コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

七里駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
七里駅南北自由通路から転送)
七里駅
南口(2024年4月)
ななさと
Nanasato
TD 04 大和田 (1.6 km)
(2.9 km) 岩槻 TD 06
地図
所在地 さいたま市見沼区大字風渡野603
北緯35度56分10.85秒 東経139度39分56.96秒 / 北緯35.9363472度 東経139.6658222度 / 35.9363472; 139.6658222座標: 北緯35度56分10.85秒 東経139度39分56.96秒 / 北緯35.9363472度 東経139.6658222度 / 35.9363472; 139.6658222
駅番号 TD05
所属事業者 東武鉄道
所属路線 野田線(東武アーバンパークライン)
キロ程 5.6 km(大宮起点)
電報略号 ナト
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[東武 1]17,728人/日
-2022年-
開業年月日 1929年昭和4年)11月17日[1]
備考 業務委託駅
テンプレートを表示

七里駅(ななさとえき)は、埼玉県さいたま市見沼区大字風渡野にある、東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)のである。駅番号TD 05

歴史

[編集]

駅構造

[編集]
ホーム(2024年4月)

相対式ホーム2面2線を有する地上駅橋上駅舎を備える。自動券売機自動改札機・エスカレーター・エレベーターが設置されている。駅業務は東武ステーションサービスに委託している。旧駅舎は大宮方面ホーム側(南側)にあり、船橋方面ホームとは跨線橋で連絡していた。

のりば

[編集]
番線 路線 方向 行先[8]
1 TD 東武アーバンパークライン 上り 大宮方面
2 下り 方面

七里駅南北自由通路

[編集]
都市計画道路
七里駅南北自由通路
路線延長 100 m[9]
制定年 2020年
開通年 2024年
起点 埼玉県さいたま市見沼区大字風渡野字往還上西
終点 埼玉県さいたま市見沼区大字風渡野字往還上西
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

駅舎改修事業に伴い整備された南北自由通路は、さいたま市都市計画道路七里駅南北自由通路(ななさとえきなんぼくじゆうつうろ)」である[10]2020年令和2年)5月1日に都市計画決定され[11][10]、橋上駅舎の一部として建設が進められた。2024年(令和6年)2月10日の新駅舎使用開始に伴い、起点側である北口側の階段部分を除く形で暫定供用され[6]、同年3月31日に北口側の階段部分が使用開始されたことに伴い、全面開通した。

延長は100 m、幅員は4.6 m[注釈 2]で、種別は特殊街路とされている[9]

利用状況

[編集]

2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員17,728人である[東武 1]

近年の1日平均乗降乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[12][13][14]
年度 1日平均
乗降人員
[15][東武 2]
1日平均
乗車人員
出典
1987年(昭和62年)   10,617  
1988年(昭和63年)   10,995  
1989年(平成元年)   11,167  
1990年(平成02年)   11,598  
1991年(平成03年)   11,907  
1992年(平成04年)   11,937  
1993年(平成05年)   11,919  
1994年(平成06年)   11,880  
1995年(平成07年)   12,043  
1996年(平成08年)   12,009  
1997年(平成09年) 23,091 11,703  
1998年(平成10年) 22,215 11,260  
1999年(平成11年) 21,843 11,081  
2000年(平成12年) 21,892 11,096  
2001年(平成13年) 21,652 10,903  
2002年(平成14年) 21,027 10,592  
2003年(平成15年) 20,672 10,413  
2004年(平成16年) 20,287 10,203  
2005年(平成17年) 20,476 10,274  
2006年(平成18年) 20,471 10,280  
2007年(平成19年) 20,868    
2008年(平成20年) 20,859    
2009年(平成21年) 20,495    
2010年(平成22年) 20,346    
2011年(平成23年) 20,179    
2012年(平成24年) 20,610    
2013年(平成25年) 20,818    
2014年(平成26年) 20,399    
2015年(平成27年) 20,711    
2016年(平成28年) 20,646    
2017年(平成29年) 20,556    
2018年(平成30年) 20,547    
2019年(令和元年) 20,392    
2020年(令和02年) 15,644   [東武 3]
2021年(令和03年) 16,326 8,209 [東武 4]
2022年(令和04年) 17,229 8,664 [東武 5]
2023年(令和05年) 17,728 8,909 [東武 1]

駅周辺

[編集]

駅南側は駅前にタクシーや病院への送迎バスのりばがあるが、路線バス停留所は駅からやや離れた道路上にある。周辺は住宅地が広がり、道路沿いに店舗も多いが、駅からやや離れると農地も見られる。近年は宅地開発が盛んに行われている。

駅北側は長らく一面雑木林であったが、さいたま市土地区画整理事業に伴いすべて伐採され、道路整備や宅地の造成が進められている。

隣の駅

[編集]
東武鉄道
TD 東武アーバンパークライン
急行・区間急行
通過
普通
大和田駅 (TD 04) - 七里駅 (TD 05) - 岩槻駅 (TD 06)

1931年(昭和6年)から1950年(昭和25年)まで、七里駅 - 岩槻駅間に「加倉駅」が存在した。

この区間は野田線の中でも比較的駅間距離が長いため、加倉駅復活の要望があった。大宮市時代には都市計画に新駅「宮ヶ谷塔駅(仮称)」設置の構想があった。これは当時の大宮市が主体となって行われた計画であるため、駅の位置は加倉駅のあった現在の岩槻区加倉地区よりやや西の、見沼区宮ヶ谷塔付近である。

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 当初は2022年(令和4年)3月の開始を予定していた[5]
  2. ^ 実際には、通路部幅員は6 m、階段部幅員は4.6 m[9]

出典

[編集]
  1. ^ a b 「地方鉄道運輸開始」『官報』第871号、1929年11月22日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  2. ^ a b 東武鉄道年史編纂事務局 編『東武鉄道六十五年史』東武鉄道、1964年、207頁。全国書誌番号:64010839 
  3. ^ 七里駅|東武鉄道公式サイト”. www.tobu.co.jp. 2024年1月11日閲覧。
  4. ^ さいたま市/東武アーバンパークライン七里駅 橋上化工事に伴う改札口および通路変更のお知らせ” (PDF). www.city.saitama.lg.jp. 2024年1月11日閲覧。
  5. ^ さいたま市 / 東武アーバンパークライン 七里駅舎改修事業について” (PDF). www.city.saitama.lg.jp. 2024年1月11日閲覧。
  6. ^ a b c 東武アーバンパークライン七里駅 新駅舎使用開始のお知らせ” (PDF). 東武鉄道. 2024年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月27日閲覧。
  7. ^ 東武アーバンパークライン七里駅 北口使用開始のお知らせ” (PDF). 東武鉄道. 2024年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月27日閲覧。
  8. ^ 七里駅 構内マップ”. 東武鉄道. 2023年10月1日閲覧。
  9. ^ a b c さいたま市/さいたま市都市計画審議会の開催結果(令和2年度第1回) 議案書第395号 さいたま都市計画道路の変更について(さいたま市決定)” (PDF). www.city.saitama.lg.jp. 2024年1月11日閲覧。
  10. ^ a b さいたま市 / さいたま都市計画道路 一覧表” (PDF). www.city.saitama.lg.jp. 2024年1月11日閲覧。
  11. ^ さいたま市 / 告示一覧(令和2年5月1日から同月15日まで)” (PDF). www.city.saitama.lg.jp. 2024年1月11日閲覧。
  12. ^ 埼玉県統計年鑑
  13. ^ さいたま市統計書”. 埼玉県さいたま市役所公式ホームページ. 2024年2月9日閲覧。
  14. ^ 旧大宮市統計書”. 埼玉県さいたま市役所公式ホームページ. 2024年2月9日閲覧。
  15. ^ レポート”. 関東交通広告協議会. 2023年6月17日閲覧。

東武鉄道の1日平均利用客数

  1. ^ a b c 駅別乗降人員 2023年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、10頁。オリジナルの2024年9月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240518015737/https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/passengers_2023.pdf#page=10 
  2. ^ 駅情報(乗降人員)”. 東武鉄道. 2024年9月30日閲覧。
  3. ^ 駅一覧」『東武会社要覧2021』(pdf)(レポート)東武鉄道、69頁。オリジナルの2022年4月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20220419221859/https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/book_all.pdf#page=36 
  4. ^ 駅別乗降人員 2021年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、10頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240518021804/https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/passengers_2021.pdf#page=10 
  5. ^ 駅別乗降人員 2022年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、10頁。オリジナルの2024年9月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240518021731/https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/passengers_2022.pdf#page=10 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]