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1967年の日本シリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
NPB 1967年の日本シリーズ
ゲームデータ
日本一
読売ジャイアンツ
3年連続9回目
4勝2敗
試合日程 1967年10月21日-10月28日
最高殊勲選手 森昌彦
敢闘賞選手 足立光宏
チームデータ
読売ジャイアンツ()
監督 川上哲治
シーズン成績 84勝46敗4分(シーズン1位) 
阪急ブレーブス()
監督 西本幸雄
シーズン成績 75勝55敗4分(シーズン1位)
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1967年の日本シリーズ(1967ねんのにっぽんシリーズ、1967ねんのにほんシリーズ)は、1967年10月21日から10月28日まで行われたセ・リーグ優勝チームの読売ジャイアンツパ・リーグ優勝チームの阪急ブレーブスによる第18回プロ野球日本選手権シリーズである。後楽園球場阪急西宮球場で行われた。

試合結果

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1967年 日本シリーズ
日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
10月21日(土) 第1戦 読売ジャイアンツ 7 - 3 阪急ブレーブス 阪急西宮球場
10月22日(日) 第2戦 読売ジャイアンツ 1 - 0 阪急ブレーブス
10月23日(月) 移動日
10月24日(火) 第3戦 阪急ブレーブス 1 - 6 読売ジャイアンツ 後楽園球場
10月25日(水) 第4戦 阪急ブレーブス 9 - 5 読売ジャイアンツ
10月26日(木) 第5戦 阪急ブレーブス 6 - 3 読売ジャイアンツ
10月27日(金) 移動日
10月28日(土) 第6戦 読売ジャイアンツ 9 - 3 阪急ブレーブス 阪急西宮球場
優勝:読売ジャイアンツ(3年連続9回目)

第1戦

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10月21日 阪急西宮球場 入場者数:35455人 試合開始13:00 試合時間2時間51分

巨人 0 0 2 0 0 2 0 3 0 7
阪急 0 0 0 0 1 0 1 0 1 3
(巨) ○金田(1勝) - 森
(阪) ●米田(1敗)、石井茂、大石 - 岡村
本塁打
(阪) スペンサー1号(9回、金田)

[審判]パ田川(球)セ富沢、パ久喜、セ田代(塁)セ岡田、パ(外)


公式記録関係(日本野球機構ページ)

第2戦

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10月22日 阪急西宮球場 入場者数:37591人 試合開始13:00 試合時間3時間10分

巨人 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1
阪急 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
(巨) ○堀内(1勝) - 森
(阪) ●足立(1敗) - 岡村、根来

[審判]セ岡田(球)パ沖、セ富沢、パ久喜(塁)パ道仏、セ筒井(外)

公式記録関係(日本野球機構ページ)

第3戦

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10月24日 後楽園球場 入場者数:26739人 試合開始13:00 試合時間2時間34分

阪急 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1
巨人 2 0 0 1 2 1 0 0 X 6
(阪) ●梶本(1敗)、大石、米田、佐々木誠 - 根来、岡村
(巨) ○城之内(1勝)、渡辺 - 森
本塁打
(巨) 森1号(4回、大石)王1号(5回2ラン、米田)

[審判]パ道仏(球)セ筒井、パ沖、セ富沢(塁)セ田代、パ田川(外)

公式記録関係(日本野球機構ページ)

第4戦

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10月25日 後楽園球場 入場者数:29447人 試合開始13:00 2時間43分

阪急 0 5 0 0 2 0 0 2 0 9
巨人 1 0 0 1 0 0 1 2 0 5
(阪) ○足立(1勝1敗) - 岡村
(巨) ●金田(1勝1敗)、渡辺、高橋一、菅原 - 森
本塁打
(阪) 阪本1号(2回3ラン、渡辺)、森本1号(5回2ラン、高橋一)
(巨) 柴田1号(7回、足立)

[審判]セ田代(球)パ田川、セ筒井、パ沖(塁)パ久喜、セ岡田(外)

公式記録関係(日本野球機構ページ)

第5戦

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10月26日 後楽園球場 入場者数:29654人 試合開始13:00 試合時間3時間14分

阪急 0 0 0 0 0 1 0 2 3 6
巨人 0 2 0 0 1 0 0 0 0 3
(阪) 米田、佐々木誠、梶本、○足立(2勝1敗) - 岡村
(巨) ●堀内(1勝1敗)、渡辺 - 森
本塁打
(阪) スペンサー2号(8回2ラン、堀内)
(巨) 国松1号(2回2ラン、米田)、国松2号(5回、佐々木誠)

[審判]パ久喜(球)セ岡田、パ田川、セ筒井(塁)セ富沢、パ道仏(外)

公式記録関係(日本野球機構ページ)

第6戦

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10月28日 阪急西宮球場 入場者数:18601人 試合開始13:00 試合時間3時間25分

巨人 0 1 2 5 0 0 1 0 0 9
阪急 0 0 0 0 1 2 0 0 0 3
(巨) 城之内(2勝)、金田 -
(阪) 米田、●梶本(2敗)、足立大石佐々木誠石井茂 - 岡村
本塁打
(巨) 高倉1号(3回2ラン、梶本)、王2号(4回3ラン、足立)、長島1号(7回、佐々木誠
(阪) 岡村1号(5回、城之内)、スペンサー2号(6回2ラン、城之内)

[審判]セ富沢(球)パ道仏、セ岡田、パ田川(塁)パ沖、セ田代(外)

公式記録関係(日本野球機構ページ)

表彰選手

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テレビ・ラジオ中継

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テレビ中継

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※なお、第7戦は関西テレビで中継される予定だった。

関西テレビは開局以来初めて日本シリーズの放映権を獲得。1967年当時の関西テレビは阪急電鉄、または阪急グループとの関わりが強かったことから阪急東宝グループ(現:阪急阪神東宝グループ)の一員であり、西宮球場からの阪急ブレーブス主催試合を全て自社制作で中継することができた。以降、阪急ブレーブスとして最後に出場した1984年の日本シリーズまで、ホームゲームは関西テレビが独占中継したが、一部の試合はNHK総合テレビと並列で放送した。

ラジオ中継

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  • 第1戦:10月21日
  • 第2戦:10月22日
    • NHKラジオ第1 解説:松木謙治郎、小西得郎
    • TBSラジオ(JRN・毎日放送制作) 解説:大島信雄 ゲスト解説:皆川睦雄
    • 文化放送(NRN) 解説:堀本律雄
    • ニッポン放送(NRN・朝日放送制作) 解説:笠原和夫別所毅彦
    • ラジオ関東 解説:小鶴誠 ゲスト解説:江藤愼一
  • 第3戦:10月24日
  • 第4戦:10月25日
    • NHKラジオ第1 実況:岡田実 解説:小西得郎、松木謙治郎
    • TBSラジオ(JRN) 解説:別所毅彦、田宮謙次郎、大和球士
    • 文化放送(NRN) 解説:堀本律雄
    • ニッポン放送(NRN) 解説:関根潤三 ゲスト解説:鶴岡一人
    • ラジオ関東 実況:島碩弥 解説:広岡達朗 ゲスト解説:水原茂
  • 第5戦:10月26日
    • NHKラジオ第1 実況:羽佐間正雄 解説:松木謙治郎、加藤進
    • TBSラジオ(JRN) 解説:別所毅彦、田宮謙次郎、大和球士
    • 文化放送(NRN) 解説:堀本律雄
    • ニッポン放送(NRN) 解説:関根潤三 ゲスト解説:鶴岡一人
    • ラジオ関東 実況:島碩弥 解説:広岡達朗 ゲスト解説:近藤和彦(大洋) 
  • 第6戦:10月28日
    • NHKラジオ第1 解説:小西得郎、加藤進
    • TBSラジオ(JRN・毎日放送制作) 解説:金田正泰、永井正義
    • 文化放送(NRN) 実況:土井恵 解説:堀本律雄
    • ニッポン放送(NRN・朝日放送制作) 解説:関根潤三 ゲスト解説:笠原和夫
    • ラジオ関東 解説:広岡達朗 ゲスト解説:皆川睦雄

出典、脚注

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関連項目

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外部リンク

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