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泉北郡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 近畿地方 > 大阪府 > 泉北郡
大阪府泉北郡の範囲(緑:忠岡町)

泉北郡(せんぼくぐん)は、大阪府にある。日本の郡で最も面積が小さい。

人口15,985人、面積3.97km²、人口密度4,026人/km²。(2024年11月1日、推計人口

以下の1町を含む。

郡域

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1896年(明治29年)に発足した当時の郡域は、上記1町のほか、現在の行政区画では概ね以下の区域に相当する。

歴史

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1.湊村 2.舳松村 3.向井村 4.五箇荘村 5.三宝村 6.鳳村 7.神石村・踞尾村 8.浜寺村 9.高石村 10.取石村 11.鶴田村 12.北上神村 13.東百舌鳥村 14.美木多村 15・16.上神谷村 17.西陶器村 18.久世村 19.深井村 20.東陶器村 21.八田荘村 22.中百舌鳥村 23.西百舌鳥村 31.信太村 32.上条村 33.国府村 34.大津村 35.穴師村 36.忠岡村 37.南王子村 38.郷荘村 39.伯太村 40.北池田村 41.北松尾村 42.南池田村 43.南横山村 44.東横山村 45.西横山村 46.南松尾村 47.山滝村 (紫:堺市 赤:高石市 桃:和泉市 橙:泉大津市 水色:岸和田市 青:合併なし。*は発足時の堺市)

変遷表

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自治体の変遷
旧郡 明治22年4月1日 明治22年 - 明治45年 大正1年 - 昭和19年 昭和20年 - 昭和29年 昭和30年 - 昭和63年 平成1年 - 現在 現在
大鳥郡 向井村 向井村 大正2年11月1日
向井町
大正9年4月1日
堺市に編入
堺市 堺市 平成18年4月1日
堺市堺区
堺市
湊村 湊村 大正4年10月1日
湊町
舳松村 舳松村 大正14年10月1日
堺市に編入
三宝村 三宝村 大正15年10月1日
堺市に編入
神石村 神石村[2] 昭和13年2月11日
堺市に編入
明治24年2月25日
分立 踞尾村
踞尾村 昭和17年7月1日
堺市に編入
堺市 堺市 平成18年4月1日
堺市西区
浜寺村 浜寺村 大正3年4月1日
浜寺町
鳳村 鳳村 大正9年6月1日
鳳町
八田荘村[3] 八田荘村 昭和17年7月1日
堺市に編入
昭和17年7月1日
堺市に編入
堺市 堺市 平成18年4月1日
堺市中区
東百舌鳥村 東百舌鳥村 昭和17年7月1日
堺市に編入
深井村 深井村
久世村 久世村 久世村 久世村 昭和30年4月1日
泉ヶ丘町[4]
昭和34年5月3日
堺市に編入
東陶器村 東陶器村 東陶器村 東陶器村
西陶器村 西陶器村 西陶器村 西陶器村 平成18年4月1日
堺市南区
中上神村 明治27年11月10日
上神谷村
上神谷村 上神谷村
南上神村
鶴田村 鶴田村 昭和10年2月11日
福泉町[4]
福泉町 福泉町 昭和36年3月1日
堺市に編入
北上神村 北上神村
美木多村 美木多村 美木多村 美木多村 昭和31年9月30日
福泉町に編入
五箇荘村 五箇荘村 五箇荘村 昭和13年9月1日
堺市に編入
堺市 堺市 平成18年4月1日
堺市北区
西百舌鳥村 西百舌鳥村 大正8年4月1日
百舌鳥村[5]
中百舌鳥村 中百舌鳥村
高石村 高石村 大正4年1月1日
高石町
高石町 昭和41年11月1日
高石市
高石市 高石市
取石村 取石村 取石村 昭和28年4月1日
高石町に編入
和泉郡 大津村 大津村 大正4年4月1日
大津町
昭和17年4月1日
泉大津市
泉大津市 泉大津市 泉大津市 泉大津市
上条村 上条村 昭和6年8月20日
大津町に編入
穴師村 穴師村
忠岡村 忠岡村 昭和14年10月1日
忠岡町
忠岡町 忠岡町 忠岡町 忠岡町
伯太村 伯太村 昭和8年4月1日
和泉町
和泉町 昭和31年9月1日
和泉市
和泉市 和泉市
国府村 国府村
郷荘村 郷荘村
北池田村 北池田村 北池田村 北池田村
南池田村 南池田村 南池田村 南池田村
東横山村 明治36年5月1日
横山村
横山村 横山村
西横山村
南横山村 南横山村 南横山村 南横山村
北松尾村 北松尾村 北松尾村 北松尾村
南松尾村 南松尾村 南松尾村 南松尾村
信太村 信太村 信太村 信太村 昭和35年8月1日
和泉市に編入
南王子村 南王子村 昭和18年10月7日
八坂町
八坂町
山滝村 山滝村 山滝村 昭和23年4月1日
岸和田市に編入
岸和田市 岸和田市 岸和田市

行政

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歴代郡長[6]
氏名 就任年月日 退任年月日 備考
1 川越重徳 明治29年(1896年4月1日 明治29年(1896年)4月21日
2 小河忠夫 明治29年(1896年)4月27日 明治35年(1902年)10月17日 死亡
3 本多常行 明治35年(1902年)11月10日 大正2年(1913年)5月27日
4 木村亶 大正2年(1913年)5月27日 大正7年(1918年)11月22日
5 清水篤太郎 大正7年(1918年)11月22日
大正15年(1926年)6月30日 郡役所廃止のため、廃官

脚注

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  1. ^ 昭和10年国勢調査による。国立国会図書館の近代デジタルライブラリーで閲覧可能。
  2. ^ 旧神石村域のうち、石津ケ丘(履中天皇陵の所在地)は西区に所属。
  3. ^ 旧八田荘村域は、西区と中区の双方にまたがる。
  4. ^ a b 旧泉ヶ丘町・福泉町の町域は、ともに中区と南区の双方にまたがる。
  5. ^ 旧百舌鳥村域のうち、阪和線以西の地域(百舌鳥夕雲町・東上野芝町1丁)は堺区に、北条町は西区に所属する。
  6. ^ 井上正雄『大阪府全志』 巻之五、大阪府全志発行所、1922年、262-263頁。 

参考文献

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  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 27 大阪府、角川書店、1983年10月1日。ISBN 4040012704 

関連項目

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先代
大鳥郡和泉郡
行政区の変遷
1896年 -
次代
(現存)