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台湾総督府警察

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台湾総督府警察旗章 (1901年-1945年)

台湾総督府警察(たいわんそうとくふけいさつ、旧字体臺灣總督府警察)は、日本統治時代の台湾を統治する台湾総督府が設置した警察である。

日本統治時代の台湾の行政区分は頻繁に変更が行なわれており、警察制度も頻繁に変更されてきた。

1945年(昭和20年)8月の終戦により、台湾総督府は解体され、台湾総督府警察は中華民国の警察に引き継がれた。

沿革

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  • 1895年(明治28年)5月 基隆に台湾総督府を設置。民政局内務部警保課を置く。
  • 1895年(明治28年)6月 台北に台湾総督府を移転。台北県、台湾県、台南県の各県庁に警察部を置く。澎湖島庁には警察署を置く。
  • 1895年(明治28年)8月 軍政に移行し、台湾県、台南県の各県庁を廃し、民政支部を設置。警察部門は第三課とする。
  • 1896年(明治29年)4月 民政に移行し、台湾県、台南県の各県庁を復活し、各県庁に警察課を置く。各地に警察署を置く。
  • 1898年(明治31年)6月 民政局を民政部に改組し、警保課を置く。警察署は弁務署に吸収される。
  • 1901年(明治34年)11月 民政部内に警察本署を置く。廃県置庁を実施、20の庁に区分し、各庁に警務課を置く。(弁務署は廃止)
  • 1909年(明治42年)10月 警察本署を廃止。内務局警察課になる。20の庁を12に纏める。
  • 1911年(明治44年)10月 警察本署を復活。
  • 1915年(大正4年)7月 理蕃事業を警察に移管。
  • 1919年(大正8年)7月 警務局を設置。
  • 1920年(大正9年)8月 12の庁を5州2庁に再編する。各州に警務部、各庁に警務課を置く。
  • 1926年(大正15年)6月 高雄州から澎湖庁を分離する。

警務局の組織

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1925年(大正14年)時点

  • 警務課
  • 理蕃課
  • 保安課
  • 衛生課

州警務部・庁の組織

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1925年(大正14年)時点

州警務部
  • 警務課
  • 高等警察課
  • 保安課
  • 衛生課
  • 警務課

警察署・郡警察課・支庁

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旧台北北警察署庁舍
旧台南警察署庁舍

1945年(昭和20年)時点

台北州
台北南警察署、萬華分署、台北北警察署、基隆警察署、基隆水上警察署、宜蘭警察署、七星郡警察課、淡水郡警察課、基隆郡警察課、宜蘭郡警察課、羅東郡警察課、蘇墺郡警察課、文山郡警察課、海山郡警察課、新荘郡警察課
新竹州
新竹警察署、新竹郡警察課、中壢郡警察課、桃園郡警察課、大渓郡警察課、竹東郡警察課、竹南郡警察課、苗栗郡警察課、大湖郡警察課
台中州
台中警察署、彰化警察署、大屯郡警察課、豊原郡警察課、東勢郡警察課、大甲郡警察課、彰化郡警察課、員林郡警察課、北斗郡警察課、南投郡警察課、新高郡警察課、能高郡警察課、竹山郡警察課
台南州
台南警察署、嘉義警察署、新豊郡警察課、新化郡警察課、曽文郡警察課、北門郡警察課、新営郡警察課、嘉義郡警察課、斗六郡警察課、虎尾郡警察課、北港郡警察課、東石郡警察課
高雄州
高雄東警察署、高雄西警察署、高雄水上警察署、屏東警察署、岡山郡警察課、鳳山郡警察課、旗山郡警察課、屏東郡警察課、潮州郡警察課、東港郡警察課、恒春郡警察課
花蓮港庁
花蓮港警察署、花蓮郡警察課、鳳林郡警察課、玉里郡警察課
台東庁
台東郡警察課、関山郡警察課、新港郡警察課
澎湖庁
馬公支庁、望安支庁

歴代警視総長・警務局長

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警視総長
警務局長

主な事件

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関連項目

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参考文献

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