ミシェル・ファイファー
ミシェル・ファイファー Michelle Pfeiffer | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2018年 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
本名 | Michelle Marie Pfeiffer | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1958年4月29日(66歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
国籍 | アメリカ合衆国 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
職業 | 女優 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
活動期間 | 1979年 - | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
配偶者 |
ピーター・ホートン(1981年 - 1988年) デビッド・E・ケリー(1993年 - ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
『グリース2』 『スカーフェイス』 『テキーラ・サンライズ』 『危険な関係』 『恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』 『恋のためらい/フランキーとジョニー』 『バットマン リターンズ』 『ラブ・フィールド』 『デンジャラス・マインド/卒業の日まで』 『アンカーウーマン』 『素晴らしき日』 『ストーリー・オブ・ラブ』 『アイ・アム・サム』 『ホワイト・オランダー』 『ヘアスプレー』 『ダーク・シャドウ』 『オリエント急行殺人事件』 『アントマン』シリーズ 『フレンチ・イグジット 〜さよならは言わずに〜』 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ハリウッド名声の歩道 |
ミシェル・マリー・ファイファー(Michelle Marie Pfeiffer, 1958年4月29日 - )は、アメリカ合衆国の女優。『バットマン リターンズ』のキャットウーマン役で知られる。
来歴
[編集]生い立ち
[編集]カリフォルニア州サンタ・アナで4人兄妹の長女として生まれた。ドイツ、オランダ、スウェーデンの血を引く。 父親のリチャード・ファイファーは空調関係の会社を営み[1]、母親のドナ(旧姓タヴァルナ)は専業主婦。二人の妹(ディディ[2]、ロリ)も女優。両親は彼女が12歳のときに離婚。
高校卒業後、スーパーマーケットのレジ係として働きながらゴールデン・ウェスト・カレッジに通う。[3]ミス・オレンジ・カウンティー・コンテストに出場して優勝[4]した時、スカウトの目に留まり、ロサンゼルスに移った。
キャリア
[編集]1980年に『The Hollywood Knights』にて映画デビューを果たす。以後は出演ごとに徐々に人気を集めていった。
1988年公開の『危険な関係』でアカデミー助演女優賞にノミネートされ、英国アカデミー賞 助演女優賞を受賞。
また、1989年公開の『恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』と1992年公開の『ラブ・フィールド』でアカデミー主演女優賞にノミネート。前者でゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)を、後者でベルリン国際映画祭女優賞をそれぞれ受賞している。
1990年と1999年の『ピープル』誌による「世界で最も美しい人物」に選ばれ、表紙を飾った。
2000年以降は家族との時間を優先にしていたが[5]、2007年公開の『ヘアスプレー』で女優業に復帰。
また同じく2007年には、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム(ハリウッド名声の歩道)に2345人目として名前が刻まれた[6]。
2014年発売のマーク・ロンソン11枚目シングル「アップタウン・ファンク」(Uptown Funk)の歌詞にミシェル・ファイファーの名前が歌われたことでも話題を呼んだ。
2020年に公開された『フレンチ・イグジット 〜さよならは言わずに〜』での演技が高く評価され、第78回ゴールデングローブ賞の主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされた[7]。
私生活
[編集]1981年に俳優ピーター・ホートンと結婚したが、1990年に離婚。1993年3月に生後間もない女児(クラウディア・ローズ)を養女として迎え[8]、同年11月にプロデューサーのデビッド・E・ケリーと再婚[9]。1994年8月に長男(ジョン・ヘンリー)を出産した[10]。
20歳の頃、カルト教団にはまっていたことを告白した。その教団は「太陽光さえあれば、人間は食料や水なしでも生きていける」と信じていたという。厳格な菜食主義者として知られるが、これはカルト教団にいた頃に始めたもので、この習慣だけは現在も続けている[11]。
主な出演作品
[編集]映画
[編集]公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 | 吹き替え |
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1980 | The Hollywood Knights | Suzie Q | — | |
マンハッタン・ラプソディー Falling in Love Again |
スー | |||
1981 | オリエンタル探偵殺人事件 Charlie Chan and the Cause of the Dragon Queen |
コーデリア | ||
1982 | グリース2 Grease 2 |
ステファニー | 堀江美都子 | |
1983 | スカーフェイス Scarface |
エルヴァイラ・ハンコック | 戸田恵子(テレビ朝日版) 高島雅羅(テレビ東京版) 石塚理恵(ソフト版) | |
1985 | 眠れぬ夜のために Into the Night |
ディアナ | 安藤麻吹 | |
レディホーク Ladyhawke |
イザボー・ド・アンジュー | 宗形智子(TBS版) 勝生真沙子(テレビ朝日版) | ||
1987 | イーストウィックの魔女たち The Witches of Eastwick |
スーキー | 土井美加 | |
1988 | 愛されちゃって、マフィア Married to the Mob |
アンジェラ・デ・マルコ | 佐々木優子 | |
テキーラ・サンライズ Tequila Sunrise |
ジョー・アン | 藤田淑子(ソフト版)[12] 金野恵子(フジテレビ版) | ||
危険な関係 Dangerous Liaisons |
トゥルーベル夫人 | 英国アカデミー賞 助演女優賞受賞 アカデミー助演女優賞ノミネート |
島本須美 | |
1989 | 恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ The Fabulous Baker Boys |
スージー・ダイアモンド | ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)受賞 アカデミー主演女優賞ノミネート |
藤田淑子(テレビ東京版) 未唯(VHS版) 深見梨加(DVD・BD版) 小宮和枝(機内上映版) |
1990 | ロシア・ハウス The Russia House |
カーチャ・オルロワ | 弥永和子 | |
1991 | 恋のためらい/フランキーとジョニー Frankie and Johnny |
フランキー | 一城みゆ希 | |
1992 | バットマン リターンズ Batman Returns |
セリーナ・カイル / キャットウーマン | 田島令子(ソフト版) 藤田淑子(テレビ朝日版) 山像かおり(テレビ朝日版〈吹替補完版〉) | |
ラブ・フィールド Love Field |
ルリーン | ベルリン国際映画祭銀熊賞 (女優賞)受賞 アカデミー主演女優賞ノミネート |
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1993 | エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事 The Age of Innocence |
エレン・オレンスカ | 弥永和子 | |
1994 | ウルフ Wolf |
ローラ | 島本須美(ソフト版) 勝生真沙子(テレビ朝日版) | |
1995 | デンジャラス・マインド/卒業の日まで Dangerous Minds |
ルアン・ジョンソン | 小山茉美[13] | |
1996 | アンカーウーマン Up Close & Personal |
サリー | ||
素晴らしき日 One Fine Day |
メラニー・パーカー | 杉村理加(ソフト版) 田中敦子(テレビ朝日版) | ||
1997 | シークレット/嵐の夜に A Thousand Acres |
ローズ | 小山茉美 | |
1999 | ディープエンド・オブ・オーシャン The Deep End of the Ocean |
ベス | 高島雅羅[14] | |
真夏の夜の夢 A Midsummer Night's Dream |
タイターニア | |||
ストーリー・オブ・ラブ The Story of Us |
ケイティ・ジョーダン | 佐々木優子[15] | ||
2000 | ホワット・ライズ・ビニース What Lies Beneath |
クレア・スペンサー | 小山茉美 | |
2001 | アイ・アム・サム I Am Sam |
リタ・ハリソン・ウィリアムズ | 塩田朋子(ソフト版) 戸田恵子(日本テレビ版) | |
2002 | ホワイト・オランダー White Oleander |
イングリッド・マグヌセン | 勝生真沙子 | |
2003 | シンドバッド 7つの海の伝説 Sinbad: Legend of the Seven Seas |
エリス | 声の出演 | 高島雅羅 |
2007 | I Could Never Be Your Woman | Rosie Hanson | — | |
スターダスト Stardust |
ラミア | 深見梨加 | ||
ヘアスプレー Hairspray |
ヴェルマ | 塩田朋子 | ||
2008 | ラブ・クライム Personal Effects |
リンダ | 柊城えり | |
2009 | わたしの可愛い人 シェリ Chéri |
レア・ド・ロンヴァル | (吹き替え版なし) | |
2011 | ニューイヤーズ・イブ New Year's Eve |
イングリッド・ウィザース | 高島雅羅[16] | |
2012 | ダーク・シャドウ Dark Shadows |
エリザベス・コリンズ・ストッダード | ||
ピープル・ライク・アス People Like Us |
リリアン | 日本劇場未公開 | (吹き替え版なし) | |
2013 | マラヴィータ The Family / Malavita |
マギー・ブレイク | 高島雅羅 | |
2017 | 嘘の天才〜史上最大の金融詐欺〜 The Wizard of Lies |
ルース・マドフ | テレビ映画 | |
マザー! Mother! |
女性 | 高島雅羅 | ||
オリエント急行殺人事件 Murder on the Orient Express |
キャロライン・ハバード夫人 | 駒塚由衣[17] | ||
2018 | アントマン&ワスプ Ant-Man and the Wasp |
ジャネット・ヴァン・ダイン | 高島雅羅[18] | |
2019 | アベンジャーズ/エンドゲーム Avengers: Endgame |
カメオ出演 | (台詞なし) | |
マレフィセント2 Maleficent: Mistress of Evil |
イングリス王妃 | 五十嵐麗[19] | ||
2020 | フレンチ・イグジット 〜さよならは言わずに〜 French Exit |
フランシス・プライス | ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)ノミネート | 高島雅羅[20] |
2023 | アントマン&ワスプ:クアントマニア Ant-Man and The Wasp: Quantumania |
ジャネット・ヴァン・ダイン |
テレビ
[編集]放映年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 | 吹き替え |
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1980 | B.A.D. Cats | Samantha "Sunshine" Jensen | 計10話出演 | — |
1993-1994 | ザ・シンプソンズ The Simpsons |
ミンディ・シモンズ | 声の出演 第5シーズン第9話「ミシェル・ファイファーの誘惑」 第6シーズン第3話「恋の思い出は辛すぎて」(アーカイブ録音) |
小林優子 |
1996 | マペット放送局 Muppets Tonight! |
本人役 | 計1話出演 | |
2022 | ファーストレディ The First Lady |
ベティ・フォード | 計10話出演 | 高島雅羅[21] |
その他
[編集]クーリオのギャングスタズ・パラダイスのミュージック・ビデオに出演している。本曲の初出はファイファーが主演を務めた1995年公開の映画「デンジャラスマインド」の劇中歌としてであり、商品化も本作のサウンドトラックが最初であった。
このビデオは映画監督としてデビューする前のアントワーン・フークアによる撮り下ろしであり、MTV Video Music Awards 1996でBest Rap VideoとBest Video from a Filmを受賞している。
参照
[編集]- ^ “Michelle Pfeiffer Biography”. Talk Talk. Tiscali UK Limited trading. 2008年9月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年10月23日閲覧。
- ^ “DeDee Pfeiffer - Movie and Film Biography and Filmography”. AllRovi. Rovi Corporation. 2012年7月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年6月11日閲覧。
- ^ Tierney, Tom (2002). Glamorous Movie Stars of the Eighties Paper Dolls. Courier Dover Publications. ISBN 978-0-486-42191-9
- ^ “Burbank Gal is Chosen as State Titlist”. Merced-Sun Star. Associated Press (The McClatchy Company). (1978年4月17日) 2011年7月18日閲覧。
- ^ “Michelle Pfeiffer's Eternal Beauty, No "Stardust" Needed – CBS News”. CBS News (CBS Interactive Inc.). (2007年10月4日) 2008年10月23日閲覧。
- ^ “ミシェル・ファイファー、ハリウッドの殿堂入り”. www.afpbb.com. 2022年9月14日閲覧。
- ^ “Nominations for the 78th Golden Globe Awards (2021) Announced”. Golden Globe Awards (2021年2月3日). 2021年8月27日閲覧。
- ^ Pringle, Gill (Friday 13, 2007). “Michelle Pfeiffer: The former beauty queen is back after a five-year brea”. The Independent (London: Independent Print Limited) 2011年7月3日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “Michelle Pfeiffer Biography”. Tiscali.co.uk (2008年10月23日). 2008年9月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年10月23日閲覧。
- ^ “What lies beneath: Michelle Pfeiffer spills her dinner down her top on Italian date night with her husband”. The Daily Mail (London: CBS Interactive Inc.). (2007年10月4日) 2008年10月23日閲覧。
- ^ “ハリウッド女優ミシェル・ファイファーがカルト教団の信者だった過去を告白!”. ムービーコレクション. (2013年11月5日)
- ^ “テキーラ・サンライズ”. ワーナー公式. 2021年7月2日閲覧。
- ^ “デンジャラス・マインド 卒業の日まで”. ディズニー公式. 2021年7月2日閲覧。
- ^ “ディープエンド・オブ・オーシャン”. ソニー・ピクチャーズ公式. 2021年7月2日閲覧。
- ^ “ストーリー・オブ・ラブ”. ワーナー公式. 2021年7月2日閲覧。
- ^ “ダーク・シャドウ”. ふきカエル大作戦!! (2012年5月19日). 2021年7月2日閲覧。
- ^ “オリエント急行殺人事件”. ふきカエル大作戦!! (2017年12月8日). 2021年7月2日閲覧。
- ^ “アントマン&ワスプ”. ふきカエル大作戦!! (2018年9月3日). 2021年7月2日閲覧。
- ^ “マレフィセント2”. ふきカエル大作戦!! (2019年10月18日). 2021年7月2日閲覧。
- ^ “アントマン&ワスプ:クアントマニア -日本語吹き替え版”. ふきカエル大作戦!! (2023年2月20日). 2023年2月20日閲覧。
- ^ “SHOWTIME®ドラマシリーズ『ファーストレディ』日本語吹替版に、皆川純子、高島雅羅、戸田恵子が参加!コメント&日本語吹替版予告も到着”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年9月25日閲覧。
外部リンク
[編集]- Michelle Pfeiffer (@michellepfeifferofficial) - Instagram
- ミシェル・ファイファー - allcinema
- ミシェル・ファイファー - KINENOTE
- Michelle Pfeiffer - IMDb