大正ロマン
大正ロマン | |
---|---|
別名 |
|
起因 | |
関係者 | |
場所 | 日本 |
日付 | 1910年代 - 1920年代(大正期) |
結果 | 1970年代に概念が成立し浸透 |
大正ロマン(たいしょうロマン)とは、大正時代の趣を伝える思潮や文化事象を指す言葉である。「大正浪漫」とも表記される。
大正期にみられる個人の解放や新しい時代への理想に満ちた風潮、和洋折衷の様式や新旧が融合した当時の大衆文化が、大正ロマンに当てはまる[1]。これを源流にして創出されたポップカルチャーに対しても「大正ロマン」の語が適用されることがある[2]。
大正ロマンという言葉は1960年代末から1970年代前半に広まったと考えられている[3][4]。学術領域では恋愛や熱情といったロマン主義(明治浪漫主義)の流れを汲む、大正期の芸術を紹介するために使われた[4]。
一方で後世から見てファッションや建築などが独自の文化であったため、レトロかつノスタルジックでロマンチックな大正のイメージを抽出した言葉としても受容されていった[5]。似た言葉に「大正モダン」「大正レトロ」があるが、同義語としても使われる。
時代背景
[編集]大正時代は、昭和の前の元号である、「大正」の1912年7月30日から1926年12月25日までを指す。
大正時代は15年と短いながらも国内外で様々なことが起こった。大正文化という独自の文化が花開いた時期である。さらに日本は日清戦争、日露戦争での連勝を経て、帝国主義の国として欧米列強と肩を並べ「五大国」の一国ともなった時代でもある。また、日本は日英同盟を理由に第一次世界大戦にも参戦し、戦勝国となり国が軍事的に多く発展した時代である。
西洋先進国の産業革命の影響を受けて、明治の45年間をかけて国内での工業化が進み、経済は着実な発展を遂げ、流通や商業が飛躍的に進歩した。鉄道網の形成や汽船による水運が発達、これと並行して徐々に町や都市の基盤が形成され、さらに大正に入ってからは近郊鉄道の建設、道路網の拡大や自動車・乗合バスなどの都市内交通手段の発展により都市化が促進された。
録音や活動写真(キネマ)の出現、電報・電話技術の発達、そして新しい印刷技法による大衆向け新聞・書籍・雑誌の普及など、新しいメディアが台頭した。これにより、文化・情報の伝播も飛躍的に拡大し、少女雑誌や婦人雑誌には流行風俗を反映した特集や叙情画が多数掲載された。
戦勝によって債務国から債権国へ転換したことで、経済は爆発的に発展し、明治以降、経済の自由化とともに商人の立場が向上した。また、欧米から学んだ会社制度が発達していった。 そして、通貨「日本円」の国際化と旺盛な日本市場を狙って、ウェスティングハウス・エレクトリックやユニバーサル・ピクチャーズ、フォード・モーターなど欧米企業の進出が相次いだ。第一次世界大戦で南洋諸島などが手に入り、それらの地の開拓も進められた。加えて、主要な戦地であった欧州に代わり造船受注が拡大し、この時期に長崎や神戸などで現代にまで続く重工業企業の基盤が形成された。大戦景気や投機の成功で「成金」と呼ばれるような個人も現れ、立身出世の野望が実業の方面に向かっても開かれた。
中流層には「大正デモクラシー(民本主義)」が台頭し、一般民衆と女性の地位向上に目が向けられた。西洋文化の影響を受けた新しい文芸・絵画・音楽・演劇などの芸術が流布し、思想的にも自由と開放・躍動の気分が溢れ出した。特に都市を中心として、輸入物愛好、大衆文化や消費文化が花開いた。さらに一般人の洋装化を促す服装改善運動が提唱され、洋装の学生服を女学生が通学で着るなどの変化も始まった[6]。百貨店も新しい文化の発信地となり、和装がほとんどであった女性層に元禄模様(市松模様)・琳派などの江戸趣味をブームとして仕掛け[7]、銘仙を販売した。
しかし、後半に入ると大戦後の世界恐慌や関東大震災もあり、経済の激しい浮き沈みや国際交流の活発化の急激な変化に対応できないストレスが顕在化した。都市化と工業化は膨大な労働者階級を生み出し、国外の社会変革を求める政治運動に呼応した社会主義運動が大きなうねりとなって支配層を脅かした。加えて、スペイン風邪の流行や肺結核による著名人の死も時代に暗い影を落とした。知識人においては個人主義・理想主義が強く意識されるようになり、新時代への飛躍に心躍らせながら、同時に社会不安に通底するアンビバレントな葛藤や心理的摩擦もあった。大正時代の後期から昭和の時代にかけては、自由恋愛の流行による心中・自殺、そして作家、芸術家の間に薬物や自傷による自殺が流行した。大衆紙の流布とともにそれらの情報が増幅して伝えられ、時代の不安の上にある種の退廃的かつ虚無的な気分も醸し出された。
むしろこれらの事々のほうが「大正浪漫」に叙情性や負の彩りを添えて、人々をさらに魅惑させる側面もある。この背景には19世紀後半にヨーロッパで興った耽美主義やダダイスム、デカダンス等の影響もうかがえる。芸術活動には大正期新興美術運動が起こり、アール・ヌーボーやアール・デコ、表現主義など世紀末芸術から影響を受けたものも多い。あるいは政治思想である共産主義、アナキズムなどの「危険思想」が取り締まられ社会主義思想にも圧迫が加えられた。一方で、多くの地方の村落はまだまだ近代化から取り残されており、大正に至っても明治初期と変わらない封建的な生活が残っていた。
「大正ロマン」は、新しい時代の兆しを示す意味合いから、モダニズム(近代化)から派生した「大正モダン」という言葉と同列に扱われることもある。「大正モダン」と「大正ロマン」は同時代の表裏対立の概念である。在位の短い大正天皇の崩御により、震災復興などによる経済の閉塞感とともにこの時代は終わる。世界大恐慌で始まる昭和の時代に移るが、大正モダンの流れは止まることなく昭和モダンの時代へと引き継がれた。
歴史的事件・出来事と「大正ロマン」を象徴する文化事象
[編集]この節には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
1911年(明治44年)
[編集]この年の主なできごと
[編集]文化事象
[編集]1912年(明治45年/大正元年)
[編集]この年の主なできごと
[編集]- 中華民国成立
- 明治天皇の崩御及び大正天皇践祚[12]
- オリンピック日本初参加(第5回ストックホルム大会)
- マラソン競技に日本代表として金栗四三がレース参加
- 「タイタニック号」遭難
- 第一次バルカン戦争勃発
文化事象
[編集]- 活動写真(映画)会社の「日活」設立[13]
- 「吉本興業」設立[14]
- 美術団体「光風会」結成[15]
- 京都市電開通。日本で最初に路面電車を実用化したのは同じ京都の京都電気鉄道が1895年(明治28年)年だったが、京都電気鉄道が狭軌だったのに対して、京都市電は標準軌[16]
- ジャパン・ツーリスト・ビューロー(のち日本交通公社。現:JTB)創立[17]
- 東海道・山陽線に展望車つき特急運行[18]
- 大阪「通天閣」開業[10]
- 有楽町に日本最初のタクシー運行[19]
- 『少女画報』(新泉社)創刊[20]
1913年(大正2年)
[編集]この年の主なできごと
[編集]文化事象
[編集]- 劇団「藝術座」結成[21]
- 中里介山『大菩薩峠』連載開始[22]
- 映画『里見八犬伝』『忠臣蔵』など公開[23][24]
- 第1回「宝塚観光花火大会」開催[25]
- 三越呉服店「国産化粧品展示販売会」開催[26]
- 高畠華宵、『講談倶楽部』(講談社)3月号に「新作浪花節逆賊ネロ」の挿絵を描く(挿絵デビュー)[27]。
- 「森永ミルクキャラメル」が発売[28]
- 両面盤レコードの国産第1号を発売(翌年から一般化しはじめる)[29]
- 北原白秋、処女歌集『桐の花』を刊行、『城ヶ島の雨』(作曲:梁田貞)を発表[30]
1914年(大正3年)
[編集]この年の主なできごと
[編集]文化事象
[編集]- 「東京駅」開業[12]
- 「宝塚少女歌劇(現在の宝塚歌劇団)」初演[10]
- 美術団体「二科会」発足[31]
- 初のカラー長編映画『義経千本桜 吉野山道中』公開[32]
- 「東京ゴルフ倶楽部」創立[33]
- 上野で行われた「東京大正博覧会」[12][10]にてブラジル珈琲の宣伝、日本初のエスカレーター稼働[34]
- 『少年倶楽部』(大日本雄弁会)創刊[35]
- 藝術座の公演『復活』の劇中歌『カチューシャの唄』が大流行[36]
1915年(大正4年)
[編集]この年の主なできごと
[編集]文化事象
[編集]- 第1回「全国中等学校優勝野球大会」(現在の全国高等学校野球選手権大会)開催[37]
- 「東京漫画会」(後の日本漫画会)設立[38]
- 「大阪市立動物園」開園[39]
- 「東京ステーションホテル」開業[40]
- 『新少女』(婦人之友社)創刊 - 少女の豊かで健全な生活と思想の育成に努め、美しい理想の雑誌づくりを目指した。[41]
- ピース楽譜(小曲一編だけを紙片1枚程度に納めた楽譜)の販売が始まる。蓄音機やレコードが高価で一般市民には購入が難しかった当時、音楽を楽しむツールとして出版された。中でも当時最大の発行部数を誇った「セノオ楽譜」(セノオ音楽出版社)の表紙デザインには、竹久夢二が装幀したものが多い[42]。
- 芥川龍之介、『羅生門』で文壇デビュー[43]。
- 「東京自動車学校」開校[44]
1916年(大正5年)
[編集]文化事象
[編集]- 『婦人公論』創刊[45]
- 歌謡『ゴンドラの唄』が大流行[要出典]
- 葉山「日蔭茶屋事件」[12]
- 『少女号』(小学新報社/新報社)創刊。掲載作品は冒険小説、マンガ、お伽話、翻訳物語など幅広いジャンルにわたる。[46]
- 警察が永瀬義郎の裸体画(版画)のレストラン店内からの取り外しを命令し、新聞がこれを批判。警察は店内に飾るのは認めつつ、永瀬から版画の原版を没収[47]。
- 『青鞜』が休刊し、青鞜社が解散[48]
1917年(大正6年)
[編集]この年の主なできごと
[編集]文化事象
[編集]- 雑誌『思潮』・『主婦の友』創刊[45]
- 「浅草オペラ」時代はじまる[10]。
- 「各地の展覧会で裸体画の摘発」[要出典]
- 「中島飛行機」設立
- 「極東煉乳株式会社」(のちに明治乳業を経て、現在の明治)創立[49]
- 吉屋信子が『花物語』 (1924刊) を『少女画報』に連載開始、少女小説や童話の書き手として認められた[50]。
- 資生堂が、日本人により制作された最初の本格的香水「花椿」を発売[51]
- 有島武郎が、『カインの末裔』を発表。有島は「白樺派」の中心人物で、本作は彼の代表作。「白樺派」は、同人誌『白樺』に由来し、大正デモクラシーの影響を受けた自由かつ個人主義的な空気が強かった[52]。
- 志賀直哉が『城の崎にて』を『白樺』に発表[53]
- 古賀春江、二科展に初入選[54]
- 日本初のアニメ『サルとカニの合戦』公開(日活)[55]
1918年(大正7年)
[編集]この年の主なできごと
[編集]- 米騒動[12][10]
- シベリア出兵[12]
- 第一次世界大戦、終戦
- 大学令公布
- スペイン風邪世界的流行
- ドイツ革命: ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世が退位(ドイツ語版、英語版)しオランダに亡命
- セルビア・クロアチア・スロベニア王国(後のユーゴスラビア王国)成立
文化事象
[編集]- 鈴木三重吉が、児童雑誌『赤い鳥』創刊[56]
- 歌謡『宵待草』(竹下夢二作詞、多忠亮作曲)大流行[57][58]
- 島村抱月がスペインかぜにより病死[59]
- 第1回全国蹴球大会開催(東京で第1回関東蹴球大会、名古屋で第1回東海蹴球大会、大阪・豊中で第1回日本フートボール大会)[60]
- 「大学令」公布。帝国大学以外に公立・私立大学、単科大学の設立が認められ、これにより大学数が急増[61]
- 「森永ミルクチョコレート」発売[62]
- 武者小路実篤が、宮崎県木城村に「新しき村」を創設[63]
1919年(大正8年)
[編集]この年の主なできごと
[編集]- パリ講和会議[10][12]
- 三・一運動
- 五・四運動
- ヴェルサイユ条約締結
- 関東軍設置
- 選挙法改正(現代の公職選挙法)
- イタリアでベニート・ムッソリーニがファシスト党結成
- ドイツでヴァイマル憲法(ワイマール憲法)が成立(ヴァイマル共和政)
文化事象
[編集]- 松井須磨子、前年に死去した島村抱月の後追い自殺[64]
- 劇団「藝術座」解散[65]
- 『民本主義』創刊[45]
- 「カルピス」発売[66]
- 「帝国美術院」発足[67]、「帝国美術院展覧会(現在の日展)」開催[68]
- 『キネマ旬報』創刊[69]
- 「箱根登山電車」(湯本 - 強羅間)開通[70]。箱根への観光誘致を期して敷設された日本で有数の本格的な山岳鉄道[71][72]
- 「道路法」(道路・街路構造令、自動車取締令)公布。道路の基準や幹線道路計画がつくられ、アスファルト舗装による道づくりが本格的に進められていく[73]
- 「市街地建築法」公布。住居・商業・工業の用途地域や防火・美観地区等の制度などを設けた[74]
- 「都市計画法」公布。個々の市域を越えて都市計画区域を設定できるようになり、また、私権制限を設け、土地の用途や建築物の種類・高さ等を制限できるようにした[74]。
- 『イントレランス』(D・W・グリフィス監督)日本公開[75]
- 『小学少女』(研究社)創刊[46]
- 『小学女生』(実業之日本社)創刊。童話では西條八十や浜田広介、童謡では北原白秋や野口雨情などを掲載[76]
- 「金の星社」創業。童謡童話雑誌『金の船』を刊行。初代編集長は野口雨情。以後、若山牧水・本居長世・中山晋平・岡本歸一・寺内萬治郎・竹久夢二・蕗谷紅児・東山魁夷などが集い、近代的児童文化の成立をリード[77]
- 資生堂が、現存する日本で最古の画廊である資生堂ギャラリーを開設[51]
- 武者小路実篤が、小説『幸福者』を『白樺』に、小説『友情』を『大阪毎日新聞』に連載[63]
1920年(大正9年)
[編集]この年の主なできごと
[編集]- 国際連盟成立(日本は常任理事国で参加)[12]
- ベルサイユ条約発効
- 株価大暴落、戦後恐慌[12][10]
- ドイツ労働者党が国家社会主義ドイツ労働者党に改称
- カール・マルクス『資本論』邦訳
- 日本最初のメーデー
- 「日本社会主義同盟」結成
- 第1回「国勢調査」実施
文化事象
[編集]- 平塚らいてう・市川房枝らが「新婦人協会」を結成[78]
- 雑誌『新青年』創刊[45]
- 活動写真会社「松竹」「帝国キネマ」の設立[79][80]
- 「箱根土地」設立(後のコクド、現・西武グループの一部)[81]
- 両国「新国技館」落成[82]
- 「東京市街自動車」に女性車掌(バスガール)登場[83]
- 慶應義塾・早稲田・中央・明治・法政などに私立大学設立許可[84]
- 「松竹蒲田撮影所」設立[85]
- 蕗谷虹児、『少女画報』での挿絵掲載にデビュー[86]
- 『女學生』(研究社)創刊。吉屋信子、西城八十、三木露風らが執筆[76]
- 吉屋信子、『地の果まで』を大阪朝日新聞に連載。少女小説『屋根裏の二処女』を出版[87]。
- 武者小路実篤が『友情』を発表[52]
1921年(大正10年)
[編集]この年の主なできごと
[編集]- 原敬暗殺事件[12]
- 皇太子裕仁親王の欧州訪問及び摂政就任[10]
- ワシントン会議(米英仏日四カ国条約成立)[12]
- ドイツでアドルフ・ヒトラーがナチス党首になる。
- 中国共産党創立大会
- シャネルの香水「NO.5」発売
- 足尾銅山争議
文化事象
[編集]- 表現主義映画『カリガリ博士』公開[10]
- 「借地法・借家法」「メートル法」の公布
- 「大日本蹴球協会」(現・日本サッカー協会)創立[88]
- 白蓮事件[89]
- 志賀直哉、長編小説『暗夜行路』を雑誌『改造』で発表。以後、1937年(昭和12年)まで同誌で断続的に発表。白樺派文学の傑作と評される[90]
- 武者小路実篤、「白樺美術館第一回展覧会」を開催。セザンヌ『風景』、ゴッホ『向日葵』等が公開[63]
- 歌謡『船頭小唄』、この年から1923年にかけて大流行[91]
1922年(大正11年)
[編集]この年の主なできごと
[編集]- ソビエト連邦成立
- アルベルト・アインシュタイン博士来日[10]
- ベニート・ムッソリーニが首相に就任
- ヨシフ・スターリンがロシア共産党書記長に選出
- 全国水平社・日本共産党結成[12]
文化事象
[編集]- 上野にて「平和記念東京博覧会」[92]
- 『週刊朝日』『サンデー毎日』創刊[93]
- 『小学五年生』『小学六年生』(小学館)創刊。小学館の学年別学習雑誌の発刊の始まり。[94]
- 「江崎グリコ」創業[95]
- 「資生堂」が、美容科・美髪科・子供服科の三科を開設[51]。美容講習会開催[96]、婦人断髪スタイルが流行[97]
- 『令女界』(宝文館)創刊[98]
- 『籠の鳥』(千野かおるほか作詞、鳥取春陽作曲)が発表され、翌年の同名映画の公開により大流行する[99]。
- 「不二家」が、ショートケーキを考案、発売開始[100][101]
- 古賀春江、二科賞を受賞し中央画壇にデビュー[102]
1923年(大正12年)
[編集]この年の主なできごと
[編集]文化事象
[編集]- 『文藝春秋』創刊[104]
- 4コマ漫画『正チャンの冒険』(日本で初めて吹き出しを用いた漫画)連載開始[105]
- 「帝国ホテル」(旧館)落成[106]
- 「丸ノ内ビルヂング」完成[107]
- 「マキノ映画製作所」創立[108]
- 壽屋ウイスキー工場設立[109]
- 「キネマ旬報社」創立(雑誌創刊は1919年)[110]
- 『アサヒグラフ』創刊[111]
- 有島武郎・波多野秋子心中[112]
- 『少女倶楽部』(大日本雄弁会講談社)創刊[113]
- アメリカから電髪(電気パーマ)の器具を輸入(実際に電髪が営業に取り入れられたのは1930年(昭和5年)頃で、1935年(昭和10年)代には大流行)[114]。
- 宮沢賢治、童話集『注文の多い料理店』を出版[115]
- 『小学四年生』(小学館)創刊[94]
- 『白樺』が、関東大震災の影響で廃刊[52]
- 小林かいちが、京都のさくら井屋から「小林うたぢ」の作者名で絵葉書集発売。その半年後「小林かいち」の絵葉書・絵封筒などに拡大していく(いつまで継続したのか不明)[116]
1924年(大正13年)
[編集]この年の主なできごと
[編集]文化事象
[編集]- 『大阪毎日新聞』『大阪朝日新聞』それぞれ発行100万部突破と発表[117]
- 「築地小劇場」創設[118]
- 「阪神電車甲子園大運動場(現在の阪神甲子園球場)」完成[119][120]
- 「明治神宮外苑競技場」完成[121]
- 「メートル法」施行[122]
- キネマ旬報ベスト・テン開始(外国映画のみ。日本映画は1926年から)[123]
- 松坂屋が銀座に新店舗をオープン、日本の百貨店史上初の「土足入場」を実施[124]
- 『せうがく三年生』(小学館)創刊[94]
- 蕗谷虹児、『令女界』に詩画『花嫁人形』発表[125]
- 大佛次郎『鞍馬天狗』連載開始[126]
- 杉浦非水(当時、三越の嘱託として同店のポスターやPR誌の表紙など、様々なデザインを担当[127])、図案研究の団体七人社を創立・主宰する[128]
1925年(大正14年)
[編集]この年の主なできごと
[編集]文化事象
[編集]- 大衆娯楽雑誌『キング』(講談社)創刊[129]
- ラジオ放送開始[130]
- 「東京六大学野球連盟」発足[131]
- 「大日本相撲協会(後の日本相撲協会)」設立[132]
- 「山手線」環状運転開始[133]
- 地下鉄上野 - 浅草間着工(1927年(昭和2年)開通)[134]
- 『セウガク一年生』『セウガク二年生』(小学館)創刊[94]
- 「新橋演舞場」が新築開場[135]
1926年(大正15年/昭和元年)
[編集]この年の主なできごと
[編集]文化事象
[編集]- 改造社「現代日本文学全集」刊行 - 「円本」ブーム[136]
- 「宝塚ホテル」開業[137]
- 「日本放送協会」設立[138]
- 「新交響楽団(後のN響)」設立[139]
- 『アサヒカメラ』創刊[140]
- 「新宿高野フルーツパーラー」営業開始[141]
- 「豊田自動織機製作所」設立[142]
- 「草軽電鉄」全線開通[143]
- 明治製菓が「明治ミルクチョコレート」を発売[144]
- 同潤会アパート建設開始( - 1934年) - 電気・都市ガス・水洗式トイレなど当時としては先進的な設計や設備を備え、都市での暮らし方を提案[145][146]
- 杉浦非水、七人社創作図案第1回展を三越において開催(その後毎年開催、10回に及ぶ)[147]。ポスター研究雑誌『アフィッシュ』を発行[148][147]
大正末期から昭和にかけて
[編集]- 「モダンボーイ・モダンガール」(モボ・モガ)大流行[149]
- スーツが普及[150][151]
- 漫才の登場(横山エンタツ・花菱アチャコ:寄席の舞台に初めて洋服で登場[152][153]…以降、日本男子庶民の洋服スタイルが一般的に普及[要出典])
(カテゴリ「大正時代の事件」に主要事件へのリンクあり)
「大正ロマン」を象徴する文化人
[編集]この節は、一覧または箇条書き方式となっていますが、 |
前段階として明治の文学者のロマン主義運動は、『オフィーリア』に代表されるラファエル前派絵画や、世紀末芸術、象徴主義の影響を受けていた[154]。西洋の印刷メディアにおいて流行したアルフォンス・ミュシャとアール・ヌーヴォーは、日本の印刷メディアでも言文一致時代の新表現として模倣・吸収されていった[155]。文芸誌『明星』の周辺においても「星菫派」の由来となる星や花、「みだれ髪の系譜」と論じられる女性の髪と水流といった絵画的モチーフが多用され、西洋の絵画表現とそれを実践する白馬会に接近していった。
版画家の田中恭吉・恩地孝四郎とともに萩原朔太郎が「芸術的共同事業」を目指して作った1917年(大正6年)の詩集『月に吠える』は、オーブリー・ビアズリーとオスカー・ワイルドの『サロメ』の関係が念頭にあった[156]。メディアの発達によって異なる分野が総合された作品が生まれ、文化人は垣根を越えた活動をした。
年代が短いこともあり、大正時代に限ってのみ活躍した人物というものを挙げるのは難しい。文学史においては1910年(明治43年)の『白樺』創刊から、1927年(昭和2年)の芥川龍之介の死までを大正期とする見方がある[157]。美術家たちが手掛けた書籍や印刷物が蒐集されて、1904年(明治37年)の日露戦争下から、1930年(昭和5年)の帝都復興まで大正的なイメージとして紹介されている[158]。
自由を求める大正デモクラシーの終焉は1932年(昭和7年)の五・一五事件と、翌年の吉野作造の死に象徴される[159]。明治から昭和への過渡の時代に生きた人物が、この時代を彩る数々の芸術作品や新思潮を生み出した。
美術
[編集]竹久夢二の場合、実質的に活躍した年代が大正期と重なる。その思索や行動、そして作品において時代の浮き沈みと一体化しており、この時代とともに生きた人物である。大正ロマンを代表する名として、しばしば掲げられる。彼の絵を表紙に使ったセノオ楽譜は一世を風靡したといわれる[160]。
高畠華宵は耽美で清楚な異国感ある画風で支持を集め、1928年(昭和3年)の流行歌「銀座行進曲」に名が歌われるまでの人気となった。ほとんどの雑誌で仕事をしていた講談社から1924年(大正13年)に原稿料の騒動で仕事を引き上げ、実業之日本社へ活動を移したことは「華宵事件」とも称されて影響力が伝わる[10]。
川端画学校は1909年(明治42年)に東京小石川に設立された私立の画塾ではあるが、1913年(大正2年)に創設者の川端玉章が逝去したのちも芸術や都会の文化に憧れる若者を各地から集めて、太平洋戦争(大東亜戦争)さなかの廃校に至るまで、画家のみならず多くの才能を輩出した。
- 竹久夢二:画家、詩人、デザイナー(1884-1934)
- 高畠華宵:画家(1888-1966)
- 小林かいち:木版画家、図案家(1896-1968)
- 藤島武二:画家(1867-1943)
- 杉浦非水:デザイナー、図案家(1876-1965)
- 橋口五葉:木版画家(1887-1921)
- 坂本繁二郎:画家(1882-1969)
- 富本憲吉:図案家、陶芸家(1886-1963)
- 橘小夢:画家、イラストレーター(1892-1970)
- 古賀春江:画家(1895-1933)
- 岸田劉生:画家(1891-1929)
- 川上澄生:版画家(1895-1972)
- 蕗谷虹児:挿絵画家、詩人(1898-1979)
文学
[編集]作者の経験や生活の感情を過剰に追求していった自然主義文学に対して反自然主義文学が登場する。退廃的なまでに美を重視する耽美派や、人道・理想・個人主義を掲げた白樺派は、現実から離れたロマン主義的な傾向を見せた[161]。1923年(大正12年)に白樺派の人気作家・有島武郎が愛人の波多野秋子と軽井沢の別荘で情死した事件は、当時世間を大いに賑わせ、大正期に流行した自由恋愛や情死・心中事件を代表する出来事となった。
新聞・雑誌の興隆によって時代小説である「大衆文学」と、現代を舞台にした「通俗小説」が多く書かれた[162]。中里介山においては、1913年(大正2年)より大長編小説『大菩薩峠』の新聞への連載を始められた。昭和に至るまで脈々と書き続けられ、未完のままに終わってしまう。大衆娯楽小説の出発点ともされており、大佛次郎の『鞍馬天狗(1923年(大正12年) - )』や林不忘の『丹下左膳(1927年(昭和2年) - )』などの作品連載発表に先んじて、大衆文化の創生に大きく影響を及ぼした。
岡本綺堂の『半七捕物帳(1917年(大正6年) - )』が探偵小説と時代小説を融合させた捕物帳のジャンルを開拓する一方で、科学文明の発達と都市化によって探偵小説を生み出す分析的精神が高まっていった。江戸川乱歩の『D坂の殺人事件』『屋根裏の散歩者』(1925年(大正14年))などは流入者と高等遊民を擁する都市の、人間関係の希薄化とプライバシーへの興味を背景に成立している[163]。
少女雑誌は読者投稿を受け付け、読者欄はコミュニティになった。尾島菊子、尾崎翠、吉屋信子は投稿者から小説家になった作家であり、山田邦子などによる少女小説に影響を受けた吉屋の『花物語』は、女学生間にみられた友愛文化「エス」を表象した小説として少女文化の形成を促進させた[164]。
- 西條八十:詩人、作詞家、仏文学者(1892-1970)
- 北原白秋:詩人、童謡作家、歌人(1885-1942)
- 島村抱月:文芸評論家、演出家、作家(1887-1918)
- 芥川龍之介:作家(1892-1927)
- 室生屑星:詩人、小説家(1889-1962)
- 久保田万次郎:俳人、小説家、劇作家(1889-1963)
- 萩原朔太郎:詩人(1886-1942)
- 武者小路実篤:小説家、詩人、劇作家、画家(1885-1976)
- 志賀直哉:小説家(1883-1971)
- 有島武郎:小説家(1878-1923)
- 菊池寛:小説家、劇作家、ジャーナリスト(1888-1948)
- 直木三十五:小説家(1891-1934)
- 谷口潤一郎:小説家(1886-1965)
- 佐藤春夫:詩人・小説家(1892-1964)
- 中里介山:小説家(1885-1944)
- 阿部次郎:哲学者・美学者・作家(1883-1959)
- 島崎藤村:小説家、詩人(1872-1943)
- 柳原白蓮:歌人(1885-1967)
- 吉屋信子:小説家(1896-1973)
音楽・演劇
[編集]1913年(大正2年)、劇団「藝術座」を旗揚げした島村抱月と松井須磨子の、病死から数年後の後追い自殺(1918年(大正7年) - 1919年(大正8年))に至る関係においては、劇団や演目への好評が大きいだけに政治的圧力や短い期間での破綻が大衆の好奇を刺激した。須磨子の歌った「いのち短し 恋せよ乙女 (ゴンドラの唄)」に乗せて、後の芸能人への憧れや自由恋愛の風潮を育む元となった。
- 野口雨情:詩人、童謡・民謡作家(1882-1945)
- 中山晋平:作曲家(1887-1952)
- 山田耕筰:作曲家、指揮者(1886-1965)
- 三浦環:オペラ歌手(1884-1946)
- 松井須磨子:新劇女優、歌手(1886-1919)
- 小山内薫:劇作家、演出家、批評家(1881-1928)
- 倉田百三:劇作家、評論家(1891-1943)
政治家・思想家
[編集]明治に浪漫派歌人として脚光を浴びた与謝野晶子は男女共学の文化学院の創設に参画し、また平塚らいてうとの母性保護論争を起こすなど評論家としても活動を広げていく[165]。
1916年(大正5年)の日蔭茶屋事件から同12年の甘粕事件に至る間の、思想家・大杉栄と女性解放活動家・伊藤野枝を取り巻く動きについては逐一新聞などで報道され、有名人のスキャンダルとして大衆の好奇の材料ともなった。
- 吉野作造:政治学者、思想家(1878-1933)
- 長谷川如是閑:ジャーナリスト、思想家、政治家(1875-1969)
- 宮武外骨:ジャーナリスト、著作家(1867-1955)
- 大杉栄:無政府主義者、思想家、作家(1885-1923)
- 伊藤野枝:思想家、作家、婦人解放運動家、無政府主義者(1895-1923)
- 平塚らいてう:思想家、評論家、婦人解放運動家、作家(1886-1971)
- 与謝野晶子:歌人、作家、思想家(1878-1942)
実業家・収集家
[編集]資本家や明治大正を通して財を成した実業家たちは趣味、社会貢献、あるいは海外流出の懸念から美術品の収集をするほか、文化活動の支援をしている。松方幸次郎は1916年(大正5年)からの10年間で1万点に及ぶ収集をして松方コレクションを作り上げた。大倉喜八郎は1917年(大正6年)に国内最初の私立美術館・大倉集古館を設立した。
小林一三は電鉄業維持のために住宅販売や動物園開設など都市化を進める多角的な経営を行い、1913年(大正2年)宝塚の温泉娯楽施設で宝塚唱歌隊(宝塚少女歌劇団)を始めた。長崎の永見徳太郎は南蛮美術を収集する傍ら芥川龍之介、竹久夢二とも交流したことで、明治末の帝室博物館展示に端を発する南蛮ブームを継ぎ、大正の文芸にもみられるキリシタン的題材の深化と南蛮趣味の拡散に関わった。
山本唯三郎は教育機関に寄付をした一方で、紙幣を燃やして暗い玄関を照らした言動が風刺画となり、後世の歴史教科書で採用されて成金のエピソードとして伝わっている(成金栄華時代)。
「大正ロマン」を色濃く表現する後世の作品
[編集]桑原武夫や南博などによって1960年代から大正時代と文化の再評価が始まり、文芸・美術の紹介を通して1970年代には大正のロマン主義、「大正ロマン」という言葉が現れるようになった[3][4][注 1]。レトロブームともかかわりながら、ファッション・漫画・ゲーム・アニメなどのサブカルチャーの題材として扱われ、文明開化から戦間期を背景にしたそのイメージを定着・拡大してきた。
『月刊漫画ガロ』の連載作家だった林静一は、歌謡曲に対する興味からさかのぼって「赤い鳥運動」で作られた童謡に着目し、童謡をモチーフにした画集『紅犯花』を1970年に発表した[166]。竹久夢二を自由への憧れと庶民への郷愁の面から再評価していた秋山清も、1970年の『ガロ』に夢二論の連載を始めている。林が少女を描いた『ガロ』の表紙を発注イメージにして、1974年からロッテのキャンディ『小梅』のアートディレクションは始まった。甘い飴に対してすっぱい飴を提案することに重ねて、高度経済成長を経た社会に対して和装の少女画を採用するインパクトを追求した若手チームによる企画であった[167]。吉永小百合、山口百恵がそれぞれ主演した歴代の『伊豆の踊子』の映画から影響を受けて[168]、消えゆく日本美と少女の恋を通俗性を保ちながら表現した。
1975年に海外で広告賞を受賞したアニメCM『小梅』は、当時の読売新聞では「大正ロマンのムードをそのまま絵にしたCM」と評価された[169]。同じ年には『はいからさんが通る』の漫画連載が始まり、奔放なヒロインのメロドラマとして人気を博した。作者が親しんだ落語「お婆さん三代姿」や俗曲からストーリーを着想し、波乱の時代を明るく乗り越えていく女学生が設計され、実際の連載としては王道の本筋に破壊的なヒロインの花村紅緒とギャグを織り交ぜる挑戦的なものとなった[170]。時代遅れのCMと見ていた日本の広告業界[168]、歴史物はウケないとされていた当時の少女漫画の常識[170][171]を覆す好評であった[注 2]。型破りな意図で大正時代と少女のロマンスを描いた両作品は、文学史的・美術史的な意味のロマンティシズムとは異なる「大正ロマン」ブームの火付け役になった[2][注 3]。
さらに南野陽子が主演した『はいからさんが通る』の実写映画のヒットは、女子大学生が卒業式に袴を履く現象を生み出すに至っている[174][175]。映画公開の1987年は「昭和30年代」を筆頭とする懐古ブームの最中にあり、大正浪漫と文豪の佇まいに憧れる現代の男を描いた『大正野郎』も発表される[176]。同時期に映画化された『帝都物語』は[176]、史実を横断しながら呪術や陰陽道が入り乱れる伝奇的な世界観と、後の創作作品に影響を残すビジュアルの怪人・加藤保憲を描いた。1980年代の雑誌では「大正デカダンス」という退廃性をクローズアップする言葉も登場した[注 4]。
1996年の『サクラ大戦』は架空の元号「太正」でスチームパンクを展開、大正ロマンを素材にして大正風の世界を構築した代表作となった[179]。女学生がロボットに乗り戦う企画案を聞かされ、脚本家がたとえて挙げたタイトルは『帝都物語』と『はいからさんが通る』であった[180]。2002年にはアンティーク着物を扱ったファッション雑誌が登場し、少女感と乙女感を重視した着物ブームが起きる[181]。
言葉の浸透とともに、史料に基づかないものにまで拡大解釈されて、現代的な和服や大正時代と関係のない創作で「大正ロマン」と掲げられるケースもみられるようになる[182]。一方、2020年代にはファンタジーから発展して、大正文化への注目や企画の制作につながっている。『鬼滅の刃』は人気を高めるうちに、劇場版アニメで日本歴代興行収入第1位を記録する社会現象となり、リバイバルを牽引する存在となった[183]。明治大正の社会イメージを世界観に取り込んだ『わたしの幸せな結婚』は、近代日本を舞台にした和風ファンタジー小説のブームを起こしている[184]。
小説 など
[編集]- 小説『春の雪』(作・三島由紀夫 1965年 雑誌「新潮」連載):『豊饒の海』4部作(「春の雪」「奔馬」「暁の寺」「天人五衰」)の第1部。2005年東宝により映画化
- 小説『美は乱調にあり』(作・瀬戸内晴美 1966年 文藝春秋社):大杉栄・伊藤野枝の生涯を描く
- 小説『鬼の栖~本郷菊富士ホテル』(作・瀬戸内晴美 1967年 河出書房)
- 小説『帝都物語』神霊篇・魔都篇・大震災篇・龍動篇(作:荒俣宏 1985年):1988年実写映画化
- 小説『自由戀愛』 (作:岩井志麻子 2002年):2005年原田眞人監督によりドラマ化・映画化(『自由戀愛 -bluestockings-』)
- 小説『大正野球娘。』(作・神楽坂淳 2007年 - ):2009年TVアニメ化
- 小説『乙女なでしこ恋手帖』(作・深山くのえ 2011年 - 2019年):大正3年の東京を舞台とした恋愛小説。第2巻では、少女小説では初となる、アニメDVD付特装版が発売された
映画・TVドラマ など
[編集]- 映画『エロス+虐殺』(監督:吉田喜重 1970年・ATG):「日蔭茶屋事件」 - 「甘粕事件」
- 映画『宵待草』(にっかつロマンポルノ 監督:神代辰巳 1974年)
- 映画「浪漫三部作」(監督:鈴木清順)
- 『ツィゴイネルワイゼン』(1980年)
- 『陽炎座』(1981年)
- 『夢二』(1991年)
- TVドラマ『花へんろ』(脚本:早坂暁 1985年・NHK放送):副題には「風の昭和日記」とあるが、ドラマ前半部での、時間差をおいて地方への文化伝播の表現は「大正ロマン」といえる
- 映画『華の乱』(監督:深作欣二・原作:永畑道子 1988年)
- 映画『化粧師 KEWAISHI』(監督:田中光敏・脚本:横田与志 2002年):石ノ森章太郎の漫画『八百八町表裏 化粧師』(舞台背景は江戸時代)を大正時代に置き換えている
- 映画『シルバー假面』(監督:実相寺昭雄 2006年)
- TVドラマ『探偵ロマンス』(脚本:坪田文 2023年・NHK放送)
- TV番組『美の壺』File573「和と洋の出会い 大正ロマン」(2023年・NHK):ドラマの宣伝コラボ企画として放送
漫画・アニメ など
[編集]- CM『小梅』(アートディレクション:林静一 1974年他 ロッテ)
- 漫画『はいからさんが通る』(作:大和和紀 1975年 - 1977年):アニメ・TVドラマ・映画・舞台化
- 漫画『菊坂ホテル』(作・上村一夫 1985年 角川書店)
- 漫画『大正野郎』(作:山田芳裕 1987年)
- 漫画『いのち短し恋せよおとめ』(作:新名あき 1998年 - 1999年)
- 漫画『幻影博覧会』(作:冬目景 2000年 - 2011年):大正時代半ばの帝都東京が舞台
- 漫画『アイしてまこと! 恋するヲトメスタア』(作:南天佑・原作:ヴァイオレット 2008年 - )
- 舞台『MARS RED』(作:藤沢文翁 2013年):2021年TVアニメ化
- 漫画『大正処女御伽話』(作:桐丘さな 2015年 - 2017年):2021年TVアニメ化
- 漫画『百貨店ワルツ』(作:マツオヒロミ 2016年):2022年に開催された展覧会「大正ロマン×百段階段」でコラボレーション
- 漫画『鬼滅の刃』(作:吾峠呼世晴 2016年 - 2020年):2019年からアニメ化
- 漫画『MAO』(作:高橋留美子 2019年 - )
- 漫画『紡ぐ乙女と大正の月』(作:ちうね 2019年 - 2024年):大正時代の東京・軽井沢が舞台
- CM『どんぎつねシーズン2 耳そこなんですか?篇』(キャラクターデザイン:モリタイシ、アニメーションディレクター:加藤ふみ[185] 2022年 日清食品)
コンピュータ・ゲーム など
[編集]- アドベンチャーゲーム『藤堂龍之介探偵日記』シリーズ(1988年)
- シミュレーションゲーム『サクラ大戦』シリーズ(1996年):メディアミックス化
- 楽曲『檄!帝国華撃団』(1996年)
- アドベンチャーゲーム『御神楽少女探偵団』シリーズ(1998年)
- コンピュータRPG『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団』(2006年):大正20年という時代の架空の世界を背景としている
- 成人向けアドベンチャーゲーム『恋文ロマンチカ』(2009年)
- 成人向けボーイズラブゲーム『大正メビウスライン』(2012年)
- ミステリイADV『さくらの雲*スカアレットの恋』(2020年)
音楽 など
[編集]- アルバム『改造への躍動』(ゲルニカ 1982年):レトロブームに先駆け大正~昭和初期風のアートワークを採用
- 楽曲『1925』(とみー(冨田悠斗)・ちほ・初音ミク 2009年):漫画化
- 楽曲『千本桜』(黒うさP・一斗まる・初音ミク 2011年):舞台化・メディアミックス化・歌舞伎化
- 楽曲『大正浪漫』(YOASOBI 2021年):原作小説はNATSUMI『大正ロマンス』
関連する展覧会
[編集]- 「竹久夢二の世界展:生誕90年記念:ロマンの芸術と生涯」(1974年、京王百貨店):河北倫明が明治のロマン主義芸術と夢二を比較して考察[186]
- 「大正ロマン」展(1978年、サントリー美術館):大正ロマンを冠した最初期の展覧会。夢二以外の芸術運動を多く扱うアカデミックな認識の展示[2]
- 「Taisho Chic: Japanese Modernity, Nostalgia, and Deco」(2002年、ホノルル美術館):2004年にアメリカ各地を、2007年に「大正シック展」として日本国内を巡回
- 「大正ロマン昭和モダン展 竹久夢二・高畠華宵とその時代」(2007年 - 2018年、企画:イー・エム・アイ・ネットワーク):全国20会場以上を巡回した叙情画展
- 「大正イマジュリィの世界」(2010年・2018年 - 、企画:キュレーターズ):フランス語の「imagerie」が指すイメージ図像、印刷物や装丁を紹介
- 「大正ロマン×百段階段」(2022年・2023年、ホテル雅叙園東京・百段階段):現代のイラストレーターと工芸作家を大きく扱う
大正ロマンを体験できる施設
[編集]- 大正ロマン館(1993年)
- 高畠華宵大正ロマン館(1990年)
- 蕗谷虹児記念館(1987年)
- 弥生美術館・竹久夢二美術館(1984年・1990年)
- 富士見高原のミュージアム(1994年)
- 松本民芸館(1962年):大正時代に起きた民藝運動の時代の品が多く所蔵されている
- 江戸東京たてもの園(1993年)[187]
計画都市・まちづくり
ギャラリー
[編集]-
凌雲閣・浅草十二階(明治23年~大正12年)
-
浅草公園(大正11年絵葉書)
-
銀座通り(大正10年絵葉書)
-
カフェ・クロネコ(背景・昭和2~5年)、カフェー・タイガー(右・大正13年~昭和10年)
-
初代通天閣(明治45年~昭和18年)
-
インバネスコート(大正3年)
-
モダンガール(大正13年)
-
港屋絵草紙店・竹久夢二(大正3年)
-
『少女画報』高畠華宵・画(大正15年)
-
『大正野郎』の主人公が憧れる芥川龍之介のイメージ
-
レストランとして運用される旧松風嘉定邸・五龍閣
-
卒業式の袴姿(1996年)
関連項目
[編集]- 日本の近現代文学史
- 阪神間モダニズム
- 大大阪時代
- 大正三美人
- モボ・モガ - それぞれ、モダンボーイ・モダンガールの略語。1920年代、西洋文化の影響を受けた流行にのる、当時は先端的な若い男女のこと。
- ノスタルジー
- ベル・エポック - 1900年代前後のフランスの文化。工業的大衆的であったパリを回顧した語
- 狂騒の20年代 - 1920年代戦間期のアメリカの文化、ジャズ・エイジ。フランスにおけるレ・ザネ・フォル(Années folles)
- ヴァイマル文化 - 1920年代前後のヴァイマル共和政およびドイツ語圏の文化
- キッチュ - 美術が取り合わない低俗な表現について論じた石子順造は、古い日本的な情緒と新しい西欧的な流行が馴染んだ大正を「まさしくキッチュな時代であった」とした(1976年)[188]
- ビーダーマイヤー - 川本三郎は大正特有の内密的な気分に、調度品へのこだわりを見せたビーダーマイヤーの文化を想起して、佐藤春夫の作品とともに考察した(1986年)[189]
- 昭和モダン
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 出典の『大正ロマン手帖』では、1974年に生誕90年であった竹久夢二が「ロマン」と付されて紹介された流れを挙げている。「2009年版」では1978年のサントリー美術館での「大正ロマン」展がこの語の初出とする調査結果を報告しているが、「2021年版」では1962年の『月に吠える』の記事を挙げ1970年代に成立と改めている。2024年の「YUMEJI展」図録では、明治百年祭後に広まった語とし、夢二の紹介と同時期に川上澄生も大正ロマンの画家とされていたことを挙げている。
- ^ 当時は欧米志向が主流の社会、漫画界では学園漫画が主流であったと両制作者は語っている。備考として1970年代はディスカバー・ジャパン運動で「ふるさと」のノスタルジーが喚起されていたころで[172]、林静一も1972年から関連する季刊誌の表紙を手掛けている[173]。1974年から『三丁目の夕日』の連載が開始。歴史物の『ベルサイユのばら』は1972年から1973年まで連載され、1974年からベルばらブームを起こしている。
- ^ 出典の『「大正ロマン」の創造』では、この「ロマン」は「ロマンス」の意味に近いと考察している。『精選版 日本国語大辞典』では夢や憧れといった意味合いでロマンが使われると、「大正浪漫」「男のロマン」を例に挙げて解説している(「ロマンス」語誌)。
- ^ 「大正デカダンス」は変態、病い、犯罪を要素とするもので『芸術新潮(1982)』『幻想文学(1988)』から使用されている[177]。昭和初年のエロ・グロ・ナンセンスに連鎖していくともされる[178]。谷崎潤一郎、江戸川乱歩、甲斐庄楠音、稲垣仲静、映画『狂つた一頁』などが挙げられる。
出典
[編集]- ^ 石川桂子 2021, pp. 121–122.
- ^ a b c 佐藤守弘 2022, p. 6.
- ^ a b 岡部昌幸「孤高と独創の芸術家――竹久夢二がもたらした新しい日本近代美術と浪漫主義の世界」『生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界』産経新聞社、2024年、27頁。
- ^ a b c 石川桂子 2021, pp. 120–121.
- ^ 佐藤守弘 2022, pp. 3, 6.
- ^ 刑部芳則『洋装の日本史』集英社インターナショナル、2022年、155-156頁。ISBN 978-4-797-68112-3。
- ^ 和田博文『三越誕生! : 帝国のデパートと近代化の夢』筑摩書房、2020年、170-183頁。ISBN 978-4-480-01688-1。
- ^ 紙屋牧子「「自転車に乗る女」のメディア表象 : 三浦環から原節子へ」『演劇研究 : 演劇博物館紀要』第36巻、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館、2013年3月30日、1-4頁、CRID 1050001202509684480。
- ^ “コラム:帝国劇場 | 写真の中の明治・大正 - 国立国会図書館所蔵写真帳から -”. www.ndl.go.jp. 2024年11月19日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 沙月樹京 2015, pp. 72–77.
- ^ 改訂新版,世界大百科事典内言及, 日本大百科全書(ニッポニカ),百科事典マイペディア,ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,山川 日本史小辞典. “善の研究(ぜんのけんきゅう)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月19日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 石川桂子 2021, pp. 124–125.
- ^ 小項目事典,改訂新版 世界大百科事典,世界大百科事典内言及, 日本大百科全書(ニッポニカ),ブリタニカ国際大百科事典. “日活(にっかつ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月19日閲覧。
- ^ 小項目事典,百科事典マイペディア,日本の企業がわかる事典2014-2015,世界大百科事典内言及, 共同通信ニュース用語解説,日本大百科全書(ニッポニカ),ブリタニカ国際大百科事典 (2019年7月22日). “吉本興業(よしもとこうぎょう)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月19日閲覧。
- ^ 小項目事典,世界大百科事典内言及, デジタル大辞泉,精選版 日本国語大辞典,改訂新版 世界大百科事典,百科事典マイペディア,日本大百科全書(ニッポニカ),ブリタニカ国際大百科事典. “光風会(コウフウカイ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月19日閲覧。
- ^ “日本で最初に路面電車を走らせた京都市交通局/ホームメイト”. www.homemate-research-streetcar.com. 2024年11月21日閲覧。
- ^ 改訂新版 世界大百科事典. “日本交通公社(ニホンコウツウコウシャ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月10日閲覧。 “1912年,日本交通公社の前身である国際旅客奨励会〈Japan Tourist Bureau(ジャパン・ツーリスト・ビューロー)〉が,外国人客を日本に誘致し,これら外国人客のために諸般の便宜をはかる目的で,鉄道院が中心となって会員組織で設立された。”
- ^ “第1章”. 「本の万華鏡」第32回「鉄道が変えたコト・モノ」. 2024年11月21日閲覧。
- ^ “タクシーの日 | なるわ交通”. なるわ交通 | (2016年8月5日). 2024年11月17日閲覧。
- ^ “「明治~戦中少女雑誌の権利者所在調査プロジェクト」コラム その2 | IRI 知的資源イニシアティブ” (2015年10月28日). 2024年11月8日閲覧。
- ^ 三訂版,デジタル大辞泉プラス,世界大百科事典内言及, デジタル大辞泉,精選版 日本国語大辞典,日本大百科全書(ニッポニカ),百科事典マイペディア,改訂新版 世界大百科事典,ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,山川 日本史小辞典 改訂新版,旺文社日本史事典. “芸術座(ゲイジュツザ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月19日閲覧。
- ^ 小項目事典,デジタル大辞泉プラス,世界大百科事典内言及, デジタル大辞泉,共同通信ニュース用語解説,精選版 日本国語大辞典,改訂新版 世界大百科事典,百科事典マイペディア,日本大百科全書(ニッポニカ),ブリタニカ国際大百科事典 (2014年1月25日). “大菩薩峠(ダイボサツトウゲ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月19日閲覧。
- ^ “八犬伝(里見八犬伝) | 映画”. 日活. 2024年11月17日閲覧。
- ^ “忠臣蔵(1913・日活京都) - 作品情報・映画レビュー -”. キネマ旬報WEB. 2024年11月17日閲覧。
- ^ “宝塚23万人の花火大会「ギネス世界記録に挑戦」”. GANREF. 2024年11月19日閲覧。
- ^ Tamari, T. (1999). “The social roles of department stores in Japan”. Cultural Economics 1 (4): 53–63. doi:10.11195/jace1998.1.4_53 . "このほかにも, 大正2年 (1913年)「和製化粧品陳列会」を開催している.‘従来, 化粧品は舶来品ばかりがもてはやされ, いくら上等上質であっても和製というだけで軽んじられた. しかし明治後期になると, 国産品の製造品目もふて, なかには欧米品をしのぐものも現れ始めた. 三越では, こうした国産有料品を顧客に紹介する陳列会を企画し, 業者によびかけた. その結果, 29の業者から数百点にのぼる出品が寄せられ, 3月5日から展示販売をおこなった. 売れ行きは好調で, 国産化粧品の利用促進に大きな貢献を果たした.’という. (「株式会社三越 85年の記録」p 60)"
- ^ “高畠華宵について”. Kasho. 2024年11月8日閲覧。
- ^ “森永ミュージアム|森永製菓”. www.morinaga.co.jp. 2024年11月17日閲覧。
- ^ “会社沿革 - 日本コロムビア”. columbia.jp. 2024年11月17日閲覧。
- ^ “北原白秋文学年表|三浦市”. www.city.miura.kanagawa.jp. 2024年11月21日閲覧。
- ^ “二科会|概要・趣旨・沿革|”. Nika_Site. 2024年11月19日閲覧。
- ^ “義経千本桜 吉野山道中 - 作品情報・映画レビュー -”. キネマ旬報WEB. 2024年11月17日閲覧。
- ^ 世田谷区. “駒沢のゴルフ場”. 世田谷区. 2024年11月19日閲覧。
- ^ “3月8日は、日本の「エスカレーターの日」”. Japan View - Study & Experience in Japan. 2024年11月17日閲覧。
- ^ 小項目事典,日本の企業がわかる事典2014-2015,世界大百科事典内言及, 改訂新版 世界大百科事典,百科事典マイペディア,日本大百科全書(ニッポニカ),山川 日本史小辞典 改訂新版,ブリタニカ国際大百科事典. “講談社(こうだんしゃ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月8日閲覧。
- ^ 日本大百科全書(ニッポニカ),世界大百科事典内言及. “カチューシャの唄(かちゅーしゃのうた)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月19日閲覧。 “1914年(大正3)3月、芸術座公演『復活』の劇中歌として、東京・帝国劇場でカチューシャ役の松井須磨子(すまこ)が歌った。(中略)平易な歌詞と半音のない日本人向きの旋律が好まれ、また『復活』公演の人気とも相まって各地に広まったが、全国的に歌われるのは同年6月中旬以降である。”
- ^ Company, The Asahi Shimbun. “甲子園の戦績 | バーチャル高校野球 | スポーツブル”. バーチャル高校野球. 2024年11月17日閲覧。
- ^ “日本漫画の歴史|漫画制作のとんぼスタジオ”. www.tttombo.com. 2024年11月17日閲覧。
- ^ “施設概要”. 地方独立行政法人天王寺動物園 (2021年7月21日). 2024年11月17日閲覧。
- ^ “ホテルの歴史 |東京ステーションホテル【公式】”. ホテルの歴史 | 東京ステーションホテル【公式】. 2024年11月17日閲覧。
- ^ “わすれなぐさ VOL.15”. 菊陽町図書館. 2024年11月8日閲覧。
- ^ “大正ロマン/10分でわかるアート”. Sfumart. 2024年11月10日閲覧。
- ^ 芥川龍之介の世界 - 岩波書店
- ^ “自動車教習所及び、指定自動車教習所の歴史/ホームメイト”. www.homemate-research-driving-school.com. 2024年11月19日閲覧。
- ^ a b c d “創刊号コレクション大正1収録雑誌一覧”. www.oya-bunko.or.jp. 2024年11月8日閲覧。
- ^ a b “わすれなぐさ VOL.16”. 菊陽町図書館. 2024年11月8日閲覧。
- ^ “大正期の美術の検閲からー可笑しさと恐ろしさ”. 美術運動/artmovement (2017年6月27日). 2024年11月17日閲覧。
- ^ 三訂版,世界大百科事典内言及, 旺文社日本史事典. “青鞜社(せいとうしゃ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月21日閲覧。
- ^ “沿革”. 株式会社 明治 - Meiji Co., Ltd.. 2024年11月17日閲覧。
- ^ 改訂新版,367日誕生日大事典, デジタル大辞泉,精選版 日本国語大辞典,20世紀日本人名事典,日本大百科全書(ニッポニカ),改訂新版 世界大百科事典,ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,デジタル版 日本人名大辞典+Plus,百科事典マイペディア,山川 日本史小辞典. “吉屋信子(ヨシヤノブコ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月8日閲覧。
- ^ a b c Ltd, Shiseido Co. “歴史 | 会社案内 | 資生堂 企業情報”. corp.shiseido.com. 2024年11月18日閲覧。
- ^ a b c “【有島武郎、志賀直哉、武者小路実篤etc.】いま改めて知りたい「白樺派」 | 小説丸”. shosetsu-maru.com (2020年1月25日). 2024年11月19日閲覧。
- ^ “志賀直哉と文学のまち”. 城崎温泉観光協会. 2024年11月21日閲覧。
- ^ “古賀春江と福岡の二科会 - UAG美術家研究所”. yuagariart.com. 2024年11月19日閲覧。
- ^ “猿と蟹(サルとカニの合戦) | 映画”. 日活. 2024年11月19日閲覧。
- ^ 三訂版,世界大百科事典内言及, デジタル大辞泉,精選版 日本国語大辞典,日本大百科全書(ニッポニカ),改訂新版 世界大百科事典,百科事典マイペディア,ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,山川 日本史小辞典 改訂新版,旺文社日本史事典. “赤い鳥(アカイトリ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月19日閲覧。
- ^ “年表 | 竹久夢二について | 金沢湯涌夢二館”. www.kanazawa-museum.jp. 2024年11月19日閲覧。
- ^ 日本国語大辞典,日本大百科全書(ニッポニカ),デジタル大辞泉プラス,動植物名よみかた辞典 普及版,世界大百科事典内言及, デジタル大辞泉,精選版. “宵待草(ヨイマチグサ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月19日閲覧。
- ^ 三訂版,367日誕生日大事典,世界大百科事典内言及, デジタル大辞泉,精選版 日本国語大辞典,百科事典マイペディア,日本大百科全書(ニッポニカ),20世紀日本人名事典,朝日日本歴史人物事典,改訂新版 世界大百科事典,ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,デジタル版 日本人名大辞典+Plus,山川 日本史小辞典 改訂新版,旺文社日本史事典. “島村抱月(シマムラホウゲツ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月19日閲覧。
- ^ “1918年の日本サッカー | 日本サッカーアーカイブ”. 日本サッカーアーカイブ. 2024年11月19日閲覧。
- ^ 小項目事典,世界大百科事典内言及, デジタル大辞泉,精選版 日本国語大辞典,大学事典,日本大百科全書(ニッポニカ),山川 日本史小辞典 改訂新版,旺文社日本史事典 三訂版,ブリタニカ国際大百科事典. “大学令(ダイガクレイ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月19日閲覧。
- ^ “モボ・モガが愛したチョコレート - 森永エンゼルカレッジ森永エンゼルカレッジ”. 森永エンゼルカレッジ. 2024年11月19日閲覧。
- ^ a b c “調布市武者小路実篤記念館 | 武者小路実篤 | 実篤年譜”. www.mushakoji.org. 2024年11月19日閲覧。
- ^ “松井須磨子辞典 | 一般社団法人松井須磨子協会(SUMAKO MATSUI ASSOCIATION)”. www.sumakomatsui.or.jp. 2024年11月17日閲覧。
- ^ 三訂版,デジタル大辞泉プラス,世界大百科事典内言及, デジタル大辞泉,精選版 日本国語大辞典,日本大百科全書(ニッポニカ),百科事典マイペディア,改訂新版 世界大百科事典,ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,山川 日本史小辞典 改訂新版,旺文社日本史事典. “芸術座(ゲイジュツザ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月19日閲覧。
- ^ “7月7日は「カルピス」の誕生日|社会との共有価値(CSV)|アサヒ飲料”. アサヒ飲料. 2024年11月17日閲覧。
- ^ 三訂版,世界大百科事典内言及, デジタル大辞泉,精選版 日本国語大辞典,改訂新版 世界大百科事典,山川 日本史小辞典 改訂新版,旺文社日本史事典. “帝国美術院(テイコクビジュツイン)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月19日閲覧。
- ^ 改訂新版, デジタル大辞泉,精選版 日本国語大辞典,山川 日本史小辞典. “帝国美術院展覧会(テイコクビジュツインテンランカイ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月19日閲覧。
- ^ “【緊急告知】キネ旬ファン必携! 『キネマ旬報』創刊100年を記念したトートバッグが誕生── 1919年発行の創刊号がそのままトートバッグに!”. キネマ旬報WEB. 2024年11月17日閲覧。
- ^ “箱根登山鉄道の歴史|登山電車・ケーブルカー|箱根ナビ”. 箱根ナビ. 2024年11月19日閲覧。
- ^ “廃線の危機を乗り越え全線復旧!「箱根登山鉄道」創業時から息づく不屈の精神 | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!”. 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!. 2024年11月20日閲覧。
- ^ “登山電車・ケーブルカー|箱根ナビ”. 箱根ナビ (2024年10月30日). 2024年11月19日閲覧。
- ^ “道路:道の相談室:道に関する各種データ集 - 国土交通省”. www.mlit.go.jp. 2024年11月21日閲覧。
- ^ a b “変貌 - 38.都市計画法と市街地建築法を制定:国立公文書館”. www.archives.go.jp. 2024年11月21日閲覧。
- ^ “イントレランス:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画”. MOVIE WALKER PRESS. 2024年11月20日閲覧。
- ^ a b “わすれなぐさ VOL.17”. 菊陽町図書館. 2024年11月9日閲覧。
- ^ “金の星社”. 金の星社. 2024年11月17日閲覧。
- ^ 三訂版,世界大百科事典内言及, デジタル大辞泉,改訂新版 世界大百科事典,日本大百科全書(ニッポニカ),ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,百科事典マイペディア,山川 日本史小辞典 改訂新版,旺文社日本史事典. “新婦人協会(シンフジンキョウカイ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月20日閲覧。
- ^ “松竹の歴史”. www.shochiku.co.jp. 2024年11月20日閲覧。
- ^ “帝国キネマ100年歴史ひもとく 東大阪でイベント:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2020年11月25日). 2024年11月20日閲覧。
- ^ “箱根土地により開発された邸宅街、大泉学園のあゆみ ~ 大泉学園・石神井│人気の街情報 ここまち!│三菱UFJ不動産販売「住まい1」”. 大泉学園・石神井│人気の街情報 ここまち!│三菱UFJ不動産販売「住まい1」. 2024年11月20日閲覧。
- ^ “両国国技館 |地域資源紹介記事 | 東京都 地域資源(TOKYOイチオシナビ)”. www.chiikishigen.metro.tokyo.lg.jp. 2024年11月20日閲覧。
- ^ “バスガールの日とは?2月2日の記念日の意味を解説|今日は何の日”. bestcalendar.jp. 2024年11月20日閲覧。
- ^ 大学事典. “大学昇格運動(だいがくしょうかくうんどう)とは? 意味や使い方”. コトバンク. DIGITALIO. 2024年11月20日閲覧。 “私立は早稲田,慶應義塾が1920年2月に大学昇格を果たし,次いで同年4月に明治,法政,中央,日本,國學院,同志社の昇格が認可され,最終的に戦前期には計28校が大学になった。”
- ^ “松竹の映画製作の歴史 Part2 〈日本の撮影所と松竹蒲田撮影所の開所〉”. www.shochiku.co.jp. 2024年11月20日閲覧。
- ^ “郵政博物館開館記念特別展 ―少女たちの憧れ― 蕗谷虹児 展|郵政博物館 Postal Museum Japan”. 郵政博物館 Postal Museum Japan. 2024年11月8日閲覧。
- ^ “吉屋信子”. みすず書房. 2024年11月18日閲覧。
- ^ “沿革・歴史|JFA|日本サッカー協会”. www.jfa.jp. 2024年11月19日閲覧。
- ^ 共同通信ニュース用語解説 (2014年11月11日). “白蓮事件とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月19日閲覧。
- ^ 三訂版,デジタル大辞泉プラス,世界大百科事典内言及, デジタル大辞泉,精選版 日本国語大辞典,日本大百科全書(ニッポニカ),改訂新版 世界大百科事典,ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,百科事典マイペディア,旺文社日本史事典. “暗夜行路(アンヤコウロ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. DIGITALIO. 2024年11月19日閲覧。
- ^ デジタル大辞泉,世界大百科事典内言及. “船頭小唄(センドウコウタ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. DIGITALIO. 2024年11月21日閲覧。
- ^ “株式会社乃村工藝社 / NOMURA Co.,Ltd.”. 株式会社乃村工藝社 / NOMURA Co.,Ltd.. 2024年11月17日閲覧。
- ^ トウシル編集チーム. “【1922(大正11)年4月2日】「週刊朝日」「サンデー毎日」創刊”. トウシル 楽天証券の投資情報メディア. 2024年11月17日閲覧。
- ^ a b c d “小学館”. 小学館. 2024年11月17日閲覧。
- ^ “沿革 | 【公式】江崎グリコ(Glico)”. www.glico.com. 2024年11月17日閲覧。
- ^ “資生堂美容室株式会社 会社概要|資生堂美容室だからできる美の提案”. salon.shiseido.co.jp. 2024年11月17日閲覧。
- ^ “明治・大正”. edononihongami. 2024年11月17日閲覧。 “大正末期になると、「断髪」のモダン・ガール(モガ)と呼ばれる女性たちが登場。流行の最先端として、新しい時代を切り開いていきました。”
- ^ “令女界 – 菊陽町図書館”. 2024年11月8日閲覧。
- ^ 日本国語大辞典,日本大百科全書(ニッポニカ),世界大百科事典内言及, デジタル大辞泉,精選版. “籠の鳥(カゴノトリ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月17日閲覧。
- ^ “不二家の歴史(明治から終戦)|会社案内|会社・IR情報|株式会社不二家”. 株式会社不二家. 2024年11月19日閲覧。
- ^ “藤井林右衛門の想い|会社案内|会社・IR情報|株式会社不二家”. 株式会社不二家. 2024年11月19日閲覧。
- ^ “第五回 古賀春江|美術家の言葉|アーティゾン美術館”. アーティゾン美術館. 2024年11月19日閲覧。
- ^ 三訂版, デジタル大辞泉,精選版 日本国語大辞典,日本大百科全書(ニッポニカ),改訂新版 世界大百科事典,百科事典マイペディア,ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,山川 日本史小辞典 改訂新版,旺文社日本史事典. “虎ノ門事件(トラノモンジケン)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月19日閲覧。
- ^ 文藝春秋. “文藝春秋 RECRUIT SITE|好奇心は、チカラだ。”. 文藝春秋 RECRUIT SITE|好奇心は、チカラだ。. 2024年11月18日閲覧。
- ^ “マンガ誕生100周年記念プロジェクト 正チャンの冒険 - viviON THOTH”. ヴィヴィオントート - viviON THOTH. 2024年11月18日閲覧。
- ^ “関東大震災で無傷だった旧帝国ホテル「ライト館」、耐震の先駆け…解体決まると反対運動”. 読売新聞オンライン (2023年8月22日). 2024年11月21日閲覧。
- ^ “大丸有マップ | 丸ノ内ビル”. www.tokyo-omy-council.jp. 2024年11月18日閲覧。
- ^ “牧野教育映画等持院撮影所・東亜キネマ等持院撮影所 | 撮影所アーカイブ”. ニッポン シネマレトロ キョウト. 京福電気鉄道. 2024年11月21日閲覧。
- ^ “11月11日、山崎蒸溜所にとって大切な日”. サントリー. 2024年11月21日閲覧。
- ^ “運営会社”. キネマ旬報WEB. キネマ旬報社. 2024年11月21日閲覧。
- ^ Company, The Asahi Shimbun. “朝日新聞記事検索サービス | 使い方 | アサヒグラフ 1923~1956 - 内容について”. 朝日新聞クロスサーチ. 朝日新聞社. 2024年11月21日閲覧。
- ^ “3人の子どもがいるのに不倫相手と心中…身勝手すぎる作家・有島武郎の炎上騒動 | 歴史人”. 歴史人. ABCアーク. 2024年11月21日閲覧。
- ^ “少女マンガはどこからきたの?web展”. www.meiji.ac.jp. 2024年11月8日閲覧。
- ^ “日本パーマネントウェーブ液工業組合”. 日本パーマネントウェーブ液工業組合. 2024年11月17日閲覧。
- ^ “『注文の多い料理店』発刊までの経緯”. 宮澤賢治の詩の世界 (2024年4月21日). 2024年11月17日閲覧。
- ^ “小林かいち展”. 港屋. 2024年11月19日閲覧。
- ^ 産経新聞 (2022年7月8日). “【メディアの革命児 前田久吉】第1部(10)二大紙の100万部「宣言」”. 産経新聞:産経ニュース. 産経新聞社. 2024年11月21日閲覧。
- ^ 三訂版,世界大百科事典内言及, デジタル大辞泉,精選版 日本国語大辞典,日本大百科全書(ニッポニカ),改訂新版 世界大百科事典,百科事典マイペディア,ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,山川 日本史小辞典 改訂新版,旺文社日本史事典. “築地小劇場(ツキジショウゲキジョウ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. DIGITALIO. 2024年11月21日閲覧。
- ^ “阪神電車甲子園大運動場(現・阪神甲子園球場)|実績|大林組”. 大林組. 大林組. 2024年11月21日閲覧。
- ^ “1924年8月1日 阪神甲子園球場完成”. 日本経済新聞. 日本経済新聞 (2012年7月30日). 2024年11月21日閲覧。
- ^ “国立競技場の歴史詳細”. www.jpnsport.go.jp. 2024年11月21日閲覧。
- ^ “トヨタ企業サイト|トヨタ自動車75年史|第1部 第2章 第4節|第9項 メートル法の導入”. www.toyota.co.jp. 2024年11月21日閲覧。
- ^ “キネマ旬報ベスト・テン”. キネマ旬報WEB. 2024年11月21日閲覧。
- ^ “その二十 日本百貨店史上初の「土足入場」を断行! | 松坂屋史料室(#松坂屋ヒストリア小話) | 松坂屋名古屋店公式 SHOP BLOG”. 松坂屋名古屋店. 松坂屋名古屋店. 2024年11月9日閲覧。
- ^ 東京新潟県人会ウェブ広報「まつたけ」 (2021年4月14日). “蕗谷虹児展【レポート2】”. 東京新潟県人会ウェブ広報「まつたけ」. 2024年11月18日閲覧。
- ^ “大佛次郎略年譜 | 大佛次郎記念館”. 2024年11月18日閲覧。
- ^ “日本で最初のグラフィックデザイナー・杉浦非水を知っていますか?|フェリシモ「ミュージアム部™」”. note(ノート) (2021年6月11日). 2024年11月21日閲覧。
- ^ “杉浦非水 :: 東文研アーカイブデータベース”. www.tobunken.go.jp. 東京文化財研究所. 2024年11月21日閲覧。
- ^ “『キング』第1巻・第1号(創刊号)・1月号 | コレクション | 印刷博物館 Printing Museum, Tokyo”. www.printing-museum.org. 2024年11月18日閲覧。
- ^ “ラジオの歴史/ホームメイト”. www.homemate-research-radio-station.com. 2024年11月18日閲覧。
- ^ 小項目事典, 知恵蔵,改訂新版 世界大百科事典,百科事典マイペディア,ブリタニカ国際大百科事典. “東京六大学野球(とうきょうろくだいがくやきゅう)とは? 意味や使い方”. コトバンク. DIGITALIO. 2024年11月21日閲覧。
- ^ 改訂新版, デジタル大辞泉,精選版 日本国語大辞典,知恵蔵,日本大百科全書(ニッポニカ),百科事典マイペディア,改訂新版 世界大百科事典,ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,山川 日本史小辞典. “日本相撲協会(ニホンスモウキョウカイ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. DIGITALIO. 2024年11月21日閲覧。
- ^ Inc, NetAdvance. “山手線”. JapanKnowledge. 2024年11月21日閲覧。
- ^ “銀座線の歴史 - メトロアーカイブアルバム”. メトロアーカイブアルバム - メトロアーカイブアルバムは、これまでに整理・保存してきた貴重な写真を使って東京の地下鉄の歴史を紹介していくサイトです。 (2011年8月22日). 2024年11月21日閲覧。
- ^ “新橋演舞場の歴史”. www.shochiku.co.jp. 松竹. 2024年11月21日閲覧。
- ^ 矢作勝美. “円本(エンポン)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月17日閲覧。 “円本 えんぽん 大正末期から昭和初期にかけて定価1冊1円という廉価で出版された全集や双書類をいう。出版界の不況打開のために企画され、史上空前の円本ブームを巻き起こした。きっかけをつくったのは改造社の『現代日本文学全集』である。(中略)予約規定によると、1926年(大正15)11月に配本を開始し28年(昭和3)末に完結の予定で、申込金1円(これは最終巻に充当)のほか、会費として月1円を払い込む、というもの。”
- ^ “ニュースリリース| 宝塚ホテル 移転開業日決定のお知らせ”. www.hankyu-hotel.com. 2024年11月17日閲覧。
- ^ 日本放送協会. “NHKの沿革と放送史 | 経営に関する情報|NHKについて”. NHKについて. 2024年11月17日閲覧。
- ^ “NHK交響楽団プロフィール | NHK交響楽団”. www.nhkso.or.jp. 2024年11月17日閲覧。
- ^ “[連載]アサヒカメラの90年 第1回”. AERA dot. (アエラドット) (2016年3月3日). 2024年11月17日閲覧。
- ^ “歴史 | フルーツギフトの果物専門店 新宿高野”. takano.jp. 2024年11月17日閲覧。
- ^ “豊田佐吉物語 | 株式会社 豊田自動織機”. www.toyota-shokki.co.jp. 2024年11月17日閲覧。
- ^ “草軽交通株式会社 | 草軽電鉄Web博物館 History”. www.kkkg.co.jp. 2024年11月17日閲覧。
- ^ “9月13日は「明治ミルクチョコレートが発売された日」 | 新潟の建設会社 株式会社田中組(ファムらいふグループ)”. 9月13日は「明治ミルクチョコレートが発売された日」 | 新潟の建設会社 株式会社田中組(ファムらいふグループ) (2018年9月12日). 2024年11月17日閲覧。
- ^ “同潤会アパート(どうじゅんかいあぱーと)とは? 意味や使い方”. コトバンク. DIGITALIO. 2024年11月9日閲覧。 “1926年(大正15)から34年(昭和9)にかけて、(中略)計16か所に建設されており(中略)、総住戸数は約2800戸。日本初の本格的な耐震耐火構造をもつだけでなく、集会室や中庭などを備えた先進的な設計が行われていて、その後建設された日本の集合住宅に大きな影響を与えた。”
- ^ “同潤会アパートの歴史に学ぶ、都市型集合住宅の原点”. LIFULL. 2024年11月9日閲覧。 “建設したのは財団法人同潤会で、復興支援のために1924年に設立され、1933年までの約9年間で東京都内・横浜市内に計16の集合住宅を建設した。そのほとんどに電気・都市ガス・水洗式トイレなど当時としては先進的な設計や設備を備え、明治以降、急速に進む西洋化と日本和の住まい観との融合を模索し、集合住宅を通して都市での暮らし方を提案してきた存在だ。”
- ^ a b “杉浦非水 :: 東文研アーカイブデータベース”. www.tobunken.go.jp. 東京文化財研究所. 2024年11月21日閲覧。
- ^ “復刻版 雑誌 アフィッシュ”. 国書刊行会. 2024年11月21日閲覧。
- ^ “海外がビビった。戦前の日本人女性のファッションがモダンすぎる”. TRiP EDiTOR (2016年11月2日). 2024年11月21日閲覧。
- ^ “スーツの歴史を見てみよう”. Fashion AT Men's. 2024年11月21日閲覧。
- ^ “理容師の過去問 第45回 文化論及び理容技術理論 問2”. 過去問ドットコム. 2024年11月21日閲覧。
- ^ “大阪府立上方演芸資料館 ワッハ上方 | 横山エンタツ・花菱アチャコ”. 2024年11月21日閲覧。
- ^ 日本大百科全書(ニッポニカ). “エンタツ‐アチャコ(えんたつあちゃこ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月21日閲覧。
- ^ 芳賀徹『みだれ髪の系譜 (講談社学術文庫)』講談社、1988年、15,25-32頁。ISBN 4-06-158846-X。
- ^ 大塚英志『ミュシャから少女まんがへ 幻の画家・一条成美と明治のアール・ヌーヴォー (角川新書)』KADOKAWA、2019年、36頁。ISBN 978-4-04-082314-0。
- ^ 伊藤伸子 著「II-4 モノトーンの幻想」、河村錠一郎 編『ビアズリーと日本』アルティス、2015年、166頁。
- ^ 臼井吉見『大正文学史(筑摩叢書)』筑摩書房、1963年、5頁。ISBN 978-4-06-530308-5。
- ^ 山田俊幸 2010, p. 8.
- ^ 今野元 著「第1講 吉野作造と民本主義」、筒井清忠 編『大正史講義【文化篇】(ちくま新書)』筑摩書房、2021年、34頁。ISBN 978-4-48-007423-2。
- ^ 越懸澤麻衣「セノオ楽譜からみる大正時代の洋楽受容」『東京藝術大学音楽学部紀要』第41巻、東京藝術大学音楽学部、2015年、29頁、CRID 1050001338384277632、ISSN 09148787、NAID 120005772048。
- ^ 井上寿一 著、かみゆ歴史編集部 編『『日本 近・現代史』テーマ別だから日本の今がしっかりわかる』朝日新聞出版、2024年、100-101頁。ISBN 978-4-02-333397-0。
- ^ 藤井淑禎 著「第17講 大衆文学の成立」、筒井清忠 編『大正史講義【文化篇】(ちくま新書)』筑摩書房、2021年、295頁。ISBN 978-4-48-007423-2。
- ^ 松山巌『乱歩と東京 (ちくま学芸文庫)』筑摩書房、1994年、22-28,57-58頁。ISBN 978-4-48-008144-5。
- ^ 竹田志保 著「第16講 「少女」文化の成立」、筒井清忠 編『大正史講義【文化篇】(ちくま新書)』筑摩書房、2021年、286-289頁。ISBN 978-4-48-007423-2。
- ^ 神谷竜介 著、別冊宝島編集部 編『はいからさんが通るの世界』宝島社、2017年、96頁。ISBN 978-4-800-27414-4。
- ^ 林静一『林静一叙情の世界 : 1967-2007』八王子市夢美術館、2007年、51頁。
- ^ 林静一、ロッテ『小梅ちゃん : 初恋すとおりい』近代出版社、2004年、100,108頁。ISBN 978-4-907-81612-4。
- ^ a b “誕生から45年、愛され続ける小梅ちゃんの秘密 林 静一さん”. ロッテ (2019年10月15日). 2023年12月21日閲覧。
- ^ 佐藤守弘 2022, p. 3.
- ^ a b 神谷竜介 著、別冊宝島編集部 編『はいからさんが通るの世界』宝島社、2017年、16-17頁。ISBN 978-4-800-27414-4。
- ^ 外舘惠子 2017, p. 105.
- ^ 高野光平『昭和ノスタルジー解体 : 「懐かしさ」はどう作られたのか』晶文社、2018年、21-25頁。ISBN 978-4-7949-6996-5。
- ^ 成相肇『ディスカバー、ディスカバー・ジャパン「遠く」へ行きたい』東京ステーションギャラリー、2014年、120-121頁。
- ^ “卒業式になぜ袴?「はいからさん」からギャル系など移り変わる袴スタイルを調査”. 近畿大学 広報室 (2018年10月9日). 2023年12月19日閲覧。
- ^ 外舘惠子 2017, p. 78-79.
- ^ a b 佐藤守弘「転生する〈大正〉 : 山田芳裕『大正野郎』における時間の混乱(アナクロニズム) (特集 マンガの中の大正)」『大正イマジュリィ』第17号、大正イマジュリィ学会、2021年、9頁、CRID 1520859835703232128、国立国会図書館書誌ID:000007507644。
- ^ 谷川渥「「大正デカダンス」覚書」『大正イマジュリィ』第7号、大正イマジュリィ学会、2013年、9-11頁、CRID 1521136279712746240。
- ^ 笠岡市立竹喬美術館, 上薗四郎『デカダンスの気配 : 新視点培広庵コレクション』笠岡市立竹喬美術館〈展覧会カタログ〉、2017年、8頁。国立国会図書館書誌ID:028540465。「会期・会場: 2017年9月22日-11月5日:笠岡市立竹喬美術館」
- ^ 大正はいから同人会 編『鬼滅の刃をもっと楽しむための大正時代便覧』辰巳出版、2020年、194-197頁。ISBN 978-4-777-82544-8。
- ^ 村上敬「元号と都市のユートピア : 『サクラ大戦』の「太正」帝都 (特集 マンガの中の大正)」『大正イマジュリィ』第17号、大正イマジュリィ学会、2021年、42頁、CRID 1520015410772632192。
- ^ “「KIMONO姫」誕生秘話 -きものに恋した編集長- ~KIMONO姫 編集長 田辺真由美氏~”. きものやまと. 2023年12月23日閲覧。
- ^ 淺井カヨ『モダンガールのスヽメ』原書房、2016年、86-87頁。ISBN 978-4-562-05288-2。
- ^ “衰えぬ「鬼滅」人気 絶版本の復刊&重版導く 河出書房新社「大正ロマン手帖」が話題に”. よろず〜ニュース (2021年12月25日). 2023年12月20日閲覧。
- ^ 嵯峨景子『少女小説を知るための100冊(星海社新書)』星海社、2023年、232-233頁。ISBN 978-4-06-530308-5。
- ^ “日清食品 どん兵衛CM // アニメーションスタジオ スタジオコロリド”. スタジオコロリド. 2024年2月23日閲覧。
- ^ 石川桂子 2021, p. 120.
- ^ “大正ロマン/10分でわかるアート”. Sfumart. 2024年11月10日閲覧。
- ^ 石子順造『マンガ/キッチュ : 石子順造サブカルチャー論集成』小学館クリエイティブ、2011年、346頁。ISBN 978-4-7780-3735-2。
- ^ 川本三郎『大正幻影 (ちくま文庫)』筑摩書房、1997年、18頁。ISBN 978-4-4800-3266-9。
参考文献
[編集]- 亀井高孝・三上次男・林健太郎編『標準世界史年表』吉川弘文館、2003年。ISBN 4642078126.
- 児玉幸多『標準日本史年表』(第42版)吉川弘文館、1999年。ISBN 978-4642078023。
- 石川桂子『大正ロマン手帖 ノスタルジック&モダンの世界』河出書房新社、2021年(原著2009年)。ISBN 978-4-309-75048-4。
- 佐藤守弘「「大正ロマン」の創造――ノスタルジア、ジェンダー、ヴァナキュラー・ロマンティシズム」『専門図書館』第309号、専門図書館協議会、2022年6月、2-7頁、CRID 1520293424286713728。
- 山田俊幸 編『大正イマジュリィの世界』ピエ・ブックス、2010年。ISBN 978-4-894-44868-1。
- 外舘惠子 編『「はいからさんが通る」と大和和紀ワールド』宝島社、9月15日。ISBN 978-4-800-27620-9。
- 別冊宝島編集部 編『はいからさんが通るの世界』宝島社、2017年。ISBN 978-4-800-27414-4。
- 沙月樹京(編)「特集・大正耽美 : 激動の時代に花開いたもの」『トーキングヘッズ叢書』第62巻、アトリエサード、2015年、ISBN 978-4-883-75201-0。
- 筒井清忠 編『大正史講義【文化篇】(ちくま新書)』筑摩書房、2021年。ISBN 978-4-48-007423-2。