北海道立総合体育センター
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(きたえーるから転送)
北海道立総合体育センター | |
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施設情報 | |
愛称 | 北海きたえーる |
正式名称 | 北海道立総合体育センター |
用途 | スポーツ、イベント、コンサート |
収容人数 | 10,000人 |
設計者 | 久米・アトリエブンク・中原共同企業体 |
事業主体 | 北海道 |
管理運営 | 北海道スポーツ協会(指定管理者)[1] |
構造形式 | 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造 |
敷地面積 | 40,000 m2 |
建築面積 | 18,919 m2 |
延床面積 | 30,000 m2 |
階数 | 地下1階、地上2階 |
高さ | 26.05m |
着工 | 1996年11月[2] |
竣工 | 1999年9月[2] |
所在地 |
〒062-8572 札幌市豊平区豊平5条11丁目1番1号 |
位置 | 北緯43度02分39秒 東経141度22分36秒 / 北緯43.04417度 東経141.37667度座標: 北緯43度02分39秒 東経141度22分36秒 / 北緯43.04417度 東経141.37667度 |
北海道立総合体育センター(ほっかいどうりつそうごうたいいくセンター)は、北海道札幌市豊平区にある体育館。愛称は北海きたえーる(ほっかいきたえーる)。北海道スポーツ協会をはじめ各種競技団体の所在地になっている[3]。
概要
[編集]豊平公園に隣接しており、中島公園にあった「道立中島体育センター別館」の老朽化に伴って建設した。コンセプトは「森と一体となった周辺環境にやさしいスポーツの殿堂」(ARENA IN THE FOREST)。愛称「きたえーる」の「きた」は北海道を、「えーる」は声援を送るという意味を持ち2つを合わせ心身を鍛えることも表しており[4]、施設を通じてたくさんの人々が交歓の場として活動することを愛称に込めている。学校法人北海学園がネーミングライツ(命名権)を取得している。
全国規模や国際規模の競技大会やイベント開催などに対応できる総合的な施設であり、B.LEAGUEに所属しているレバンガ北海道、F.LEAGUEに所属しているエスポラーダ北海道のホームアリーナになっている。また、新日本プロレスやプロレスリング・ノアの興行、『北海道戦没者追悼式』[5]、『札幌コレクション』[6]、コンサート会場などにも使用している。
1階のメインアリーナ入口手前のエントランスホール壁面には「北海道のオリンピックゴールドメダリスト」パネルがあり、南部忠平以来の団体競技メンバーを含むこれまでの北海道出身のオリンピック金メダリストの功績が顔写真を中心に一人につき縦90cm・横57cmの信楽焼陶板に焼きつけられ展示される[7]。なお設置対象は北海道出身者で中学卒業まで北海道に在住した金メダリストとしている[8]。
沿革
[編集]- 1996年(平成8年)11月:着工[9]、工事安全祈願祭開催[10]。
- 1998年(平成10年)1月:施設愛称を「きたえーる」に決定[4]。
- 1999年(平成11年):建物本体竣工、北海道体育協会がセンターに移転[2]。
- 2000年(平成12年):全面開業。2月13日の完成式典と日本バスケットボールリーグ2試合をこけら落としとした[11]。
- 2006年(平成18年):指定管理者制度導入。
- 2010年(平成22年):ネーミングライツ(命名権)を導入し、愛称を「北海きたえーる」と改称[12][13]。
- 2012年(平成24年):ネーミングライツ契約更新[14]。
- 2014年(平成26年):ネーミングライツ契約更新[15]。
- 2016年(平成28年):ネーミングライツ契約更新。
- 2018年(平成30年):アリーナスポーツ協議会「アリーナオブザイヤー2018」受賞。
- 2019年(平成31年):管理法人の「公益財団法人北海道体育協会」が「公益財団法人北海道スポーツ協会」に名称変更[16]。
- 2021年(令和3年):開業以来初のメインアリーナ全面改修、床面をアサダ材からカバ材に張り替える[17]。
- 2022年(令和4年) :「King & Prince ARENA TOUR 2022 ~Made in~」公演中に小火災が発生[18]、1人が救急搬送される[19]。
施設
[編集]- メインアリーナ
- 床面積:3,886m²(バレーボール4面、バスケットボール4面、テニスコート4面、バドミントン20面、卓球20面)
- 天井高:最高26m
- 最大収容人員:10,000人
- 地下1階:移動席1,872席
- 1階:固定席2,612席、貴賓席72席、身障者席20席
- 2階:固定席1,388席
- 仮設席4,036席
- ランニングコース(全長330m)
- サブアリーナ
- 床面積:1,647m²(バレーボール2面、バスケットボール2面、テニスコート2面、バドミントン8面、卓球10面)
- 天井高:最高22m
- フリークライミングウォール(高さ15m、幅6m、人工岩壁)
- 武道場
- 柔道室450m²(240畳)
- 剣道室451m²
- 師範席、シャワー室、ロッカー
- 弓道場
- 射場等302m²
- 近的競技28m、12人立(射位間隔1.5m)
- 師範席、シャワー室、ロッカー
- トレーニング室、測定室
- トレーニング室412m²(定員60名)
- 健康体力測定室265m²
- 更衣室、シャワー室、ロッカー
- その他
- 講堂、視聴覚室240m²(定員150名)
- 大研修室183m²(定員100名)
- 中研修室96m²(定員60名)
- 小研修室40m²(定員20名)
- きたえーる鍼灸整骨院
- レストラン「YELL CAFE」
- スポーツ情報、資料室
- 野外彫刻
大会実績
[編集]- 新日本プロレス
- バレーボールワールドカップ(2003年、2007年、2011年、2019年)
- 2006年バスケットボール世界選手権(2006年)[21]
- 2006年バレーボール世界選手権(2006年)
- バレーボール・ワールドグランプリ(2013年)[22]
- B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2020 IN HOKKAIDO(2020年)[23]
アクセス
[編集]- 札幌市営地下鉄東豊線豊平公園駅直結
- 北海道中央バス「豊平3条10丁目」バス停下車
駐車場
[編集]- 第1駐車場50台(身障者用5台)
- 第2駐車場130台
脚注
[編集]- ^ “指定管理者公募(きたえーる)”. 北海道. 2016年11月13日閲覧。
- ^ a b c 「体育センター」に道体協が引っ越し 来年2月、施設オープン - 北海道新聞1999年10月1日夕刊
- ^ “加盟団体(加盟競技団体)”. 北海道スポーツ協会. 2016年11月16日閲覧。
- ^ a b 「きたえーる」で心身を鍛えよう 道立スポセン愛称決定-北海道新聞1998年1月3日朝刊
- ^ “千人が参列 札幌で北海道戦没者追悼式”. どうしんウェブ. 北海道新聞社 (2010年7月25日). 2016年11月14日閲覧。
- ^ SAPPORO COLLECTION - 札幌コレクション実行委員会
- ^ 金メダルの笑顔20人に スピード高木姉妹・佐藤選手追加 「きたえーる」プレート設置 - 北海道新聞 2018年7月27日朝刊
- ^ 東京2020オリンピックで金メダルを獲得した北海道出身選手の顕彰プレート設置について - 報道発表資料 北海道環境生活部スポーツ部スポーツ振興課
- ^ 特報土曜フラッシュ 道立総合体育センターきたえーる 来年2月オープン - 北海道新聞1999年10月16日夕刊
- ^ 移転改築の安全祈願 道立体育センター - 北海道新聞1996年11月13日朝刊
- ^ 「すごく広い」きたえーるオープン - 北海道新聞2000年2月14日夕刊
- ^ “道立3施設においてネーミングライツ契約を締結しました。”. 北海道. 2016年11月13日閲覧。
- ^ “北海道立総合体育センター(きたえーる)の施設命名権(ネーミングライツ)取得についてのお知らせ”. 学校法人北海学園. 2016年11月13日閲覧。
- ^ “北海道FM導入基本方針に基づく取組みについて” (PDF). 北海道. 2016年11月13日閲覧。
- ^ “道立総合体育センターにおけるネーミングライツ契約を再更新しました。”. 北海道. 2016年11月13日閲覧。
- ^ “名称変更及びホームページリニューアルのお知らせ”. 北海道スポーツ協会. 2019年4月2日閲覧。
- ^ 北海きたえーる改修工事完了 床の色は紅褐色系から白黄色へ 明るさアップ - スポーツ報知
- ^ “キンプリのライブイベント中に会場でぼや、照明が燃えたか…札幌”. 読売新聞オンライン. 2022年8月6日閲覧。
- ^ 「キンプリ」公演中にぼや 体調不良訴えも、札幌 - Nordot(共同通信社)
- ^ a b c “その他の野外スポット”. 札幌散策. 2016年11月14日閲覧。
- ^ “2006年FIBAバスケットボール世界選手権”. 北海道ファンマガジン (2006年8月12日). 2016年11月13日閲覧。
- ^ “FIVBワールドグランプリ2013”. 日本バレーボール協会. 2016年11月13日閲覧。
- ^ LEAGUE, JAPAN PROFESSIONAL BASKETBALL. “【公式】B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2020 in HOKKAIDO 特設サイト”. 【公式】B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2020 in HOKKAIDO 特設サイト. 2021年11月6日閲覧。