アンドフリームニル
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アンドフリームニル(古ノルド語: Andhrímnir)は、北欧神話に登場する、料理にされても毎晩元に戻るイノシシのセーフリームニルを料理するコックのことである。名前の意味は「煤けた者」である[1]。 『ギュルヴィたぶらかし』には、次のような事が書かれている[2]。
- セーフリームニルの肉はどんなにたくさんの人(エインヘリャル)がヴァルハラにいても食い尽くされることはない。毎日料理をしても、夕方にはまた元に戻る。
- セーフリームニルの肉を煮るのはエルドフリームニルという鍋である。
- このことは『グリームニルの言葉』第18節でも語られている。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- V.G.ネッケル他編『エッダ 古代北欧歌謡集』谷口幸男訳、新潮社、1973年、ISBN 978-4-10-313701-6。