゲーム最多得点 18 - 読売ジャイアンツ(1963年第7戦)
- イニング最多得点 9 - 読売ジャイアンツ(1963年第7戦4回)
安打
- シリーズ最多安打
- シリーズ最少安打
- ゲーム最多安打 20 - 横浜ベイスターズ(1998年第5戦)
- ゲーム最少安打 0 - 北海道日本ハムファイターズ(2007年第5戦)
- イニング最多安打 9 - 読売ジャイアンツ(1963年第7戦4回)
- 全員安打 - 読売ジャイアンツ(1966年第6戦)
- 連続打数安打 7 - 中日ドラゴンズ(2007年第3戦1回、1犠打挟む)
本塁打
- シリーズ最多本塁打
- ゲーム最多本塁打 7(4 - 読売ジャイアンツ、3 - 近鉄バファローズ、1989年第7戦)
- 1ゲームチーム最多本塁打 5 - 読売ジャイアンツ(1963年第7戦)
- イニング最多本塁打 4 - 読売ジャイアンツ(1972年第5戦3回)
- 連続試合本塁打 7 - 埼玉西武ライオンズ(2008年)
盗塁
- シリーズ最多盗塁
- ゲーム最多盗塁 5
三振
- シリーズ最多三振
- ゲーム最多三振 13
- 延長戦での最多三振記録 15 - 福岡ソフトバンクホークス(2011年第1戦・延長10回のため参考記録。9回終了時の三振は12)
チーム守備記録
監督記録
- 最多出場 11 - 鶴岡一人(南海ホークス)、川上哲治(読売ジャイアンツ)
- 最多日本一 11 - 川上哲治(読売ジャイアンツ)
- 最多日本一を逃す 8 - 西本幸雄(毎日大映オリオンズ→阪急ブレーブス→近鉄バファローズ)
- 就任1年目で出場(太字は日本一監督)
- 移籍1年目で出場(太字は日本一監督)
- 1960年 三原脩(大洋ホエールズ)
- 出場したがその年限りで監督を退任(太字は日本一監督)
- 複数球団で出場
チーム勝敗記録
3連敗から4連勝
- 1958年 西鉄ライオンズ(対読売ジャイアンツ)
- 1986年 西武ライオンズ(対広島東洋カープ)※1引き分け3連敗から4連勝・史上初(2013年現在唯一)の8戦決戦
- 1989年 読売ジャイアンツ(対近鉄バファローズ)
ストレート勝ちで4連勝
- 1959年 南海ホークス(対読売ジャイアンツ)
- 1960年 大洋ホエールズ(対毎日大映オリオンズ)
- 1990年 西武ライオンズ(対読売ジャイアンツ)
- 2002年 読売ジャイアンツ(対西武ライオンズ)
- 2005年 千葉ロッテマリーンズ(対阪神タイガース)※相手に一度もリードを許さない「完全ストレート勝利」だった
引き分けを挟んで4勝負けなし
通算連勝記録 - 8
- 西武ライオンズ(1988年第3戦〜第5戦、1990年第1戦〜第4戦、1991年第1戦)
- 読売ジャイアンツ(2000年第3戦〜第6戦、2002年第1戦〜第4戦)
- ロッテオリオンズ→千葉ロッテマリーンズ(1974年第4戦〜第6戦、2005年第1戦〜第4戦、2010年第1戦)
通算連敗記録 - 9
- 読売ジャイアンツ(1958年第4戦〜第7戦、1959年第1戦〜第4戦、1961年第1戦)
引き分け試合
- 1953年第3戦 読売ジャイアンツ 2 - 2 南海ホークス
- 1957年第4戦 読売ジャイアンツ 0 - 0 西鉄ライオンズ
- 1962年第3戦 東映フライヤーズ 2 - 2 阪神タイガース
- 1975年第1戦 阪急ブレーブス 3 - 3 広島東洋カープ
- 1975年第4戦 広島東洋カープ 4 - 4 阪急ブレーブス
- 1986年第1戦 広島東洋カープ 2 - 2 西武ライオンズ
- 2010年第6戦 中日ドラゴンズ 2 - 2 千葉ロッテマリーンズ
出場回数
- セントラル・リーグ
- 読売ジャイアンツ - 34回
- 1951年〜1953年、1955年〜1959年、1961年、1963年、1965年〜1973年、1976年〜1977年、1981年、1983年、1987年、1989年〜1990年、1994年、1996年、2000年、2002年、2008年〜2009年、2012年〜2013年
- 中日ドラゴンズ→名古屋ドラゴンズ→中日ドラゴンズ - 10回
- 1954年、1974年、1982年、1988年、1999年、2004年、2006年〜2007年、2010年〜2011年
- 広島カープ→広島東洋カープ - 6回
- 1975年、1979年〜1980年、1984年、1986年、1991年
- 国鉄スワローズ→サンケイスワローズ→サンケイアトムズ→アトムズ→ヤクルトアトムズ→ヤクルトスワローズ→東京ヤクルトスワローズ - 6回
- 1978年、1992年〜1993年、1995年、1997年、2001年
- 大阪タイガース→阪神タイガース - 6回
- 1962年、1964年、1985年、2003年、2005年、2014年
- 大洋ホエールズ→大洋松竹ロビンス→大洋ホエールズ→横浜大洋ホエールズ→横浜ベイスターズ→横浜DeNAベイスターズ - 2回
- 1960年、1998年
- 松竹ロビンス - 1回
- 1950年
- パシフィック・リーグ
- 西鉄クリッパース→西鉄ライオンズ→太平洋クラブライオンズ→クラウンライターライオンズ→西武ライオンズ→埼玉西武ライオンズ - 21回
- 1954年、1956年〜1958年、1963年、1982年〜1983年、1985年〜1988年、1990年〜1994年、1997年〜1998年、2002年、2004年、2008年
- 南海ホークス→福岡ダイエーホークス→福岡ソフトバンクホークス - 14回
- 1951年〜1953年、1955年、1959年、1961年、1964年〜1966年、1973年、1999年〜2000年、2003年、2011年
- 阪急ブレーブス→オリックス・ブレーブス→オリックス・ブルーウェーブ→オリックス・バファローズ - 12回
- 1967年〜1969年、1971年〜1972年、1975年〜1978年、1984年、1995年〜1996年
- 東急フライヤーズ→東映フライヤーズ→日拓ホームフライヤーズ→日本ハムファイターズ→北海道日本ハムファイターズ - 6回
- 1962年、1981年、2006年〜2007年、2009年、2012年
- 毎日オリオンズ→毎日大映オリオンズ→東京オリオンズ→ロッテオリオンズ→千葉ロッテマリーンズ - 6回
- 1950年、1960年、1970年、1974年、2005年、2010年
- 近鉄パールス→近鉄バファロー→近鉄バファローズ→大阪近鉄バファローズ - 4回
- 1979年〜1980年、1989年、2001年
- 東北楽天ゴールデンイーグルス - 1回
- 2013年
年間勝率1位以外の出場チーム
- 1973年〜1982年のパシフィック・リーグ(前後期制)
- 1973年の日本シリーズ 南海ホークス .540(年間3位)
- 勝率1位は阪急ブレーブス(.616)、2位はロッテオリオンズ(.588)
- 1975年の日本シリーズ 阪急ブレーブス .520(年間2位)
- 勝率1位は近鉄バファローズ(.587)
- 1979年の日本シリーズ 近鉄バファローズ .622(年間2位)
- 勝率1位は阪急ブレーブス(.630)
- 1982年の日本シリーズ 西武ライオンズ .540(年間2位)
- 勝率1位は日本ハムファイターズ(.563)
- 2004年〜2006年のパシフィック・リーグ(プレーオフ)
- 2004年の日本シリーズ 西武ライオンズ .561(年間2位)
- 勝率1位は福岡ダイエーホークス(.597)
- 2005年の日本シリーズ 千葉ロッテマリーンズ .632(年間2位)
- 勝率1位は福岡ソフトバンクホークス(.664)
- 2007年〜の両リーグ(クライマックスシリーズ)
- 2007年の日本シリーズ 中日ドラゴンズ .549(年間2位)
- 勝率1位は読売ジャイアンツ(.559)
- 2010年の日本シリーズ 千葉ロッテマリーンズ .528(年間3位)
- 勝率1位は福岡ソフトバンクホークス(.547)、2位は埼玉西武ライオンズ(.545)
- 2014年の日本シリーズ 阪神タイガース .524(年間2位)
- 勝率1位は読売ジャイアンツ(.573)
日本一回数
- セントラル・リーグ
- 読売ジャイアンツ - 22回
- 1951年〜1953年、1955年、1961年、1963年、1965年〜1973年、1981年、1989年、1994年、2000年、2002年、2009年、2012年
- 国鉄スワローズ→サンケイスワローズ→サンケイアトムズ→アトムズ→ヤクルトアトムズ→ヤクルトスワローズ→東京ヤクルトスワローズ - 5回
- 1978年、1993年、1995年、1997年、2001年
- 広島カープ→広島東洋カープ - 3回
- 1979年〜1980年、1984年
- 中日ドラゴンズ→名古屋ドラゴンズ→中日ドラゴンズ - 2回
- 1954年、2007年
- 大洋ホエールズ→大洋松竹ロビンス→大洋ホエールズ→横浜大洋ホエールズ→横浜ベイスターズ→横浜DeNAベイスターズ - 2回
- 1960年、1998年
- 大阪タイガース→阪神タイガース - 1回
- 1985年
- パシフィック・リーグ
- 西鉄クリッパース→西鉄ライオンズ→太平洋クラブライオンズ→クラウンライターライオンズ→西武ライオンズ→埼玉西武ライオンズ - 13回
- 1956年〜1958年、1982年〜1983年、1986年〜1988年、1990年〜1992年、2004年、2008年
- 南海ホークス→福岡ダイエーホークス→福岡ソフトバンクホークス - 5回
- 1959年、1964年、1999年、2003年、2011年
- 阪急ブレーブス→オリックス・ブレーブス→オリックス・ブルーウェーブ→オリックス・バファローズ - 4回
- 1975年〜1977年、1996年
- 毎日オリオンズ→毎日大映オリオンズ→東京オリオンズ→ロッテオリオンズ→千葉ロッテマリーンズ - 4回
- 1950年、1974年、2005年、2010年
- 東急フライヤーズ→東映フライヤーズ→日拓ホームフライヤーズ→日本ハムファイターズ→北海道日本ハムファイターズ - 2回
- 1962年、2006年
- 東北楽天ゴールデンイーグルス- 1回
- 2013年
近鉄と松竹は日本一経験が無い。
初出場優勝
- 球団の経営権譲渡によるものは除く。
- 1950年 毎日オリオンズ
- 1951年 読売ジャイアンツ
- 1954年 中日ドラゴンズ
- 1960年 大洋ホエールズ
- 1962年 東映フライヤーズ
- 1978年 ヤクルトスワローズ
- 2013年 東北楽天ゴールデンイーグルス
- このうち、1950・51・54・62年の4回はいずれも初出場チーム同士による対戦であった。
出典:データも楽天後押し…初出場で先に王手なら過去6チーム全て優勝 2013年11月1日スポーツニッポン 同11月4日閲覧