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羽曳野市

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南大阪町から転送)

はびきのし ウィキデータを編集
羽曳野市
羽曳野市旗 羽曳野市章
羽曳野市旗
1959年1月15日制定
羽曳野市章
1959年1月15日制定
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 大阪府
市町村コード 27222-1
法人番号 1000020272221 ウィキデータを編集
面積 26.45km2
総人口 105,741[編集]
推計人口、2024年10月1日)
人口密度 3,998人/km2
隣接自治体 堺市松原市藤井寺市柏原市富田林市南河内郡太子町
奈良県香芝市
市の木 タチバナ
市の花 モモ[1]
羽曳野市役所
市長 山入端創
所在地 583-8585
大阪府羽曳野市誉田四丁目1番1号
北緯34度33分29秒 東経135度36分23秒 / 北緯34.55792度 東経135.60631度 / 34.55792; 135.60631座標: 北緯34度33分29秒 東経135度36分23秒 / 北緯34.55792度 東経135.60631度 / 34.55792; 135.60631
羽曳野市役所
外部リンク 公式ウェブサイト

羽曳野市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

地図
市庁舎位置
ウィキプロジェクト

羽曳野市(はびきのし)は、大阪府南河内地域に位置するぶどうイチジクの栽培が盛ん。また古墳などの古代史跡の多い地としても知られる。1959年(昭和34年)市制施行。本項では市制前の名称である南大阪町(みなみおおさかちょう)についても述べる。

地理

羽曳野市中心部古市地区周辺の空中写真。1985年撮影の2枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

羽曳野丘陵と呼ばれる洪積台地が市の中央を縦断する。東部は古市郡の旧郡域となり、石川と支流の飛鳥川や大乗川などが北流する。西部は丹南郡の旧郡域となり、東除川が北流する。

人口

平成27年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、4.25%減の112,683人であり、増減率は府下43市町村中32位、72行政区域中58位。

羽曳野市と全国の年齢別人口分布(2005年) 羽曳野市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 羽曳野市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
羽曳野市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 77,134人
1975年(昭和50年) 94,160人
1980年(昭和55年) 103,181人
1985年(昭和60年) 111,394人
1990年(平成2年) 115,049人
1995年(平成7年) 117,735人
2000年(平成12年) 119,246人
2005年(平成17年) 118,695人
2010年(平成22年) 117,681人
2015年(平成27年) 112,683人
2020年(令和2年) 108,736人
総務省統計局 国勢調査より


隣接している自治体・行政区

大阪府

奈良県

歴史

古墳時代には多くの古墳が造営された(古市古墳群)。古代の官道といわれる竹内街道が市を東西に貫いている。

11世紀ごろ、市東部の壺井が河内源氏の祖源頼信の本拠地となる(武家の棟梁八幡太郎義家で有名)。

中世に郡界が混乱し、もともと安宿部郡(あすかべのこおり)だった駒ケ谷と飛鳥が古市郡に含まれるようになった。古代から見られる集落の飛鳥や、氏神社の飛鳥戸神社、飛鳥川などに「あすか」の名が残っている。

沿革

行政

羽曳野市支所
  • 市長 : 山入端創(やまのは はじめ、2020年7月25日 - 2024年7月24日、1期目)

歴代市長

氏名 就任年 退任年
初代 塩野庄三郎 1959年 1964年
2代 金井一成 1964年 1969年
3代 松本久男 1969年 1973年
4代 津田一朗 1973年 1989年
5代 福谷剛蔵 1989年 2004年
6代 北川嗣雄 2004年 2020年
7代 山入端創 2020年(現在)

政治

市議会

定数は18人。2018年9月1日時点での会派構成は以下の通り。

会派名 議席数 所属党派
大阪維新・無所属の会 4 大阪維新の会
日本共産党 4 日本共産党
公明党 3 公明党
自由民主党 3 自由民主党
市民クラブ 3
無会派 1

羽曳野市のページ

府議会

羽曳野市選挙区(定数1)

衆議院

選挙区 議員名 党派名 当選回数 備考
大阪府第14区八尾市柏原市羽曳野市藤井寺市 青柳仁士 日本維新の会 1 選挙区

経済

  • 市東端部の駒ケ谷地区(5大字)においてブドウ栽培が盛んで、ワインの醸造も行われている。

産業

  • 産業人口
第一次産業就業者数 約800人
第二次産業就業者数 約17000人
第三次産業就業者数 約35000人

市内にある企業

当市に本社を置く東京証券取引所上場企業はないが、かつてはカワグチという企業があった。

金融機関

  • りそな銀行 1店舗(羽曳野支店 指定金融機関であり、市役所や市の施設内にATMが設置されている)
  • 池田泉州銀行 1店舗(羽曳野支店)
  • 関西みらい銀行 2店舗(羽曳野支店、羽曳が丘支店)
  • 南都銀行 1店舗(羽曳野支店 南都銀行が大阪進出開始初期に出店した店舗であるが現在、新規取引は法人のみとなっている。かつては個人客の新規取引も受け入れていた)
  • 大阪シティ信用金庫 2店舗(古市支店、恵我之荘支店 いずれも旧八光信用金庫)

日本郵政グループ

(2021年4月現在)

  • 日本郵便株式会社
    • 羽曳野恵我之荘郵便局(南恵我之荘)
    • 羽曳野白鳥(はくちょう)郵便局(翠鳥園=すいちょうえん)
    • 羽曳野島泉(しまいずみ)郵便局(島泉)
    • 羽曳野高鷲郵便局(高鷲)
    • 羽曳野桃山台郵便局(桃山台)
    • 羽曳が丘郵便局(羽曳が丘)
    • 羽曳野野々上(ののうえ)郵便局(野々上)
    • 羽曳野城山郵便局(古市)
    • 羽曳野古市郵便局(古市)
    • 丹比(たんぴ)簡易郵便局(郡戸=こおず)→2021年3月26日より一時閉鎖。
  • ゆうちょ銀行
    • 大阪支店 羽曳野市役所内出張所(誉田=こんだ)(ATMのみ)
その他簡易郵便局を除く各郵便局にATMが設置されており、羽曳野白鳥郵便局ではホリデーサービスを実施。

※羽曳野市内の郵便番号は「583-08xx」で、集配業務は藤井寺郵便局藤井寺市藤ヶ丘)が担当している。

姉妹都市・提携都市

国内

海外

教育

小学校

中学校

学園

高等学校

大学

特別支援学校

交通

鉄道路線

近畿日本鉄道

中心となる駅は古市駅だが、後述のようにバス路線が藤井寺駅より市内の住宅街に向かって運行されているため、同駅の利用も多い。

バス

  • 近鉄バス : 東部の古市駅を中心に、羽曳が丘・四天王寺大学・桃山台・藤井寺駅(藤井寺市)方面へ。西部の恵我ノ荘駅からは、河内松原駅(松原市)および堺市美原区の平尾を結ぶ路線がある。また、高鷲駅からも路線が開設されたが2017年4月1日に廃止された。
  • 公共施設循環福祉バス[4] : 市内各所を結ぶ。6台の自家用バスによる運行で無料で利用可能。本数が極端に少ないので注意が必要。
  • たいしのってこバス(太子町コミュニティバス) : 太子町境に近い上ノ太子駅に乗り入れ、同町の各地を結ぶ。金剛バスの事業廃止に伴い2023年12月21日より上ノ太子駅発着路線を運行開始[5]

道路

高速道路
一般国道
主要地方道一般府道
道の駅
広域農道

船舶

現在はないが、石川に堰ができるまでは水上交通も行われていたとされる。

市営の公共施設

  • 羽曳野市役所本庁
  • 羽曳野市支所
  • 羽曳野市立総合スポーツセンター「はびきのコロセアム」
  • 羽曳野市生活文化情報センター「LICはびきの」
  • 羽曳野市立図書館(陵南の森・中央・丹比・羽曳が丘・東部)
  • 陵南の森総合センター
  • 市民体育館
  • 羽曳野市立中央スポーツ公園
  • 市民プール(中央スポーツ公園内に2022年開設、夏季のみ営業)

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

誉田八幡宮
大塚山古墳
野中寺
安閑天皇陵

市内には世界文化遺産古市古墳群がある。

著名な出身者

歴史上の人物

経済

学術

文化

芸能

スポーツ

マスコミ

ゆかりのある人物

その他

  • 市名「羽曳野」はヤマトタケルが没後この地に舞い降り「羽を曳くが如く」飛び立ったという白鳥伝説に由来する。
  • 市内で火災が発生すると、公民館などに設置されたスピーカーからサイレンが聞こえてくる。これは消防団員の招集のためである。
  • うすいえんどう」の名称は、明治時代にアメリカから碓井地区に導入されたことに由来する[7]

脚注

  1. ^ 市の花
  2. ^ 町を市とする処分(昭和33年12月27日総理府告示476号) 羽曳野市例規集より、2012年1月17日閲覧。
  3. ^ 市の名称変更(昭和34年1月21日総理府告示21号) 羽曳野市例規集より、2012年1月17日閲覧。
  4. ^ 公共施設循環福祉バスのご案内”. 羽曳野市 (2023年2月1日). 2023年12月22日閲覧。
  5. ^ 金剛バスの廃止にともなう新たな地域公共交通の運行が始まります|大阪府太子町”. www.town.taishi.osaka.jp. 2023年12月11日閲覧。
  6. ^ 小畠良一「遥か、未来へ。乃木坂46 賀喜遥香」『B.L.T.』 2020年8月号、東京ニュース通信社、2020年6月24日、13頁。ASIN B089TWR3B7 
  7. ^ えんどう|和歌山県ホームページ 2014年4月21日閲覧。

関連項目

外部リンク