ステレンボッシュ (競走馬)
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この記事は現役競走馬を扱っています。 |
ステレンボッシュ | ||||||
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桜花賞優勝時 (2024年4月7日) | ||||||
欧字表記 | Stellenbosch[1] | |||||
香港表記 | 橡木城 | |||||
品種 | サラブレッド[1] | |||||
性別 | 牝[1] | |||||
毛色 | 鹿毛[1] | |||||
生誕 | 2021年2月12日(3歳)[1] | |||||
父 | エピファネイア[1] | |||||
母 | ブルークランズ[1] | |||||
母の父 | ルーラーシップ[1] | |||||
生国 | 日本(北海道安平町)[2] | |||||
生産者 | ノーザンファーム[1] | |||||
馬主 | 吉田勝己[1] | |||||
調教師 | 国枝栄(美浦)[1] | |||||
調教助手 | 田村亮平 | |||||
競走成績 | ||||||
生涯成績 | 7戦3勝[1] | |||||
獲得賞金 |
3億1176万8000円[1] (2024年10月13日現在) | |||||
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ステレンボッシュ(欧字名:Stellenbosch、2021年2月12日 - )は、日本の競走馬。2024年の桜花賞の勝ち馬である。
戦績
[編集]デビュー前
[編集]北海道安平町のノーザンファームで誕生。社台グループオーナーズにて総額5,000万円(1口500万円)で募集され、国枝栄厩舎に入厩[3]。
2歳(2023年)
[編集]2023年7月23日、札幌競馬場第5レースの2歳新馬戦(芝1800m)で、鞍上に横山武史を置きデビューした。2番人気で迎えたが見事新馬勝ちを収めた。次走には1勝クラス・サフラン賞を選択。直線で後方から追い込んだが、スプリングノヴァにハナ差届かず2着。続く1勝クラス・赤松賞では鞍上をトム・マーカンドにし出走。道中は中団で脚を溜め、直線でテリオスサラを交わし勝利。
次走は初の重賞挑戦・GI挑戦の舞台として阪神ジュベナイルフィリーズを選択。鞍上にはクリストフ・ルメールを起用した。5番人気で迎えたレースは、中団を追走し直線で馬群に包まれ、先に抜き出たアスコリピチェーノを猛追したがクビ差届かず2着。
3歳(2024年)
[編集]3歳シーズンの緒戦として桜花賞を選択。道中は中団馬群を追走し、直線に向くと豪脚を発揮しGI初制覇を飾った[4][5]。
競走成績
[編集]競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離(馬場) | 頭 数 |
枠 番 |
馬 番 |
オッズ (人気) |
着順 | タイム (上り3F) |
着差 | 騎手 | 斤量 [kg] |
1着馬(2着馬) | 馬体重 [kg] |
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2023. 7.23 | 札幌 | 2歳新馬 | 芝1800m(良) | 6 | 5 | 5 | 3.9 (2人) | 1着 | 1:51.1(35.0) | -0.3 | 横山武史 | 55 | (ファインライン) | 456 | |
10. 1 | 中山 | サフラン賞 | 1勝 | 芝1600m(良) | 7 | 5 | 5 | 2.4 (1人) | 2着 | 1:35.8(35.1) | 0.0 | 横山武史 | 55 | スプリングノヴァ | 472 |
11.19 | 東京 | 赤松賞 | 1勝 | 芝1600m(良) | 9 | 6 | 6 | 2.9 (1人) | 1着 | 1:33.8(33.6) | -0.0 | T.マーカンド | 55 | (テリオスサラ) | 472 |
12.10 | 阪神 | 阪神JF | GI | 芝1600m(良) | 18 | 3 | 6 | 8.7 (5人) | 2着 | 1:32.6(33.5) | 0.1 | C.ルメール | 55 | アスコリピチェーノ | 466 |
2024. 4. 7 | 阪神 | 桜花賞 | GI | 芝1600m(良) | 18 | 6 | 12 | 4.3 (2人) | 1着 | 1:32.2(33.4) | -0.1 | J.モレイラ | 55 | (アスコリピチェーノ) | 462 |
5.19 | 東京 | 優駿牝馬 | GI | 芝2400m(良) | 18 | 4 | 7 | 2.3 (1人) | 2着 | 2:24.1(34.0) | 0.1 | 戸崎圭太 | 55 | チェルヴィニア | 458 |
10.13 | 京都 | 秋華賞 | GI | 芝2000m(良) | 15 | 8 | 14 | 3.9 (2人) | 3着 | 1:57.5(34.3) | 0.4 | 戸崎圭太 | 55 | チェルヴィニア | 468 |
- 競走成績は2024年10月13日現在
血統表
[編集]ステレンボッシュの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ロベルト系 |
[§ 2] | ||
父 エピファネイア 2010 鹿毛 |
父の父 *シンボリクリスエス1999 黒鹿毛 |
Kris S. | Roberto | |
Sharp Queen | ||||
Tee Key | Gold Meridian | |||
Tri Argo | ||||
父の母 シーザリオ2002 青毛 |
スペシャルウィーク | *サンデーサイレンス | ||
キャンペンガール | ||||
*キロフプリミエール | Sadler's Wells | |||
Querida | ||||
母 ブルークランズ 2014 鹿毛 |
ルーラーシップ 2007 鹿毛 |
キングカメハメハ | Kingmambo | |
マンファス | ||||
エアグルーヴ | *トニービン | |||
ダイナカール | ||||
母の母 ランズエッジ2006 鹿毛 |
ダンスインザダーク | *サンデーサイレンス | ||
ダンシングキイ | ||||
ウインドインハーヘア | Alzao | |||
Burghclere | ||||
母系(F-No.) | (FN:2-f) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | サンデーサイレンス 4×4=12.50% | [§ 4] | ||
出典 |
- 従兄弟に2023年のホープフルステークス勝ち馬のレガレイラ、2024年のセントライト記念・菊花賞勝ち馬のアーバンシック。
- 祖母ランズエッジの半兄にブラックタイドとディープインパクトがいる。
- その他の近親についてはハイクレア#主要なファミリーラインも参照。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m “ステレンボッシュ”. JBISサーチ. 2024年4月7日閲覧。
- ^ a b “競走馬情報 - ステレンボッシュ”. 日本中央競馬会. 2024年4月7日閲覧。
- ^ 「ブルーグランスの21(カタログ情報)」『社台グループオーナーズ』(PDF)、。2024年4月7日閲覧。
- ^ 競馬 桜花賞 2番人気のステレンボッシュが優勝 - 日本放送協会(NHK NEWS WEB) 2024年4月7日 16時41分
- ^ 「【桜花賞】ステレンボッシュが戴冠!2歳女王を逆転で1冠目奪取」『サンケイスポーツ』2024年4月7日。2024年4月7日閲覧。
- ^ a b "ステレンボッシュ 血統情報:5代血統表". JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2024年4月7日閲覧。
- ^ a b c "ステレンボッシュの5代血統表". netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2024年4月7日閲覧。