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バップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
バップ・レコードから転送)
株式会社バップ
VAP Inc.
入居する日テレ四番町ビル1号館
入居する日テレ四番町ビル1号館
種類 株式会社
略称 VAP
本社所在地 日本の旗 日本
102-0081
東京都千代田区四番町5-6
日テレ四番町ビル1号館
北緯35度41分18.65秒 東経139度44分13.84秒 / 北緯35.6885139度 東経139.7371778度 / 35.6885139; 139.7371778座標: 北緯35度41分18.65秒 東経139度44分13.84秒 / 北緯35.6885139度 東経139.7371778度 / 35.6885139; 139.7371778
設立 1981年1月24日
業種 情報・通信業
法人番号 5010001026922 ウィキデータを編集
事業内容 CD、レコード音盤などの録音物の企画、製造販売
DVD、ビデオテープなどの録音、録画物の企画、制作、製造販売
ノベルティー用品の企画、制作、製造販売
代表者 代表取締役 社長執行役員 安岡喜郎
資本金 2億円
売上高 133億7300万円(2021年3月期)[1]
営業利益 6億4600万円(2021年3月期)[1]
経常利益 8億8400万円(2021年3月期)[1]
純利益 5億3100万円(2021年3月期)[1]
純資産 61億5400万円(2021年3月31日現在)[1]
総資産 142億9700万円(2021年3月31日現在)[1]
従業員数 131人(2022年7月1日現在)
決算期 3月31日
主要株主 日本テレビホールディングス株式会社 100%
主要子会社 株式会社サウンドインスタジオ
関係する人物 船越雅史(副社長。元日本テレビアナウンサー)
吉田政美
外部リンク https://www.vap.co.jp/
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株式会社バップ: VAP Inc.)は、東京都千代田区に本社がある日本レコード会社日本テレビホールディングスの連結子会社。

概要

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日本テレビ放送網(現・日本テレビホールディングス)等の出資により1981年1月24日に設立され、本社は東京都千代田区四番町の日テレ四番町ビル1号館にある[2]。社名の「バップ」(VAP)は「Video Audio Project」の略である。キャッチコピーは「VISUAL×AUDIO×POWER」。

その通り、CDなどのオーディオソフトだけではなくDVDBlu-ray DiscVHSなどのビデオソフトも取り扱っている。過去に所属していたアーティストの作品の多くは長らく廃盤となっていることが多かったが、近年ゴールデン☆ベストシリーズなどでリリースしている。映像関連では日本テレビ系列で放送されたドラマアニメなどの人気番組[* 1]や日本テレビが製作に関わった映画読売ジャイアンツ関係のDVD・Blu-ray Discを販売している他、現在では冬のソナタ韓国のテレビドラマで日本ではNHKで放送)など日本テレビ系列以外で放送されたテレビドラマ・アニメのDVDの販売も行っている。また、2000年代前半まではコンピュータゲームの販売も行っていた。

日本テレビがサスで制作する番組の内、二次使用が見込める番組の資金援助をする事もある。

1990年代には『太陽にほえろ!』『傷だらけの天使』のビデオリリースを皮切りに1970-80年代のテレビ映画のVHSやLD-BOXを多数発売する。並行して上記作品をはじめ、『Gメン'75』『特捜最前線』『ウルトラマン』など日テレ系以外の作品も網羅したテレビコンテンツ・映画の未商品化音楽集「ミュージックファイルシリーズ」を展開し、ロングセラーとなった。

2005年から2006年にかけてエレックレコード(新)と提携して、エレックレコード(旧)の復刻版CDを販売していた。

1970年代にさだまさしと「グレープ」として活動していた吉田政美は、同社に勤務。制作部門でのプロデューサーを経て、管理部門に所属している。

2012年10月1日に日本テレビ放送網(旧法人)が放送持株会社に移行して商号を日本テレビホールディングス(NTVHD)に変更したことにより、バップは日本テレビ放送網(新法人)やBS日本(BS日テレ)などと共にNTVHDの事業子会社の一社となっている[2]

2018年6月までは日本テレビ系列NNNNNS)の各加盟局やAM単営局のラジオ関西が株主となっていたが[2]、同年7月1日をもって、簡易株式交換の方法によりNTVHDの完全子会社となった[3]

アーティスト

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在籍アーティスト

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過去に所属していたアーティスト

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あ行

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か行

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さ行

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た行

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な行

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は行

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ま行

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や・ら・わ行

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日本テレビ系列で放送された作品

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特記がないものは日本テレビ制作。

ドラマ

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アニメ・特撮

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スポーツ

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バラエティなど

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日本テレビ系列以外で放送された作品

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ドラマ・バラエティ

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ここでは、サウンドトラックCDのみを発売した作品を除く。

連続テレビ小説

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韓国ドラマ

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毎日放送製作『ドラマイズム』枠

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特撮

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アニメーション

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制限指定作品

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その他映像作品

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発売元が異なり、販売元だけの作品

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発売元が株式会社東北新社の作品
発売元が日本ヘラルド映画株式会社(現・株式会社KADOKAWA)の作品
  • ザ・ゲート英語版 ※ビデオ版
  • アンデスの聖餐/人肉で生き残った16人の若者 ※ビデオ版
発売元が東宝東和株式会社の作品

オープニングロゴと警告画面

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  • 初代は薄紫をバックに赤・青・緑で描かれた「Vap」のロゴと「VIDEO CASETTE TAPE」の文字がレコード盤のレーベル部や帯などにも印刷されていたデザインに似た三角形に囲まれて現れるシンプル映像。この時の警告画面はロゴと当時の所在地の下に表示しており、「無断複製は法律で禁じられております。」と簡素なものだった。
  • 2代目は宇宙空間のようなアニメーション映像で、赤・青・緑のビームが合わさった瞬間、「Vap」のロゴが飛来しながら登場し、「VIDEO」の文字が下から現れて、最後は白バックになる。警告画面ではブルーバックの「Vap VIDEO」ロゴに文字がフェードアウトしながら流れるように「このビデオを無断で複写(コピー),放送,有線放送,公の上映,などに使用することは,固くおことわりします。」と表示される。「Vap VIDEO」と文字の同時に出るショートバージョンもある。
  • 3代目は宇宙空間のようなCGをバックに赤・青・緑のビームが合わさって黄色く光った後、ブルーバックで手の平から現れた「Vap VIDEO」のロゴが回転し、飛来しながら中央におさまる。後述のプレイディア版(ゲーム機)では赤・青・緑のビームが合わさって発光した瞬間に「Vap」のロゴが中央から現れる。警告画面は2代目と同様であるが、2004年にはフォントが変更された。
  • 4代目(2005年 - 2020年6月)は16:9(または4:3)映像。白バックに無数の赤・青・緑の球体が光のようなものに吸い込まれ、3つの球体から「Vap」が浮かび上がり、中央部分に合わさる。2008年からオープニングの前に「ビデオ鑑賞上のご注意」が追加された。警告画面ではフェードインとなり、「このビデオグラムを無断で、複製、放送、上映、ネットワークを通じて映像、音声を送信できる状態にすることは、法律によって禁じられています。」に変更されている。なお、前述のように「Vap VIDEO」のロゴがフェードインしないものが有ったり、ロゴがないパターンも存在する。
  • 5代目(2020年7月 - )は16:9映像。黒バックにVとaとpの大群が球体のように回転しながらまとまると「Vap」のロゴが完成し、ロゴが白色から紫色に変化すると白バックになる。この代からは初代からの伝統だった赤・青・緑が廃止された。警告画面は2代目と同様であるが、9月から警告画面、10月からビデオ鑑賞上のご注意ともに黒バックに順次変更され、初代からあった「VIDEO」が廃止され一新。この時の警告画面は「この商品は、個人使用を目的に販売・頒布されています。有償・無償にかかわらず、権利者に無断で複製、改変、貸与、放送、上映、インターネット配信等を行うことは、法律により固く禁止されており、刑事罰·民事罰の対象となります。」である。

ゲームソフト

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開発部が窓口となり、全て外注である。ファミリーコンピュータソフトで発売した麻雀に“發”が5枚あり、回収になったことがある(本来、發は4枚)。テレビCMの最後にはハガキの送り先とお問合せは「バップマークのお店で」が当初流れていた。

ファミリーコンピュータ
ゲームボーイゲームボーイカラー
  • パワーミッション
  • ファーステスト・ラップ
  • しっぽでブン!
  • スーパーストリート・バスケットボール
  • ひとりでできるもん! クッキング伝説
  • ダブル役満
  • ミステリアム
  • スーパーストリート・バスケットボール2
  • ダブル役満Jr.
  • ダブル役満Ⅱ
スーパーファミコン
  • Qバート3
  • 必勝スリーセブンファイター
  • スーパーダブル役満
  • 必勝スリーセブンファイター2
  • パチンコ マル秘必勝法
  • 柏木重孝のトップウォーターバッシング
  • スプリンター物語 〜めざせ一攫千金〜
  • パチンコ連チャン天国
  • 真・一攫千金
  • 必勝スリーセブンファイター3
  • 黄龍の耳
  • ギャンブル放浪記
  • スーパーダブル役満2
プレイディア
PlayStation

かつて販売受託していたレーベル

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脚注

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注釈

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  1. ^ なお、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』など吉本興業が制作に関った日本テレビ系番組のDVD・Blu-ray Discはアール・アンド・シー→よしもとアール・アンド・シー→よしもとミュージックエンタテインメント→よしもとミュージックとの共同発売になる。
  2. ^ 2019年1月31日に寺田嘉代が死去したが今後は寺田千代単独でも引き続き「ドリーミング」名義である。
  3. ^ 2012年度後半以降には業務提携先・アニプレックスからもリリース。
  4. ^ 劇場版の同時上映作品では『アンパンマンとたのしい仲間たち』から『たのしくてあそび ママになったコキンちゃん!?』までの同時上映作品はバップが単独で製作している。
  5. ^ 音楽制作はストレイキャッツ。
  6. ^ 映像ソフトの発売・販売はハピネット
  7. ^ 音楽制作はジュドー、主題歌制作はトイズファクトリー
  8. ^ テレビ放送は2019年3月8日に日本テレビ系列の『金曜ロードSHOW!』にて放映された。
  9. ^ a b 音楽制作はユニバーサルミュージック / EMI Recordsが担当。
  10. ^ MBSではアニメシャワー第4部にて放送。
  11. ^ 販売のみ、発売元は小学館
  12. ^ 音楽制作は無印前期はバリアフリー、無印後期・「ごおるでん」はトライエム、「わんだほう」・「ちゃあみんぐ」はコナミミュージックエンタテインメント
  13. ^ GENCOとの共同制作。
  14. ^ 関西圏では未放送。
  15. ^ 無印・「#」のビデオソフト発売元はキングレコード
  16. ^ ABCテレビにとっては自社制作のガラスの艦隊に並ぶ、初のUHFアニメである。
  17. ^ a b 音楽制作はランティスが担当。
  18. ^ a b c d e f 地上波は関東ローカル。
  19. ^ 音楽制作はYTEが担当しており、VAPは5pb.と共に音楽協力として参加している。読売テレビの子会社であるYTE(読売テレビエンタープライズ)が初めて製作に参加しているが、地上波では関東圏の独立局にて放送された。
  20. ^ 音楽制作はマーベラス
  21. ^ クランチロールとの共同制作。音楽制作はドッグオンビートが担当。
  22. ^ 映像ソフトの発売・販売のみ担当。
  23. ^ アニメイズム枠の作品としては、初のVAP製作関与作品でもある。
  24. ^ 第1期の映像ソフトの発売・販売は徳間ジャパン
  25. ^ a b c d e f 音楽制作はフジパシフィックミュージック
  26. ^ 毎日放送制作による第1期から劇場アニメ第1作までの映像ソフトの発売はアニプレックス
  27. ^ 第3期の音楽制作はウォークライン。
  28. ^ 音楽制作協力はソニー・ミュージックレーベルズ、および日音
  29. ^ 音楽制作な日本コロムビア
  30. ^ 基本的にバップのYouTubeチャンネルでの配信が中心。1・2期もBS11で改編期の穴埋め番組としての放送があり、3期以降はBS11での定期放送が開始している。
  31. ^ 音楽制作はフジパシフィックミュージック、およびグロリア。
  32. ^ 音楽制作は日本テレビ音楽

出典

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  1. ^ a b c d e f 株式会社バップ 第41期決算公告
  2. ^ a b c 会社概要”. 株式会社バップ. 2020年9月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月28日閲覧。
  3. ^ 簡易株式交換による連結子会社の完全子会社化に関するお知らせ” (PDF). 日本テレビホールディングス株式会社 (2018年5月10日). 2018年8月7日閲覧。
  4. ^ トイズファクトリー商品 不良返品対応について”. VAP TOPICS. バップ (2021年4月1日). 2024年8月19日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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