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東花輪駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東花輪駅
駅舎(2022年10月)
ひがしはなわ
Higashi-Hanawa
甲斐上野 (3.5 km)
(1.2 km) 小井川
地図
所在地 山梨県中央市東花輪888
北緯35度35分39.88秒 東経138度31分35.89秒 / 北緯35.5944111度 東経138.5266361度 / 35.5944111; 138.5266361座標: 北緯35度35分39.88秒 東経138度31分35.89秒 / 北緯35.5944111度 東経138.5266361度 / 35.5944111; 138.5266361
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 身延線
キロ程 76.3 km(富士起点)
電報略号 ハワ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
697人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1928年昭和3年)3月30日[1][2]
備考
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東花輪駅(ひがしはなわえき)は、山梨県中央市東花輪にある、東海旅客鉄道(JR東海)身延線である。

概要

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中央市東花輪にあり、JR全線きっぷうりばがある有人駅(業務委託駅・夜間無人)。駅前には中央市が管理する無料の立体駐車・駐輪場(1Fは待機者用30分無料駐車場(6台まで)、バイク駐輪場、高齢者専用駐輪場、2Fは自転車駐輪場〔無料〕)、多目的公衆トイレがある。中央市の代表駅で、特急ふじかわ」を含む全列車が停車する。

当駅は山梨県内のJR東海の駅で利用者が最も多い駅である[注釈 1][3]

歴史

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現在でこそ市の中心駅として特急が全停車しているが、準急時代は勿論その前身となる快速時代は全列車が通過していた。優等列車が停車するようになったのは1973年頃であり、それも朝の上りと夜の下りかそれぞれ1本ずつであった。その後周辺発展に伴い停車駅は増やされ、全列車停車になったのは民営化前になってからである。

年表

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駅構造

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広い構内に島式ホーム1面2線を有する地上駅。かつては貨物列車発着があったため側線が10本程ある。線路は南北方向に通り、西側から駅舎、1、2番線の順に並んでいる。側線は臨時列車運行時等に列車を一時的に留置することがある。木造駅舎を有する。

ホーム甲斐上野方端に階段とスロープが設けられ、これを降りると駅舎へ繋がる構内踏切がある。ここには警報機及び遮断機が付いている。

改札・駅舎は西側(布施地区側)にあり、東側(東花輪地区側)には改札・駅舎がない。西側にある駅舎から駅の東側に行くには甲斐上野駅方面にある宮本踏切を渡って行くか小井川駅方面にある東花輪踏切を渡って行く必要がある。どちらのルート共、5分程度掛かる。

駅舎は開設当初からのもので赤い屋根(現在は薄紫色)の木造一階建ての建築である。内部には駅事務室と待合所があり待合所には自動券売機が一台設置されているが、自動改札の設置はない。JR東海交通事業の職員が業務を担当する業務委託駅で、JR全線きっぷうりばでは、駅員がマルス端末を使って特急券などを発券でき、クレジットカードも使用可能。早朝・夜間・駅員の休憩時間は無人となる。南甲府駅が当駅を管理している。

なお、早朝・夜間の無人時間帯でワンマン列車に乗車する際は、無人駅同様ワンマン乗車位置(前より車両の後ろのドア)からしか乗車出来ない。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 CC 身延線 下り 甲府方面[注釈 2]
2 上り 身延富士方面[注釈 2]

利用状況

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1日平均乗車人員は以下の通り[5]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2006 852
2007 848
2008 843
2009 773
2010 735
2011 682
2012 690
2013 690
2014 682
2015 694
2016 673
2017 679
2018 697

山梨県統計年鑑より (年間乗車人員÷年間の日数)

駅周辺

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駅自体は東花輪地区であるが、駅舎前のロータリーより西は布施地区となっている。また駅前ロータリーには東海交通事業の自動飲料販売機や郵便ポスト、NTTの公衆電話が設置されている。駅周辺には住宅が存在する。中央市役所田富庁舎は当駅から北西に向かい1キロメートルほどの距離である。

バス路線

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駅前には中央市コミュニティバス南アルプス市コミュニティバスしか入って来ない。路線バスは少し離れた「花輪」停留所および「田富学校」停留所に発着する。

東花輪駅
花輪・田富学校

東花輪駅前整備事業

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平成20年中央市東海旅客鉄道と協議し駅周辺整備を行う事業を実施。平成25年3月末に整備事業が完了した。中央市が管理する無料の立体駐車・駐輪場(1Fは待機者用30分無料駐車場(6台まで)、バイク駐輪場、高齢者専用駐輪場、2Fは自転車駐輪場〔無料〕)、中央市コミュニティバス乗り場やタクシー乗り場、多目的公衆トイレ、車道整備等を整備した。歩道も整備され、徒歩での駅への出入りがしやすくなった。

隣の駅

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※特急「ふじかわ」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。

東海旅客鉄道(JR東海)
CC 身延線
甲斐上野駅 - 東花輪駅 - 小井川駅

脚注

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注釈

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  1. ^ 甲府駅はJR東日本の駅のため含まない。平成26年度での利用者数。利用者数は山梨県統計年鑑を参照。
  2. ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。

出典

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  1. ^ a b c d e 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「飯田線・身延線・小海線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第3号、朝日新聞出版、2009年7月26日、22-23頁。 
  2. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、92頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 山梨県統計年鑑』(PDF)(プレスリリース)山梨県、2016年11月https://www.pref.yamanashi.jp/toukei_2/book/DATA/28nenkan.pdf2019年6月18日閲覧 
  4. ^ 【社長会見】TOICA利用エリアの拡大について』(プレスリリース)東海旅客鉄道、2023年12月21日。オリジナルの2023年12月21日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20231221130449/https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000043119.pdf2023年12月21日閲覧 
  5. ^ 山梨県統計年鑑 - 山梨県

関連項目

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外部リンク

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