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殿ダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
殿ダム
所在地 殿ダム管理支所
鳥取県鳥取市国府町殿206-4
左岸所在地 鳥取県鳥取市国府町殿地先
位置
殿ダムの位置(日本内)
殿ダム
北緯35度26分57秒 東経134度20分32秒 / 北緯35.44917度 東経134.34222度 / 35.44917; 134.34222
河川 千代川水系袋川
ダム湖 因幡万葉湖
ダム諸元
ダム型式 ロックフィルダム
堤高 75.0 m
堤頂長 294.0 m
堤体積 2,110,000 m3
流域面積 38.1 km2
湛水面積 64.0 ha
総貯水容量 12,400,000 m3
有効貯水容量 11,200,000 m3
利用目的 洪水調節不特定利水
工業用水上水道発電
事業主体 中国地方整備局
電気事業者 鳥取県企業局
発電所名
(認可出力)
袋川発電所(1,100kW
施工業者 鹿島建設
着手年 / 竣工年 1985年2011年
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殿ダム(とのダム)は、鳥取県鳥取市一級水系千代川水系袋川に建設されたダムである。

国土交通省中国地方整備局が管理を行う国土交通省直轄ダムであり、千代川水系の治水鳥取市への利水を目的とした特定多目的ダム法に基づく特定多目的ダムとして建設された、高さ75メートルロックフィルダム。ダムによって形成された人造湖は、万葉集の編者である大伴家持が最後の歌を現在の鳥取市国府町にあたる地域で詠んだことから因幡万葉湖(いなばまんようこ)と命名された。

概要

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鳥取県東部を流れる袋川は、鳥取市の扇ノ山に端を発し、千代川へと合流する、千代川の支流である。流域では農業・工業用水の不足や、洪水の頻発といった課題が生じていた。国直轄による河川改修事業が実施されることとなり、治水利水双方の目的から殿ダムの建設が計画され、2011年平成23年)に完成した。

ダムに隣接して殿ダム管理所が設置されており、8時半から17時15分の間ダムカードの配布を行っている[1]

周辺

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周辺には森林が広がる。

  • 殿ダム交流館

アクセス

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最寄りのJR山陰本線鳥取駅から自動車で約25分、鳥取ICから約30分。日ノ丸バス中河原線(路線番号:80・81・82・83・84)山崎橋バス停留所下車徒歩約5分。

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ ダムカード 中国地方 - 国土交通省.2022年1月21日閲覧

外部リンク

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