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千刈 (青森市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 青森県 > 青森市 > 千刈
千刈
千刈の位置(青森県内)
千刈
千刈
千刈の位置
北緯40度49分29.05秒 東経140度43分39.32秒 / 北緯40.8247361度 東経140.7275889度 / 40.8247361; 140.7275889
日本の旗 日本
都道府県 青森県の旗 青森県
青森市
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
038-0015[1]
市外局番 017[2]

千刈(せんがり)は、青森県青森市の地名である。一丁目から四丁目が置かれている。郵便番号は038-0015[1]

地理

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青森市中心部の西部に位置し、古川跨線橋の南側から南西に位置する。北は篠田、東から南は久須志、西は沖館川をはさんで西滝に接する。一丁目東部の国道7号・奥羽本線・津軽線と、千刈小学校西側の通りで囲まれた一角は、かつて通称「野村町」[3]と呼ばれた大正以来の商業・住宅地区であったが、その他は昭和40年代以降につくられた、やや稠密な住宅街である[4]。域内をJR奥羽本線が横断しており、それが三丁目と四丁目の境界になっている。

交通

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青森市営バス弘南バス - 上古川・西上古川バス停があり、新城・五所川原・黒石方面行きが頻繁に停車する[4]。国道7号をはさんで向かい側の篠田には、市内中心部・東部等に向かう路線が発着する。

道路

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国道7号から国道280号が分岐する上古川交差点があり、篠田と並び、青森市西部の交通の要に当たる場所である。また、二丁目で国道7号(青森西バイパス)と旧道である県道が分岐している。

歴史

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この地名は、大字古川、あるいは大字沖館の小字「千刈」に由来するものである。昭和40年代はじめまで、一丁目東部を除き、ほとんど水田であった[4]

  • 1971年昭和46年)11月1日 - 青森市西部地区の住居表示実施により、千刈一丁目・同二丁目が設置された[5]
    • 千刈一丁目 - 沖館字篠田、沖館字千刈、古川字千刈の各一部[5]
    • 千刈二丁目 - 沖館字篠田、西滝字切島、西滝字富永の各一部[5]
  • 1972年(昭和47年)11月1日 - 千刈・篠田地区の住居表示実施により、千刈三丁目・同四丁目が設置された[5]
    • 千刈三・四丁目 - 沖館字千刈、沖館字篠田の各一部[5]
  • 1999年平成11年)11月22日 - 西滝・浪館・三内・千刈地区の住居表示実施の際、西滝字富永の一部が新たに千刈四丁目に加えられる[5]

施設

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  • 青森千刈郵便局
  • 青森市立千刈小学校 … 1937年(昭和12年)創立
  • 南千刈町集会所
  • 法華寺
  • こどものくに保育園

脚注

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  1. ^ a b 郵便番号検索 青森県青森市の郵便番号一覧”. 日本郵便. 2017年7月15日閲覧。
  2. ^ 総務省総合通信基盤局電気通信事業部電気通信技術システム課番号企画室 (2014年4月3日). “市外局番の一覧” (PDF). 総務省. p. 2. 2017年7月19日閲覧。
  3. ^ 「番地入青森市全図」(1943年 木村文助 発行)〔『新青森市史 資料編7 近代(2)』(2006年 青森市発行)付録〕
  4. ^ a b c 角川日本地名大辞典 2 青森県』(1985年 角川書店)の「千刈」の項目
  5. ^ a b c d e f 住居表示整備事業 実施一覧表” (PDF). 青森市役所. 2017年7月19日閲覧。