わんぱく相撲全国大会
表示
わんぱく相撲全国大会(わんぱくずもうぜんこくたいかい)は、相撲の小学生対抗の大会である。
概要
[編集]小学生に広く相撲実践の機会を与え、心身の鍛錬と健康の増進をはかることを目的に、日本相撲連盟と東京青年会議所の主催により開催される。
国技館が蔵前から両国に移転された1985年に、わんぱく相撲東京場所と共催でわんぱく相撲全国大会の第1回が開催された。ただし2019年のみ墨田区総合体育館で開催。2020年は中止。
大会の競技方法
[編集]個人戦と団体戦の2種別がある。
- 個人戦
- 個人戦は、各LOM大会(予選)とブロック大会(第2次予選)の成績優秀者を選抜し、トーナメント方式で各学年(4年生、5年生、6年生)別に試合を行い、横綱1名、大関1名、関脇2名、小結4名をそれぞれ決定する。
- 団体戦
- 団体戦は、各選手の個人別の成績点数(横綱7点、大関6点、関脇5点、小結4点など)を加算し、約150の出場チームを対象として優勝、準優勝、第3位を決定する。優勝チームには文部科学大臣杯と優勝旗が授与される。
わんぱく横綱
[編集]個人戦の各学年の優勝者には、大会実行委員会からわんぱく横綱の称号が贈られる。わんぱく横綱は、翌年の全国大会で大相撲の横綱とほぼ同じ横綱土俵入りを披露することができる。
わんぱく横綱のうち大相撲入りした主な者には、貴乃花光司(前身のわんぱく相撲東京場所で優勝)、普天王水、豪栄道豪太郎等。