利用者:Sengoku777/ディケイド2
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仮面ライダーディケイド | |
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ドラマ | |
原作 | 石ノ森章太郎 |
監督 | 田﨑竜太、金田治 長石多可男、石田秀範 柴崎貴行、田村直己 |
制作 | テレビ朝日、東映、ADK |
放送局 | テレビ朝日系 |
放送期間 | 2009年1月25日 - 8月30日 |
話数 | 全31話 |
テンプレート - ノート |
『仮面ライダーディケイド』(かめんライダーディケイド、欧文表記:MASKED RIDER DCD)は、2009年(平成21年)1月25日[1]から同年8月30日までテレビ朝日系列で毎週日曜8時00分から8時30分(JST)に放映された特撮テレビドラマ作品、及び作中で主人公が変身するヒーローの名称である。ハイビジョン制作(アナログ放送ではレターボックス放送)。
「平成仮面ライダーシリーズ」第10作。キャッチコピーは「全てを破壊し、全てを繋げ!」「平成ライダー? 10年早ぇよ!」[2]。
- OPのタイトル表記時には、「平成仮面ライダー10th SINCE2000」のロゴマークが表示される、このマークは“平成ライダー10周年”を迎えた2009年に展開される本作や関連商品と、データカードダス『仮面ライダーバトル ガンバライド』などで使われている。
- 略称は、「ディケイド」や「DCD」など。後者はタイトルロゴや劇場版の劇中でも使われている。
注意:以降の記述には仮面ライダーディケイドに関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
あらすじ
[編集]光 夏海は、無数の仮面ライダーが「1人の標的=ディケイド」に総攻撃を仕掛けて全滅するという夢を繰り返し見てはうなされていた。現実に戻れば家業の「光写真館」に居候している青年、門矢 士がきちんと写真を撮らないと客から苦情を受け、謝罪と士への説教をする毎日。
ある日、突如世界のあちこちで謎のオーロラとともに無数の怪人が現れ、人々を襲い始める。夏海と離れ離れになった士は謎の青年・紅渡と接触し、自分がディケイドと呼ばれる仮面ライダーであることを知らされる。夏海と合流した士は、彼女が見つけたバックルで仮面ライダーディケイドに変身して怪人たちを倒すが、世界の崩壊は止まらない。
士は再び現れた渡により、それぞれの仮面ライダーが戦う9つの並行世界が1つに融合し、最終的に崩壊しようとしているということと、士は九つの世界を旅してそれを防ぐ使命を課せられた存在だということを告げられる。こうして士は自分の写せる世界を探すために、また、夏海は夢で見たディケイドへの不安から異世界への旅に出ることを決意する。
概要
[編集]特徴
[編集]『仮面ライダークウガ』から始まった「平成仮面ライダーシリーズ」の10作目[3]にあたる本作は、「平成仮面ライダー10周年プロジェクト[4]」の一環で製作され、「10年に1度のお祭り」というコンセプトの下で平成ライダーシリーズに登場する歴代の仮面ライダーが総登場するクロスオーバー作品である。さらに番組後半では同時期放送の『侍戦隊シンケンジャー』や昭和の仮面ライダー作品ともクロスオーバーを展開した。仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズが共演するテレビ作品は、本作品が初となる。
仮面ライダーディケイドは本来の姿に加え、『仮面ライダークウガ』から『仮面ライダーキバ』までの主役ライダー9人にも変身することができる。主役以外のライダーたちも仮面ライダーディエンドに召喚されたり、並行世界に存在するライダーとして次々と登場する。また、ゲストに原典の俳優を起用したり(詳細は#ゲストを参照)、原典の特撮演出やBGMを再現するといった演出が行われている。一方で各世界は「リ・イマジネーション(再構築)」と呼ばれる構想の下、設定が変更されている。
本作品完成までの経緯
[編集]当初、この作品は2つの企画の流れから制作された。1つは『仮面ライダーバトル ガンバライド』、そしてもう1つは平成仮面ライダーたちが共闘する単発での『劇場オリジナル作品』である。しかし、元々「平成仮面ライダーシリーズ」は作品ごとに設定が異なるため、世界観が異なるライダーたちを同時に出すことが難しかった。そこで前々作「電王」の企画候補であった「パラレルワールドを主人公であるライダーが旅するロードムービー」というコンセプトを採用。現在の作品像ができあがった[5]。また、デンライナーで各々のライダーが活躍する年号へ移動するという「電王2」という企画もあった[6]。
スタッフ・配役
[編集]『電王』終了後に東映東京撮影所所次長に就任したためプロデュース業を離れていた白倉伸一郎が、本作品で2年ぶりに現場復帰。メインライターは、『仮面ライダー剣』以来のライダーシリーズ参加で、白倉とは初の仕事となる會川昇が担当していたが、1クール(第13話)終了次点で降板した[7]。會川の降板以降は「ブレイドの世界」「響鬼の世界」などに関わり、劇場版の脚本を担当した米村正二が実質メインライターの役割を担った。また、「電王の世界」「シンケンジャーの世界」は両作品でメインライターを務めた小林靖子が、「ネガの世界」「ディエンドの世界」は『アギト』『555』『キバ』のメインライターである井上敏樹が、「カブトの世界」は仮面ライダーシリーズに初参加となる古怒田健志が担当した。
また原典でクリーチャーデザインを手掛けたデザイナーの面々が、各「世界」ごとに登場するオリジナル怪人を新規に作成している。
『仮面ライダー電王』と『仮面ライダーキバ』で主題歌や挿入歌を担当した鳴瀬シュウヘイが主に「士」サイドの音楽を、中川幸太郎が「世界」サイドの音楽を作曲している[8]。
『響鬼』以来5作連続でプロデューサーを手掛けたテレビ朝日の梶淳は本作の第27話を最後に降板し、後任を本井健吾に譲った。また白倉もその後の東映社内の人事異動で本作がTVシリーズとしては最後の作品となり、以後平成ライダーシリーズは武部直美と塚田英明が隔年で東映側のチーフプロデューサーを務めることとなる。
テレビ本編の結末
[編集]本作以降の作品のストーリーや関連商品のピーク時期を、同じスーパーヒーロータイム枠のスーパー戦隊シリーズ(毎年2月開始)とずらすことを目的とし、本作は全31話という1年に満たない放送期間で終了した。
最終話はディケイドがスーパーアポロガイストを倒し、「ライダー大戦」が始まったところで終了しており、その続きは12月12日公開の新作映画(『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』。告知当時、タイトル未発表)として公開する旨が告知された。これはそれまでの各回の演出に沿ったラストシーンに映画の告知を続けたものであったが、一部の視聴者から批判意見が出た。批判は放送倫理・番組向上機構(BPO)にも寄せられ、審議を受けた。BPOからの質問を受けたテレビ朝日は、最終話終了後に明確な区別なく映画の告知を行ったのは適切な手法ではなかったと回答し、これを受けてBPOでは配慮ある番組制作を行うよう局側に伝えることとした[9]。
テレビ朝日は「『ディケイド』のテレビ本編では、最終話以前のレギュラー放送において、一つのエピソードが終了した後、番組のエンディングで唐突に次の「旅」の予告が始まるという演出手法をとっていました。(第105回 放送と青少年に関する委員会議事概要)」と説明した。また、プロデューサーの白倉は「最終話のラストシーンは、第1話で夏海が見ていた夢が現実となり、最終話と第1話を演出上繋げたのであって、映画への繋ぎではなかった(要約)」と日刊サイゾーのインタビューに答えている[10]。一方で主演を務めた井上正大のインタビューによれば、渡された台本には「最終話」の文字がなく、最後に「つづく」と書かれていたという[11]。
再放送
[編集]本放送終了後の10月4日から2010年5月9日にテレビ朝日のみで再放送された。次回予告は省略されており、代わりに劇場版仮面ライダーシリーズやスーパー戦隊VSシリーズの予告を放送した。また、最終エピソードのライダー大戦編にあたる30話と31話(最終話)は上記の理由から再編集された「特別編」となっており、本放送と一部内容が異なる。東映チャンネルでは2010年12月の特集で放送された。このエピソードはセブン・イレブンにて限定販売された『平成仮面ライダーFINALエピソードコレクションDVD』に収録されている。
評価
[編集]『ガンバライド』との連動もあり、玩具の売り上げは好調で2009年度のバンダイ個別のキャラクター別売上においてはそれまでトップであった『ガンダムシリーズ』を抜き、過去最高の175億円を記録した。ただし、この売り上げは仮面ライダーシリーズとしての売り上げであり、後番組である『仮面ライダーW』の売り上げも含まれているため、『仮面ライダーディケイド』単作としての売り上げは不明である。また、『仮面ライダー響鬼』以降は低下していた視聴率も上昇し、平均視聴率は8.0%に回復した。また後の作品『仮面ライダーW』、『仮面ライダーオーズ/OOO』の成功にも導く結果にもなった[12]。
登場人物
[編集]電王の世界の詳細は仮面ライダー電王シリーズの登場キャラクターを参照、シンケンジャーの世界の詳細は侍戦隊シンケンジャーの登場人物を参照。
異世界を渡る者たち
[編集]旅の仲間
[編集]光写真館を拠点とし、異世界を巡る旅を行うメンバー。
- 門矢 士(かどや つかさ) / 仮面ライダーディケイド
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- 演 - 井上正大
- 本作の主人公。20歳[13]。写真家を自称し、二眼レフのトイカメラ[14]を常に身につけている。自信家で誰に対しても尊大な態度で接するが、いざという時は世界や他者のために身を挺する。
- 本編開始の少し前に夏海らの住む街に現れ、光写真館で働きながら居候しているが、それ以前の素性は不明で本人にも記憶がない。相手に素性を問われた際の「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ![15]」が決め台詞。また、ディケイドに変身した後、ライドブッカー・ソードモードの刀身を撫でたり、手を払うように叩く仕草をする癖がある[16]。また、海東いわくナマコが苦手[17]。難しい話は「大体分かった」という口癖で済ませ、写真撮影以外のあらゆる物事をそつなくこなすが、彼が撮った写真はなぜか被写体が歪んで写ってしまう。これに対して本人は「世界が自分に撮られたがっていないため」と解釈している。
- 「世界の終わり」に際する現象で紅渡と遭遇し、自分が全てのライダーを破壊する存在・ディケイドであること、世界の消滅を防ぐために旅をしなければならないことを告げられる。旅する世界のどこかで自分の世界が見つかるかもしれないと考え、「世界の全てを写真に収める」という目的のもと行動する。
- 記憶を失ってはいるが、9つの異世界に関する知識や変身後の戦い方などを断片的ながら覚えている。
- 鳴滝や訪れた世界のライダーから「破壊者」、「悪魔」などと忌み嫌われ、時折自身を皮肉ってそう呼ぶこともある。また全ての世界を救おうという意思はあるのだが、意図しなくとも訪れた世界が自分の存在で崩壊することを知り、苦悩することもあった。しかし旅を続ける内、そうした自分を受け入れてくれる夏海のことを大切に思うようになる。
- 光 夏海(ひかり なつみ)
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- 演 - 森カンナ
- 本作のヒロイン。「夏海の世界」出身。20歳。光写真館で受付係をしている。誰に対しても敬語で話し、他人の首筋にある「笑いのツボ」を押すことで、相手を否応なしに大笑いさせる光家秘伝の特技を持つ[18]。士からは「ナツミカン」とも呼ばれる。紫苑高校の卒業生で、かつては同級生とTG(退学)クラブを結成していた。
- 大勢の仮面ライダーがディケイドに倒される夢をよく見ており、士が変身したディケイドにも警戒心を抱いていた。士が世界を旅するよう告げられたことを知り、前述の夢に対する不安からその旅に同行する。度々鳴滝から接触を受けディケイドの危険性を訴えられているが、夏海自身は士の優しさを信じており、あらゆる世界から迫害を受ける士の「帰る場所」になりたいと願うようになる。
- 『ディケイド 完結編』で仮面ライダーキバーラに変身する。
- 小野寺 ユウスケ(おのでら ユウスケ) / 仮面ライダークウガ
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- 演 - 村井良大
- 「クウガの世界」出身。ディケイドを倒すという目的を抱いていた鳴滝から変身ベルト・アークルを託され[19]、仮面ライダークウガに変身する能力を得た青年。最初は尊大な態度をとる士に喰ってかかったが、共闘を経て友情を築き、強い信頼を寄せるようになる。クウガに変身した後、両腕を素早く構える癖がある。
- 当初は「自分を認めてもらう」ためにグロンギと戦い、八代藍からの称賛とその笑顔を支えとしていた。しかし、彼女が遺した言葉により「世界中の人々を笑顔にする」という願いに目覚める。
- 「クウガの世界」にてディケイドとの共闘でグロンギを壊滅させた後、キバーラにより「キバの世界」に連れて来られ、士たちと合流して異世界を巡る旅に同行する。主に情報収集やその世界のライダーへの激励などで士をサポートする。
- 海東 大樹(かいとう だいき) / 仮面ライダーディエンド
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- 演 - 戸谷公人
- 仮面ライダーディエンドに変身する青年。様々な世界を単独で往来し、「僕の旅の行き先は、僕が決める」という信念のもとで価値のある"お宝"と判断したものを収集している。
- 出自は「ディエンドの世界」で、フォーティーンの側近としてローチとともに働いていたが、兄である純一が捕まったことで、管理社会の真相を知り離反。後にディエンドへの変身能力を身につけ[20]、士らよりも先に異世界を渡り歩いていた様子で[21]、異世界の事象にも詳しい。本人曰く、士とは古い知り合い。また、鳴滝とも面識がある。
- 爽やかかつキザな態度をとりながらも、感傷に浸ることなく“お宝”にのみ価値を見出すドライな性格。士は彼の“お宝”への執着について、かつて自分が信じていたものに裏切られたことで自分自身をも信じられなくなり、“お宝”を集めることでその気持ちを誤魔化しているのだと推測している。士たちとの馴れ合いも好まず別行動を取り、目的の相違から彼らを妨害することもしばしば。士と共闘する際も「お宝より大事なもの」という言葉への興味本位であることが多かったが、終盤では士に助言をしたりとを気にかけるような行動を見せており、アスムとの再会により士たちが大切な存在=仲間というお宝であることを自覚するようになる。
- 料理の腕前も達者。指鉄砲で他人に狙いを定める癖を持つ。「〜(し)たまえ」が口癖。
- 光 栄次郎(ひかり えいじろう)
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- 演 - 石橋蓮司
- 光写真館を営む夏海の祖父。夏海の両親に代わり、子供の頃から彼女の面倒をみてきた好々爺。光写真館が多くの世界を移動すること、怪人やキバーラが存在すること等に対し、特に驚きも見せずマイペースに順応する。コーヒーや料理の腕前は達者で、写真館を訪れる異世界の客にふるまう。
- 基本的に写真館から外出する描写がなく、物語の事件と関わることは少ない。しかし、夏海だけでなくメンバー全員を家族同様大切に思っており、言うなれば彼らの帰る場所で待ち続ける心の支えとなる存在である[22]。終盤、自身が「世界の破壊者」であるという抗えない真実に嘆く士に、これまでしてきた旅の意味を説き、彼を激励した。
- キバーラ
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- 声 - 沢城みゆき
- キバット族の白いコウモリ型モンスター[23]。ライダーに変身する者に噛み付くことでその能力を活性化させる。
- 明るい性格を装っているが、時折冷酷な一面を覗かせる。鳴滝に加担しており、彼と同様に次元に干渉して他者を異世界に送る能力を持つ。「キバの世界」での騒動終結後は、諜報活動を行うために士たちに同行している。
ディケイドを敵視する者たち
[編集]本項で記述する人物はガイを除き本編中において「なぜ士を敵視しているか」などの明確な描写がなされていない。また、本項に記述した以外の渡や剣崎以外の"仲間"については変身後の姿のみの登場となったため、変身者については詳細は明かされていない。
- 鳴滝(なるたき)
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- 演 - 奥田達士
- 「預言者」を自称する壮年の男で、眼鏡とコート、フェルト帽が特徴。ディケイドや大ショッカーを敵視し、特にディケイドに対してはことあるごとに激しい憎悪を口にするが、その真意や理由は不明(TVシリーズでもその後の劇場版でも明かされなかった)。自ら様々な世界を往来でき、士たちの行く先々の世界でディケイドが世界の破壊者(悪魔)であると他のライダーたちに吹き込んだり、別世界から召喚したライダーや怪人を刺客として差し向けたりなどの妨害を行う。また、夏海に接触しディケイドを止めるように警告する。
- ガイ / アポロガイスト / スーパーアポロガイスト
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- 演 - 川原和久
- 終盤に登場した大ショッカー大幹部。白いスーツ姿の壮年の男性。自身や組織を「迷惑な存在」と称し、「〜(な)のだ」という特徴的な語尾で話す。
- もとは「Xの世界」の悪の組織GOD機関の大幹部であったが、GOD機関が傘下に入ったことにより大ショッカーの大幹部となる。数々の世界を回って各世界の悪の組織と結託し、大ショッカーの世界征服とライダー抹殺のために暗躍する。
- 「アポロチェンジ」の掛け声で怪人態・アポロガイストへと変身し、組織傘下の怪人を増援として召喚する。後にファンガイアの力を得て、本作オリジナルの強化態スーパーアポロガイストに強化を遂げる。
- ガイという人間名があるが、劇中では変身前後ともに「アポロガイスト」と呼ばれる。
- その他の詳細についてはこちらを参照。
- 紅 渡(くれない わたる) / 仮面ライダーキバ
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- 演 - 瀬戸康史
- 「夏海の世界」が崩壊する中、士が出会った謎の青年。士に世界の融合・壊滅が迫っていること、そして士が「全てのライダーを破壊する者」であることを伝え、そのために9つの世界を旅するよう導く。
- 士らが旅をしている間は“仲間”とともに異世界の崩壊を抑制していたが、士らがライダー大戦の世界を訪れた際に再び姿を現し、「士が意に反し各世界の仮面ライダーたちを"破壊"せずに“仲間”にしてしまった」として他の"仲間"とともにディケイドに襲い掛かった。
- 彼の“仲間”としては、劇中では下記の一真の他、アギト、龍騎、ファイズ、響鬼、カブト、電王が登場。特別編では、クウガアルティメットフォームが加わっている[24]。
- この時の勝敗は不明であるが、『ディケイド 完結編』では夏美や海東の前に再度姿を現し、士の使命であった「“破壊”による世界の“再生”」の本当の意味を説明した。
- 『仮面ライダーキバ』の主人公と名前と姿が同一である[25]。
- 剣崎 一真(けんざき かずま) / 仮面ライダーブレイド キングフォーム[26]
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- 演 - 椿隆之
- 紅渡の仲間の一人である謎の青年。異世界の融合と世界崩壊の進行を阻止するためにディケイドを排除しようと、他ライダーに先立って士たちの前に姿を現す。
- 『仮面ライダー剣』の主人公と名前と姿が同一である[27]。
9つの世界の仮面ライダー
[編集]ここでは、9つの世界に名を冠するライダーに変身した人物のみ記載する。
- ワタル / 仮面ライダーキバ
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- 演 - 深澤嵐
- 「キバの世界」の王子。ファンガイアの父と人間の母を持つ混血児。「キバの鎧」の継承者で、キバットバットIII世の力でキバに変身する。人間のライフエナジーを欲するファンガイアとしての本能を抑え切れないため、親しくなった人間のライフエナジーを吸ってしまうことを恐れている。そのため王位を継ぐことに消極的で、他人との交流を避けた態度を取っていた。しかし、士や偶然親衛隊の一員になったユウスケとの交流で「人間とファンガイアの共存」のために王になる決意を固める。
- 「ライダー大戦の世界」で再登場した際には、進攻するブレイドたちに対抗すべくファンガイアと手を組んでいた。スーパーアポロガイストを倒した直後、「キバの世界」とともに消滅してしまう。
- 後に『ディケイド 完結編』でキバの世界が再生されると共に「ライダー大戦の世界」で戦死したライダー達と共に復活し、この時もアスムと共に各世界のライダー達の中でいち早く士達の応援に駆け付けた。
- 辰巳 シンジ(たつみ シンジ) / 仮面ライダー龍騎
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- 演 - 水谷百輔
- 「ATASHIジャーナル」のカメラマン。同じカメラマンである士の写真を個性的と褒めている。桃井殺害事件の裁判で仮面ライダー龍騎に選ばれる。かつて相棒だったレンが何も言わず他社に移ったことを裏切りと感じており、事件当日現場に来ていたレンを犯人ではないかと疑う。
- 剣立 カズマ(けんだて カズマ) / 仮面ライダーブレイド
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- 演 - 鈴木拡樹
- スペードのAランクである「BOARD」の社員。キャリアーによって現在の地位まで登りつめたため、それに関してプライドが高い。アンデッドの封印よりも人の命を守ることを優先したために戦闘中に命令違反を起こし降格。士の下、社員食堂で働くが更なる失態を重ね、さらにブレイバックルをカリスに奪われて解雇される。だが、士やユウスケの「0からやり直せ」という言葉を聞き、社員食堂のアルバイトとして働き、仲間の信頼を取り戻す。
- 「ライダー大戦の世界」では、アンデッドとともに「キバの世界」の者たちと対峙した状態で再登場。その時は、四条に代わって、「BOARD」の社長になっていた。スーパーアポロガイストによって世界の融合が進められ、「ブレイドの世界」とともに消滅してしまう。
- 後に『ディケイド 完結編』でブレイドの世界が再生されると共に復活し、スーパーショッカーとの最終決戦にワタルやアスムに続いて他のライダー達と共に参戦する。
- 尾上 タクミ(おがみ タクミ) / 仮面ライダーファイズ
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- 演 - 制野峻右
- スマートブレイン・ハイスクールの写真部に所属する生徒。密かに好意を持つ由里の夢を守るため、正体を隠してファイズに変身し、人間を襲うオルフェノクから学園を守っている。自身もオルフェノクだが、オルフェノクを嫌う由里にはそれを隠している。
- ウルフオルフェノク
- オオカミの特性を持つオルフェノク。タイガーオルフェノクから友里を守るべく正体を現す。
- 芦河 ショウイチ(あしかわ[28] ショウイチ) / 仮面ライダーG3(回想)→仮面ライダーエクシードギルス→仮面ライダーアギト
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- 演 - 山中聡
- G3システムの元装着員。かつては八代とともにG3システムの開発に携わっていたが、不完全な「アギトの力」の覚醒によりエクシードギルスへの変身能力を体得してしまう。その結果アンノウンに狙われ、他者(特に八代)を巻き込まないために姿を消し、社会との交流を断絶した生活を送っていた。人間の姿でも超能力を使い、接触する士たちを拒絶する。だが、八代の真意を知った士とユウスケの説得で、完全な「アギトの力」に覚醒した。その後は八代と再会し、「アギトの世界」を守る決意をする。
- モモタロス / 仮面ライダー電王
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- 声 - 関俊彦
- 野上良太郎と契約し、時の運行を守るイマジンたち。詳細は、仮面ライダー電王シリーズの登場キャラクターを参照。
- ソウジ / 仮面ライダーカブト
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- 演 - 川岡大次郎
- マユの兄。ソウ(擬態ソウジ)との戦いの後に「クロックアップシステム」が暴走し、変身が解除できない状態に陥っている。「クロックアップ」の世界で、孤独にワームからマユを守り続けている。ZECTの「クロックダウンシステム」によって一時的にカブトの変身が解除されたことにより、マユと再会し、真実を話す。
- フィロキセラワームを倒した後は再び「クロックアップ」の世界に留まることになってしまうが、「いつでも帰れる場所がある」と信じてマユに笑顔を送った。
- ヒビキ / 仮面ライダー響鬼(初代)
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- 演 - デビット伊東
- ヒビキ流の師範。他の流派が争っているのをよそに、戦いを避けている。鬼の引退を宣言し弟子のアスムを破門にするなど、アスムの前ではやる気のないように振る舞っていた。実は自身の鬼の力を制御できなくなっており、力の暴走により伝説の魔化魍・牛鬼に変貌してしまう。アスムに自分の意思を受け継げさせ、自ら響鬼に変身したアスムの攻撃に倒された。
- アスム / アスム変身体 / 仮面ライダー響鬼(2代目)
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- 演 - 小清水一揮
- ヒビキの弟子であり、"鬼"に憧れる少年。ヒビキたちからは「少年(大樹の場合は「君」とつけて呼ぶ)」と呼ばれている。初登場時は銀色の鬼に変身していた[29]。ヒビキに破門され海東を師とするよう言い渡され、苦悩する。後にヒビキが牛鬼になってしまったことを知り戸惑うが、大樹の説得でヒビキの魂を受け継ぎ、新たな仮面ライダー響鬼となる。その後も自分の一歩を歩むきっかけを作った大樹のことを「師匠」と呼ぶ。
- 「ライダー大戦の世界」で再登場するも、事態を把握できないまま戦いに巻き込まれてしまう[30]。スーパーアポロガイストを倒した直後、「響鬼の世界」とともに消滅してしまう。
- 後に『ディケイド 完結編』でヒビキの世界が再生されると共に「ライダー大戦の世界」で戦死したアキラ、トドロキ達と共に復活し、この時もワタルと共に各世界のライダー達の中でいち早く士達の応援に駆け付けた。
仮面ライダー
[編集]過去作に登場したライダーの詳細は、登場人物に貼ったリンクを参照。召喚された仮面ライダーについては、仮面ライダーシリーズ登場戦士一覧#召喚されたライダーを参照。
ここでは、本作オリジナルの仮面ライダーとFFR(ファイナルフォームライド(あるいは「ファイナルフォームライダー」[31])形態)が登場した仮面ライダー(のFFRのみ)記載する。
オリジナルの仮面ライダー
[編集]ディケイドとディエンドはライダーカードを使って戦う「次元戦士」[32]であり、彼らが使用するツール一式は、大ショッカーによって開発された。
仮面ライダーディケイド
[編集]門矢士が変身する仮面ライダー。基本カラーはマゼンタで、複眼の色は緑。別名全てのライダーを破壊する存在・全ての破壊者・世界の破壊者・悪魔。様々な並行世界のライダーの力を受け継ぐとされ、後述のカメンライドによりクウガからキバまでの平成ライダーに変身可能。様々な異世界・ミラーワールドを自在に行き来可能であり、原典では特殊な方法でしか倒せないアンデッド・魔化魍を倒すことも可能。さらに各世界のライダーを支援武器または兵器に変形=ファイナルフォームライドさせ、ファイナルアタックライドにより必殺技を発動可能。士がかつて全てを失ったために各ライダーのカードが効力を失っていたが、異世界で他のライダーと心を通わせることでそのライダーに関与する力が使用可能になる。
ボディのいたるところに「10」を意味する「十」や「X」の意匠が取り入られている。ディケイドが使用するアイテムにはディケイドの顔を模した紋章が描かれているが、これはバーコードがモチーフとなっている。
- フォーム
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- カメンライド
- カードによってディケイド・他の仮面ライダーに変身した形態・その変身能力の総称。ディケイドライバーに埋め込まれた「トリックスター」と呼ばれる秘石のエネルギーを動力源として代用とすることで、適合条件(ファイズの「オルフェノク因子」・ブレイドの「アンデッド融合率」・電王の「特異点」・キバの「魔皇力」など)が必要なライダーへの変身を可能にしている[33]。カメンライド時の姿・戦闘能力は、ベルトがディケイドライバーであること以外はオリジナルと同様である。そのためオリジナルのライダーがベルトで引き出す能力(クウガ・キバのフォームチェンジ・カブトのクロックアップなど)や、それぞれ異なる種類のカードを必要とする能力(例:龍騎のアドベントカード・ブレイドのラウズカード)はフォームライド・アタックライドで代用する。対応するライダーのファイナルアタックライドにより必殺技も発動可能。強いダメージを受けるとディケイドの姿に戻る。
- コンプリートフォーム
- クウガからキバまでの9人の平成ライダーの力を取り戻したディケイドが強化変身ツール・ケータッチを用いてファイナルカメンライド=強化変身したディケイドの最強形態。別名歩く完全ライダー図鑑。基本カラーは銀・黒で、複眼の色はマゼンタ。頭部はコンプリートフォームのライダーカードが配された、全てのライダーの頂点に立つ存在・ライダー王者としての証である冠・ディケイドクラウンに変化する。肩・胸に装着された装甲・ヒストリーオーナメントには、9人のライダーカードが配置される[37]。なおバックル部にはケータッチを装着し、取り外したディケイドライバーのバックルはベルトの右腰に装着する。通常はディケイドの状態から変身するが、他のライダーにカメンライドした状態からでも変身可能。
- カメンライドしなくてもクウガからキバまでの9ライダーの力を発揮可能な他、ディケイドの全形態を圧倒する程戦闘能力が上昇しており、パンチ・キック力は通常時の2倍以上に跳ね上がっているが最強フォームでは珍しく専用武器がなく、ライドブッカー(主にソードモード)を使用する。ライダーカードはカメンライド・フォームライドは使用不可能だが、アタックライド・ファイナルフォームライド・ファイナルアタックライドは使用可能。
- ケータッチでカメンライドを発動することにより、カードに対応する9ライダーの1人を実体のある分身として最強フォームの状態で召喚する。「能力の塊」が具現化した存在である召喚されたライダーは、ディケイドとシンクロした動きをとる[38]。召喚時はヒストリーオーナメントの全てのカードが召喚された最強フォームのカードに替わり、その能力がディケイド自身に投影され、自在に他のライダーの最強フォームの能力を発揮することが可能[37]。それぞれに対応したファイナルアタックライドのカードをディケイドライバーに装填することによって、各最強フォームの必殺技を召喚したライダーと同時に発動可能。武器を用いた必殺技はライドブッカー ソードモードで代用する。斬撃・光線の色はディケイド側はマゼンタ。
- 『てれびくんDVD』ではヒストリーオーナメントに9人のライダーカードが最強フォームの状態で配置され、平成9大ライダー全員を最強フォームの状態で一斉召喚した。後述のライダーカード「アタックライド・てれびくん」で全員の必殺技を発動した。
- 必殺技・合体技
- どの必殺技も、ファイナルアタックライドで発動する。
- 必殺技
-
- ディメンションキック(通常時)
- 自分と標的との間に現れる10枚のホログラム映像状のカード型エネルギーを通過して跳び蹴りを放つ。破壊力は30t。
- 多重ディメンションキック(通常時)
- 『オールライダー対大ショッカー』で使用。ディメンションキックの応用版。ディケイドイリュージョンで作り出した2体の分身体と共に放つディメンションキック。破壊力は90t。
- ディメンションスラッシュ(通常時)
- ディケイドスラッシュの強化版。カード型エネルギーを潜り抜けてライドブッカー ソードモードで標的を切り裂く。
- ディメンションブラスト(通常時)
- ディケイドブラストの強化版。ライドブッカー ガンモードから発射したカード型エネルギーを潜り抜けて光線に強化された光弾で標的を撃ち抜く。
- 強化ディメンションキック(コンプリートフォーム)
- ディメンションキックの強化版。コンプリートフォーム状態で放つディメンションキック。破壊力は60t。テレビ本編では敵のビーム攻撃を相殺しながら放ったため、10枚のカード型エネルギーが出現せずに放たれた。『てれびくんDVD』と『完結編』で放った時には10枚のカード型エネルギーが出現している。『クライマックスヒーローズ』では10枚のカード型エネルギーが平成9大ライダーの紋章になっている。
- 合体技
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- ディメンションシュート(コンプリートフォーム)
- 最終話で使用。ディエンドとの連携技。ディエンドとともにディメンションシュートを放つ後述同様の協力技。ただし、ディケイド側は照準になるカード型エネルギーがエメラルドグリーンではなく、マゼンタに変化している。
- トリプルエクストリーム(通常時)
- 『MOVIE大戦2010』で使用。W サイクロンサイクロン & ジョーカージョーカーとの連携技。自身のディメンションキックとWのジョーカーエクストリームの三位一体攻撃。破壊力は42t。
- カメンライドしたライダーの必殺技
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- ブラストペガサス(ディケイドクウガ ペガサスフォーム)
- 原典のクウガ ペガサスフォームのブラストペガサスと同様。
- ライダーキック(ディケイドアギト グランドフォーム)
- 原典のアギト グランドフォームのライダーキックと同様。
- クリムゾンスマッシュ(ディケイドファイズ)
- 『オールライダー対大ショッカー』で使用。原典のファイズのクリムゾンスマッシュと同様。
- ライトニングブラスト(ディケイドブレイド)
- 原典のブレイドのライトニングブラストと同様。
- ライダーキック(ディケイドカブト ライダーフォーム)
- 原典のカブトのライダーキックと同様。
- 召喚したライダーとの必殺技
- アルティメットフォーム以外はテレビ本編で使用。クウガの技・アギト・ファイズ・キバの後者の技はてれびくんDVDで使用。
- 仮面ライダークウガ アルティメットフォーム:アルティメットキック
- 仮面ライダーアギト シャイニングフォーム:シャイニングクラッシュ・シャイニングライダーキック
- 仮面ライダー龍騎サバイブ:バーニングセイバー
- 仮面ライダーファイズ ブラスターフォーム:フォトンバスター・フォトンブレイカー
- 仮面ライダーブレイド キングフォーム:ロイヤルストレートフラッシュ
- 仮面ライダー装甲響鬼:音撃刃・鬼神覚声
- 仮面ライダーカブト ハイパーフォーム:ハイパーライダーキック・マキシマムハイパーサイクロン
- 仮面ライダー電王 ライナーフォーム:デンカメンスラッシュ
- 仮面ライダーキバ エンペラーフォーム:ファイナルザンバット斬・エンペラームーンブレイク
- ツール
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- ディケイドライバー
- ディケイドの変身ベルト。普段はバックルの状態で装着者の腰に当てることでベルトが伸長して装着される。バックル部にはクウガからキバまでの紋章・ライダーズクレストが描かれている。バックル両側のサイドハンドルを外側に引くことで、バックルが90度回転してカード挿入口が上部に露出する。そこにライダーカードを装填するとそのカードの種類が発声されて待機音が鳴る。ハンドルを押すことでそのカードの能力名(ファイナルフォームライド・ファイナルアタックライドは「ディディディ ディケイド」のようにスクラッチ調の音声)が発声され、同時にカードの裏面に描かれたライダーの紋章が投影されて効果を発揮する。
- ディケイドがカメンライドにより他のライダーに変身しても変異せず残り、引き続きカードの力を行使することが可能。バックルは脱着も可能であり、ディケイドがコンプリートフォームに変身した際はバックルのみ右腰に装着され、カードを装填後にバックルを叩くことでカードの効力を発揮する。
- 士が記憶とともに紛失していたが、滅びの現象が進む世界で夏海により廃墟の中からライドブッカーと共に発見され、士に渡される。海東はこれを「最高のお宝」と評していた。
- ライドブッカー
- 左腰に携行される本型の専用武器。内部はクラインの壺へと通じており、ここにライダーカード・エネルギーを無尽蔵に貯蓄している[37]。カードバインダー型のブックモード・剣型のソードモード・銃型のガンモードの3形態をとる。ディケイドライバー同様、ディケイドが他のライダーに変身しても変異せず残る。また、ディケイドが他のライダーに変身した時にソードモードを使用すると、斬撃音がそのライダーの武器と同じになる。専用武器がないコンプリートフォームでも、主にソードモードで使用する。
- ライダーカード
- 様々なエネルギーを2次元の世界に封じ込めたカード。普段はライドブッカーに収納されており、ディケイドライバーに装填することで封じられたエネルギーを解放し、各々の効果を発揮することが可能になる。
- 描かれたライダーに変身するカメンライド・他のライダーに変身した状態からさらにフォームチェンジするフォームライド・武器の呼び出しや技・特殊能力が使えるアタックライド・コンプリートフォームに変身するファイナルカメンライド・他の仮面ライダーを変形させるファイナルフォームライド・必殺技を発動するファイナルアタックライドが存在する。
- ブッカーから取り出す際にはバイクのエンジン音のような効果音が鳴る。直接ブッカーから取り出す場合もあれば、カード自体がディケイドの手元に飛んでくることもある。また、手裏剣のように投擲武器として使用することも可能。
- 使うカードについてはライダーカードを参照。
- ケータッチ(K-TOUCH)
- ディケイドをコンプリートフォームへとファイナルカメンライド=強化変身させる、タッチパネル式携帯電話型ツール。黒い筐体にマゼンタのストライプが入った外観。専用のライダーカード・コンプリートカードを挿入した後、パネルに浮かび上がったクウガからディケイドまでの紋章アイコンを番組放映順にタッチすることで電子音声が発生され、ディケイドライバーのバックル部をケータッチと差し替えることにより変身完了する。
- 変身後はパネルに表示されたアイコンを、ライダーの紋章から「F」の文字の順にタッチすることで、「ライダー名・カメンライド・フォーム名」という電子音声を発声する。紋章に対応した各種の最終フォーム状態の仮面ライダーを実体のある分身として召喚し、その能力をディケイドに投影する。またケータッチ自体もこのフォーム中で着脱でき、操作する(ライダーを召喚する)際は一度手元に持って行うことがある。
- ネガの世界でダークライダーらが宝として保管していたが、最終的に夏海から士の手に託された。
- 玩具では「ファイナルカメン端末」と冠されている。
- 専用ビークル
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- マシンディケイダー
- 全長:2320mm
- 全幅:835mm
- 全高:1155mm
- 最高時速:350km
- 最大出力:147kW/9900rpm
- ベース車種:ホンダ・DN-01
- 士が最初から持っていたバイク。基本カラーは白・黒・マゼンタ。通常時はV型2気筒エンジンによるガソリン走行だが、戦闘時はクラインの壺から無尽蔵の次元エネルギーが供給され、あらゆる環境を走破することに加え、アタックライドによりボディを変異させて他のライダーのマシンに変形するスーパーマシンとなる[37]。さらに並行世界の移動・陸・海・空・宇宙空間での走行・ミラーワールドへの突入・ディケイドの意思による無人での自動走行も可能。
- オートバジン バトルモード
- アタックライドでマシンディケイダーを変形させて使用。本来は仮面ライダーファイズ専用のビークル。原典と違い、ミッションメモリーを用いないまま、左グリップを引き抜いてファイズエッジとして使用可能。
仮面ライダーディエンド
[編集]海東大樹が変身する仮面ライダー。基本カラーはシアン。鳴滝はいずれディケイドとディエンドは互いに滅ぼし合うと発言している。
ディケイド同様、各世界の行き来が可能。カメンライドによりカードに刻まれた仮面ライダーの情報を実体化し召喚する能力を持ち、ファイナルフォームライドやそれに応じたコンビネーション技はディケイド同様に使える。身軽な動きと銃撃を活かしたヒット&アウェイ戦法を行う。
アタックライドにより、ディエンドライバーの高速連射や分裂弾で攻撃する「ディエンドブラスト[37]」や、身体を透明化させて姿を消す「ディエンドインビジブル」、呼び出したライダーの必殺技によるフォーメーション「クロスアタック」を発動する。さらに29話から鳴滝によりもたらされた専用のパワーアップカードによって、自身の分身を生成する「ディエンドイリュージョン」等の新たな技が追加された。
本作主要ライダーの中で唯一、専用バイク「マシンディエンダー」が設定のみで未登場(未制作)であったが(『オールライダー超スピンオフ』第3話でネタにされた)、『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』でほんの一瞬だが初めて登場した。
- 単体必殺技
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- ディメンションシュート
- ファイナルアタックライド(ディエンド)により、ライダーの図柄(クウガからキバまでの平成主役ライダーとディエンド自身)が描かれた半透明のカードが照準となって標的を捕捉し、カードのエネルギーを込めた巨大なビームを発射する。その際、召喚されたライダー達も還元され、エネルギーの一部となるが、還元されない場合もある[39]。
- ツール
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- ディエンドライバー
- ディエンドへの変身にも使う50口径の銃型専用武器。変身前・後を問わず、高威力のエネルギー弾を放つ2連式の銃として使える。銃身側面中央部に設けられたカード挿入口にライダーカードを装填し、銃身をポンプアクションの要領で前にスライドさせることで、そのカードの種類が発声されて待機音が鳴り始め、トリガーを引くことでそのカードの能力名などが発声された後、カードの裏面に描かれたライダーの紋章の投影図が発射されて効果を発揮する。ライダーカードを複数枚同時に使うことも可能。音声はディケイドライバーとほぼ同様。
- ライダーカード
- 普段は左腰に携行される。内部がクラインの壺へと通じるライダーカードホルダーに収納されており、ディエンドライバーに装填することで封じられたエネルギーを解放し、各々の効果を発揮することができる。
- カードのカテゴリーはディケイドのものと同等だが、変身に用いるディエンド以外のカメンライドは、描かれたライダーを実体のある幻として召喚する効果を持つ。
- 使うカードについてはライダーカードを参照。
仮面ライダーアビス
[編集]「龍騎の世界」で、「ATASHIジャーナル」副編集長の鎌田が変身。龍騎らと同様にアドベントカードを使って戦う。基本カラーとカードデッキの色は水色。ファイナルベントはアビソドンを自在に操る「アビスダイブ」(カード表記によればAPは7000P[40])。
「ATASHIジャーナル」の雑誌では「龍騎の世界」のライダーとして紹介されていない。
また、契約モンスターが倒されても、モンスターと契約する前やモンスターのカードを失った時の形態・ブランク体にならない。
- 契約モンスター
- 2体と契約している。いずれも原典からの登場。
- アビスラッシャー
- サメ型モンスター。アビスのアドベントカードには、このモンスターが描かれている。二振りの剣を武器とし、頭部から高圧水流を放つ。アドベントカードによると保有APは5000P。
- アビスハンマー
- シュモクザメ型モンスター。胸部の二門砲が武器。アビスラッシャーが召喚されると連動的に現れる。
- アビソドン[41]
- 本作品オリジナルのホオジロザメ型合体ミラーモンスター。ストライクベントやファイナルベントにより、アビスラッシャーとアビスハンマーの2体が合体し誕生するサメ型モンスター。通常形態のホオジロモードと目を横に伸ばし、エネルギー弾を発射することが可能なシュモクモード、アーミーナイフ状のノコギリが出現し、敵を斬り裂くノコギリモードの三つの形態がある。さらに空中、水中、地中と死角がなく全てのモードを同時に使う最強形態であるホオジロシュモクノコギリモードも存在する。
- 召喚機
- アビスのアドベントカード
-
- ADVENT(アドベント) - アビスハンマー、アビスラッシャーを召喚
- SWORD VENT(ソードベント) - アビスセイバーを装備 本来は二刀一対だが劇中未使用。
- STRIKE VENT(ストライクベント) - アビスクローを装備、アビソドンによるアビススマッシュを発動
- FINAL VENT(ファイナルベント) - 2体のモンスターをアビソドンに合体させ、アビスダイブを発動
仮面ライダー天鬼
[編集]管の音撃戦士。読みは「アマキ」。「響鬼の世界」で音撃道威吹鬼流のアキラが変身(後に世界の融合により、「ライダー大戦の世界」にも登場)。師はイブキで、変身後の姿も威吹鬼に酷似している。必殺技は威吹鬼と同じ音撃射「疾風一閃」。
- 道具
- 威吹鬼から引き継いだ物であり、能力も同様。
- 変身鬼笛:「音笛」
- 天鬼への変身に用いる笛。
- 音撃管:「烈風」
- 威吹鬼が使っていた物と同じトランペット型の音撃武器。
- 音撃鳴:「鳴風」
- 烈風を音撃を放つ形態に変形させる器具。
チノマナコ・ディエンド変身態
[編集]仮面ライダーが存在しない「シンケンジャーの世界」において、アヤカシ・チノマナコが海東から奪ったディエンドライバーを使い変身した姿であり、鳴滝曰く「この世界(シンケンジャーの世界)で最初のライダー」。海東が変身するものと比べ醜悪な姿になっており、ディエンドライバーの音声、ディエンドの紋章のデザインも変化するが、四肢はチノマナコのままである。変身前のチノマナコは普通に言葉を発していたが、変身後は言葉を話さず常に唸り声をあげている。
必殺技はディエンドと同様の「ディメンションシュート」。照準になるカード型エネルギーは、エメラルドグリーンからパープルへと変化している。また、召喚されたブレイドがエネルギーの一部として還元されることなく残っていた。
- 能力
- ディエンドライバーを所有しているチノマナコは外道衆の「この世に長時間存在すると、水が切れる」という時間制限がなくなるが、「二の目」の力で復活して巨大化する能力はない。自身の体の隙間からナナシ連中を召喚する。
- カイジンライド
- 本来のディエンドが使う「カメンライド」と同様の方法で、ライダー世界の怪人を召喚するカード。本作ではイーグルアンデッドとムースファンガイアを召喚した。この他、通常の「カメンライド」でブレイドを召喚した。怪人やライダーを召喚する際には、通常のディエンドのカメンライドと異なり、目玉のような物が取り付いて実体化する。
9つの世界の仮面ライダーのFFR
[編集]9つの世界の各仮面ライダーの詳細については、各リンク先を参照。
- クウガゴウラム
- 仮面ライダークウガのFFR形態。形状は原典に登場した支援メカのゴウラムに模している。巨大な両顎で、空中から相手に突撃する攻撃が得意。
- 必殺技は、両顎で標的を捕らえて急降下し、ディケイドの跳び蹴りで挟み潰す「ディケイドアサルト」。
- キバアロー
- 仮面ライダーキバのFFR形態。形状はパートナーのキバットバットIII世を模した巨大な弓矢になっている。
- 必殺技は、ヘルズゲートを展開し、紅い光の矢を放つ「ディケイドファング(ディエンドファング)」。モデルとなったキバット自身も融合しており、発動する際は彼の決め台詞である「キバって行くぜ!!」を叫んでいる。
- リュウキドラグレッダー
- 仮面ライダー龍騎のFFR形態。形状は契約モンスターのドラグレッダーを模している。変形前後には右手と両肩にそれぞれドラグセイバーとドラグシールドが装備される。尻尾のドラグセイバーが武器。
- 必殺技は、ディケイドがリュウキドラグレッダーの炎を受けながら跳び蹴りを放つ「ディケイドドラグーン[43]」。
- ブレイドブレード
- 仮面ライダーブレイドのFFR形態。形状は専用武器の醒剣ブレイラウザーを模した巨大な剣[44]。敵を切りつける時には、青白い光を放つ。
- 必殺技は、巨大な光の刃で敵を斬る「ディケイドエッジ(ディエンドエッジ)」。このFFR形態は劇中で最も多く使用されており、ライダーの他にシンケンジャーのシンケンレッドも使用している。
- ファイズブラスター
- 仮面ライダーファイズのFFR形態。形状は最強形態ブラスターフォームの専用武器ファイズブラスター フォトンバスターモードを模している。銃口から強力な実弾を放つ。
- 必殺技は、ブラスターから予めファイズの必殺技「クリムゾンスマッシュ」同様のポインターで相手を捕捉し、カードの発動により銃口から巨大な赤いフォトンンブラッドの光線を発射する「ディケイドフォトン」。
- アギトトルネイダー
- 仮面ライダーアギトのFFR形態。形状は専用マシンのマシントルネイダー スライダーモードを模している。ライダー2人を乗せることができ、劇中ではディケイドとG3-Xを乗せている。
- 必殺技は、背中に乗せたディケイドが、正面に浮かんだアギトの紋章を潜り抜け、ライドブッカー ソードモードで敵を切りつける「ディケイドトルネード」。
- デンオウモモタロス
- 仮面ライダー電王のFFR形態で、他のFFRと違い、ソードフォームに憑依しているモモタロスを実体化させるという異色を持つ。変形の際、憑依は強制的に解除される。モモタロスが使用するモモタロススォードのほか、電王 ソードフォームのデンガッシャー・ソードモードも使用する。
- 必殺技は、モモタロスがソードフォームの必殺技「エクストリームスラッシュ」の要領でデンガッシャーをクウガゴウラムに接続して振り回す「ディケイドライナー(モモタロス曰く「俺の必殺技、ディケイドバージョン」)」。
- FFRのライダーカードが使用可能となる前はデンライナーと思しきシルエットがカードに写っており、海東も電王がデンライナーに変形するデンオウデンライナー[40]と考えていたが、士がモモタロスの存在を肯定した際、デンライナーのシルエット部分がモモタロスへと変わった。
- ゼクターカブト
- 仮面ライダーカブトのFFR形態。形状は変身アイテムのカブトゼクターを模している。ゼクターホーンで地中を掘り進むことができる。
- 必殺技は、標的を叩き落とした後でカブトの姿に戻り、クロックアップさせたディケイドの跳び蹴りとカブトの「ライダーキック」で標的を挟み潰す「ディケイドメテオ」。
- ヒビキアカネタカ
- 仮面ライダー響鬼のFFR形態。形状はディスクアニマルのアカネタカを模しており、炎を纏って突撃する。
- 必殺技は、響鬼が音撃鼓を模したヒビキオンゲキコとなって標的に取りつき、ディケイドが響鬼の音撃棒・烈火で清めの音を叩き込む「ディケイドウェイブ」。また、ディエンドと他の鬼たちの清めの音の連携も可能。
A.R.WORLD
[編集]作中で士らが旅をする並行世界。写真館の背景ロールには士たちが現在いる世界を表す絵が描かれており、士が役割を終えて次の世界へ移動する際に新たな絵が下りてくる。写真館の内部構造は共通だが、外観は各世界で異なる。士には、各世界で目的を果たすために必要な役割(職業・立場)が与えられ、服装や髪型もその役割に適した物へと変わる。なお、東映サイトではブレイド編となる9話のトピックスでこれまでの士の外見の変化の「楽しみ方」を紹介している。
- 夏海の世界[45]
- 夏海や栄次郎が生活していた世界。士も本編開始の少し前からこの世界にいた。士が撮影すると像が歪む現象は他の世界と同様である。オーロラとともに他の世界の怪人たち(劇中ではグロンギとアンノウン以外が登場[46])が侵攻して崩壊を始めるが、士たちの旅の間は紅渡とその仲間たちがその崩壊を止めていた。
9つの世界
[編集]それぞれの世界のライダーたちが各々の理由で活動している。紅渡によると全ての世界は融合し始めており、最終的には消滅する運命にあるという。
- クウガの世界
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- 写真館の絵 - 遠くに灯溶山が見える道を走っていくパトカーの列
- 士の役割 - 警官(巡査)
- 未確認生命体こと “グロンギ” と人間の警察が抗争している世界。グロンギたちは、本作品オリジナルのオオカミ種怪人ン・ガミオ・ゼダの封印を解くため「ゲギバスゲゲル(聖なるゲーム)」という特殊なゲゲルを実行する。
- グロンギに割り当てられる番号、ゲゲルの概要などが原典と異なる。また、グロンギは活動したばかりで、劇中では7号から12号(10号は9号を倒したディケイド)までが登場し、人間体も見せていない。本作では通常のグロンギの他に、リント(人間)が変異した個体(グロンギの象徴であるベルト型の装飾品がない)も登場。
- キバの世界
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- 写真館の絵 - 満月を背にビル上層部にそびえ立つキャッスルドラン
- 士の役割 - バイオリニスト
- キャッスルドランが高層ビルの上部に城のようにそびえ立つなど、ファンガイアの存在が人間社会に認知され、人間とファンガイアが共存する体制が確立している。そのため、原典に登場した対ファンガイア討伐組織「素晴らしき青空の会」やファンガイアの最強集団「チェックメイトフォー」は登場しない[47]。
- ファンガイアに対しては最低限のライフエナジーは徴収・配給するという形がとられているが、先代のファンガイアの王ビートルファンガイアが消息を断ったまま玉座が10年間空席であり、完全な統率が取れていないため、本能に抗いきれず人間を襲撃する者もいる。そのため親衛隊が結成され、人間を襲うファンガイアを処罰する。また糸矢の発言から、逆にファンガイアを差別する人間に対しても、何らかの処置を行っているもよう。
- 後に「ブレイドの世界」と融合し、キバは女王ソーンファンガイアとともにファンガイアを率いて、「ブレイドの世界」のライダーやアンデッドと闘うことになる。
- 龍騎の世界
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- 写真館の絵 - ミラーワールドの高層ビル街を飛ぶドラグレッダー
- 士の役割 - 弁護士
- 主な舞台となる大手週刊誌の名称は「ATASHI(アタシ)ジャーナル」である[48]。ライダーバトルの参加者として原典未登場の仮面ライダーアビスと2体の契約モンスターが合体したアビソドンが登場。
- ライダーバトルが刑事事件の裁判制度に組み込まれており、検事・弁護士といった司法関係者が仮面ライダーに選ばれ、ライダーバトルに勝ち残ったライダーの主張が判決となる。「ミラーワールドで倒されても死ぬことはない[49]」、「能力を裁判以外で使うと判決の権限を剥奪される」などのルールがあり、龍騎の世界の住人はこれを「最も公平な裁判」と評する(ただし「ATASHIジャーナル」の記事では問題点が指摘されている[40])。
- ミラーモンスターはライダーと契約した種族のみ生き残っているが、僅かに「野良モンスター」の目撃情報もあるとされている。
- 原典の仮面ライダーは13人だが、王蛇とリュウガはこの世界に存在せず(後の世界で鳴滝とキバーラが召喚)、記事はアビスを除いた11人で全員と書かれている。
- 本作品での「タイムベント」は、使用者とその周囲の少人数をタイムスリップさせる。
- ブレイドの世界
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- 写真館の絵 - 中央のスペードのA(チェンジビートル)のみ表にされ、扇状に並べられたラウズカード
- 士の役割 - 「BOARD」社員食堂のチーフ料理人(当初のランクは2、後にKに昇格)
- 原典で研究機関だった「BOARD」は、国家予算で運営される大企業となっている。「BOARD」に所属する社員には、部署として扱われているスペード・ダイヤ・クローバーの3種類のスートと、ランクとして2 - Aの13種類のカテゴリーが割り当てられ、各スートのAランクに位置する者にのみ変身する権利とライダーシステムが与えられる。この世界のライダーシステムの資格者は、アンデッドと遭遇しても稟議書による承認が下りなければ変身することは許されず、戦闘の際は人命よりもアンデッドの封印を優先しなければならない。違反すれば社長・四条ハジメにより処分を下される。各ランクには、給料やランチメニューといった待遇に明確な格差がある。
- 原典ではカードに封印済みだった上級アンデッド・パラドキサアンデッドが登場。原典で53体目のアンデッドだったジョーカーがライダーの変身者とハート除くカテゴリーAのアンデッドの細胞によって誕生した人造アンデッドになっている[50]。アンデッドをラウズカードに封印する描写は原典と同じだが、ディケイドやディエンドはカードに封印せずにアンデッドを倒すことが可能。
- 後に「キバの世界」と融合し、ブレイドは、他のライダーとともにアンデッドと手を組んで「キバの世界」のライダーやファンガイアと闘うことになる。
- ファイズの世界
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- 写真館の絵 - オートバジン(バトルモード)と青白い蝶と赤いフォトンブラッドの光
- 士の役割 - 「スマートブレイン・ハイスクール」に通う高校生
- 海東の獲物 - ある大企業につくられたライダーズギア(ファイズギア → オーガギア)
- 原典での巨大企業だった「スマートブレイン」は高等学校となり、「ラッキー・クローバー」は学校内のエリート集団となっている。メンバーのうち1人が本作品オリジナルのタイガーオルフェノクとなっている。オルフェノクの存在は人間たちに既に認知されており、人を襲うため忌み嫌われている。学園の地下にはオルフェノクと戦うために作られたベルトが保管されており、タクミもそこでファイズのベルトを見つけた[51]。ファイズのベルトの他には、カイザ以外のベルトがあり、海東も当初はファイズのベルトを狙おうとしたが、学園の地下の破壊で見つけたオーガのベルトに変更した。
- アギトの世界
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- 写真館の絵 - 『仮面ライダーアギト』のオープニングで描写されるものとほぼ同様のイコン画
- 士の役割 - 郵便配達員
- 海東の獲物 - G4チップ → 完全に覚醒したショウイチの「アギトの力」
- 「クウガの世界」同様にグロンギが活動し(そのため、士たちは最初は「クウガの世界」に逆戻りしたのかと勘違いした[52])、警察は、未確認生命体対策班が開発した神経断裂弾とG3システムがグロンギ撃退にあてられており、その戦いの中で新たな脅威としてアンノウンが現れる。
- 他のライダー世界と違い複数人のライダーが一人に集約されている。
- 本作品オリジナルの高位のアンノウン・バッファローロード タウルス・バリスタが登場。アンノウンは活動を開始したばかりなので、他の世界と違い住民からはあまり認知されていない。
- 電王の世界
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- 写真館の絵 - 時の砂漠を走るデンライナーゴウカ
- 士の役割 - 旅人
- 海東の獲物 - 電王のFFR形態「デンオウデンライナー[53]」
- この世界は『超・電王』への導入となる前日談。原典とは、「時間のあらゆる干渉を受けない特異点でなくても、イマジンに憑依された人物であれば電王に変身できる」と、「その場に人間が存在していればイマジンの憑依・記憶による時間移動が可能で、契約が不要」という相違点がある。
- 世界の各地で崩壊現象が起きており、士たちが現れる数日前から電王の変身者である良太郎の体が縮んだり、彼と契約しているイマジン、モモタロスたちは実体を保つことができなくなっている[54]。敵対勢力として、本作品オリジナルのアリゲーターイマジン率いるイマジン軍団と、シルバラ率いるオニ一族(戦闘員はミラーモンスターのゲルニュート)の2つの勢力が活動している。また、デンライナーゴウカの車内のレイアウトは『さらば電王』に登場したNEWデンライナーのものと同じである。光写真館は時間の歪みで世界が崩壊した後に、デンライナーの後部車両に移動した。
- この世界から原典の劇伴も使われるようになった。
- カブトの世界
- 人間に擬態して社会に潜伏するワームとZECTが戦っている。ワームやライダーの存在が人々に認知されている。ZECTは秘密組織で、一般人には容易に詳細を調べることはできない。また原典と異なり、訓練生だったブライトルーパーは実戦に参加し、キャストオフの際の破片はサナギ体ワームを一撃で倒せる威力からトルーパーを傷付けない程度の威力に低下、ワームは人間以外の小型生物(キバーラ)にも擬態可能となっている。『仮面ライダーG』で初登場したフィロキセラワームが登場[56]。
- 響鬼の世界
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- 写真館の絵 - 森林に置かれた響鬼の紋章の入った和太鼓
- 士の役割 - 音撃道の大師匠
- 海東の獲物 - 音撃道各流派の秘伝の巻物に記された宝
- 音撃戦士が音撃で魔化魍を退治するのは原典と同じだが、ディケイドは音撃を使わなくても魔化魍を倒すことができる。原典に登場した、鬼をサポートする組織「猛士」や、魔化魍の育てる役である「童子・姫」が存在しない[57]。また、原典では夏にしか出現しない等身体の魔化魍が通常に出現する。ヒビキ流以外は師範代の鬼が道場を運営して大勢の弟子を指導している。かつて1つだった音撃道は、ヒビキ流(打撃系・打楽器)ザンキ流(斬撃系・弦楽器)イブキ流(射撃系・管楽器)の3つの流派に分かれ、ザンキ流とイブキ流は互いに覇を争っている(弟子たちの中にはそれを快く思っていない者もいる)。各流派の師範代は音撃道に伝わる伝説の宝の在り処を示す巻物を保管しており、3つの巻物を手に入れる(宝を入手する)と全ての音撃道の頂点に立つとされる。
- 本作品オリジナルの魔化魍である牛鬼と原典に登場したバケガニの変異体が登場。
- 音撃戦士以外のライダーであるディエンドや王蛇もこの世界では音撃棒を持っている(ディケイドは響鬼の音撃棒・烈火を使っていた)。
- この世界では次回予告を始め作中の随所に、書道の文字が挿入されるという原典の演出が再現された。
- 後に「ライダー大戦の世界」と融合し、「キバの世界」のサガによって天鬼と轟鬼が倒される。
新たな世界
[編集]当初ライダーのいる世界は9つとされていたが、実際は更に多数の世界が存在していた。士たちはこれ等の世界も巡ることになる。また、ディケイドに新しいライダーカードが追加される。
- ネガの世界
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- 写真館の絵 - 爆発に逃げ惑う人々
- 海東の獲物 - ケータッチ
- 新たなライダーカード - コンプリートカード
- 「夏海の世界」の“影の世界”で、写真館の外見も酷似している。士の役割は特にないが、なぜか過度の幸運(モデルスターやお金持ち)に恵まれる。この世界で士が撮影した写真は最初は歪まなかったが、最終的にネガフィルムのように色彩が反転し、夏海と“この世界の夏海”を写した写真は反転せず像が歪んでしまった。
- かつては普通に人間が暮らしていたが、現在はダークライダーと呼ばれる仮面ライダーたちによって殆どが抹殺されて怪人と入れ替わられている。怪人の姿は人間態を持つミラーモンスターだが、「龍騎の世界」のそれとは能力や性質が異なる。
- ディケイドがダークライダーと格闘中にカードが黒く変色して何も描かれていない状態になり、一時期使用不可能となった。
- ディエンドの世界
-
- 写真館の絵 - ディエンドの紋章に「WANTED」と上書きされたポスター
- 士の役割 - サラリーマン
- 海東の目的 - 兄を元に戻す
- 海東の出身世界(厳密には、海東は旅先で変身能力を手に入れており、ディエンドはこの世界のライダーではない)。ローチが作り出したエリア管理委員会によって統率される管理社会であり、他者に対して率先的に親切にしないと、拉致され脳改造手術で操り人形にされてしまう、偽りの笑顔と善意に満ちた世界である。仮面ライダーは社会全体から反逆者として敵視され、操られた住人たちはライダーを見つけしだい攻撃的な態度に豹変する。
- ダークローチの行動隊長としてボスローチが登場。また本作のダークローチは人語を話せるようになっている。
- シンケンジャーの世界
- 「ライダーがいない世界」であり、侍戦隊シンケンジャーが外道衆と戦っている。突如現れたライダーへの刺客として外道衆よりチノマナコが送り込まれる。更に海東がディエンドライバーを奪われたことでこの世界最初のライダー、チノマナコ・ディエンド変身態が誕生してしまう。
- 『侍戦隊シンケンジャー』本編の第20話のエピローグから第21話とクロスオーバーしており、お互いの登場人物が双方のエピソードに登場している(ただし、『侍戦隊シンケンジャー』枠のエピソード内では、チノマナコ・ディエンド変身態以外の仮面ライダーの姿は一切登場しない)。
- また、シンケンジャーの決めポーズや必殺技の演出が一部原典と異なり、第25話でのディケイドの変身の演出がシンケンジャーのそれに準じたものとなっている。
- 時系列としては、『シンケン』20話 ⇒ 本作24話 ⇒ 『シンケン』21話 ⇒ 本作25話の順に見ると話が繋がるようになっている。
- RXの世界
- 南光太郎がクライシス帝国と闘っている世界。ディケイドの出現と前後して、大ショッカーの幹部であるアポロガイストが各世界の悪の組織を統合すべく蠢き始めている。本作オリジナルのクライシス帝国の怪魔ロボットシュバリアンが登場。なお設定ではシュバリアンは「機甲隊長ガテゾーンの配下」とされているが、原典のクライシス帝国の主要幹部は登場しない。
- Xライダーの世界
- "Xライダー"こと仮面ライダーXが、悪の組織「GOD機関」と戦っている世界。
- 士たちは訪れていないが、劇中でアポロガイストの出身世界として存在のみ語られた。海東によると、GOD機関はすでに大ショッカーの傘下に入っているらしい。
- BLACKの世界
- RXの過去の世界ではなく、もう一人の南光太郎が仮面ライダーBLACKとして暗黒結社ゴルゴムと戦っている世界[59]。ここでもアポロガイストが暗躍し、ゴルゴムは大ショッカーと結託している。なお、士はアポロガイストのオーロラでこの世界に移動したため、写真館のイラストや、士自身の「役割」は登場していない。
- アマゾンの世界
-
- 写真館の絵 - 森林の奥深くに潜むアマゾン
- 士の役割 - マサヒコと父親が所属している草野球チームの選手(野球のユニフォーム姿)
- 海東の獲物 - ガガの腕輪(十面鬼が着用)
- 新たなライダーカード - アタックライド「GAGA NO UDEWA(ガガの腕輪)」、ファイナルアタックライド「AMAZON(アマゾン)」
- ゲドンと結託した大ショッカーの支配が進んでいる世界。住民は大ショッカーの下部構成員と化している。戦闘員育成スクールが設けられ、幼年期から大ショッカーのために働くよう教育が施されている。「大ショッカーが正義、ライダーこそが悪」と教えられ、大ショッカーの流儀に従わない者は自警団により拘束・処分される。ガガの腕輪の形状が原典と異なる他、ゲドンの獣人や戦闘員である赤ジューシャや、ガランダー帝国は登場せず、大ショッカーの怪人と戦闘員が登場しているが、登場している怪人がゲドンの獣人のモチーフに一致している。ゲドンの首領十面鬼として本作品オリジナルのユム・キミルが登場。
- ライダー大戦の世界
-
- 写真館の絵 - ディケイドに襲いかかる9人の仮面ライダー(クウガからキバまで)
- 士の役割 - アポロガイストの結婚式の客(タキシード姿)
- アポロガイストにより、此れ迄に巡ってきたライダーたちの世界が融合を始めている世界。劇中では「キバの世界」と「ブレイドの世界」が融合を始め、後に「響鬼の世界」も融合する。更に女王ソーンファンガイアにより新たな力を与えられたスーパーアポロガイストにより融合が加速され、これまでの世界が完全な融合を果たすとともに、先述の3つの世界が消滅してしまう。
キャスト
[編集]レギュラー・準レギュラー
[編集]- 門矢士 / 仮面ライダーディケイド(声) - 井上正大
- 光夏海 - 森カンナ
- 小野寺ユウスケ / 仮面ライダークウガ(声) / 仮面ライダーG3-X(声) - 村井良大
- 海東大樹 / 仮面ライダーディエンド(声) / 仮面ライダーG3-X(声) - 戸谷公人
- 光栄次郎 - 石橋蓮司
- 鳴滝 - 奥田達士
- ガイ / アポロガイスト(声) / スーパーアポロガイスト(声) - 川原和久
ゲスト
[編集]括弧内の数字は出演回。原典のオリジナルキャストには、その作品名を付記。
- 紅渡 / 仮面ライダーキバ(声) - 瀬戸康史 (1, 31) 『キバ』
- 八代藍、八代淘子(2役) - 佐藤寛子 (1 - 3 / 12, 13)
- グロンギ対策班の刑事 - 諏訪太朗 (2, 3)
- 糸矢僚 / スパイダーファンガイア(声) - 創斗 (4) 『キバ』
- ワタル / 仮面ライダーキバ(声) - 深澤嵐 (4, 5, 30, 31)
- ワタルの父 / ビートルファンガイア(声) / 仮面ライダーキバ ドガバキフォーム(声) - 池内万作 (4, 5)
- 青年 / 仮面ライダーベルデ(声) - 岡野友信(6)
- 辰巳シンジ / 仮面ライダー龍騎(声) - 水谷百輔 (6, 7)
- 羽黒レン / 仮面ライダーナイト(声) - 北村栄基 (6, 7)
- 桃井玲子 - 高橋佐衣 (6, 7)
- 鎌田 / 仮面ライダーアビス(声) / パラドキサアンデッド(声) - 入江雅人 (6 - 9)
- 剣立カズマ / 仮面ライダーブレイド(声) - 鈴木拡樹 (8, 9, 30)
- 菱形サクヤ / 仮面ライダーギャレン(声) - 成松慶彦 (8, 9)
- 黒葉ムツキ / 仮面ライダーレンゲル(声) - 川原一馬 (8, 9)
- 四条ハジメ / 仮面ライダーカリス(声) / ジョーカー(声) - 累央 (8, 9)
- アイ - 柊瑠美 (8, 9)
- マイ - 香山裕香 (8, 9)
- ミー - 鷲巣あやの (8, 9)
- 尾上タクミ / 仮面ライダーファイズ(声) / ウルフオルフェノク(声) - 制野峻右 (10, 11)
- 友田由里 - 緑友利恵 (10, 11)
- 百瀬 / タイガーオルフェノク(声) - 三浦涼介 (10, 11)
- 朱川 / ロブスターオルフェノク(声) - 花形綾沙 (10, 11)
- 玄田 / ドラゴンオルフェノク(声) - CHIKARA (10, 11)
- 城金 / センチピードオルフェノク(声) - 永岡卓也 (10)
- 芦河ショウイチ / 仮面ライダーエクシードギルス(声) / 仮面ライダーアギト(声) - 山中聡(12, 13)
- G3ユニットの刑事 - 武野功雄 (12, 13)
- 未確認対策班の若い警察官 / 仮面ライダーG3-X(声) - 栗原功平 (12)
- ナオミ - 秋山莉奈 (14, 15) 『電王』
- コハナ - 松元環季 (14, 15) 『電王』
- オーナー - 石丸謙二郎 (14, 15) 『電王』
- 野上良太郎 - 溝口琢矢 (15) 『電王(劇場版1)』
- 野上幸太郎 - 桜田通 (15) 『電王(劇場版3)』
- ソウジ / 仮面ライダーカブト(声)、弟切ソウ / 仮面ライダーザビー(声)(2役) - 川岡大次郎 (16, 17)
- アラタ / 仮面ライダーガタック(声) - 牧田哲也 (16, 17)
- マユ / シシーラワーム(声) - 菅野莉央 (16, 17)
- おばあちゃん - 佐々木すみ江 (16, 17)
- アナウンサー - 前田有紀(テレビ朝日アナウンサー) (16, 17)
- ヒビキ / 仮面ライダー響鬼(声) - デビット伊東 (18, 19)
- アスム / 仮面ライダー響鬼(声) - 小清水一揮 (18, 19, 30, 31)
- イブキ / 仮面ライダー威吹鬼(声) - 渋江譲二 (18, 19) 『響鬼』
- アキラ / 仮面ライダー天鬼(声)- 秋山奈々 (18, 19) 『響鬼』
- ザンキ / 仮面ライダー斬鬼(声) - 松田賢二 (18, 19) 『響鬼』
- トドロキ / 仮面ライダー轟鬼(声)- 川口真五 (18, 19) 『響鬼』
- 紅音也 / 仮面ライダーダークキバ(声) - 武田航平 (20, 21) 『キバ』
- 青柳和良 / 仮面ライダーダークカブト(声) - 森陽太 (20, 21)
- 佐藤博彦 / 仮面ライダーリュウガ(声) - 岩間天嗣 (20, 21)
- 坂田健児 / 仮面ライダーオーガ(声) - 坂本恵介 (20, 21)
- 田中 / オルタナティブ(声) - 北山雅康 (20, 21)
- 千夏 - 井端珠里 (20, 21)
- 海東純一 / 仮面ライダーグレイブ(声) - 黒田勇樹 (22, 23) 『剣(劇場版)』
- 禍木慎 / 仮面ライダーランス(声) - 杉浦太雄 (22, 23) 『剣(劇場版)』
- 三輪春香 / 仮面ライダーラルク(声) - 三津谷葉子 (22, 23) 『剣(劇場版)』
- フォーティーン - 伊藤高史 (22, 23)
- 志葉丈瑠 / シンケンレッド(声) - 松坂桃李 (24, 25) 『シンケンジャー』
- 池波流ノ介 / シンケンブルー(声) - 相葉弘樹 (24, 25) 『シンケンジャー』
- 白石茉子 / シンケンピンク(声) - 高梨臨 (24, 25) 『シンケンジャー』
- 谷千明 / シンケングリーン(声) - 鈴木勝吾 (24, 25) 『シンケンジャー』
- 花織ことは / シンケンイエロー(声) - 森田涼花 (24, 25) 『シンケンジャー』
- 梅盛源太 / シンケンゴールド(声) - 相馬圭祐 (24, 25) 『シンケンジャー』
- 日下部彦馬 - 伊吹吾郎 (24, 25) 『シンケンジャー』
- BLACK RXの世界の南光太郎 / 仮面ライダーBLACK RX(声)、BLACKの世界の南光太郎 / 仮面ライダーBLACK(声)(2役)- 倉田てつを (26, 27) 『BLACK RX』『BLACK』
- アマゾン / 仮面ライダーアマゾン(声) - エンリケ (28, 29)
- 岡村マサヒコ - 武井証 (28, 29)
- 岡村リツコ - 寺田有希 (28, 29)
- ユウキ / ソーンファンガイア(声) - 芳賀優里亜(友情出演)(30) 『555(別役)』『キバ(別役)』
- 剣崎一真 / 仮面ライダーブレイド キングフォーム(声) - 椿隆之(第30話のみ友情出演)(30, 31) 『剣』
声の出演
[編集]原典に登場しない怪人を演じた声優は放映リストを参照。
- キバーラ - 沢城みゆき
- ディケイドライバー音声、ディエンドライバー音声、ケータッチ(ディケイド)音声 - マーク・大喜多
- 仮面ライダーキックホッパー - 徳山秀典 (2, 3) 『カブト』
- 仮面ライダーパンチホッパー - 内山眞人 (2, 3) 『カブト』
- ニュースキャスター - 半場友恵 (3)、太田真一郎 (3, 6)
- ガルル - 千葉一伸 (4, 5)
- バッシャー - 宮田幸季 (4, 5)
- ドッガ - 黒田崇矢 (4, 5)
- ライオンファンガイア - 高階俊嗣 (4)
- スワローテイルファンガイア - 坪井智浩 (4, 5)
- キバットバットIII世 / キバアロー、キバットバットII世 - 杉田智和 (4, 5, 11, 20, 21, 31) 『キバ』
- 仮面ライダーカイザ - 村上幸平 (4, 5) 『555』
- 仮面ライダーシザース - 増谷康紀 (6)
- 判事 - 小林通孝 (6)
- バイザー音声 - 小山剛志 (6, 7, 11) 『龍騎』
- アナウンス - 杉本ゆう (8, 9)
- ラウザー音声 - 佐々木健 (8, 9, 30, 31) 『剣』
- ドライバー音声 - 假野剛彦 (10, 11, 21) 『555』
- (デンオウ)モモタロス / M士 / Mユウスケ / 仮面ライダー電王 ソードフォーム - 関俊彦 (14, 15, 18) 『電王』
- ウラタロス / U士 / U夏海 / 仮面ライダー電王 ロッドフォーム - 遊佐浩二 (14, 15) 『電王』
- キンタロス / K士 / K夏海 / 仮面ライダー電王 アックスフォーム - てらそままさき (14, 15) 『電王』
- リュウタロス / R士 / R夏海 / 仮面ライダー電王 ガンフォーム - 鈴村健一 (14, 15) 『電王』
- ジーク - 三木眞一郎 (15)『電王』
- ゼクター音声 - スラージ・ガジリア (16, 17, 21) 『カブト』
- 仮面ライダー王蛇 - 萩野崇 (19)『龍騎』
- 骨のシタリ - チョー (24)『シンケンジャー』
- スシチェンジャー音声 - 宮田浩徳 (24)『シンケンジャー』
- その他 - 塩野勝美 (1, 2, 8, 12, 17, 30, 31)、大村亨 (30, 31)、穴井勇輝 (30, 31)、川西節夫 (30, 31)、丹野宜政 (30, 31)、森高賢 (30, 31)、飯干隆子 (30, 31)
- ナレーション - 鈴木英一郎
スーツアクター
[編集]変身者が原典のオリジナルキャストの場合、変身後のスーツアクターも同一の場合が多い(太字は原典と同一)。
キャラクター名 | スーツアクター |
---|---|
仮面ライダーディケイド[60]、モモタロス[60] | 高岩成二 |
仮面ライダーディエンド[61] 仮面ライダーファイズ(電光スーツ)[62]、仮面ライダーG3-X(海東装着時)[62] |
永徳 |
仮面ライダークウガ[63]、仮面ライダーシザース[63]、パラドキサアンデッド[63]、シルバラ[63]、フィロキセラワーム[63] | 伊藤教人 |
仮面ライダークウガ[64] | 富永研司 |
仮面ライダーファイズ[62]、アポロガイスト[65] | 渡辺淳 |
仮面ライダーオーディン[66]、仮面ライダーレンゲル[66] | 岡元次郎 |
リュウタロス[67] | おぐらとしひろ |
アポロガイスト[68] | 金田進一 |
- その他 - 横田遼、佐藤太輔、浅井宏輔、渡邊昌宏、村岡弘之、澤江晃史、神尾直子、橋本恵子、向田翼、森村修一、内川仁朗、細川晃弘、玄也、小島美穂、高田将司 、清家利一、石井靖見、藤田慧、藤榮史哉、村井亮、五味涼子、福住咲希、福井理沙、蔦宗正人、中村博亮、遠藤誠、神前元、矢部敬三、竹中寛幸、岡田和也他(ジャパンアクションエンタープライズ、レッド・エンタテインメント・デリヴァー)
スタッフ
[編集]- 原作 - 石ノ森章太郎(石森章太郎プロ)
- スーパーバイザー - 小野寺章(石森プロ)( - 第17話)
- プロデュース - 梶淳( - 第27話)・本井健吾(第28話 - )(テレビ朝日)、白倉伸一郎・武部直美・和佐野健一(東映)
- 脚本 - 會川昇、米村正二、小林靖子、古怒田健志、井上敏樹
- 監督 - 田﨑竜太、金田治、長石多可男、石田秀範、柴崎貴行、田村直己(テレビ朝日)
- 音楽 - 鳴瀬シュウヘイ、中川幸太郎
- 撮影 - 松村文雄、倉田幸治、いのくままさお
- 照明 - 斗沢秀
- 美術 - 大嶋修一
- 助監督 - 柴崎貴行、伊藤良一、塩川純平、山口恭平、杉原輝昭 他
- 編集 - 須永弘志
- アクション監督 - 宮崎剛(ジャパンアクションエンタープライズ)
- 特撮監督 - 佛田洋
- アシスタントプロデュース - 谷本萌生( - 第3話)、郷田龍一(第4 - 23話)
- 共同プロデュース - 宇都宮孝明、大森敬仁 ※第24、25話のみ
- キャラクターデザイン - 早瀬マサト、PLEX
- クリーチャーデザイン
- 視覚効果 - 日本映像クリエイティブ
- CG製作 - 特撮研究所
- 造形 - ブレンドマスター
- 技術協力 - アップサイド、東映ラボ・テック、KYORITZ
- 制作 - テレビ朝日、東映、ADK
主題歌・挿入歌
[編集]- 主題歌
-
- 「Journey through the Decade」
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲 - Ryo / 編曲 - 中川幸太郎、Ryo / 歌 - Gackt
- 第22話からは2番の歌詞を使用。
- 挿入歌
- 以下の曲が主に戦闘場面に挿入される。
- 「Ride the Wind」
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - 門矢 士(井上正大)
- 仮面ライダーディケイドのテーマソング。
- 「Treasure Sniper」
- 作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - Ryo / 歌 - 海東 大樹(戸谷公人)
- 仮面ライダーディエンドのテーマソング。『CD-BOX』に収録されており、2010年6月23日発売の『超・電王トリロジー EPISODE YELLOW』の主題歌、「Climax Action〜the 電王 History〜」にカップリング曲で収録。
放映リスト
[編集]サブタイトルは原典で一定の法則でつけられていた場合、それにならっていることがある[69]。また、原典にサブタイトルがない世界は、原典の設定を連想させるサブタイトルが付けられることもある[70]。さらに、基本的に各世界の前半ストーリーのサブタイトルはその世界に関係した言葉とその世界のライダー名(シンケンジャーの場合は「侍戦隊」)が使われている[71]。
怪人は組織名または種族名では記載せず、原典に登場していない者のみ個体名を記す。その内、演じる声優の名前が記載されていない者は、人間体を演じる役者が声を当てている。
地元スポンサーの関係でローカル番組を優先し、遅れネットを余儀なくされていた山形テレビ[72]と静岡朝日テレビ[73]はそれぞれ、11話から同時ネットへ移行したのを以って、ANNフルネット24局全局における同時ネット化を完了した[74]。
放送日 | 話数 | サブタイトル | 本作オリジナル怪人 | 主な舞台 | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
2009年 1月25日 |
1 | ライダー大戦 | - | 夏海の世界 | 會川昇 | 田崎竜太 |
2月1日 | 2 | クウガの世界 | クウガの世界 | |||
2月8日 | 3 | 超絶 | ||||
2月15日 | 4 | 第二楽章♬キバの王子 |
|
キバの世界 | 金田治 | |
2月22日 | 5 | かみつき王の資格 | ||||
3月1日 | 6 | バトル裁判・龍騎ワールド | - | 龍騎の世界 | 長石多可男 | |
3月8日 | 7 | 超トリックの真犯人 | ||||
3月15日 | 8 | ブレイド食堂いらっしゃいませ |
|
ブレイドの世界 | 米村正二 | 石田秀範 |
3月22日 | 9 | ブレイドブレード | ||||
3月29日 | 10 | ファイズ学園の怪盗 |
|
ファイズの世界 | 會川昇 | 柴崎貴行 |
4月5日 | 11 | 555つの顔、1つの宝 | ||||
4月12日 | 12 | 再会 プロジェクト・アギト |
|
アギトの世界 | 長石多可男 | |
4月19日 | 13 | 覚醒 魂のトルネード | ||||
4月26日 | 14 | 超・電王ビギニング | 電王の世界 | 小林靖子 | 石田秀範 | |
5月3日 | 15 | 超モモタロス、参上! | ||||
5月10日 | 16 | 警告:カブト暴走中 | - | カブトの世界 | 古怒田健志 | 田村直己 |
5月17日 | 17 | おばあちゃん味の道 | ||||
5月24日 | 18 | サボる響鬼 | 響鬼の世界 | 米村正二 | 柴崎貴行 | |
5月31日 | 19 | 終わる旅 | ||||
6月7日 | 20 | ネガ世界の闇ライダー | - | ネガの世界 | 井上敏樹 | 田崎竜太 |
6月14日 | 21 | 歩く完全ライダー図鑑 | - | |||
6月28日 | 22 | ディエンド指名手配 | ディエンドの世界 | 石田秀範 | ||
7月5日 | 23 | エンド・オブ・ディエンド | - | |||
7月12日 | 24 | 見参侍戦隊 |
|
シンケンジャーの世界[75] | 小林靖子 | 柴崎貴行 |
7月19日 | 25 | 外道ライダー、参る! | ||||
7月26日 | 26 | RX! 大ショッカー来襲 |
|
RXの世界 BLACKの世界 |
米村正二 | 金田治 |
8月2日 | 27 | BLACK×BLACK RX | ||||
8月9日 | 28 | アマゾン、トモダチ |
|
アマゾンの世界 | 長石多可男 | |
8月16日 | 29 | 強くてハダカで強い奴 | ||||
8月23日 | 30 | ライダー大戦・序章 |
|
ライダー大戦の世界 | 石田秀範 | |
8月30日 | 31 | 世界の破壊者 |
|
視聴率
[編集]- 最高視聴率9.3%(平成仮面ライダーシリーズ歴代第10位)ビデオリサーチ調べ、関東地方
映像ソフト化
[編集]2009年7月21日 - 2010年1月21日にかけてDVD全7巻が東映ビデオより発売。各巻4話(1・6・7巻は5話)収録。全巻に初回生産分の映像特典として「平成仮面ライダー」各作品の第1話が、ディケイドが世界を回った順(4巻の555と剣、5巻のアギトと電王は同時収録)に収録されている。
再放送時に制作・放送された30・31話特別編は、2011年3月の平成ライダーの最終回を全作品でチョイスして収録した二枚組みのコンピレーションDVD『平成仮面ライダー FINALエピソードコレクションDVD』として発売された。(現在はセブン・イレブン限定発売のため、一般ルートでは入手が難しい)
他媒体展開
[編集]映画
[編集]詳細はリンク先を参照。
- 『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』
- 2009年5月1日公開。
- 『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
- 2009年8月8日公開。
- 『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』
- 2009年12月12日公開。
- 『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ』
- 2010年6月19日公開。
オリジナルビデオ
[編集]- 『仮面ライダーディケイド 超アドベンチャーDVD 守れ!〈てれびくんの世界〉』
- てれびくんの誌上通販でのみ購入可能。キバに続きDVD-Video機能を使ってランダムで出されるクイズを解いていく鑑賞者参加型のストーリー。問題はランダムで複数出されDVDを何度でも楽しめるようになっており、もしクイズに不正解した場合はバッドエンドのストーリーに分岐する。付録としてビデオオリジナル武器の『ディケイドバズーカ』組立付録とガンバライド対応カード『No.P-011 仮面ライダーディケイド』が同梱されており、どちらも実際に劇中にも登場する。また、ビデオオリジナル要素として10大平成ライダーの最強フォーム揃い踏みも実現している。また『仮面ライダークウガ』本編及び本作でも見せることがなかった、クウガ アルティメットフォームの必殺技が披露された。
- スタッフ
-
- 監督 - 柴崎貴行
- てれびバエくんデザイン - 青木哲也
- てれびバエくん(声) - 高木渉
- ディケイドバズーカ
- ユウスケが作ったてれびくんの付録が実体化した本作オリジナルの武器。素材は紙製だが、威力は高い。ピンチに陥ったディケイドとディエンドが使用した。
- アタックライド・てれびくん
- ディケイド コンプリートフォームがコンプリートフォームの力により召喚された9人の最強フォーム、ディエンドとともに放った本作限定の必殺技。
ウェブ配信
[編集]映画連動のウェブ動画。
漫画
[編集]『テレまんがヒーローズ』2009年4月号掲載。著者は藤沢真行。
ゲーム
[編集]- 『仮面ライダーバトル ガンバライド』
- 本作と連動したデータカードダスであり、筐体はディケイドライバーをモチーフとしている。
- 『仮面ライダー クライマックスヒーローズ』
- 2009年8月6日発売のプレイステーション2用ソフト。PS2版『仮面ライダーカブト』から3年ぶりのゲーム化である。次回作『W』を追加したWii版も同年12月3日に発売。
舞台
[編集]小説
[編集]- HERO SAGA『MASKED RIDER DECADE EDITION -ストロンガーの世界-』
- 『仮面ライダーストロンガー』のクロスオーバー作品。テレビ本編とは異なる世界観になっているが、ディケイドが「世界の破壊者」と呼ばれている秘密に迫る重大な出来事が語られている。又、『MOVIE大戦2010』の『ディケイド 完結編』に続く伏線が存在する。
その他
[編集]- 平成仮面ライダー検定
- テレビ朝日ケータイサイト内で行なわれた、平成仮面ライダーシリーズ(映画とTVスペシャルを除く)に関する検定。問題案の投稿はユーザーによる。出題範囲は『仮面ライダークウガ』から『仮面ライダーキバ』まで。8月16日に本試験が行われ、本試験では前述の9作品に本作も加わる。
他の仮面ライダーシリーズとの関連
[編集]- 仮面ライダー電王 - 超・電王シリーズなどで共演。
- 仮面ライダーキバ - HERO SAGA『MASKED RIDER KIVA EDITION -KING OF VAMPIRA-』にキバーラが登場。
- 仮面ライダーG - 『SmaSTATION!!Presents SMAPがんばりますっ!!』内で放送された作品。作中には、クウガからディケイドまでの歴代平成ライダー10人も登場。
- オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー - 仮面ライダーシリーズ40周年目の記念作品。本作からディケイドとディエンド、敵首領格としてン・ガミオ・ゼダ(グロンギ)と十面鬼ユム・キミル(ゲドン)幹部にシュバリアン(クライシス帝国の怪魔ロボット)他、平行世界で彼らが戦った新怪人が登場する。又、夏の劇場版を意識してなのか僅かな場面だがディケイドとシャドームーンが対決する。
関連項目
[編集]- 海賊戦隊ゴーカイジャー - スーパー戦隊シリーズ35作記念作品。過去作とのクロスオーバー、その力の習得、過去の戦士への二段変身などに共通点を持ち、『ハイパーホビー』2011年2月号で本作品との比較が行われた。
- 仮面ライダー電王シリーズの登場キャラクター - 「電王の世界」のキャラクターについて記述した記事
- 侍戦隊シンケンジャーの登場人物 - 「シンケンジャーの世界」のキャラクターについて記述した記事
- アポロガイスト - 本作にも登場したキャラクターの個別記事(本作以外の作品での詳細も記述)
- 十面鬼 - 本作にも登場したキャラクターの個別記事(本作以外の作品での詳細も記述)
脚注
[編集]- ^ 放送開始の1月25日は原作者・石ノ森章太郎の誕生日でもある
- ^ 後者はプロデューサーの白倉によれば「『10年って早いな』という我々の偽らざる気持ち」を表現しているとのこと。“目指すは100年紀!平成仮面ライダー10周年記念番組『仮面ライダーディケイド』制作発表! | 東映[テレビ]”. 2011年3月23日閲覧。
- ^ ディケイド (Decade) はラテン語では10を意味し、英語では10年紀を意味する。
- ^ 本作が放映された2009年は厳密には「9周年」であり、「10周年」を迎えるのは翌年2010年である(『W』以降)。
- ^ 「コラム」『仮面ライダー オフィシャルデータファイル』104号、ディアゴスティーニ、2010年。
- ^ “仮面ライダーディケイド 第14話 超・電王ビギニング”. 東映. 2011年8月19日閲覧。
- ^ 「會川インタビュー」『オトナアニメ』vol.12、洋泉社、2009年。
- ^ 鳴瀬が、“仮面ライダーディケイド 第5話 かみつき王の資格|東映[テレビ]”. 2011年3月23日閲覧。
- ^ “議事概要/青少年委員会/BPO”. 2011年3月23日閲覧。“tv asahi corporation”. 2011年3月23日閲覧。“議事概要/青少年委員会/BPO”. 2011年3月23日閲覧。
- ^ “苦情殺到の『仮面ライダー ディケイド』「続きは映画で!?」の真相を直撃! - 日刊サイゾー”. 2011年3月23日閲覧。
- ^ 「井上正大のインタビュー」『特撮ニュータイプ』2010年1月号、角川書店、2009年。
- ^ 「白倉伸一郎インタビュー」『仮面ライダーぴあ』ぴあ、2011年。
- ^ 井上正大オフィシャルブログ2009年5月13日の記事より。
- ^ 劇中で使われているblackbird,flyのピンクは「仮面ライダーディケイドモデル」として限定販売された。
- ^ 第15話で、実体を取り戻したモモタロスに問われた際には、「覚えなくていい」と答えた。
- ^ 東映ヒーローMAXvol.28でスーツアクターの高岩成二が語ったところによると、この癖は「初めてディケイドのライダーキックを撮影した際、着地して立ち上がったあとに何気なく手に付いた砂利を払った仕草がしっくりきたので取り入れた」という。
- ^ 本番組終了後に行われた『ファイナルステージ』でのキャラクターショーによれば、実はナマコが苦手だったのは海東であり、海東曰く「自分の弱点を士に譲ってやった」とのこと。
- ^ これは怪人たちにも有効で、憑依したイマジンを追い出したり(複数が憑依した場合は一体しか追い出せない)、ワームの擬態能力を見破ることもできる。但し、祖父である栄次郎には効果がなかった
- ^ 『ディケイド特写写真集』の紹介より。
- ^ 少なくとも別の世界で変身能力を身につけた様子だが、後に劇場版第1作目で、ディエンドライバーは大ショッカーから盗み出したものであることが明らかになった。『超・電王トリロジー EPISODE YELLOW』では、2008年11月22日の時点で既にディエンドへの変身能力を得ている。
- ^ 劇中では「9つの世界を旅するのは本来は僕の役目」「君(士)よりもずっと前から、通りすがりの仮面ライダー」と発言している。
- ^ 同じ境遇の彦馬はそのことで苦悩していたが、栄次郎との交流で自信を取り戻した。
- ^ テレビ朝日公式サイトでは、番組初期には「キバットバットIII世の妹」と紹介されており『ガンバライドカード(カード番号 4-060)』でもそれが踏襲されている。後にテレビ朝日公式サイト上では「キバット族の仲間」という表記へ変わっている。また、東映公式サイトでは「キバットの妹分」という表記も見られ、ネットムービーにおいてもユウスケがキバットIII世のことを「『キバーラの仲間』って奴」と発言している。
- ^ 本放送版ではユウスケが変身した個体であったが、特別編では演出が変更され、ユウスケとは異なるクウガという扱いになっている。
- ^ オリジナル(『キバ』本編)の渡とは性格が違うことについて、演じた瀬戸康史によれば「あれは(『仮面ライダーキバ』本編の)数年後の渡という設定で、だから性格も少し違っている」とのこと(『週刊ザテレビジョン』、『ガンバライド』のインタビューより)。また、プロデューサーの白倉は「仮面ライダーマガジン Spring '09」において『仮面ライダーキバ』という番組の主人公としてのメタ的な渡だと述べている。
- ^ 最終話 特別編のライダー大戦では、ジャックフォームにも変身していた。
- ^ 放映終了から2年後に角川書店から出版された『『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』とライダー40年の歩み 40YEARS CHRONICLE』では『剣』TVシリーズ最終回で消息を絶った彼自身とされ、「彼にはもう行き場所はなく、さまようことしかできなかった」と記されている。
- ^ 名前は原典の『仮面ライダーアギト』に登場する3人の主人公から取られている。
- ^ これは、原典の主人公ヒビキの弟子である桐矢京介(きりや きょうすけ)が変身した京介変身体のスーツでもある。
- ^ 最終話ではワタルとともに「変身」の掛声で変身した。
- ^ 「宇宙船YEARBOOK2010」『宇宙船』 vol.128、ホビージャパン、2010年。
- ^ 『週刊 仮面ライダー オフィシャルデータファイル』号数不明、ディアゴスティーニ。
- ^ 『週刊 仮面ライダー オフィシャルデータファイル』号数不明、ディアゴスティーニ。
- ^ 『HERO SAGA MASKED RIDER DECADE EDITION -ストロンガーの世界-』Episode 2ではマスクドフォームに変身。
- ^ ガンフォームはアタックライドでフォームチェンジした。
- ^ 劇中でロッドフォーム・ウイングフォームに変身した描写はないが、変身すること自体は可能。
- ^ a b c d e テレビ朝日公式サイトより。
- ^ 仮面ライダーディケイド Volume 5. 東映ビデオ.
- ^ 第27話でのBLACK、『超・電王トリロジー EPISODE YELLOW』のライオトルーパー。
- ^ a b c 『てれびくんデラックス 愛蔵版 仮面ライダーディケイド 超全集 上巻』 小学館、2009年。
- ^ 『東映ヒーローMAX』vol.29、辰巳出版、2009年。
- ^ 『ハイパーホビー』2009年4月号、徳間書店、2009年。『テレビマガジン』2009年4月号、講談社、2009年。
- ^ この技は、龍騎のファイナルベント(必殺技)「ドラゴンライダーキック」に酷似している。
- ^ ブレイドが使用する通常のブレイラウザーと異なり、ラウズカードを収納しているオープントレイは常に展開している。
- ^ “仮面ライダーディケイド 第23話 エンド・オブ・ディエンド|東映[テレビ]”. 2011年3月23日閲覧。
- ^ 『週刊 仮面ライダー オフィシャルデータファイル』116号にて「グロンギが現れなかった理由は不明だが、アンノウンは標的であるアギトがいないため、『夏海の世界』を侵攻する理由がなかったのではないか」とされている。
- ^ 「青空の会」が開発したライダーシステムである仮面ライダーイクサと、「チェックメイトフォー」の一員であるライオンファンガイアとスワローテイルファンガイアは登場する。
- ^ 原典では「ORE(オレ)ジャーナル」。
- ^ 鎌田の発言より。
- ^ ジョーカーのラウズカードは、原典と異なり、カードの絵柄の端に、各スートが描かれている。
- ^ 引用エラー: 無効な
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タグです。「tokusya
」という名前の注釈に対するテキストが指定されていません - ^ 原典の『仮面ライダーアギト』では、『仮面ライダークウガ』と同一世界である可能性が示唆されている。
- ^ 『超・電王トリロジー EPISODE YELLOW』にて、本物のデンライナーを奪い、その目的が判明する。
- ^ 『超・電王』の設定を加えれば、電王と同じく「時の運行」を守る仮面ライダーゼロノス / 桜井侑斗(さくらい ゆうと)(過去)が消滅し、彼と契約しているイマジンのデネブも、モモタロスたちと同じく、実体を保つことができなくなっている。
- ^ 原典の『仮面ライダーカブト』の主人公、天道 総司(てんどう そうじ)の名乗る時のクセ。また本作品のソウジも17話の終盤で一度だけこのポーズを取っている。
- ^ ただし『G』では「改造人間」という設定のため、能力などで差異がある
- ^ 「夏海の世界」では童子の怪人形態である怪童子が複数体登場した。
- ^ 『仮面ライダー OFFICIAL DATA FILE』123号、ディアゴスティーニ、2010年。
- ^ 1989年公開された仮面ライダー世界に駆けるでも、BLACKとBLACK RXが共演しているが、こちらはタイムスリップした南光太郎(RX)が過去の自分(Black)と出会う作品である。仮面ライダーディケイド 第27話 BLACK×BLACK RX
- ^ a b 飯島玲子他「連載「スーツアクター Close Up」高岩成二×福沢博文 対談」『ヒーローヴィジョン』Vol.39、東京ニュース通信社、2011年3月、89頁、ISBN 978-4-86336-133-1。
- ^ 中村公紀・吉田伸浩編『仮面ライダーディケイド超全集』 下巻、小学館〈てれびくんデラックス〉、2010年、87頁頁。ISBN 978-4-09-105130-1。
- ^ a b c DVD『仮面ライダーディケイド』VOL.3 特典映像「仮面ライダー座談会 555・アギト編」
- ^ a b c d e “伊藤教人”. 劇団BRATS Official Web Site. 5月7日閲覧。accessdateの記入に不備があります。
- ^ “インタビュー・村井良大”. 東映ヒーローネット. 東映 (2009年). 5月7日閲覧。accessdateの記入に不備があります。
- ^ 『仮面ライダーW RETURNS 公式読本 W RETURNS』より。
- ^ a b 「LIST OF WORKS 岡元次郎」『JAE NAKED HERO』太田出版、2010年3月8日、35頁頁。ISBN 978-7783-1210-7{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。。
- ^ 「LIST OF WORKS おぐらとしひろ」『JAE NAKED HERO』太田出版、2010年3月8日、75頁頁。ISBN 978-7783-1210-7{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。。
- ^ 金田進一 誕生!「語る後輩たち[1]」より。
- ^ 例 - 「超絶」(クウガの世界) → 『仮面ライダークウガ』のサブタイトルは漢字2文字。
- ^ 例 - 「再会 プロジェクト・アギト」(アギトの世界) → 『仮面ライダーアギト』の劇場版のタイトルは『PROJECT(プロジェクト) G4』。
- ^ 例 - 「バトル裁判・龍騎ワールド」(龍騎の世界) → 本作の龍騎の世界観ではライダーバトルを裁判に利用している。
- ^ 本来の時間帯には『提言の広場』(提供:山形経済同友会)が放送されていた。
- ^ 本来の時間帯には『エンジョイDIY』(提供:エンチョー)が放送されていた。
- ^ 山形テレビでは本作品のみだが、静岡朝日テレビでは本作品の他、直前の『侍戦隊シンケンジャー』も同時ネットになった。
- ^ 『侍戦隊シンケンジャー』とのコラボレーション企画。
外部リンク
[編集]- テレビ朝日内公式サイト
- 東映内公式サイト
- 公式サイト(エイベックス内)
- BlackBird,Fly公式サイト 劇中で使われる二眼レフカメラ(ただし士のカメラはオリジナルカラー)
- BlackBird,fly_rider BlackBird,Fly製作元による仮面ライダーディケイド特集サイト
- DVD 仮面ライダーディケイド特集東映ビデオ内にあるサイト
テレビ朝日系列 日曜8時台前半 (スーパーヒーロータイム第2枠 / ニチアサキッズタイム第3枠) |
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
仮面ライダーキバ
(2008年1月27日 - 2009年1月18日) |
仮面ライダーディケイド
(2009年1月25日 - 8月30日) |
仮面ライダーW
(2009年9月6日 - 2010年8月29日) |
テレビ朝日 日曜6時台後半 | ||
ねぎぼうずのあさたろう
(2008年10月12日 - 2009年9月27日) |
仮面ライダーディケイド
<再放送> (2009年10月4日 - 2010年5月9日) |
スーパー戦隊VSシリーズ劇場
(2010年5月23日 - 12月26日) |
DEFAULTSORT:かめんらいたあていけいと
Category:平成仮面ライダーシリーズのクロスオーバー作品 Category:仮面ライダーシリーズのクロスオーバー作品 Category:スーパー戦隊シリーズのクロスオーバー作品 Category:2009年のテレビドラマ Category:テレビドラマ連動データ放送 Category:パラレルワールドを題材にした作品