極東開発工業
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
略称 | 極東 |
本社所在地 |
日本 〒663-8545 大阪府大阪市中央区淡路町2丁目5-11 極東開発グループ本社ビル 北緯34度44分9.0秒 東経135度21分52.0秒 / 北緯34.735833度 東経135.364444度座標: 北緯34度44分9.0秒 東経135度21分52.0秒 / 北緯34.735833度 東経135.364444度 |
設立 | 1955年6月1日 |
業種 | 輸送用機器 |
法人番号 | 7140001068512 |
事業内容 | コンクリートポンプ車など |
代表者 |
布原達也(代表取締役社長兼社長執行役員) 則光健男(代表取締役専務兼専務執行役員) |
資本金 |
118億99百万円 (2017年3月31日現在) |
発行済株式総数 |
42,737千株 (2017年3月31日現在) |
売上高 |
単体558億円、連結1,067億円 (2017年3月期) |
純資産 |
単体683億円、連結808億円 (2017年3月31日現在) |
総資産 |
単体945億円、連結1,285億円 (2017年3月31日現在) |
従業員数 |
単体987人、連結2,670人 (2017年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
日本カストディ銀行(信託口) 5.03% 三井住友銀行 3.74% 日本マスタートラスト信託銀行(退職給付信託みなと銀行口) 3.51% (2017年3月31日現在) |
主要子会社 |
日本トレクス 北陸重機工業 |
関係する人物 |
筆谷高明(元代表取締役会長) 近藤治弘(代表取締役専務兼専務執行役員) |
外部リンク | www.kyokuto.com |
極東開発工業株式会社(きょくとうかいはつこうぎょう、英:KYOKUTO KAIHATSU KOGYO CO., LTD.)は、大阪府大阪市に本社を置くコンクリートポンプ車をはじめとした特装車の総合メーカーである。
事業所
[編集]- 本社 - 大阪府大阪市中央区淡路町2丁目5-11 極東開発グループ本社ビル
- 東京本部 - 東京都品川区東品川3丁目15-10
- 横浜工場 - 神奈川県大和市深見西4-1-62
- 名古屋工場 - 愛知県小牧市大字東田中字松本1375
- 三木工場 - 兵庫県三木市別所町巴2 三木工場公園内
- 福岡工場 - 福岡県飯塚市大字伊岐須428
沿革
[編集]- 1955年(昭和30年)6月1日 - 資本金250万円で横浜市鶴見区に極東開発機械工業株式会社を設立。
- 1957年(昭和32年)4月 - 本社および工場を西宮市上甲子園に移転。
- 1959年(昭和34年)10月 - 名古屋工場操業開始。
- 1961年(昭和36年)1月 - 西宮市甲子園口で甲子園工場操業開始。
- 1962年(昭和37年)
- 3月 - 横浜工場操業開始
- 4月 - 甲子園工場に本社を移転し、旧本社工場を機械工場に改称。
- 1964年(昭和39年)8月 - テールゲートリフタ(パワーゲート)を開発
- 1965年(昭和40年)
- 1月 - 小型三転ダンプ開発。
- 7月 - 東京都千代田区神田に東京事務所を開設
- 1966年(昭和41年)
- 5月 - スウェーデンのインターコンサルト社と「球形空気圧送式粉粒体輸送装置(ジェットパック)」を、米国チャレンジクックブラザーズ社と「絞り出し式コンクリートポンプ(スクイーズクリート)」を、それぞれ技術提携。
- 1971年(昭和46年)4月 - 現社名に変更。
- 1979年(昭和54年)
- 8月 - 機械工場を三木工場へ移転。
- 10月 - 相模工場操業開始。
サービス部門を分離し、極東オートサービス株式会社を設立。
- 1989年(平成元年)12月 - 大阪証券取引所2部上場。
- 1992年(平成4年) 11月 - 東京証券取引所2部上場。
- 1995年(平成7年) - 東京証券取引所、大阪証券取引所各1部指定替え。
- 2000年(平成12年) - 創立45周年記念として、CIロゴ制定。
- 2007年(平成19年)4月1日 - トレーラ、トラックボデーの大手、日本トレクスを傘下に収める。
- 2016年(平成28年)12月16日 - バイオガスプラントの設計・施工を手掛けるモリプラントを傘下に加える。
- 2018年(平成30年)5月25日 - 北陸重機工業を傘下に加える。
- 2022年(令和4年) - 東京証券取引所プライム市場上場。
- 2023年(令和5年)2月20日 - 大阪市中央区淡路町に本社移転[1]。
- 2024年(令和6年)11月22日 - オーストラリアの特装車メーカー「STG Global Holdings Pty Ltd」(TSG)をグループ化[2] [3]
事業
[編集]特装車
[編集]建設・物流関係の特装車を製造している。
- ダンプトラック、散水車、トラックミキサ[4]、コンクリートポンプ車
- タンクローリー、ごみ収集車、ストックピッカー、車両運搬車「フラトップ」、粉粒体運搬車「ジェットパック」、脱着ボディ車「フックロール」「グランデッカー」、荷役補助装置「ムービングデッキ」等。
車両運搬車「フラトップ」シリーズは、従来の車載車では積載できなかった、ごく車高の低いクルマを積むことができる。積載するクルマの最低地上高が5センチ程度確保されており、積載車の車体の約2倍を展開できる面積があれば、レーシングカーのような特殊なクルマも積載できる。チューニングカーショップではローダーといえばフラトップ車を指定することがある。
またトラックの後部に装備される荷役用リフト「パワーゲート」(テールゲートリフター)を開発したことでも有名である。
生活福祉関連
[編集]- ブーム式高所作業車(現在製造中止)
- イージーステップ(バス用補助ステップ)(現在製造中止)
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車両運搬車「フラトップ」
ベース車:三菱ふそう・キャンター -
ごみ収集車
ベース車:トヨタ・ダイナ -
イージーステップ
環境事業関連
[編集]主力製品は以下の4つである。
- 極東・トレマッシェ破砕機
- 不燃ごみ、粗大ごみ処理施設
- リサイクルプラザ、リサイクルセンター
- ごみ固形燃料化施設
1971年1月、千葉県松戸市に日本初の「粗大・不燃ごみ」の破砕処理施設を納入。
子会社
[編集]国内子会社
[編集]- 極東開発パーキング株式会社
- 日本トレクス株式会社
- 株式会社エフ・イ・テック
- 株式会社エフ・イ・イ
- 株式会社 FE-ONE
- 振興自動車株式会社
- 極東サービスエンジニアリング株式会社
- 極東サービスエンジニアリング北海道株式会社
- 株式会社モリプラント
- 北陸重機工業株式会社
海外子会社
[編集]- 極東特装車貿易(上海)有限公司
- 極東開発(昆山)機械有限公司
- MITHRA KYOKUTO SPECIAL PURPOSE VEHICLE COMPANY PRIVATE LIMITED
- PT. Kyokuto Indomobil Manufacturing Indonesia
- Trex Thairung Co., Ltd
脚注
[編集]- ^ “本社移転のお知らせ” (PDF). 極東開発工業 (2022年12月27日). 2023年4月2日閲覧。
- ^ “STG Global Holdings Pty Ltd のグループ化に関するお知らせ” (PDF). 極東開発工業 (2024年11月12日). 2024年11月15日閲覧。
- ^ “オーストラリアSTG社グループ化について” (PDF). 極東開発工業 (2024年11月12日). 2024年11月15日閲覧。
- ^ 2006年9月に自社生産を中止しKYBのOEM販売に切替えた。