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南野亜里沙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
南野亜里沙
名前
愛称 あり[1]
カタカナ ミナミノ アリサ
ラテン文字 MINAMINO Arisa
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1991-11-26) 1991年11月26日(33歳)[1]
出身地 徳島県板野郡板野町[2]
身長 157cm[1]
体重 47kg[1]
選手情報
在籍チーム 日本の旗 ノジマステラ神奈川相模原
ポジション FW
背番号 9
利き足 右足[1]
ユース
FCプリマヴェーラ
板野プリマヴェーラFC
プルミエール徳島SC
すっぴん徳島
プルミエール徳島SC
2007-2009 岡山県作陽高等学校
2010-2013 関東学園大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2014-2020 日本の旗 ノジマステラ神奈川相模原 133 (69)
2021-2022 日本の旗 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 11 (0)
2022- 日本の旗 ノジマステラ神奈川相模原 42 (6)
通算 186 (75)
1. 国内リーグ戦に限る。2024年5月25日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

南野 亜里沙(みなみの ありさ、1991年11月26日 - )は、徳島県板野郡板野町出身の女子サッカー選手。ノジマステラ神奈川相模原所属。岡山県作陽高等学校関東学園大学出身。ポジションはフォワード

経歴

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ユース

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社会人チームでプレーしていた父親の影響で幼少期からサッカーに親しみ、小学校入学後に女子クラブチーム・板野プリマヴェーラに入団し本格的にサッカーを始める[3]。 小学校卒業と同時に板野プリマヴェーラを卒団し、中学入学後は男子クラブチームのプルミエール徳島に入団した[3]。中学3年生の時に15歳以下(U-15)女子日本代表候補に選出され、吉良知夏柴田華絵らとともに合宿に参加した[3]

中学卒業と同時に徳島県外の岡山県作陽高等学校に進学[4]。作陽高校は岡山湯郷Belleの下部組織であったこともあり、南野のプレーは当時湯郷の監督だった本田美登里の目に留まり、宮間あや福元美穂らが在籍していた湯郷の練習にもたびたび参加していた[4]。 作陽高校では1年生のときからレギュラーを張り、数々の全国大会に出場した[4]

2010年関東学園大学に進学[4]。大学3年生のときに群馬県選抜として出場した国民体育大会の関東予選で怪我人が数人出たチーム事情がきっかけとなり、FWにコンバートされた[4]

2013年6月、同年7月にロシアカザンで開催されたユニバーシアードサッカー女子日本代表に選出された[5][6][7]

大学4年生時は関東大学女子サッカーリーグ1部で全9試合に出場し、2度のハットトリックを含む12得点を記録し、得点王となった[5]

クラブ

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ノジマステラ神奈川相模原

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大学4年生のときになでしこリーグ1部、2部の複数のチームからオファーがあったが、南野は当時チャレンジリーグ(2部リーグ相当)に所属していたノジマステラ神奈川相模原に入団した[5]。南野は大学4年生のときに皇后杯関東予選でノジマステラと対戦しており、試合は1-4で敗れたものの、1得点を挙げていた[5]

入団1年目の2014年シーズンは開幕戦のセレッソ大阪堺レディース戦で2得点を挙げるなどの活躍で[2]、チャレンジリーグ全22試合に先発出場し15得点を記録、チャレンジリーグ新人賞を受賞した[8]

2016年シーズン、なでしこリーグ2部で18試合に出場し11得点を記録した南野はチームメートのミッシェル・パオ(他もう1人)とともに得点王を獲得し、チームの2部リーグ優勝・1部昇格に貢献した[9]

2017年4月2日に行われたなでしこリーグ1部第2節AC長野パルセイロ・レディース戦で2得点を挙げる活躍でチームを3-2の勝利に導き、ノジマステラ神奈川相模原の1部初勝利に貢献した[10][11]

ジェフユナイテッド市原・千葉レディース

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2021年シーズンから始まる女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)ジェフユナイテッド市原・千葉レディースに移籍した[12]。シーズン前半こそはスタメン出場が続いていたが、得点、アシストを挙げることができず、後半は千葉玲海菜にポジションを奪われ、ベンチ入りすら出来ない状態が続き、不完全燃焼に終わった。

ノジマステラ神奈川相模原

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2022年6月8日、ノジマステラ神奈川相模原への完全移籍が発表された[13][14]

個人成績

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クラブ

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯 皇后杯 期間通算
2008 作陽高校 6 - - - 2 0 2 0
2009 - - 2 0 2 0
2011 関東学園大学 8 - - 2 2 2 2
2012 7 - - 2 2 2 2
2013 10 - - 2 4 2 4
2014 ノジマステラ神奈川相模原 19 チャレンジ 22 15 - 3 3 25 18
2015 なでしこ2部 21 13 - 2 1 23 14
2016 11 18 11 8 3 3 0 29 14
2017 なでしこ1部 18 8 8 1 5 4 31 13
2018 18 10 8 5 3 1 29 16
2019 10 18 5 9 4 3 1 30 10
2020 18 7 - 3 2 21 9
2021-22 ジェフ千葉レディース 7 WE 11 0 - 4 0 15 0
2022-23 ノジマステラ神奈川相模原 9 20 2 4 0 2 0 26 2
2023-24 22 4 5 1 1 0 28 5
通算 日本 1部 125 36 34 11 21 8 180 55
日本 2部 61 39 8 3 8 4 77 46
日本 その他 - - 10 8 10 8
総通算 186 75 42 14 39 20 267 109

代表

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タイトル

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クラブ

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個人

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脚注

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  1. ^ a b c d e Arisa Minamino of ノジマステラ 公式ホームページ”. ノジマステラ 公式ホームページ. 2023年9月18日閲覧。
  2. ^ a b 南野亜里沙(ノジマステラ神奈川相模原/徳島県板野郡板野町出身)第1回「ノビシロ十分な“新人”ストライカー」 SPORTS COMMUNICATIONS. 2014.8.4付、2017年4月25日閲覧。
  3. ^ a b c 南野亜里沙(ノジマステラ神奈川相模原/徳島県板野郡板野町出身)第2回「U−15代表落選後に流した悔し涙」 SPORTS COMMUNICATIONS. 2014.8.11付、2017年4月20日閲覧。
  4. ^ a b c d e 南野亜里沙(ノジマステラ神奈川相模原/徳島県板野郡板野町出身)第3回「備えていた点取り屋の資質」 SPORTS COMMUNICATIONS. 2014.8.18付、2017年4月20日閲覧。
  5. ^ a b c d 南野亜里沙(ノジマステラ神奈川相模原/徳島県板野郡板野町出身)最終回「日の丸を背負うストライカーへ」 SPORTS COMMUNICATIONS. 2014.8.25付、2017年4月25日閲覧。
  6. ^ 第27回ユニバーシアード競技大会(2013/カザン)ユニバーシアード日本女子代表メンバーJFA公式サイト.2013.6.12、2017年4月25日閲覧。
  7. ^ 【女子サッカー部】ユニバーシアード日本代表に2名選出!関東学園大学公式サイト.2017年4月25日閲覧。[リンク切れ]
  8. ^ 南野亜里沙選手が、チャレンジリーグ2014新人賞を受賞致しましたノジマステラ神奈川相模原公式サイト.2014.11.26付、2017年4月25日閲覧。[リンク切れ]
  9. ^ なでしこリーグ表彰式が行われました ノジマステラ神奈川相模原公式サイト.2016.10.26付、2017年4月25日閲覧。[リンク切れ]
  10. ^ ステラ、1部で初勝利 ホーム開幕戦で新たな歴史タウンニュース.2017.4.6付、2017年4月25日閲覧。
  11. ^ 2017プレナスなでしこリーグ1部 第2節 公式記録【8】なでしこリーグ公式サイト.2017.4.2付、2017年4月25日閲覧。
  12. ^ 南野亜里沙選手の加入について”. ジェフユナイテッド市原・千葉 公式ウェブサイト (2020年12月29日). 2021年5月4日閲覧。
  13. ^ ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 南野 亜里沙選手の契約について”. ジェフユナイテッド市原・千葉 公式ウェブサイト (2022年6月8日). 2022年6月8日閲覧。
  14. ^ ジェフユナイテッド市原・千葉レディースより南野亜里沙選手 復帰のお知らせ of ノジマステラ 公式ホームページ”. ノジマステラ 公式ホームページ (2022年6月8日). 2022年6月8日閲覧。
  15. ^ a b WE LEAGUE Data Site”. data.weleague.jp. 2024年6月22日閲覧。

外部リンク

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