七里駅
七里駅 | |
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南口(2024年4月) | |
ななさと Nanasato | |
◄TD 04 大和田 (1.6 km) (2.9 km) 岩槻 TD 06► | |
所在地 | さいたま市見沼区大字風渡野603 |
駅番号 | TD05 |
所属事業者 | 東武鉄道 |
所属路線 | ■野田線(東武アーバンパークライン) |
キロ程 | 5.6 km(大宮起点) |
電報略号 | ナト |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[東武 1]17,728人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)11月17日[1] |
備考 | 業務委託駅 |
七里駅(ななさとえき)は、埼玉県さいたま市見沼区大字風渡野にある、東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)の駅である。駅番号はTD 05。
歴史
[編集]- 1929年(昭和4年)
- 1944年(昭和19年)3月1日:陸上交通事業調整法に基づき、東武鉄道が総武鉄道を吸収合併、同社野田線の駅となる。
- 1955年(昭和30年)1月1日:指扇村・馬宮村・植水村・片柳村・七里村・春岡村が大宮市へ編入合併、所在地が大宮市となる。
- 1988年(昭和63年):1番線(大宮方面)大宮寄りホームスペース拡張工事実施。跨線橋の階段にエスカレーター新設。当時はまだエスカレーターなどのバリアフリー設備は新設途上であり、野田線全体でも未設置駅が多かった中、当駅はかなり早い時期に設置された。
- 1994年(平成6年):自動改札機導入。
- 2001年(平成13年)5月1日:浦和市・大宮市・与野市が合併、所在地がさいたま市となる。
- 2003年(平成15年)4月1日:さいたま市が政令指定都市へ移行、所在地がさいたま市見沼区となる。
- 2007年(平成19年):PASMO導入に伴い、ICカードチャージ機新設、自動改札機をPASMO対応機へ更新。[要出典]
- 2008年(平成20年)4月1日:発車メロディ導入。
- 2009年(平成21年)
- 2021年(令和3年)12月4日:橋上駅舎化工事に伴い、仮駅舎・仮跨線橋使用開始[4][注釈 1]。同時に旧駅舎閉鎖。
- 2024年(令和6年)
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅。橋上駅舎を備える。自動券売機・自動改札機・エスカレーター・エレベーターが設置されている。駅業務は東武ステーションサービスに委託している。旧駅舎は大宮方面ホーム側(南側)にあり、船橋方面ホームとは跨線橋で連絡していた。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先[8] |
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1 | 東武アーバンパークライン | 上り | 大宮方面 |
2 | 下り | 柏方面 |
七里駅南北自由通路
[編集]都市計画道路 | |
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七里駅南北自由通路 | |
路線延長 | 100 m[9] |
制定年 | 2020年 |
開通年 | 2024年 |
起点 | 埼玉県さいたま市見沼区大字風渡野字往還上西 |
終点 | 埼玉県さいたま市見沼区大字風渡野字往還上西 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
駅舎改修事業に伴い整備された南北自由通路は、さいたま市の都市計画道路「七里駅南北自由通路(ななさとえきなんぼくじゆうつうろ)」である[10]。2020年(令和2年)5月1日に都市計画決定され[11][10]、橋上駅舎の一部として建設が進められた。2024年(令和6年)2月10日の新駅舎使用開始に伴い、起点側である北口側の階段部分を除く形で暫定供用され[6]、同年3月31日に北口側の階段部分が使用開始されたことに伴い、全面開通した。
延長は100 m、幅員は4.6 m[注釈 2]で、種別は特殊街路とされている[9]。
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北口(2024年11月)
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改札口(2024年4月)
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北口駅前広場(2024年11月)
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旧駅舎(2016年1月)
利用状況
[編集]2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員は17,728人である[東武 1]。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員 [15][東武 2] |
1日平均 乗車人員 |
出典 |
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1987年(昭和62年) | 10,617 | ||
1988年(昭和63年) | 10,995 | ||
1989年(平成元年) | 11,167 | ||
1990年(平成 | 2年)11,598 | ||
1991年(平成 | 3年)11,907 | ||
1992年(平成 | 4年)11,937 | ||
1993年(平成 | 5年)11,919 | ||
1994年(平成 | 6年)11,880 | ||
1995年(平成 | 7年)12,043 | ||
1996年(平成 | 8年)12,009 | ||
1997年(平成 | 9年)23,091 | 11,703 | |
1998年(平成10年) | 22,215 | 11,260 | |
1999年(平成11年) | 21,843 | 11,081 | |
2000年(平成12年) | 21,892 | 11,096 | |
2001年(平成13年) | 21,652 | 10,903 | |
2002年(平成14年) | 21,027 | 10,592 | |
2003年(平成15年) | 20,672 | 10,413 | |
2004年(平成16年) | 20,287 | 10,203 | |
2005年(平成17年) | 20,476 | 10,274 | |
2006年(平成18年) | 20,471 | 10,280 | |
2007年(平成19年) | 20,868 | ||
2008年(平成20年) | 20,859 | ||
2009年(平成21年) | 20,495 | ||
2010年(平成22年) | 20,346 | ||
2011年(平成23年) | 20,179 | ||
2012年(平成24年) | 20,610 | ||
2013年(平成25年) | 20,818 | ||
2014年(平成26年) | 20,399 | ||
2015年(平成27年) | 20,711 | ||
2016年(平成28年) | 20,646 | ||
2017年(平成29年) | 20,556 | ||
2018年(平成30年) | 20,547 | ||
2019年(令和元年) | 20,392 | ||
2020年(令和 | 2年)15,644 | [東武 3] | |
2021年(令和 | 3年)16,326 | 8,209 | [東武 4] |
2022年(令和 | 4年)17,229 | 8,664 | [東武 5] |
2023年(令和 | 5年)17,728 | 8,909 | [東武 1] |
駅周辺
[編集]駅南側は駅前にタクシーや病院への送迎バスのりばがあるが、路線バス停留所は駅からやや離れた道路上にある。周辺は住宅地が広がり、道路沿いに店舗も多いが、駅からやや離れると農地も見られる。近年は宅地開発が盛んに行われている。
駅北側は長らく一面雑木林であったが、さいたま市土地区画整理事業に伴いすべて伐採され、道路整備や宅地の造成が進められている。
- 大宮武道館
- さいたま市見沼区役所
- さいたま市職員研修センター
- さいたま市立大宮東図書館を併設
- さいたま市立蓮沼小学校
- さいたま市立春里中学校
- 大宮風渡野郵便局
- 埼玉縣信用金庫七里支店
- 埼玉りそな銀行七里支店
- 埼玉県道2号さいたま春日部線
- 埼玉県道105号さいたま鳩ヶ谷線
- 埼玉県道322号東門前蓮田線
- 国際興業バス「七里駅入口」停留所
- 見沼区コミュニティバス「七里駅西」停留所
隣の駅
[編集]1931年(昭和6年)から1950年(昭和25年)まで、七里駅 - 岩槻駅間に「加倉駅」が存在した。
この区間は野田線の中でも比較的駅間距離が長いため、加倉駅復活の要望があった。大宮市時代には都市計画に新駅「宮ヶ谷塔駅(仮称)」設置の構想があった。これは当時の大宮市が主体となって行われた計画であるため、駅の位置は加倉駅のあった現在の岩槻区加倉地区よりやや西の、見沼区宮ヶ谷塔付近である。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 『「地方鉄道運輸開始」『官報』第871号、1929年11月22日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ a b 東武鉄道年史編纂事務局 編『東武鉄道六十五年史』東武鉄道、1964年、207頁。全国書誌番号:64010839。
- ^ “七里駅|東武鉄道公式サイト”. www.tobu.co.jp. 2024年1月11日閲覧。
- ^ “さいたま市/東武アーバンパークライン七里駅 橋上化工事に伴う改札口および通路変更のお知らせ” (PDF). www.city.saitama.lg.jp. 2024年1月11日閲覧。
- ^ “さいたま市 / 東武アーバンパークライン 七里駅舎改修事業について” (PDF). www.city.saitama.lg.jp. 2024年1月11日閲覧。
- ^ a b c “東武アーバンパークライン七里駅 新駅舎使用開始のお知らせ” (PDF). 東武鉄道. 2024年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月27日閲覧。
- ^ “東武アーバンパークライン七里駅 北口使用開始のお知らせ” (PDF). 東武鉄道. 2024年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月27日閲覧。
- ^ “七里駅 構内マップ”. 東武鉄道. 2023年10月1日閲覧。
- ^ a b c “さいたま市/さいたま市都市計画審議会の開催結果(令和2年度第1回) 議案書第395号 さいたま都市計画道路の変更について(さいたま市決定)” (PDF). www.city.saitama.lg.jp. 2024年1月11日閲覧。
- ^ a b “さいたま市 / さいたま都市計画道路 一覧表” (PDF). www.city.saitama.lg.jp. 2024年1月11日閲覧。
- ^ “さいたま市 / 告示一覧(令和2年5月1日から同月15日まで)” (PDF). www.city.saitama.lg.jp. 2024年1月11日閲覧。
- ^ 埼玉県統計年鑑
- ^ “さいたま市統計書”. 埼玉県さいたま市役所公式ホームページ. 2024年2月9日閲覧。
- ^ “旧大宮市統計書”. 埼玉県さいたま市役所公式ホームページ. 2024年2月9日閲覧。
- ^ “レポート”. 関東交通広告協議会. 2023年6月17日閲覧。
東武鉄道の1日平均利用客数
- ^ a b c 『駅別乗降人員 2023年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、10頁。オリジナルの2024年9月8日時点におけるアーカイブ 。
- ^ “駅情報(乗降人員)”. 東武鉄道. 2024年9月30日閲覧。
- ^ 「駅一覧」『東武会社要覧2021』(pdf)(レポート)東武鉄道、69頁。オリジナルの2022年4月19日時点におけるアーカイブ 。
- ^ 『駅別乗降人員 2021年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、10頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブ 。
- ^ 『駅別乗降人員 2022年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、10頁。オリジナルの2024年9月8日時点におけるアーカイブ 。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 七里駅(駅情報) - 東武鉄道
- 七里駅舎改修事業(橋上駅舎・南北自由通路) - さいたま市