SCSK
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(住商情報システムから転送)
種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 監査等委員会設置会社 |
市場情報 | |
略称 | SCSK |
本社所在地 |
日本 〒135-8110 東京都江東区豊洲三丁目2番20号 |
設立 | 1969年10月25日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 8010001074167 |
事業内容 | ソフトウェア、システムの開発・販売 |
代表者 | 當麻隆昭(代表取締役 執行役員 社長) |
資本金 |
214億20百万円 (2024年3月31日現在)[1] |
発行済株式総数 |
3億1278万3158株 (2024年3月31日現在)[1] |
売上高 |
連結:4803億07百万円 (2024年3月期)[1] |
営業利益 |
連結:570億04百万円 (2024年3月期)[1] |
経常利益 |
連結:574億59百万円 (2024年3月期)[1] |
純利益 |
連結:404億61百万円 (2024年3月期)[1] |
純資産 |
連結:3029億10百万円 (2024年3月31日現在)[1] |
総資産 |
連結:4714億00百円 (2024年3月31日現在)[1] |
従業員数 |
連結:16,296人 単体:8,611人 (2024年3月31日現在)[1] |
決算期 | 3月31日 |
会計監査人 | 有限責任あずさ監査法人 |
主要株主 |
住友商事 50.60% 日本マスタートラスト信託銀行(信託口)7.34%> 日本カストディ銀行(信託口)4.79% SCSKグループ従業員持株会 2.17% STATE STREET BANK WEST CLIENT-TREATY 505234 1.42% (2024年3月31日現在)[1] |
関係する人物 | 大澤善雄(元会長) |
外部リンク |
www |
特記事項:住友商事の連結子会社で、住友グループ広報委員会参加企業[2] でもある。 |
SCSK株式会社(エスシーエスケイ、英: SCSK Corporation)は、住友商事グループおよび住友グループのシステムインテグレーター(ユーザー系)。本社は東京都江東区。JPX日経インデックス400の構成銘柄の一つ。
概要
[編集]住友商事の情報システム部門が独立して発足して以来、特定のハードウェアやプログラミング言語に縛られない中立的なソフトウェア開発に実績があり、安定した収益力と成長性を保っている。最近[いつ?]では独立系SI企業の躍進により、ソフトウェア開発における中立性という商品的価値が落ちたことから、Curlという独自言語を保有するなど、中立性も保ちつつ独自性を出す方針に転換する動きもあるが、Curlを前面に押し出した営業は行っていない。
経済産業省(関東経済産業局所管)のシステムインテグレータ登録制度(SI・SO制度)に登録されていた[3]。
2011年10月1日にCSKを吸収合併し、住商情報システム株式会社(SCS)からSCSK株式会社に商号を変更した。
主力製品・事業
[編集]ERPパッケージ
- ProActive
Webシステム開発言語
主要事業所
[編集]- 豊洲本社 - 2棟のオフィスビルにオフィスが跨がっている。
- 東京都江東区豊洲3丁目2番20号 豊洲フロント
- 東京都江東区豊洲3-2-24 豊洲フォレシア
- 晴海オフィス - 東京都中央区晴海1丁目8番12号晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワーZ
- 西日本 千里オフィス - 大阪府豊中市新千里西町1丁目2番2号 住友商事千里ビル
- 西日本 北浜オフィス - 大阪府大阪市中央区北浜1丁目8番16号 大阪取引所ビル
- 中部オフィス - 愛知県名古屋市中区錦2丁目16番26号 SC伏見BLDG.
- 広島オフィス - 広島県広島市中区上八丁堀4-1 アーバンビューグランドタワー
- 九州オフィス - 福岡県福岡市博多区博多駅前3丁目30番23号 博多管絃ビル
- お台場オフィス - 東京都港区台場2丁目3番1号 トレードピアお台場
- 多摩センターオフィス - 東京都多摩市山王下2-3 SCSK多摩センター
- 千葉物流センター - 千葉県市川市二俣717-88 NTTロジスコ内
沿革
[編集]- CSK
→「CSK (企業) § 沿革」を参照
- 住商情報システム(SCS)
- 1969年 - 住商コンピューターサービス株式会社として大阪で設立
- 1989年 - 東京証券取引所 市場第二部に上場
- 1991年 - 東京証券取引所 市場第一部に上場
- 1992年 - 住商情報システム株式会社に改称
- 2005年 - 住商エレクトロニクス株式会社と合併
- 2009年 - 株式会社CSKホールディングスと、業務・資本提携に向けて検討を開始。
- 2011年2月24日 - 住友商事と住商情報システムが共同で株式公開買い付けを実施し、CSKを子会社化することを発表。
- SCSK
- 2011年10月1日 - CSKを吸収合併し、SCSK株式会社へ商号変更。
- 2024年11月7日 - 同日から同年12月18日までの間、ネットワンシステムズに対して完全子会社化を目的とした株式公開買付け(TOB)を実施予定[4]。
不祥事
[編集]- 2021年3月24日 - SCSK社員の男が、顧客企業である松井証券の証券口座から2億円を不正に出金・着服したとして、3月24日、電子計算機使用詐欺罪などの容疑で逮捕された。17年6月頃から不正に入手した松井証券ユーザーのID・パスワードを使ってユーザーの株式を勝手に売却し、現金を手にしていたという。[5]
サステナビリティ
[編集]- SCSKは、お客様や社会との「共創」を軸に、中長期の成長戦略として「サステナビリティ経営」を推進しており、国内外の評価機関よりESGの取り組みに対して高い評価を取得している。[6]
- Persefoni AI, Inc.(パーセフォニ社)と気候変動管理・会計プラットフォーム「Persefoni(パーセフォニ)」の日本初となる国内代理店契約を2022年2月に締結し、法人顧客への脱炭素系ソリューションを提供。[7]
関連会社
[編集]- 住友商事株式会社
- SCSK Minoriソリューションズ 株式会社
- ヴィーエー・リナックス・システムズ・ジャパン株式会社
- SCSK九州株式会社
- SCSK北海道株式会社
- SCSKニアショアシステムズ株式会社
- SCSKシステムマネジメント株式会社
- SCSKサービスウェア株式会社
- SCSKプレッシェンド株式会社
- SCSKセキュリティ株式会社
- SCSK RegTech Edge 株式会社
- 株式会社ベリサーブ
- 東京グリーンシステムズ株式会社
- 株式会社アライドエンジニアリング
- SDC株式会社
- SCSK USA Inc.
- SCSK Europe Ltd.
住商信息系統(上海)有限公司- 思誠思凱信息系統(上海)有限公司
- SCSK Asia Pacific Pte. Ltd.
テレビ番組
[編集]- 日経スペシャル カンブリア宮殿 ブラックからホワイトへ!"働き方革命"最前線(2017年1月12日、テレビ東京)[8]
CM
[編集]2022年4月27日から[9][10][11]、50年以上の社歴[11] の中で初となる[9]テレビCMを関東・関西・中部地区で放送開始した[9][10][11]。スーツ姿の今田美桜が「無いぞ、知名度。SCSK」、「あるぞ、ITの可能性。SCSK」のキャッチコピーを[10][11] 歌うように[11] 口ずさみながらウォーキングするという内容のCMである[10][11]。
被合併会社(消滅会社)であるCSKも、過去に関西を中心にテレビCMをスポットCMを中心に放送していた。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j SCSK株式会社『第56期(2023年4月1日 - 2024年3月31日)有価証券報告書』(レポート)2024年6月20日。
- ^ “住友グループ各社のご案内 | グループ各社・関連団体 | 住友グループ広報委員会”. 住友グループ広報委員会. 2024年7月16日閲覧。
- ^ SI・SO制度 - 平成20年度SI登録・SO認定企業一覧等(経済産業省プレスリリース)(H21.6.8)
- ^ “SCSK、ネットワンシステムズにTOB 1株4500円”. ロイター通信. (2024年11月6日) 2024年11月6日閲覧。
- ^ “松井証券顧客の株式を無断売却か SCSKエンジニア逮捕”. 日本経済新聞 (2021年3月24日). 2021年3月26日閲覧。
- ^ “社外からの評価”. SCSK株式会社. 2024年1月14日閲覧。
- ^ “SCSK、Persefoniと国内初の代理店契約を締結”. SCSK株式会社. 2024年1月14日閲覧。
- ^ ブラックからホワイトへ!"働き方革命"最前線 - テレビ東京 2017年1月12日
- ^ a b c “SCSKが初のテレビCM 今田美桜さん起用”. 日本経済新聞 (2022年4月26日). 2022年5月4日閲覧。
- ^ a b c d “今田美桜、スーツ姿で“部長”に就任「出世ですね!」”. マイナビニュース. マイナビ (2022年4月26日). 2022年5月4日閲覧。
- ^ a b c d e f 大場みのり (2022年4月26日). “SCSK、女優の今田美桜を“可能性推進部長”に任命--さらなる飛躍目指す”. ZDNet Japan. 朝日インタラクティブ. 2022年5月4日閲覧。