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ランフォルセ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ランフォルセ
2013年名古屋大賞典
品種 サラブレッド
性別
毛色 青鹿毛
生誕 2006年3月28日(18歳)
抹消日 2015年4月1日[1]
シンボリクリスエス
ソニンク
母の父 Machiavellian
生国 日本の旗 日本北海道安平町
生産者 ノーザンファーム
馬主 キャロットファーム
調教師 萩原清美浦
厩務員 松山直樹[2]
競走成績
生涯成績 41戦11勝
獲得賞金 3億5563万4000円
勝ち鞍
JpnII ダイオライト記念 2012年
JpnII 浦和記念 2013年
GIII エルムS 2011年
JpnIII 佐賀記念 2014年
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ランフォルセは、日本競走馬である。おもな勝ち鞍に2011年エルムステークス2012年ダイオライト記念2013年浦和記念2014年佐賀記念。馬名の由来は、音楽用語で「ますます強く」。法人馬主キャロットファームのクラブ馬であり、1口10万円の400口、総額4000万円で募集された。

戦歴

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2008年 - 2010年

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2008年8月に競走馬デビュー。12月の中山にて初勝利を挙げた。この2走を含め、2歳から4歳にかけて計14戦に出走、重賞勝利などの特記すべき実績は無いものの着外3回という堅実な内容で勝ち鞍を積み上げていき、2010年11月に準オープンである錦秋ステークスを勝ち、オープンクラスへと昇級した。

2011年 - 2015年

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放牧休養を経て2011年4月小倉のオープン特別を制し現級勝ちを記録したランフォルセは重賞初出走となる東海ステークスに出走、6番人気という低めの評価であったが2着に逃げ粘っている。その後北海道開催に転戦し、マリーンステークスを優勝。続くエルムステークスでは1番人気に支持に応え、重賞初制覇を記録している。東京で開催されたマイルチャンピオンシップ南部杯以降は交流グレード競走に矛先が向けられ、翌2012年にはダイオライト記念を勝ち2度目の重賞タイトルを獲得している。

2015年4月1日付けで競走馬登録を抹消した。引退後は北海道苫小牧市ノーザンホースパークにて乗馬となる[3]

競走成績

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年月日 競馬場 競走名 頭数 オッズ
(人気)
着順 騎手 斤量 距離(馬場) タイム
(上り3F)
タイム
勝ち馬/(2着馬)
2008.08.03 新潟 2歳新馬 16 004.8 (2人) 6着 後藤浩輝 54 芝1800m(良) 1:49.5(34.1) -0.7 メジロポッター
0000.12.21 中山 2歳未勝利 16 005.7 (3人) 1着 三浦皇成 54 ダ1800m(良) 1:55.2(38.3) -1.1 (サンライズフェア)
2009.01.10 中山 黒竹賞 500万下 16 002.2 (1人) 1着 後藤浩輝 56 ダ1800m(良) 1:55.7(38.6) -0.2 (シーフォーアイ)
0000.02.15 東京 ヒヤシンスS OP 13 003.2 (4人) 2着 三浦皇成 56 ダ1600m(良) 1:38.4(36.1) -0.0 カネトシコウショウ
0000.11.29 東京 シャングリラ賞 1000万下 16 004.0 (3人) 2着 三浦皇成 56 ダ1600m(良) 1:38.3(35.9) -0.2 マイディアサン
0000.12.20 中山 千葉テレビ杯 1000万下 13 001.7 (1人) 6着 三浦皇成 56 ダ1800m(良) 1:55.1(37.8) -0.6 ストロングバサラ
2010.01.24 中山 4歳上1000万下 15 001.8 (1人) 2着 後藤浩輝 56 ダ1800m(良) 1:54.8(38.3) -0.2 フランコフォニー
0000.02.20 東京 4歳上1000万下 16 002.6 (1人) 6着 藤田伸二 57 ダ1600m(良) 1:38.3(37.9) -0.7 オウロプレット
0000.05.15 新潟 中ノ岳特別 1000万下 15 004.4 (2人) 1着 丸山元気 57 ダ1800m(稍) 1:51.5(36.6) -0.5 (ゴールデンルーヴェ)
0000.06.20 福島 横手特別 1000万下 15 007.8 (4人) 2着 中舘英二 57 ダ1700m(良) 1:45.2(37.6) -0.2 ツクバホクトオー
0000.08.15 札幌 羊蹄山特別 1000万下 13 001.9 (1人) 1着 横山典弘 57 ダ1700m(良) 1:44.1(36.5) -0.9 (スズカフレーム)
0000.09.18 中山 ながつきS 1600万下 12 002.6 (1人) 3着 横山典弘 57 ダ1800m(良) 1:52.9(37.5) -0.5 パワーストラグル
0000.11.07 東京 錦秋S 1600万下 14 003.8 (3人) 1着 内田博幸 57 ダ1600m(良) 1:36.7(36.3) -0.0 (ロラパルーザ)
0000.12.25 中山 師走S OP 16 003.8 (2人) 5着 内田博幸 55 ダ1800m(良) 1:52.0(38.5) -1.0 インバルコ
2011.04.17 小倉 エスペランサS OP 16 004.3 (2人) 1着 中舘英二 56 ダ1700m(良) 1:43.6(36.5) -0.4 (マルカベンチャー)
0000.05.22 京都 東海S GII 14 018.6 (6人) 2着 横山典弘 57 ダ1900m(不) 1:53.8(35.4) -0.1 ワンダーアキュート
0000.07.17 函館 マリーンS OP 11 002.2 (1人) 1着 横山典弘 57 ダ1700m(稍) 1:43.1(36.6) -0.4 テスタマッタ
0000.09.19 札幌 エルムS GIII 13 001.6 (1人) 1着 横山典弘 56 ダ1700m(良) 1:44.2(36.2) -0.1 オーロマイスター
0000.10.10 東京 マイルCS南部杯 JpnI 15 011.4 (4人) 6着 横山典弘 57 ダ1600m(良) 1:35.8(36.8) -1.0 トランセンド
2012.01.25 川崎 川崎記念 JpnI 12 018.3 (5人) 2着 横山典弘 57 ダ2100m(不) 2:11.5(38.8) -0.8 スマートファルコン
0000.03.14 船橋 ダイオライト記念 JpnII 13 003.9 (3人) 1着 横山典弘 57 ダ2400m(良) 2:34.7(41.1) -0.1 ピイラニハイウェイ
0000.05.02 船橋 かしわ記念 JpnI 13 004.0 (4人) 4着 横山典弘 57 ダ1600m(重) 1:38.6(37.9) -2.1 エスポワールシチー
0000.06.27 大井 帝王賞 JpnI 13 006.8 (4人) 8着 横山典弘 57 ダ2000m(良) 2:05.0(38.5) -2.0 ゴルトブリッツ
0000.09.26 船橋 日本テレビ盃 JpnII 12 002.6 (2人) 5着 横山典弘 57 ダ1800m(重) 1:52.5(38.6) -1.1 ソリタリーキング
0000.11.21 浦和 浦和記念 JpnII 11 002.1 (1人) 3着 R.ムーア 57 ダ2000m(稍) 2:07.7(38.6) -0.2 ピイラニハイウェイ
2013.03.20 名古屋 名古屋大賞典 JpnIII 12 006.4 (3人) 5着 横山典弘 57 ダ1900m(重) 2:02.1(38.7) -2.3 ホッコータルマエ
0000.05.05 東京 ブリリアントS OP 14 010.3 (6人) 11着 横山典弘 57.5 ダ2100m(良) 2:11.9(38.1) -1.8 ナリタシルクロード
0000.07.15 盛岡 マーキュリーC JpnIII 12 020.0 (5人) 5着 戸崎圭太 57 ダ2000m(重) 2:03.5(37.0) -0.4 ソリタリーキング
0000.08.15 門別 ブリーダーズGC JpnII 8 019.6 (4人) 3着 戸崎圭太 57 ダ2000m(良) 2:06.0(38.6) -1.1 ハタノヴァンクール
0000.09.23 船橋 日本テレビ盃 JpnII 12 011.5 (3人) 3着 戸崎圭太 56 ダ1800m(良) 1:51.5(37.9) -1.2 ワンダーアキュート
0000.11.20 浦和 浦和記念 JpnII 10 007.2 (3人) 1着 戸崎圭太 57 ダ2000m(良) 2:07.6(38.7) -0.2 シビルウォー
0000.12.25 名古屋 名古屋グランプリ JpnII 12 003.9 (4人) 4着 戸崎圭太 57 ダ2500m(稍) 2:44.6(41.0) -1.3 シビルウォー
2014.01.29 川崎 川崎記念 JpnI 11 021.8 (4人) 4着 戸崎圭太 57 ダ2100m(良) 2:15.5(39.6) -1.7 ホッコータルマエ
0000.02.13 佐賀 佐賀記念 JpnIII 12 004.6 (3人) 1着 戸崎圭太 58 ダ2000m(稍) 2:09.4(39.2) -0.1 (ソリタリーキング)
0000.03.26 名古屋 名古屋大賞典 JpnIII 12 003.9 (2人) 4着 戸崎圭太 58 ダ1900m(不) 2:03.2(38.6) -1.3 ダノンカモン
0000.07.21 盛岡 マーキュリーC JpnIII 13 007.9 (5人) 8着 戸崎圭太 58 ダ2000m(良) 2:03.0(38.2) -1.1 ナイスミーチュー
0000.10.07 金沢 白山大賞典 JpnIII 10 013.4 (5人) 5着 三浦皇成 58 ダ2100m(重) 2:13.7(38.8) -1.2 エーシンモアオバー
0000.11.19 浦和 浦和記念 JpnII 11 013.3 (6人) 6着 三浦皇成 57 ダ2000m(良) 2:09.2(40.0) -1.4 サミットストーン
2015.01.28 川崎 川崎記念 JpnI 12 107.5 (7人) 7着 三浦皇成 57 ダ2100m(重) 2:19.0(41.9) -2.1 ホッコータルマエ
0000.02.10 佐賀 佐賀記念 JpnIII 12 010.0 (5人) 5着 三浦皇成 58 ダ2000m(稍) 2:12.5(41.4) -3.0 マイネルクロップ
0000.03.29 中山 マーチS GIII 16 136.3 (15人) 11着 丸山元気 57.5 ダ1800m(良) 1:53.5(37.5) -0.8 マイネルクロップ

血統表

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ランフォルセ血統ロベルト系 /Hail to Reason 9.38% 4x5、Natalma 6.25% 5 x 5、Nashua 6.25% 5 x 5) (血統表の出典)

*シンボリクリスエス
1999 黒鹿毛
父の父
Kris S.
1977 黒鹿毛
Roberto Hail to Reason
Bramalea
Sharp Queen Princequillo
Bridgework
父の母
Tee Kay
1991 黒鹿毛
Gold Meridian Seattle Slew
Queen Louie
Tri Argo Tri Jet
Hail Proudly

*ソニンク(英)
1996 黒鹿毛
Machiavellian
1987
Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
Coup de Folie Halo
Raise the Standard
母の母
Sonic Lady
1983
Nureyev Northern Dancer
Special
Stumped Owen Anthony
Luckhurst F-No.B3

注釈

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  1. ^ ダート重賞4勝のランフォルセ引退、乗馬へ”. ラジオNIKKEI. 2022年5月28日閲覧。
  2. ^ 【エルムS】ランフォルセが重賞初V”. ウマニティ. 2022年5月28日閲覧。
  3. ^ ランフォルセ号が競走馬登録抹消 - 日本中央競馬会  2015年4月1日閲覧
  4. ^ Sonic Lady(USA)|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2019年12月29日閲覧。

出典

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外部リンク

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