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芝川駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
芝川駅
駅舎(2022年9月)
しばかわ
Shibakawa
沼久保 (2.3 km)
(4.8 km) 稲子
地図
所在地 静岡県富士宮市羽鮒1231
北緯35度11分51.87秒 東経138度33分49.47秒 / 北緯35.1977417度 東経138.5637417度 / 35.1977417; 138.5637417座標: 北緯35度11分51.87秒 東経138度33分49.47秒 / 北緯35.1977417度 東経138.5637417度 / 35.1977417; 138.5637417
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 身延線
キロ程 19.2 km(富士起点)
電報略号 シワ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
113人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1915年大正4年)3月1日[1]
備考 無人駅
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芝川駅(しばかわえき)は、静岡県富士宮市羽鮒にある、東海旅客鉄道(JR東海)身延線である。

富士方面からへの折返し列車も平日は朝夕で1本ずつ、土休日は夜に1本ずつ設定されている。普通列車のみが停車する。

歴史

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当駅は、かつては急行富士川」の停車駅であったが、1995年(平成7年)、「富士川」が特急に格上げされると通過駅(客扱いが無い)とされ、普通列車のみの停車駅となった。

年表

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旧駅舎(2006年3月)

駅構造

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島式ホーム1面2線と側線3本を有する地上駅になっている。線路はほぼ北西から南東に走り、駅舎は線路の北東側に設けられている。のりばは駅舎側が1番線、向かい側が2番線で、それぞれ富士方面、甲府方面列車が発着する。

平日は朝と夜に1本ずつ、土休日は夜に1本ずつ富士駅 - 当駅間列車が存在する。甲府方面は1日13往復である。

側線はいずれも駅の稲子方で本線から分岐したのち、沼久保方で再び本線に合流する形となっており、うち1本が駅舎と1番線の間に、2本が2番線の南側に敷かれており、南側の内側の側線は電化されている。

ホーム稲子方端は緩やかな坂となっており、これを下った所から駅舎へ、1番線と先述の側線1本を越えて構内踏切(遮断機・警報機付)が伸びている。現駅舎は簡易なものだが、旧駅舎は瓦葺の屋根が印象的な大きな木造建築なものの、無人化後窓口等は壁で塞がれてしまっていた。

その他駅構内沼久保方、島踏切脇には木造建物があり、身延工務区の芝川休憩所となっている。また駅舎沼久保方脇には独立したトイレがあり、稲子方脇には乗務員の宿泊所がある。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 CC 身延線 上り 富士方面[注釈 1]
2 下り 身延甲府方面[注釈 1]

利用状況

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「富士宮市の統計」「静岡県統計年鑑」によると、2021年度(令和3年度)の1日平均乗車人員113人である[2][3]

1993年度(平成5年度)以降の推移は以下の通り。なお、2001年度(平成13年度)- 2009年度(平成21年度)の統計は非公表である。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
1993年(平成05年) 571 [3]
1994年(平成06年) 534
1995年(平成07年) 491
1996年(平成08年) 493
1997年(平成09年) 456
1998年(平成10年) 404
1999年(平成11年) 361
2000年(平成12年) 319
2001年(平成13年) 非公表
2002年(平成14年)
2003年(平成15年)
2004年(平成16年)
2005年(平成17年)
2006年(平成18年)
2007年(平成19年)
2008年(平成20年)
2009年(平成21年)
2010年(平成22年) 200
2011年(平成23年) 188
2012年(平成24年) 198
2013年(平成25年) 178
2014年(平成26年) 153
2015年(平成27年) 144
2016年(平成28年) 156
2017年(平成29年) 159 [3][2]
2018年(平成30年) 156
2019年(令和元年) 154
2020年(令和02年) 123
2021年(令和03年) 113

駅周辺

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富士宮市芝川地区中心部。駅周辺には商店等があり、富士宮市役所芝川出張所を始めとして芝川郵便局、富士宮市立芝富小学校、富士宮市立芝川中学校、富士宮警察署芝川町交番、富士宮市中央消防署芝川分署等の公的施設が集中している。駅裏手には、王子エフテックス東海工場芝川製造所がある。

芝川は駅の西200m程の所で富士川に注いでいる。芝川を遡る形で進むと4km程で西山本門寺、6km程で芝川甌穴、10km程で白糸の滝音止めの滝に至る。

駅前ではタクシーが客を待っていることがある。芝川タクシーの営業所は市役所芝川出張所の裏手にあり、駅から近い。

なお、駅に近い観光スポットとしては、駅の西700m程の場所にある富士川の釜口峡が挙げられる。

バス路線

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「芝川駅」停留所にて、宮バスの路線が発着する。

  • 宮11芝富線:新田 ※平日土曜1本のみ運行
  • 宮12稲子線:上稲子落合 ※平日土曜3本のみ運行
  • 宮13香葉台線・宮14稗久保線:富士宮駅南口 ※平日土曜2本のみ運行
  • 芝川会館 ※平日土曜のみ運行
    • 各路線日祝日と年末年始は運休。

隣の駅

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東海旅客鉄道(JR東海)
CC 身延線
沼久保駅 - 芝川駅 - 稲子駅

脚注

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注釈

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  1. ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。

出典

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  1. ^ a b c d e f 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「飯田線・身延線・小海線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第3号、朝日新聞出版、2009年7月26日、22-23頁。 
  2. ^ a b 富士宮市の統計 令和4年版” (PDF). 富士宮市. p. 60 (2023年3月). 2024年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月21日閲覧。
  3. ^ a b c 6.鉄道運輸状況(JR)” (xls). 長期時系列【統計年鑑編】(県・市町村の変遷~商業). 静岡県. 2024年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月21日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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