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リンテック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
リンテック株式会社
LINTEC Corporation
種類 株式会社
機関設計 監査等委員会設置会社[1]
市場情報
東証プライム 7966
1986年7月24日上場
本社所在地 日本の旗 日本
173-0001
東京都板橋区本町23番23号
設立 1934年(昭和9年)10月15日
(不二紙工株式会社)
業種 その他製品
法人番号 7011401006867 ウィキデータを編集
事業内容 粘着素材、粘着関連機器、特殊紙、剥離紙・剥離フィルムなどの開発・製造・販売
代表者 大内 昭彦(代表取締役会長)
服部 真(代表取締役社長)
資本金 233億55百万円
(2023年3月31日現在)
売上高 連結:2,846億03百万円
単体:1,491億69百万円
(2023年3月期)
従業員数 連結:5,418
単体:2,620人
(2023年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要子会社 リンテックコマース株式会社
リンテックサインシステム株式会社
湘南リンテック加工株式会社
リンテックサービス株式会社
リンテックカスタマーサービス株式会社
プリンテック株式会社
東京リンテック加工株式会社
外部リンク https://www.lintec.co.jp/[2][3][4]
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リンテック株式会社(英称:LINTEC Corporation)は、粘着素材や粘着関連機器、特殊紙、剥離紙・剥離フィルムなどの開発・製造・販売を行う企業である。

概要

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東京都板橋区本町に本社を置く、粘着関連製品の総合メーカー。社名の由来は、リンケージ(結合)+テクノロジー。

粘着応用技術」「表面改質技術」「特殊紙・剥離材製造技術」「システム化技術」という4つの固有技術を基盤とし、それらを融合させることによって製品を開発している。そのラインアップはシール・ラベル用の粘着紙・粘着フィルムをはじめ、ガラス飛散防止対策フィルム、屋外サイン用粘着シート、内装用化粧シート、自動車関連粘着製品、半導体関連テープ、液晶関連フィルムなど。またバーコードプリンタ、ラベリングマシン、半導体関連装置などの各種関連装置の開発・製造も行っている[5]

沿革

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  • 1927年昭和2年)4月 - 東京・巣鴨に不二商会を開業。包装用ガムテープの製造・販売を開始。
  • 1931年(昭和4年)8月 - 不二商会を改組し、不二合名会社を設立(東京・板橋に移転)。
  • 1934年(昭和9年)10月 - 不二合名会社を改組し、不二紙工株式会社を設立(東京・板橋)。
  • 1960年(昭和35年)3月 - シール・ラベル用粘着紙の製造・販売を開始。後に粘着フィルムの製造・販売にも着手。
  • 1972年(昭和47年)3月 - ラベリングマシンの製造・販売を開始。
  • 1973年(昭和48年)8月 - ラベル印刷機の製造・販売を開始。
  • 1974年(昭和49年)8月 - 中国にてラベル印刷機および粘着製品の販売に着手。
  • 1984年(昭和59年)10月 - FSK株式会社に商号変更。
  • 1985年(昭和60年)1月 - 中国・北京事務所を開設。
  • 1986年(昭和61年)7月 - 東京証券取引所市場第2部上場。
  • 1987年(昭和62年)9月 - 米マディコ社を子会社化。
  • 1989年平成元年)3月 - 東京証券取引所市場第1部銘柄に指定。
  • 1990年(平成2年)4月 - 四国製紙株式会社、創研化工株式会社と合併し、リンテック株式会社に商号変更。粘着紙・粘着フィルムおよび関連機器分野から特殊紙、剥離紙・剥離フィルムにまで業容を拡大。
  • 1993年(平成5年)10月 - 琳得科(天津)実業有限公司を設立。
  • 1994年(平成6年)5月 - リンテック・インドネシア社を設立。
  • 1995年(平成7年)4月 - リンテック・シンガポール社及びリンテック・ヨーロッパ社を設立。
  • 1996年(平成8年)4月 - モダン・プラスチツク工業株式会社と合併。
  • 1999年(平成11年)3月 - リンテック・インダストリーズ(サラワク)社を設立。
  • 2000年(平成12年)4月 - リンテック・インダストリーズ(マレーシア)社を設立。
  • 2002年(平成14年)
    • 6月 - 琳得科(蘇州)科技有限公司を設立。
    • 8月 - リンテック・スペシャリティー・フィルムズ(韓国)社を設立。
  • 2003年(平成15年)8月 - リンテック・スペシャリティー・フィルムズ(台湾)社を設立。
  • 2004年(平成16年)9月 - リンテック・コリア社を設立。
  • 2011年(平成23年)6月 - リンテック・タイランド社を設立。
  • 2012年(平成24年)11月 - リンテック・インディア社を設立。
  • 2013年(平成25年)12月 - ナノサイエンス&テクノロジーセンターを開設。
  • 2015年(平成27年)
    • 1月 - リンテック・アジアパシフィック社を設立。
    • 5月 - 研究所に先端技術棟建設。
  • 2016年(平成28年)
    • 10月 - 米VDI社を子会社化。
    • 11月 - 米リンテック・グラフィック・フィルムズ社(現・リンテック(UK)社)を子会社化。
    • 12月 - 米マックタック・アメリカ社を子会社化。
  • 2020年(令和2年)
    • 11月 - 営業統括拠点を移転し、文京春日オフィスをオープン。
  • 2021年(令和3年)
    • 4月 - 米国の粘着製品メーカーであるデュラマーク社を子会社化(2021年12月末にマックタックグループとして吸収合併)。
  • 2022年(令和4年)
    • 2月 - 米国のラベル用粘着紙・粘着フィルムメーカーから事業を譲り受け、スピネカー社を設立。


主な製品

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  • 印刷・情報材関連製品 - シールラベル、銘板、警告表示、改ざん防止用の粘着素材など
  • 産業材・工業材関連製品 - 物流用のプリンタシステム、各種部材の固定・組み立て用両面テープなど
  • 建装材・自動車関連製品 - ガラス窓用フィルム(断熱、防犯)、看板、標識、内装用の各種製品など
  • エレクトロニクス関連製品 - 半導体パッケージの薄型・小型・高集積化に寄与する製品・プロセス提案など
  • 光学関連製品 - 光学機能性フィルムの開発、粘着加工、防眩ハードコート加工など
  • 特殊紙 - カラー封筒用紙、色画用紙、工業用機能紙(不燃、低発塵)など
  • 剥離紙・剥離フィルム - 粘着剤面の保護、シート材料の形成加工用、電子部品製造用の各種製品など

事業所

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脚注

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外部リンク

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