全国中学校相撲選手権大会
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全国中学校相撲選手権大会(ぜんこくちゅうがっこうすもうせんしゅけんたいかい)は、相撲の中学校対抗の大会である。中学生に広く相撲実践の機会を与え、相撲技能の向上とアマチュアスポーツ精神の高揚をはかることを目的に、日本中学校体育連盟、日本相撲連盟などの主催により開催される。しかし日本中体連は2027年度より全中から除外すると発表した[1]。
大会の競技方法
[編集]団体戦と個人戦の2種別がある。団体戦には、各都道府県代表47校と開催都道府県1校の48校が参加でき、個人戦には、各都道府県代表3名×47=141名と開催都道府県1名の142名が参加することができる。
団体戦は予選3回戦を行い、勝数と得点が上位の優秀校32校を選び、上位16校と17~32位校に分けて決勝トーナメントを行う。個人戦は予選3回戦を行い、2勝者以上の選手によって決勝トーナメント戦を行う。
個人戦の優勝者には、日本相撲連盟から中学生横綱の称号が贈られる。
→詳細は「中学生横綱」を参照
歴代優勝校(団体戦)
[編集]回 | 年度 | 開催地 | 会場 | 優勝 | 準優勝 | ||
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1 | 1971 | 宇佐 | 高知 | ||||
2 | 1972 | 大門 | 富山 | ||||
3 | 1973 | 波切 | 三重 | ||||
4 | 1974 | 九州学院 | 熊本 | ||||
5 | 1975 | 弘前第一 | 青森 | ||||
6 | 1976 | 九州学院 | 熊本 | ||||
7 | 1977 | 河内 | 熊本 | ||||
8 | 1978 | 弘前第一 | 青森 | ||||
9 | 1979 | 香島 | 石川 | ||||
10 | 1980 | 中島 | 石川 | ||||
11 | 1981 | 古仁屋 | 鹿児島 | ||||
12 | 1982 | 明大中野 | 東京 | ||||
13 | 1983 | 古仁屋 | 鹿児島 | ||||
14 | 1984 | 弘前第三 | 青森 | ||||
15 | 1985 | 内灘 | 石川 | ||||
16 | 1986 | 弘前第三 | 青森 | ||||
17 | 1987 | 明大中野 | 東京 | ||||
18 | 1988 | 鶴城 | 熊本 | ||||
19 | 1989 | 鶴城 | 熊本 | ||||
20 | 1990 | 明大中野 | 東京 | ||||
21 | 1991 | 呉羽 | 富山 | ||||
22 | 1992 | 鶴城 | 熊本 | ||||
23 | 1993 | 交野第四 | 大阪 | ||||
24 | 1994 | 鳴和 | 石川 | ||||
25 | 1995 | 東京 | 国技館 | 呉羽 | 富山 | ||
26 | 1996 | 鶴城 | 熊本 | ||||
27 | 1997 | 片島 | 高知 | ||||
28 | 1998 | 緑丘 | 石川 | ||||
29 | 1999 | 赤木名 | 鹿児島 | ||||
30 | 2000 | 福島 | 長野 | ||||
31 | 2001 | 鳥取県 | 東伯町総合体育館 | 安芸 | 高知 | ||
32 | 2002 | 和歌山県 | 和歌山県営相撲競技場 | 石井 | 徳島 | ||
33 | 2003 | 北海道 | 福島町立総合体育館 | 報徳学園 | 兵庫 | ||
34 | 2004 | 東京 | 国技館 | 西南部 | 石川 | ||
35 | 2005 | 静岡県 | 富士宮市民体育館 | 鶴城 | 熊本 | ||
36 | 2006 | 愛媛県 | 宇和島市総合体育館 | 西南部 | 石川 | ||
37 | 2007 | 青森 | 十和田市相撲場 | 大道 | 東京 | ||
38 | 2008 | 石川県七尾市 | 七尾総合市民体育館 | 鳴和 | 石川 | ||
39 | 2009 | 鹿児島県 | 日置市吹上浜体育館 | 能生 | 新潟 | ||
40 | 2010 | 鳥取県 | 鳥取県民体育館 | 八代第四 | 熊本 | ||
41 | 2011 | 兵庫県 | 姫路市網干南公園相撲場 | 明徳義塾 | 高知 | ||
42 | 2012 | 東京 | 国技館 | 鳴和 | 石川 | ||
43 | 2013 | 岐阜県岐南町 | 岐南町スポーツセンター | 犀生 | 石川 | ||
44 | 2014 | 徳島県石井町 | 石井町立石井中学校 | 黒須 | 埼玉 | ||
45 | 2015 | 青森県十和田市 | 十和田市相撲場 | 浦添 | 沖縄 | ||
46 | 2016 | 石川県津幡町 | 津幡町運動公園体育館 | 亀津 | 鹿児島 | 津幡南 | 石川 |
47 | 2017 | 大分県宇佐市 | 宇佐市総合運動場 | 柏第二 | 千葉 | 片島 | 高知 |
48 | 2018 | 山口県岩国市 | 岩国市総合体育館 | 焼津港 | 静岡 | 朝日 | 鹿児島 |
49 | 2019 | 奈良市 | 奈良市中央体育館 | 若草 | 栃木 | 犀生 | 石川 |
50 | 2020 | 愛知県あま市 | 甚目寺総合体育館 | 大会中止 | |||
51 | 2021 | 東京 | アリーナ立川立飛 | 鶴城 | 熊本 | 木曽町 | 長野 |
52 | 2022 | 北海道福島町 | 福島町総合体育館 | 柏第二 | 千葉県 | 西南部 | 石川 |
53 | 2023 | 高知県高知市 | 高知県立県民体育館 | 古仁屋 | 鹿児島 | 鷹巣 | 秋田 |
54 | 2024 | 富山県射水市 | 新湊アイシン軽金属スポーツセンター | 金沢学院 | 石川 | 大宮西 | 埼玉 |
55 | 2025 | 熊本県宇土市 | ecowin宇土アリーナ | ||||
56 | 2026 | 鳥取県 | 鳥取県民体育館 |
脚注
[編集]- ^ “中体連、全中大会で9競技取りやめへ…27年度からハンドボールや体操など実施せず”. 読売新聞オンライン. 2024年6月8日閲覧。
関連項目
[編集]- 中学生横綱
- 全国都道府県中学生相撲選手権大会 - 名称が酷似しているが、別の大会である。
- 全日本相撲選手権大会(アマチュア横綱)
- 全国学生相撲選手権大会(学生横綱)
- 全国高校相撲選手権大会(高校横綱)