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入山瀬駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
入山瀬駅
駅舎(2018年4月)
いりやませ
Iriyamase
CC02 竪堀 (2.8 km)
(2.4 km) 富士根 CC04
地図
所在地 静岡県富士市鷹岡本町1-1
北緯35度11分18秒 東経138度38分52秒 / 北緯35.18833度 東経138.64778度 / 35.18833; 138.64778座標: 北緯35度11分18秒 東経138度38分52秒 / 北緯35.18833度 東経138.64778度 / 35.18833; 138.64778
駅番号 CC  03 
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 身延線
キロ程 5.6 km(富士起点)
電報略号 イリ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
798人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1913年大正2年)7月20日
備考
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入山瀬駅(いりやませえき)は、静岡県富士市鷹岡本町にある、東海旅客鉄道(JR東海)身延線である。駅番号CC03

概要

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入山瀬駅は富士市の鷹岡地区(旧・鷹岡町)に位置し、1日当たり約700人の乗車客がある有人駅である。普通列車のみの停車駅であり、身延線で運行される特急ふじかわ」は通過する。

1913年(大正2年)の開設当初は私鉄富士身延鉄道が運営していた。その後同鉄道の国有化を経て、1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化によりJR東海に移管された。

歴史

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駅構造

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島式ホーム1面2線を有する地上駅である。ホーム南側が1番線、北側が2番線であり、1番線を下り列車、2番線を上り列車が使用している。

木造平屋建ての駅舎は構内南側にあり、内部には自動券売機JR全線きっぷうりばがある。ホームと駅舎間の移動用に、ホーム竪堀側の端から駅舎まで屋根の無い跨線橋が設置されている。JR東海交通事業の係員が業務を行う業務委託駅であるが、日中のみの係員配置であり夜間は無人駅となっている。駅の管理は管理駅富士宮駅が担当している[5]

かつては当駅でも貨物取扱を行っていたが、1972年(昭和47年)に廃止されている。「昭和45年版専用線一覧表」[6]によれば、富士加工製紙(王子特殊紙の前身)や鉄工所の専用線が駅に接続していた。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 CC 身延線 下り 身延甲府方面[注釈 1]
2 上り 富士方面[注釈 1]

利用状況

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「富士市統計書」「静岡県統計年鑑」によると、2021年度(令和3年度)の1日平均乗車人員798人である[7][8]

1993年度(平成5年度)以降の推移は以下の通り。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
1993年(平成05年) 1,108 [8]
1994年(平成06年) 1,068
1995年(平成07年) 1,001
1996年(平成08年) 955
1997年(平成09年) 884
1998年(平成10年) 847
1999年(平成11年) 816
2000年(平成12年) 788
2001年(平成13年) 762
2002年(平成14年) 767
2003年(平成15年) 786
2004年(平成16年) 735
2005年(平成17年) 714
2006年(平成18年) 754
2007年(平成19年) 727
2008年(平成20年) 695
2009年(平成21年) 691
2010年(平成22年) 655
2011年(平成23年) 619
2012年(平成24年) 636
2013年(平成25年) 707
2014年(平成26年) 750
2015年(平成27年) 786 [9][8]
2016年(平成28年) 831
2017年(平成29年) 925 [7][8]
2018年(平成30年) 941
2019年(令和元年) 964
2020年(令和02年) 767
2021年(令和03年) 798

駅周辺

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駅前には駅前広場が整備されている。駅周辺には、王子製紙グループ王子特殊紙等の製紙工場が多数ある。

駅南側に隣接する入山瀬公園にはD51形蒸気機関車(D51 943)が静態保存されているほか、オハ35形客車(オハ35 441)が内部を改装され富士市立図書館の「でごいち文庫」として使用されている。

バス路線

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「鷹岡保育園入口」停留所にて、富士急静岡バスが運行する路線バスが発着する。

  • 富士駅
  • 曽比奈
  • ふじやまくすの木学園前

隣の駅

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東海旅客鉄道(JR東海)
CC 身延線
竪堀駅 (CC02) - 入山瀬駅 (CC03) - 富士根駅 (CC04)

脚注

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注釈

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  1. ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。

出典

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  1. ^ a b c 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 1』 JTB、1998年
  2. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、88頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「飯田線・身延線・小海線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第3号、朝日新聞出版、2009年7月26日、22頁。 
  4. ^ 平成22年3月 TOICAがますます便利になります!!』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2009年12月21日。オリジナルの2020年12月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201219161536/https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000006922.pdf2020年12月19日閲覧 
  5. ^ 東海旅客鉄道 『東海旅客鉄道20年史』 東海旅客鉄道、2007年
  6. ^ 『トワイライトゾーンMANUAL 12』 ネコ・パブリッシング、2003年
  7. ^ a b 運輸・通信” (PDF). 富士市統計書令和4年(2022年)版. 富士市. p. 142 (2023年6月15日). 2024年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月21日閲覧。
  8. ^ a b c d 6.鉄道運輸状況(JR)” (xls). 長期時系列【統計年鑑編】(県・市町村の変遷~商業). 静岡県. 2024年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月21日閲覧。
  9. ^ 運輸・通信” (PDF). 富士市統計書令和2年(2020年)版. 富士市. p. 159 (2021年6月). 2024年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月21日閲覧。

関連項目

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