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八重田

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 青森県 > 青森市 > 八重田
八重田
八重田の位置(青森県内)
八重田
八重田
八重田の位置
北緯40度49分47秒 東経140度48分5.75秒 / 北緯40.82972度 東経140.8015972度 / 40.82972; 140.8015972
日本の旗 日本
都道府県 青森県
市町村 青森市
人口
2017年(平成29年)5月1日現在)[1]
 • 合計 2,483人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
030-0912
市外局番 017[2]
ナンバープレート 青森

八重田(やえだ)は青森県青森市の地名。郵便番号030-0912。一丁目から四丁目まである。かつては、大字名でもあった。

地理

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八重田は青森市の東地区に属し、市街地の東寄りに位置する。北は海岸に接し、東は武兵衛川をはさんで矢作本泉、南は国道4号青森東バイパスをはさんでけやき、西は水路と道路を隔てて東造道、北部の八重田浄化センター付近では、西側の赤川をはさんで造道にも接している。

二丁目と三丁目の間に2号遊歩道が通る。ここは、1968年(昭和43年)まで旧国鉄の東北本線であった場所である。

地内は、おおむね住宅地であり、家並みは隣接する東造道や矢作・本泉から続いている。北部の青森県道259号久栗坂造道線沿いには商店や医院等が集まっている。南端の国道4号青森東バイパス沿いには、ラセラ東バイパスショッピングセンターがある。

歴史

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原別に居住していた弘前藩士の斎藤武兵衛が武兵衛川を開鑿し、周辺8ヶ村(海老沼村・作道村・小柳村・戸山村・貝久保村・戸崎村・原別村・矢田村)に属していた低湿地を開墾したことに始まるという。

かつては大字名で、小字として、鶴見・露草・浜野・矢作があった。

もともと水田の多い地域であったが、昭和30年代から宅地化が進み、平成に入る頃には、ほぼ全域が住宅地となっている。

  • 1722年(享保7年) - 斎藤武兵衛が弘前藩からこの地の開墾の許しを受ける。
  • 1736年(元文元年) - この地が八重田村と命名される。
  • 1889年(明治22年) - 東津軽郡造道村に合併し、八重田は同村の大字となる。
  • 1927年(昭和2年) - 隣接する造道村大字造道とともに、青森市に編入される。
  • 1928年(昭和3年) - 字浜野に農林省青森種鶏場が設置される。(のちに種畜場)
  • 1994年(平成6年) - 造道・八重田地区の住居表示実施により、大字八重田のうち、矢作を除いた部分の国道4号より北側が、周辺の地域の一部も取り込み、八重田一~四丁目となった。
    • 八重田一丁目 - 造道字磯野、八重田字浜野、原別字上海原の各一部
    • 八重田二丁目 - 造道字磯野、八重田字浜野、八重田字露草の各一部
    • 八重田三~四丁目 - 八重田字露草、矢田前字本泉の各一部
  • 2003年(平成14年)- 原別・八重田地区の住居表示実施により、大字八重田字矢作の一部が矢作一~三丁目に、残りが本泉一~二丁目の一部となる。
    • 矢作一~三丁目 - 八重田字矢作の一部
    • 本泉一~二丁目 - 八重田字矢作、矢田前字本泉の各一部
  • 2003年(平成15年) - 小柳・八重田地区の住居表示実施により、残った大字八重田が、はまなす二丁目の一部、および、けやき一~二丁目の各一部となる。

おもな施設等

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  • 八重田浄化センター - 青森駅から東側の区域の下水を処理する。1973年(昭和48年)運転開始。一丁目にある。
  • (八重田)稲荷神社 - 二丁目にある。
  • 八重田保育園 - 三丁目にある。
  • ユニバース ラ・セラ 東バイパスショッピングセンター
    • 食品スーパーであるユニバースを核店舗とするショッピングセンター。テナントとして専門店・飲食店等がある。1990年(平成2年) 亀屋みなみチェーンの経営するジョイフルシティみなみとして開店し、2002年(平成14年) 4月、株式会社ユニバースによる経営となり、現在の店名となる。
  • 青い森信用金庫八重田支店 - 四丁目にある。
  • 露草緑地 - 四丁目にある。

脚注

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  1. ^ 青森市 (2017年5月25日). “人口・世帯数等(住民基本台帳)”. 青森市. 2017年5月29日閲覧。
  2. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。

外部リンク

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関連項目

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