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南気仙沼駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
南気仙沼駅
駅全景(2020年3月)
みなみけせんぬま
Minami-Kesennuma
赤岩港 (1.4 km)
気仙沼市立病院 (1.1 km)
(1.3 km) 不動の沢
地図
所在地 宮城県気仙沼市仲町
北緯38度53分42.28秒 東経141度34分36.01秒 / 北緯38.8950778度 東経141.5766694度 / 38.8950778; 141.5766694座標: 北緯38度53分42.28秒 東経141度34分36.01秒 / 北緯38.8950778度 東経141.5766694度 / 38.8950778; 141.5766694
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 気仙沼線BRT
キロ程 68.3 km(前谷地起点)
電報略号 ミケ
駅構造 地上駅
乗車人員
-統計年度-
79人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 2012年平成24年)8月20日[* 1]
備考 無人駅
  1. ^ BRTの駅としての営業開始日。JR東日本では鉄道駅開業日である1957年2月11日を開業日としている。
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南気仙沼駅
駅舎(2007年9月)
みなみけせんぬま
Minami-Kesennuma
所在地 宮城県気仙沼市仲町二丁目6-1
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
東日本旅客鉄道(JR東日本)
乗車人員
-統計年度-
251人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1957年昭和32年)2月11日[1]
廃止年月日 2020年令和2年)4月1日[** 1]
乗入路線
所属路線 気仙沼線
キロ程 68.3 km(前谷地起点)
松岩 (2.7 km)
(1.3 km) 不動の沢
所属路線 気仙沼線(貨物支線)[** 2]
キロ程 0.0 km(南気仙沼起点)
(1.3 km) 気仙沼港
  1. ^ 東日本大震災により2011年3月11日から休止。翌年8月20日より同区間でBRT運行開始。
  2. ^ 1979年(昭和54年)11月1日廃線。
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南気仙沼駅(みなみけせんぬまえき)は、宮城県気仙沼市仲町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)気仙沼線BRTバス停留所である。元々は同社の気仙沼線鉄道駅であった。

歴史

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駅構造

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専用道の延伸時に、旧駅舎の所在していた場所に設置された。

柳津方面・気仙沼方面の乗降場が相対して設置され、上下の便が交換可能になっている。柳津方面行き乗降場に駅舎が設けられ、待合室・バスロケーションシステムのモニター・男女トイレ・多目的トイレが設置されている。赤岩港方に専用道から駅前広場への出入口があり、気仙沼市立病院経由便の出入りに使われる。

円筒形の大型駅舎は、かつて志津川駅や大船渡線BRTの陸前高田駅で同型の駅舎が使用されていたが、いずれも駅の移設に伴って使用されなくなっている。

BRTの運行開始時は(旧)気仙沼市立病院近くの県道上(現・ミヤコーバス「田谷本郷」停留所と同位置)に設置されていた。

鉄道運用時

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被災時点では単式ホーム1面1線を有する地上駅であった[4]が、以前は1面2線であった。

みどりの窓口[4]自動券売機・JR気仙沼旅行センター[4]設置。駅業務はJR気仙沼旅行センター所属の社員が兼務する形にて行われていた。気仙沼駅管理。

利用状況

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JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員79人である[BRT 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。なお、気仙沼線は東日本大震災後にBRTによる復旧をしたため、2011年度(平成23年度)以前の統計は鉄道運行時のものとなる。

1日平均乗車人員推移
年度 鉄道 BRT 出典
2000年(平成12年) 453 未開業 [鉄道 1]
2001年(平成13年) 419 [鉄道 2]
2002年(平成14年) 379 [鉄道 3]
2003年(平成15年) 382 [鉄道 4]
2004年(平成16年) 395 [鉄道 5]
2005年(平成17年) 275 [鉄道 6]
2006年(平成18年) 262 [鉄道 7]
2007年(平成19年) 260 [鉄道 8]
2008年(平成20年) 266 [鉄道 9]
2009年(平成21年) 271 [鉄道 10]
2010年(平成22年) 251 [鉄道 11]
2011年(平成23年) 運休  
2012年(平成24年)  
2013年(平成25年) 110 [BRT 2]
2014年(平成26年) 119 [BRT 3]
2015年(平成27年) 119 [BRT 4]
2016年(平成28年) 111 [BRT 5]
2017年(平成29年) 107 [BRT 6]
2018年(平成30年) 99 [BRT 7]
2019年(令和元年) 99 [BRT 8]
2020年(令和02年) 廃止 56 [BRT 9]
2021年(令和03年) 60 [BRT 10]
2022年(令和04年) 66 [BRT 11]
2023年(令和05年) 79 [BRT 1]

駅周辺

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震災後、区画整理ののち町の再建が進められている。駅周辺に複数の災害公営住宅が整備されたほか、中央公民館や運動施設、公園など公共施設の整備が進められ、商業施設も徐々に増加している。

気仙沼市魚市場や観光施設「海の市」へは、当駅から北東へ徒歩10分ほどである。

その他

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2021年(令和3年)5月 - 10月に放送されたNHK連続テレビ小説おかえりモネ」では、専用道へ移転後の当駅で撮影されたシーンが登場した(第21回、2021年6月14日放送)。

隣の停留所

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
気仙沼線BRT
専用道経由
赤岩港駅 - 南気仙沼駅 - 不動の沢駅
一般道経由
気仙沼市立病院駅 - 南気仙沼駅 - 不動の沢駅

かつて存在した鉄道路線

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事業者名は廃止時点のものである。

東日本旅客鉄道(JR東日本)
気仙沼線
松岩駅 - 南気仙沼駅 - 不動の沢駅
日本国有鉄道
気仙沼線(貨物支線)
南気仙沼駅 - 気仙沼港駅

脚注

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記事本文

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出典

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  1. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、484頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 「通報 ●飯田線三河川合駅ほか186駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1986年10月30日、12面。
  3. ^ 【東日本大震災】JR東日本、太平洋沿岸の23駅流失”. SankeiBiz (2011年4月1日). 2011年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年4月7日閲覧。
  4. ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 56号 新庄駅・気仙沼駅・鳴子温泉駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年9月15日、24頁。 

報道発表資料

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  1. ^ 気仙沼線における暫定的なサービス提供開始について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道仙台支社/東日本旅客鉄道盛岡支社、2012年7月18日。オリジナルの2013年6月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20130619165728/http://www.jr-sendai.com/wp-content/uploads/2012/08/press20120718-kesennumasen.pdf2024年1月5日閲覧 
  2. ^ 気仙沼線BRT・大船渡線BRTダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道盛岡支社/東日本旅客鉄道仙台支社、2020年1月22日。オリジナルの2020年1月23日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200123093301/https://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1579670434_1.pdf2020年1月23日閲覧 
  3. ^ 気仙沼線(柳津~気仙沼間)及び大船渡線(気仙沼~盛間)における鉄道事業の廃止の日の繰上げの届出について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年1月31日。オリジナルの2020年2月4日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200204215535/https://www.jreast.co.jp/press/2019/20200131_ho01.pdf2020年2月6日閲覧 
  4. ^ 鉄道事業の廃止の届出に係る廃止の日の繰上げについて』(PDF)(プレスリリース)国土交通省東北運輸局、2020年1月29日。オリジナルの2020年2月1日時点におけるアーカイブhttps://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11630437/wwwtb.mlit.go.jp/tohoku/sm/topics/td-haishitodoke0129.pdf2020年2月6日閲覧 
  5. ^ 南気仙沼駅をフォトスポット化し、気仙沼エリアを盛り上げます!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道盛岡支社、2021年10月27日。オリジナルの2022年3月1日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20220301012644/https://www.jreast.co.jp/press/2021/morioka/20211027_mr02.pdf2021年10月30日閲覧 

新聞記事

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  1. ^ 気仙沼線BRT「赤岩港駅」 20年春に新設」『河北新報 ONLINE NEWS』2019年10月10日。2019年11月7日閲覧。
  2. ^ 新「南駅」が供用開始 気仙沼線BRTの松岩-不動の沢間が専用道」『三陸新報』2020年3月16日。オリジナルの2020年3月17日時点におけるアーカイブ。2020年3月19日閲覧。

利用状況

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鉄道

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  1. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。

BRT

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  1. ^ a b BRT駅別乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月24日閲覧。
  2. ^ BRT駅別乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  3. ^ BRT駅別乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  4. ^ BRT駅別乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  5. ^ BRT駅別乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  6. ^ BRT駅別乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年8月26日閲覧。
  7. ^ BRT駅別乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月24日閲覧。
  8. ^ BRT駅別乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月19日閲覧。
  9. ^ BRT駅別乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月10日閲覧。
  10. ^ BRT駅別乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月13日閲覧。
  11. ^ BRT駅別乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月7日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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