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函館新道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
一般国道自動車専用道路(A')
(無料)
函館新道
E5 函館新道
国道5号バイパス
路線延長 11.0 km
開通年 2000年平成12年) - 2001年(平成13年)
起点 函館IC/JCT函館市
終点 七飯藤城IC亀田郡七飯町
接続する
主な道路
記法
国道228号E59 函館江差自動車道
国道278号函館新外環状道路
国道5号(現道)
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

函館新道(はこだてしんどう)は、北海道函館市から亀田郡七飯町に至る延長20.2キロメートル (km) 、自動車専用道路区間の延長11.0 kmの国道5号バイパス道路北海道縦貫自動車道並行する一般国道自動車専用道路(A'路線)として整備された。函館インターチェンジ (IC) - 七飯藤城IC間は自動車専用道路となっており、函館IC - 七飯本町IC間約6.6 kmが4車線化されている[1]

七飯藤城IC - 七飯本町IC間の通常制限速度は70 km/h。函館IC - 七飯本町IC間の通常制限速度は100 km/h。

高速道路ナンバリングによる路線番号は「E5」が割り振られている[2]

概要

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道央自動車道と一体となって広域的・地域的交通の役割を担う路線として整備されたが、当面の間は自動車専用道路区間から道央道への接続はしないことになり、2006年(平成18年)に「暫定無料」から「無料」となった。そのため、道央自動車道を利用して札幌・長万部方面へ向かうには七飯藤城ICから一旦一般道路を通り、大沼公園ICから道央道を利用する必要がある。

将来的には七飯町仁山の峠下付近に設置される道央自動車道七飯ICに接続される予定であり[3]、2007年(平成19年)に国土交通省道路局によって作成された「道路の中期計画(素案)」に七飯藤城 - 七飯間も盛り込まれた[4][5]。2021年度(令和3年度)時点では関連道路との事業調整が行われている[6]

函館新道の開通により七飯藤城IC - 函館市中心部への移動時間は10分以上短縮され、国道5号(赤松街道)の渋滞も大幅に減少した。また、新道には側道が併設されており、夜間工事などで本線が通行止となる場合、側道を利用することができ、各インターチェンジとも側道で接続している。この側道も国道5号として管理されてきたが、函館市桔梗町 - 七飯町字桜町(延長約7.7 km)の区間は、2018年(平成30年)4月1日に函館市および七飯町へ移管された[7]

歴史

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インターチェンジなど

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IC
番号
施設名 接続路線名 起点
から
の距離
終点
から
の距離
BS 備考 所在地
1 函館IC/JCT 国道228号E59 函館江差自動車道[注 1]
国道278号函館新外環状道路[注 2]
国道5号(現道)
0.0 11.0 函館市
2 七飯大川IC 道道969号大野大中山線 3.0 8.0 亀田郡
七飯町
3 七飯本町IC 道道264号七飯療養所線 6.8 4.2
4 七飯藤城IC 国道5号(現道) 11.0 0.0
基本計画区間
- 七飯IC 道道96号上磯峠下線
北海道縦貫自動車道E5 道央自動車道[注 3]に接続

交通量

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24時間交通量(台) 道路交通センサス

区間 平成17(2005)年度 平成22(2010)年度 平成27(2015)年度 令和3(2021)年度
函館IC/JCT - 七飯大川IC 22,127 20,388 23,340 24,318
七飯大川IC - 七飯本町IC 19,546 18,052 (18,875) (18,533)
七飯本町IC - 七飯藤城IC 14,259 13,079 14,297 14,324

※()付きは推定値 (出典:「平成22年度道路交通センサス」・「平成27年度全国道路・街路交通情勢調査」・「令和3年度全国道路・街路交通情勢調査」(国土交通省ホームページ)より一部データを抜粋して作成)

脚注

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出典

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  1. ^ 函館新道 函館-七飯本町IC4車線化へ”. 函館市・道南地域ポータルサイトe-HAKODATE (2013年8月15日). 2014年10月13日閲覧。
  2. ^ 高速道路ナンバリング路線図(国土交通省)
  3. ^ 北海道縦貫自動車道”. 北海道開発局 函館開発建設部. 2014年8月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月24日閲覧。
  4. ^ 参考3.高規格幹線道路の点検結果の概要” (PDF). 道路局. 国土交通省. 2014年10月7日閲覧。
  5. ^ 第3章 高速道路の現状と課題” (PDF). 七飯町. 2014年10月7日閲覧。
  6. ^ 防災・減災、国土強靭化に向けた道路の5か年対策プログラム(北海道ブロック版)を策定” (PDF). 国土交通省. p. 5 (2021年4月27日). 2021年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月4日閲覧。
  7. ^ 国道5号(函館新道)の側道を移管~国管理から函館市及び七飯町管理へ~”. 国土交通省北海道開発局函館開発建設部. 2018年5月18日閲覧。
  8. ^ 函館新道の一部供用開始” (PDF). 北の交差点 Vol.7 SPRING-SUMMER 2000. 北海道道路管理技術センター. 2015年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月13日閲覧。
  9. ^ 令和2年度全国道路・街路交通情勢調査の延期について” (PDF). 国土交通省 (2020年10月14日). 2021年11月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月15日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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