三春ダム
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三春ダム | |
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所在地 |
左岸:福島県田村郡三春町大字西方 右岸:福島県田村郡三春町大字西方 |
位置 | 北緯37度24分6秒 東経140度28分27秒 / 北緯37.40167度 東経140.47417度 |
河川 | 阿武隈川水系大滝根川 |
ダム湖 | さくら湖 |
ダム諸元 | |
ダム型式 | 重力式コンクリートダム |
堤高 | 65.0 m |
堤頂長 | 174 m |
堤体積 | 195,000 m3 |
流域面積 | 226.0 km2 |
湛水面積 | 290 ha |
総貯水容量 | 42,800,000 m3 |
有効貯水容量 | 3,6000,000 m3 |
利用目的 |
洪水調節・不特定利水・ かんがい・上水道・ 工業用水・発電 |
事業主体 | 国土交通省東北地方整備局 |
電気事業者 | (国土交通省) |
発電所名 (認可出力) | (ダム管理用発電所) |
施工業者 | 奥村組・大日本土木 |
着手年 / 竣工年 | 1972年 / 1998年 |
備考 |
水特法9条指定 水没総面積:300ha 水没戸数:118戸 水没農地面積:155ha |
三春ダム(みはるダム)は、福島県田村郡三春町に所在する、一級河川・阿武隈川水系大滝根川にあるダムである。
概要
[編集]国土交通省東北地方整備局が管理する国土交通省直轄ダムで、大滝根川・阿武隈川中流部の治水と郡山市など福島県中通り中部地域への利水を目的とした特定多目的ダムであり、白石川の七ヶ宿ダムや摺上川の摺上川ダムと共に阿武隈川の治水に資している。福島県内では比較的新しいダムであり、周辺地域とあわせて新たな観光資源ともなった。計画の時点では名称が大滝根ダムであったが、周辺住民の要望により、町名にあわせた三春ダムとなった。
このダムでは国土交通省直轄ダムでは初めてダム本体のコンクリート打設に合理化施工方法として拡張レヤ工法(ELCM)を採用した。また、景観に配慮するため、三春町が城下町であることを踏まえてダム本体に石垣のような装飾が施された。
建設によってダム周辺には87世帯、三春町外へ45世帯が移転した。水没地域が複雑に入り組んでおり、周辺に土地があったことや三春町中心部からそれほど離れていない、いわば里ダムであったことから多くが周辺地域に留まったといわれている。
ダム湖は有名な三春滝桜があるなどさくらで有名な地域であることからさくら湖と名づけられた。ダム湖には春田大橋が架けられた。
右岸には入場無料の三春ダム資料館がある。
ギャラリー
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三春ダム正面画像
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さくら湖と阿武隈高地
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早春のさくら湖
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さくら湖
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三春ダムとさくら湖にかかる春田大橋
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三春ダム管理用左岸発電所
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三春ダム管理用右岸発電所
外部リンク
[編集]- 財団法人日本ダム協会 『ダム便覧』 三春ダム
- 三春ダム 洪水調整機能
- 国土交通省 三春ダム管理所 (@mlit_miharu) - X(旧Twitter)