アーバンシック
 | この記事は現役競走馬を扱っています。 |
| アーバンシック | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
 第91回東京優駿パドック （2024年5月26日） | ||||||
| 欧字表記 | Urban Chic[1] | |||||
| 香港表記 | 名城潮流 | |||||
| 品種 | サラブレッド[1] | |||||
| 性別 | 牡[1] | |||||
| 毛色 | 栗毛[1] | |||||
| 生誕 | 2021年3月16日（3歳）[1] | |||||
| 父 | スワーヴリチャード[1] | |||||
| 母 | エッジースタイル[1] | |||||
| 母の父 | ハービンジャー[1] | |||||
| 生国 |
 日本（北海道安平町）[1] | |||||
| 生産者 | ノーザンファーム[1] | |||||
| 馬主 | （有）シルクレーシング[1] | |||||
| 調教師 | 武井亮（美浦）[1] | |||||
| 競走成績 | ||||||
| 生涯成績 | 6戦3勝[1] | |||||
| 獲得賞金 |
1億1922万8000円[1] （2024年9月16日現在） | |||||
| ||||||
アーバンシック（欧字名:Urban Chic、2021年3月16日 - ）は、日本の競走馬[1]。主な勝ち鞍に2024年のセントライト記念。
馬名の由来は、洗練された。母名より連想[2]。
戦績
[編集]2歳（2023年）
[編集]2023年8月13日、札幌競馬場第5レースの2歳新馬戦（芝1800m）で、横山武史を背にデビュー。中団から直線で鋭く伸びて、デビュー戦での初勝利を飾った[3]。次走の百日草特別も直線一気の末脚で差し切り勝ちを収め、デビュー2連勝を果たした[4]。
3歳（2024年）
[編集]重賞初挑戦となる1月14日の京成杯より始動。上がり最速33秒9の脚を繰り出すも、勝負所で内にもたれるロスを最後まで取り戻せず、後のダービー馬であるダノンデサイルの2着に惜敗[5]。デビューからの連勝もストップした。GI初挑戦の皐月賞は最後に伸びて4着[6]、東京優駿は自慢の末脚が不発に終わり、11着に大敗した[7]。
夏は休養に充て、秋のセントライト記念で復帰。中団の内側からじわじわと位置を上げ、直線コースで圧巻の切れ味を発揮。差し切りを決め、11着に大敗した前走から巻き返しの重賞初制覇を飾った[8][9][10]。
競走成績
[編集]以下の内容は、netkeiba.com[11]およびJBISサーチ[12]の情報に基づく。
| 競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離（馬場） | 頭 数 |
枠 番 |
馬 番 |
オッズ （人気） |
着順 | タイム （上り3F） |
着差 | 騎手 | 斤量 [kg] |
1着馬（2着馬） | 馬体重 [kg] |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023.8.13 | 札幌 | 2歳新馬 | 芝1800m（良） | 10 | 6 | 6 | 2.3（1人） | 1着 | 1:53.1（34.2） | 0.0 | 横山武史 | 55 | （ヴィクトリアドール） | 512 | |
| 11.5 | 東京 | 百日草特別 | 1勝 | 芝2000m（良） | 9 | 4 | 4 | 4.1（3人） | 1着 | 1:59.4（33.2） | -0.1 | 横山武史 | 56 | （マーゴットソラーレ） | 512 |
| 2024.1.14 | 中山 | 京成杯 | GIII | 芝2000m（良） | 14 | 4 | 6 | 3.0（2人） | 2着 | 2:00.6（33.9） | 0.1 | 横山武史 | 57 | ダノンデサイル | 516 |
| 4.14 | 中山 | 皐月賞 | GI | 芝2000m（良） | 17 | 5 | 9 | 14.2（6人） | 4着 | 1:57.5（34.1） | 0.4 | 横山武史 | 57 | ジャスティンミラノ | 510 |
| 5.26 | 東京 | 東京優駿 | GI | 芝2400m（良） | 17 | 4 | 8 | 8.3（4人） | 11着 | 2:25.4（33.5） | 1.1 | 横山武史 | 57 | ダノンデサイル | 512 |
| 9.16 | 中山 | セントライト記念 | GII | 芝2200m（良） | 17 | 1 | 1 | 3.1（2人） | 1着 | 2:11.6（34.0） | -0.3 | C.ルメール | 57 | （コスモキュランダ） | 510 |
- 競走成績は2024年9月16日現在
血統表
[編集]| アーバンシックの血統 | （血統表の出典）[§ 1] | |||
| 父系 | サンデーサイレンス系（ヘイロー系） |
[§ 2] | ||
父 スワーヴリチャード 栗毛 2014 |
父の父 ハーツクライ鹿毛 2001 |
*サンデーサイレンス | Halo | |
| Wishing Well | ||||
| アイリッシュダンス | *トニービン | |||
| *ビューパーダンス | ||||
父の母 *ピラミマ黒鹿毛 2005 |
Unbridled's Song | Unbridled | ||
| Trolley Song | ||||
| *キャリアコレクション | General Meeting | |||
| River of Stars | ||||
母 エッジースタイル 栗毛 2013 |
*ハービンジャー 鹿毛 2006 |
Dansili | *デインヒル | |
| Hasili | ||||
| Penang Pearl | Bering | |||
| Guapa | ||||
母の母 ランズエッジ鹿毛 2006 |
ダンスインザダーク | *サンデーサイレンス | ||
| *ダンシングキイ | ||||
| *ウインドインハーヘア | Alzao | |||
| Burghclere | ||||
| 母系(F-No.) | (FN:2-f) | [§ 3] | ||
| 5代内の近親交配 | サンデーサイレンス 3×4=18.75%、Lyphard 5×5=6.25% | [§ 4] | ||
| 出典 | ||||
- 従兄弟にレガレイラ（父スワーヴリチャード、ホープフルステークス）、ステレンボッシュ（父エピファネイア、桜花賞）。
- 祖母ランズエッジの半兄にブラックタイド（スプリングステークス）、ディープインパクト（牡馬三冠などGI7勝）。
- 3代母ウインドインハーヘアは独G1アラルポカル勝ち馬。
- 5代母HighclereはG1仏オークス、英1000ギニー勝ち馬。
- そのほかの近親はハイクレア一族を参照。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “アーバンシック”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2024年9月16日閲覧。
- ^ “競走馬情報 アーバンシック”. 日本中央競馬会. 2024年9月16日閲覧。
- ^ “【札幌5R新馬戦結果】アーバンシックが鋭く差し切りデビューV”. netkeiba.com (2023年8月13日). 2024年9月16日閲覧。
- ^ “【百日草特別結果】アーバンシックが直線一気で無傷の2連勝！”. netkeiba.com (2023年11月5日). 2024年9月16日閲覧。
- ^ “【京成杯】最速33秒9の末脚でアーバンシックが2着 内にもたれて修正 横山武史騎手「その分の差が出てしまったかも」”. netkeiba.com (2024年1月14日). 2024年9月16日閲覧。
- ^ “【皐月賞】6番人気アーバンシックが最後に伸びて4着 横山武史騎手「一歩ずつ成長している」”. netkeiba.com (2024年4月14日). 2024年9月16日閲覧。
- ^ “【日本ダービー】4番人気アーバンシック末脚不発11着 横山武史騎手「スムーズに外に出せましたが…」”. netkeiba.com (2024年5月26日). 2024年9月16日閲覧。
- ^ 「【セントライト記念】アーバンシックが鋭く差し切り重賞初制覇 ルメール騎手は９度目騎乗で初勝利」『スポーツ報知』。2024年9月16日閲覧。
- ^ 「【セントライト記念結果】アーバンシックが突き抜け重賞初制覇！」『netkeiba.com』。2024年9月16日閲覧。
- ^ 「【セントライト記念】アーバンシックが圧巻の切れ味発揮！反撃の秋へ初の重賞V」『サンケイスポーツ』。2024年9月16日閲覧。
- ^ “アーバンシックの競走成績”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2024年9月16日閲覧。
- ^ “アーバンシック 競走成績”. JBISサーチ. 2024年9月16日閲覧。
- ^ a b c “アーバンシックの血統表”. netkeiba.com. 2024年9月16日閲覧。
- ^ “アーバンシック - 競走馬詳細 - UMATOKU”. 馬トク. 報知新聞社. 2024年9月16日閲覧。
外部リンク
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