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月山ダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
月山ダム
左岸所在地 山形県鶴岡市上名川字東山8-212
位置
月山ダムの位置(日本内)
月山ダム
北緯38度35分00秒 東経139度53分44秒 / 北緯38.58333度 東経139.89556度 / 38.58333; 139.89556
河川 赤川水系梵字川
ダム湖 あさひ月山湖
ダム諸元
ダム型式 重力式コンクリートダム
堤高 123 m
堤頂長 393 m
堤体積 1,160,000 m3
流域面積 239.8 km2
湛水面積 180 ha
総貯水容量 65,000,000 m3
有効貯水容量 58,000,000 m3
利用目的 洪水調節不特定利水上水道発電
事業主体 国土交通省東北地方整備局
電気事業者 東北電力
発電所名
(認可出力)
月山発電所(8,800kW
施工業者 西松建設大林組鉄建建設
着手年 / 竣工年 1976年2001年
出典 [1]
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あさひ月山湖

月山ダム(がっさんダム)は、山形県鶴岡市一級河川赤川水系梵字川に建設されたダム。高さ123メートルの重力式コンクリートダムで、洪水調節不特定利水上水道発電を目的とする、国土交通省直轄多目的ダムである。ダム人造湖)の名はあさひ月山湖(あさひがっさんこ)という。

概要

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赤川水系の河川は、上流部が急流であるのに対して下流部は緩流であるため、中流部より下流においては歴史的に水害が繰り返されていた。その治水対策として大正6年(1917年)より、それまで最上川に合流して日本海に注いでいた赤川を独立して海に注ぐように河川を改良する工事を行った。しかし依然として水害が発生する状況に鑑み、赤川水系に対する治水事業の一環として計画されたのが月山ダムである。また、当時は鶴岡市をはじめとする庄内南部地域は水道水の水源に地下水を使っており、安定した水源の確保するため、本ダムはこれらの地域に供給される水道水の水源としても機能する多目的ダムとしての機能を有することとなった。

その他

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  • ダムカードを配布している。
  • 月山ダム管理所に依頼することでダム内部の見学ができる。[2]

周辺

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ギャラリー

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注・出典

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  1. ^ 電気事業者・発電所名については電力土木技術協会「水力発電所データベース 月山」、その他については日本ダム協会ダム便覧 月山ダム」による(2015年3月1日閲覧)。
  2. ^ 月山ダム社会科見学”. 月山ダム管理所. 2015年2月28日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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