浅倉久志
浅倉 久志(あさくら ひさし、本名:大谷善次、1930年3月29日 - 2010年2月14日)は、日本の翻訳家。SF作品の翻訳で著名であり、特にカート・ヴォネガット、フィリップ・K・ディック、ウィリアム・ギブスンの作品を多く翻訳している。また、同業者の伊藤典夫と共に、R・A・ラファティ、コードウェイナー・スミス、ジェイムズ・ティプトリー・Jr.といった異色の実力派作家を日本に紹介した。
日本の代表的な海外SF翻訳家の一人である。なお、エッセイ集によると日本から外に出たことはないという[1]。日本SF作家クラブ会員。
経歴
[編集]大阪府大阪市出身。1947年、大阪外事専門学校(1949年に大阪外国語大学に改称、現大阪大学外国語学部)に入学、英米科を1950年に卒業。浜松市の織物会社に就職し、1959年に結婚。1960年に当時高校生だった伊藤典夫と知りあう。大学進学で上京した伊藤の紹介により、1962年フレデリック・ポール「蟻か人か」の翻訳でデビュー[2]。また「東海SFの会」で活動していた岡部宏之を勧誘してSF翻訳家に。1966年に退職し、以後翻訳を専業にした。
雑誌の同じ号に掲載される複数の作品を、同一の訳者が翻訳しているのは良くない(名義を変えたほうが執筆者が多くにぎやかに見える)という1960~70年代当時の考え方や、競合出版社では名義を変えたほうがいいという事情もあり、深谷節、沢ゆり子、牟礼一郎、大谷圭二といった多くの別名がある[3]。それらの名称のうちもっとも知名度が高く、本項目の見出しにもなっているのは浅倉久志名義だが、これはSF作家アーサー・C・クラークの名前をもじったものという[4][5]。
作品への嗜好から言えば、ユーモラスな作風をこよなく愛好し[6]、ユーモアSFばかりをあつめたアンソロジー『世界ユーモアSF傑作選』全2巻や『グラックの卵』をみずから編集している。
また、小説以外にも、「ニューヨーカー」全盛期のアメリカで人気を博した、ロバート・ベンチリーなどの、「生真面目な文体で馬鹿馬鹿しい話が展開する、洗練されたエッセイまたはフィクション」を「ユーモア・スケッチ」と名づけ[7]、「ミステリマガジン」に自らセレクトした作品を長年にわたって翻訳掲載した(あまりに多数の作品を翻訳したため、ついうっかり同一作品を2回掲載してしまったことがある)。その成果は『ユーモア・スケッチ傑作展』全3巻(及びその続編『すべてはイブからはじまった』)として結実した。他にも、ドナルド・オグデン・ステュアートの長編ユーモア・スケッチ『ハドック夫妻のパリ見学』(ハヤカワ文庫)や、リチャード・ホイトのオフ・ビートなミステリ作品なども翻訳している。
矢野徹がはじめた「翻訳勉強会」にも中心的なメンバーとして参加していた。また、浅倉が中心となって、翻訳家の交流会「エイト・ダイナーズ」が、小尾芙佐、深町眞理子、大村美根子、山田順子、佐藤高子、鎌田三平、白石朗というメンバーで行われていた[8]。
2006年に初のエッセイ集『ぼくがカンガルーに出会ったころ』が出版された。
2010年2月14日、心不全で死去[9][10]。2010年12月、日本SF大賞特別賞受賞。
なお、村上春樹は柴田元幸との対談において[11]、自身に影響を与えたアメリカ文学の翻訳文として、「藤本和子のリチャード・ブローティガンの翻訳」「飛田茂雄・浅倉久志のカート・ヴォネガットの翻訳」をあげている。
著書
[編集]- 『ぼくがカンガルーに出会ったころ』(国書刊行会) 2006.6 ISBN 4336047766 - エッセイ集、巻末に翻訳リスト付き
訳書
[編集]- 『ミュータント』(ルイス・パジェット、早川書房) 1964
- 『重力の使命』(ハル・クレメント、早川書房) 1965、のち文庫
- 『宇宙零年 宇宙都市1』(ジェイムズ・ブリッシュ、早川書房) 1966、のち文庫
- 『自由未来』(ロバート・A・ハインライン、早川書房) 1967年、のち文庫
- 『大いなる惑星』(ジャック・ヴァンス、早川書房) 1967、のち文庫
- 『タイム・トンネル』(マレイ・ラインスター、早川書房) 1967
- 『タイムスリップ タイム・トンネル2』(マレイ・ラインスター、早川書房) 1967
- 『時の凱歌 宇宙都市4』(ジェイムズ・ブリッシュ、早川書房) 1968、のち文庫
- 『時の仮面』(ロバート・シルヴァーバーグ、早川書房) 1970、のち文庫
- 『自動洗脳装置』(エリック・フランク・ラッセル、大谷圭二名義訳、創元推理文庫) 1970
- 『ニュー・ワールズ傑作選 no.1』(マイクル・ムアコック編、伊藤典夫共訳、早川書房) 1971
- 『スポーツ・クラブ』(トマス・マッゲイン、角川文庫) 1971
- 『黒い天使たち』(ブルース・J・フリードマン、早川書房) 1972
- 『SFに何ができるか』(ジュディス・メリル、晶文社) 1972
- 『世界の中心で愛を叫んだけもの』(ハーラン・エリスン、伊藤典夫共訳、早川書房) 1973、のち文庫
- 『年刊SF傑作選5』(ジュディス・メリル編、大谷圭二名義訳、創元推理文庫) 1973
- 『救命艇の叛乱 SF世界短編傑作選』(編訳、文化出版局) 1975
- 『ひと夏のおとうと』(ジョン・ニューフェルド、文化出版局) 1976
- 『年刊SF傑作選7』(ジュディス・メリル編、大谷圭二名義訳、創元推理文庫) 1976
- 『SFベスト・オブ・ザ・ベスト』上・下(共訳、創元推理文庫) 1976 - 1977
- 『スウォーム』(アーサー・ハーツォグ、早川書房) 1978.1
- 『ハドック夫妻のパリ見物』(ドナルド・オグデン・ステュアート、ハヤカワ文庫) 1978.4
- 『忘却の惑星』(ドナルド・A・ウォルハイム,テリー・カー編、共訳、ハヤカワ文庫) 1978.4
- 『追憶売ります』(ドナルド・A・ウォルハイム,テリー・カー編、共訳、ハヤカワ文庫) 1978.7
- 『ユーモア・スケッチ傑作展』1 - 3(編訳、早川書房) 1978 - 1983
- 再編され『エンサイクロペディア国の恋』、『忘れられたバッハ』(ハヤカワ文庫)1991で再刊
- 再編され『ユーモア・スケッチ大全 ユーモア・スケッチ傑作展1』『ユーモア・スケッチ大全 ユーモア・スケッチ傑作展2』『ユーモア・スケッチ大全 ユーモア・スケッチ傑作展3』として国書刊行会から再刊(2021-2022)
- 『ミュータント傑作選』(R・シルヴァーバーグ編、講談社文庫) 1979.7
- 『世界SF大賞傑作選(ヒューゴー・ウィナーズ)』 1 - 8(3巻欠)(伊藤典夫共同監修、2,4,5,7,8巻は共訳、講談社文庫) 1978 - 1979
- 『ホークスビル収容所』(ドナルド・A・ウォルハイム,テリー・カー編、共訳、ハヤカワ文庫) 1980.1
- 『空中衝突』(ジョン・ブルース、新潮文庫) 1980.3
- 『バーサーカー 赤方偏移の仮面』(フレッド・セイバーヘーゲン、岡部宏之共訳、ハヤカワ文庫) 1980.4
- 『究極のSF - 13の解答』(E・L・ファーマン,バリー・N・マルツバーグ編、共訳、創元推理文庫) 1980.4
- 『風の十二方位』(アーシュラ・K・ル・グィン、共訳、ハヤカワ文庫) 1980.7
- 『ラブメイカー』(ジョセフ・エルダー編、共訳、ハヤカワ文庫) 1980.9
- 『見えない友だち34人+1』(風見潤編、共訳、集英社文庫) 1980.9
- 『SF - その歴史とヴィジョン』(ロバート・スコールズ,エリック・ラブキン、伊藤典夫,山高昭共訳、TBSブリタニカ) 1980.11
- 『世界ユーモアSF傑作選』1 - 2(編集担当、翻訳は他の訳者と共同、講談社文庫) 1980
- 『冷たい方程式 SFマガジン・ベスト1』(伊藤典夫共編、翻訳は他の訳者と共同、ハヤカワ文庫)1980
- 『空は船でいっぱい SFマガジン・ベスト2』(伊藤典夫共編、翻訳は他の訳者と共同、ハヤカワ文庫)1980
- 『解放されたSF - SF連続講演集』(ピーター・ニコルズ編、共訳、東京創元社) 1981.1
- 『世界カーSF傑作選』(R・シルヴァーバーグ編、伊藤典夫共訳、講談社文庫) 1981.4
- 『これでおあいこ ウディ・アレン短編集』(ウディ・アレン、伊藤典夫共訳、CBS・ソニー出版) 1981.6、のち河出文庫
- 『ふしぎの国のレストラン 15のSFアラカルト』(編訳、徳間書店) 1982.6
- 『1ダースの未来 : SF合作ゲーム傑作展』(プロンジーニ,マルツバーグ編、共訳、講談社文庫) 1983.5
- 『ベストSF 1』(ハリイ・ハリスン&ブライアン・オールディス編、共訳、サンリオSF文庫) 1983.8
- 『ザ・ベスト・フロム・オービット』上 (デーモン・ナイト編、共訳、NW-SF社) 1984.1
- 『グレムリン』(ジョージ・ガイプ、新潮文庫) 1984.10
- 『樹海伝説』(マイクル・ビショップ、集英社) 1984.10
- 『ドルードルしよう』(ロジャー・プライス、編訳、早川書房) 1984.12
- 『シティ5からの脱出』(バリントン・J・ベイリー、共訳、ハヤカワ文庫) 1985.9
- 『スペースマン 宇宙SFコレクション1』(伊藤典夫共編、翻訳は他の訳者と共同、新潮文庫) 1985
- 『スターシップ 宇宙SFコレクション2』(伊藤典夫共編、翻訳は他の訳者と共同、新潮文庫) 1985
- 『タイム・トラベラー 時間SFコレクション』(伊藤典夫共編、翻訳は他の訳者と共同、新潮文庫) 1987
- 『ギャラクシー』下(共訳、創元推理文庫) 1988.7
- 『ゴールデンボーイ 恐怖の四季 春夏編』(スティーヴン・キング、新潮文庫) 1988.3
- 『アザー・エデン - イギリスSF傑作選』(クリストファー・エヴァンズ,ロバート・ホールドストック編、共訳、ハヤカワ文庫) 1989.6
- 『ナイト・フライヤー』(ダグラス・E・ウィンター編、新潮文庫) 1989.9
- 『重力が衰えるとき』(ジョージ・アレック・エフィンジャー、ハヤカワ文庫) 1989.9
- 『映画辛口案内 私の批評に手加減はない』(ポーリン・ケイル、晶文社) 1990.7
- 『バーサーカー 星のオルフェ』(フレッド・セイバーヘーゲン、岡部宏之共訳、ハヤカワ文庫) 1990.2
- 『太陽の炎』(ジョージ・アレック・エフィンジャー、ハヤカワ文庫) 1991.2
- 『アルーア』(リチャード・コールダー、トレヴィル) 1991.11
- 『すべてはイブからはじまった ユーモア・スケッチブック』(編訳、早川書房) 1991
- 『ユーモア・スケッチ大全 すべてはイブからはじまった ミクロの傑作圏』(オンデマンドのみの配信だった[12]「ミクロの傑作圏」(文源庫、2004)を含む)として国書刊行会で再刊(2022)
- 『モンタナの夢の丘』(トマス・マッゲイン、早川書房) 1992.1
- 『電脳砂漠』(ジョージ・アレック・エフィンジャー、ハヤカワ文庫) 1992.11
- 『おぼえていないときもある』(W・S・バロウズ、共訳、ペヨトル工房) 1993.1
- 『アインシュタインの夢』(アラン・ライトマン、早川書房) 1993.3、のち文庫
- 『シミュレーションズ - ヴァーチャル・リアリティ海外SF短篇集』(ケアリー・ジェイコブソン編、共訳、ジャストシステム) 1995.8
- 『この不思議な地球で - 世紀末SF傑作選』(巽孝之編、共訳、紀伊国屋書店) 1996.2
- 『時の旅人』(ジャック・フィニイ、角川書店) 1996.2、のち改題・文庫化『フロム・タイム・トゥ・タイム』
- 『銃、ときどき音楽』(ジョナサン・レセム、早川書房) 1996.4
- 『ブレードランナー2 レプリカントの墓標』(K・W・ジーター、早川書房) 1996.7、のち文庫
- 『ナイチンゲールは夜に歌う』(ジョン・クロウリー、早川書房) 1996.9
- 『わたしを見かけませんでしたか?』(コーリイ・フォード、早川書房) 1997.2、のち文庫
- 『最後の一球』(マイクル・シャーラ、ハヤカワ文庫) 1997.6
- 『宇宙と踊る』(アラン・ライトマン、早川書房) 1997.11
- 『SF大百科事典』(ジョン・クルート編著、共訳、グラフィック社) 1998.8
- 『ゾッド・ワロップ あるはずのない物語』(ウィリアム・ブラウニング・スペンサー、角川書店) 1998.12
- 『ホログラム街の女』(F・ポール・ウィルスン、ハヤカワ文庫) 1998.7
- 『不思議な猫たち』(ジャック・ダン,ガードナー・ドゾワ編、扶桑社、扶桑社ミステリー) 1999.9
- 『古書店めぐりは夫婦で』(ローレンス&ナンシー・ゴールドストーン、ハヤカワ文庫) 1999.9
- 『旅に出ても古書店めぐり』(ローレンス&ナンシー・ゴールドストーン、ハヤカワ文庫) 2001.2
- 『ノービットの冒険 ゆきて帰りし物語』(パット・マーフィー、ハヤカワ文庫) 2001.6
- 『ゲーム・プレイヤー』(イアン・M・バンクス、角川文庫) 2001.10
- 『《まるい時間》を生きる女、《まっすぐな時間》を生きる男』(ジェイ・グリフィス、飛鳥新社) 2002.3
- 『ぼくが空を飛んだ日』(ニッキー・シンガー、角川書店) 2002.6
- 『名探偵カマキリと5つの怪事件』(ウィリアム・コツウィンクル、早川書房、ハリネズミの本箱) 2002.11
- 『非情の裁き』(リイ・ブラケット、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2003.8
- 『あなたの人生の物語』(テッド・チャン、共訳、ハヤカワ文庫) 2003.9
- 掲載のうち、「バビロンの塔」「ゼロで割る」「顔の美醜について - ドキュメンタリー」を翻訳
- 『極短小説』(スティーヴ・モス,ジョン・M.ダニエル編、選訳、新潮文庫) 2004.4
- 『鎮魂歌』(グレアム・ジョイス、ハヤカワ文庫) 2004.5
- 「なにもかもが究極的」(スティーヴン・キング、新潮文庫『幸運の25セント硬貨』) 2004.6
- 『ミクロの傑作圏』(編訳 文源庫 2004) - オンデマンド出版のみ
- 『火星ノンストップ:ヴィンテージSFセレクション - 胸躍る冒険篇』(山本弘編、伊藤典夫共訳、早川書房) 2005
- 『ゴーストなんかこわくない - マックス・カーニイの事件簿』(ロン・グーラート、扶桑社) 2006.2
- 『デス博士の島 その他の物語』(ジーン・ウルフ、伊藤典夫,柳下毅一郎共訳、国書刊行会、未来の文学) 2006.2
- 『グラックの卵』(国書刊行会) 2007
- 『夏の涯ての島』(イアン・R・マクラウド、早川書房、プラチナ・ファンタジイ) 2008.1
- 『ワイオミング生まれの宇宙飛行士 : 宇宙開発SF傑作選 : SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー』(中村融編、中村融共訳、ハヤカワ文庫) 2010
- 『スティーヴ・フィーヴァー : ポストヒューマンSF傑作選 : SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー』(山岸真編、共訳、ハヤカワ文庫) 2010
- 『ここがウィネトカなら、きみはジュディ : 時間SF傑作選 : SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー』(大森望編、共訳、ハヤカワ文庫) 2010
- 『きょうも上天気 SF短編傑作選』(大森望編、角川文庫) 2010 - 浅倉翻訳のみのアンソロジー
- 『時を生きる種族 : ファンタスティック時間SF傑作選』(中村融編、共訳、創元SF文庫) 2013
- 『古代の遺物』(ジョン・クロウリー、大森望,畔柳和代,柴田元幸共訳、国書刊行会) 2014
- 『ミステリマガジン700 : 創刊700号記念アンソロジー 海外篇』(杉江松恋編、共訳、ハヤカワ文庫) 2014
- 『夜の夢見の川 : 12の奇妙な物語』(T・スタージョン,G・K・チェスタトン他著、中村融編、共訳、東京創元社、創元推理文庫) 2017
- 『危険なヴィジョン 完全版』1 - 3(ハーラン・エリスン編、共訳、ハヤカワ文庫SF) 2019
- 『レヴィンソン&リンク劇場 皮肉な終幕』リチャード・レヴィンソン,ウィリアム・リンク
ハリイ・ハリスン
[編集]- 『宇宙兵ブルース』(ハリイ・ハリスン、早川書房) 1967、のち文庫
- 『テクニカラー・タイムマシン』(ハリイ・ハリスン、早川書房) 1969、のち文庫
- 『人間がいっぱい』(ハリイ・ハリスン、早川書房) 1971、のち文庫 - 映画『ソイレント・グリーン』の原作
- 『殺意の惑星』(ハリイ・ハリスン、早川書房)1974、のち文庫
- 『銀河遊撃隊』(ハリイ・ハリスン、ハヤカワ文庫) 1980.11
ポール・アンダースン
[編集]- 『時の歩廊』(ポール・アンダースン、早川書房) 1967、のち文庫
- 『無限軌道』(ポール・アンダースン、早川書房) 1969
- 『大魔王作戦』(ポール・アンダースン、ハヤカワ文庫) 1983.1
- 『タウ・ゼロ』(ポール・アンダースン、創元SF文庫) 1992.2
- 『地球帝国秘密諜報員』(ポール・アンダースン、ハヤカワ文庫) 2006.1
A・E・ヴァン・ヴォークト
[編集]- 『スラン / 宇宙船ビーグル号』(ヴァン・ヴォークト、早川書房、世界SF全集) 1968、のちそれぞれ文庫
- 『宇宙嵐のかなた』(A・E・ヴァン・ヴォクト、ハヤカワ文庫SF) 1970
- 『地球最後の砦』(A・E・ヴァン・ヴォクト、伊藤典夫共訳、ハヤカワ文庫SF) 1971
フィリップ・K・ディック
[編集]- 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(フィリップ・K・ディック、早川書房) 1969、のち文庫
- 『パーマー・エルドリッチの三つの聖痕』(フィリップ・K・ディック、早川書房) 1978、のち文庫
- 『ユービック』(フィリップ・K・ディック、ハヤカワ文庫) 1978
- 『ザ・ベスト・オブ・P.K.ディック』1 - 2(共訳、サンリオSF文庫) 1983.11
- のち『パーキー・パットの日々』『時間飛行士へのささやかな贈物』としてハヤカワ文庫
- 『高い城の男』(フィリップ・K・ディック、ハヤカワ文庫) 1984.7
- 『ザ・ベスト・オブ・P.K.ディック』3 - 4(共訳、サンリオSF文庫) 1985.4
- のち『ゴールデン・マン』『まだ人間じゃない』としてハヤカワ文庫
- 『悪夢機械』(フィリップ・K・ディック、新潮文庫) 1987
- 『模造記憶』(フィリップ・K・ディック、共訳、新潮文庫) 1989
- 『永久戦争』(フィリップ・K・ディック、新潮文庫) 1993
- 『マイノリティ・リポート - ディック作品集』(フィリップ・K・ディック、共訳、ハヤカワ文庫) 1999.6
- 『シビュラの目 - ディック作品集』(フィリップ・K・ディック、共訳、ハヤカワ文庫) 2000.6
- 『ユービック:スクリーンプレイ』(フィリップ・K・ディック、ハヤカワ文庫) 2003.4
- 『ペイチェック - ディック作品集』(フィリップ・K・ディック、共訳、ハヤカワ文庫SF) 2004.1
- 『スキャナー・ダークリー』(フィリップ・K・ディック、ハヤカワ文庫) 2005
- 『アジャストメント - ディック短篇傑作選』(フィリップ・K・ディック、大森望編、大森望共訳、ハヤカワ文庫) 2011
- 『トータル・リコール - ディック短篇傑作選』(フィリップ・K・ディック、大森望編、大森望,深町真理子共訳、ハヤカワ文庫) 2011
- 『変数人間 - ディック短篇傑作選』(フィリップ・K・ディック、大森望編、大森望共訳、ハヤカワ文庫) 2013
- 『変種第二号 - ディック短篇傑作選』(フィリップ・K・ディック、大森望編、大森望,若島正共訳、ハヤカワ文庫) 2014
- 『小さな黒い箱 - ディック短篇傑作選』(フィリップ・K・ディック、大森望編、大森望共訳、ハヤカワ文庫) 2014
- 『人間以前- ディック短篇傑作選』(フィリップ・K・ディック、大森望編、大森望,若島正共訳、ハヤカワ文庫) 2014.11
マイケル・クライトン / ジョン・ラング
[編集]- 『アンドロメダ病原体』(マイクル・クライトン、早川書房) 1970、のち文庫
- 『ジャマイカの墓場』(ジョン・ラング、早川書房、Hayakawa pocket mystery books) 1972、のちマイケル・クライトン名義で文庫
- 『ターミナル・マン』(マイクル・クライトン、早川書房) 1972、のち文庫
- 『サン・ディエゴの十二時間』(ジョン・ラング、早川書房) 1976、のちマイクル・クライトン名義で文庫
J・G・バラード
[編集]- 『溺れた巨人』(J・G・バラード、大谷圭二名義訳、創元推理文庫) 1971
- 『ヴァーミリオン・サンズ』(J・G・バラード、早川書房) 1980.6
- 『奇跡の大河』(J・G・バラード、新潮文庫) 1988.8
- 『J・G・バラード短編全集 1』(J・G・バラード、柳下毅一郎監修、共訳、東京創元社) 2016
- 『J・G・バラード短編全集 2』(J・G・バラード、柳下毅一郎監修、共訳、東京創元社) 2017
- 『J・G・バラード短編全集 3』(J・G・バラード、柳下毅一郎監修、共訳、東京創元社) 2017
- 『J・G・バラード短編全集 4』(J・G・バラード、柳下毅一郎監修、共訳、東京創元社) 2017
- 『J・G・バラード短編全集 5』(J・G・バラード、柳下毅一郎監修、共訳、東京創元社) 2018
ロジャー・ゼラズニイ
[編集]- 『地獄のハイウェイ』(ロジャー・ゼラズニイ、ハヤカワ文庫SF) 1972
- 『伝道の書に捧げる薔薇』(ロジャー・ゼラズニイ、峯岸久共訳、ハヤカワ文庫) 1976
- 『ドリームマスター』(ロジャー・ゼラズニイ、ハヤカワ文庫) 1981.5
- 『キャメロット最後の守護者』(ロジャー・ゼラズニイ、共訳、ハヤカワ文庫) 1984.4
カート・ヴォネガット
[編集]- 『タイタンの妖女』(カート・ヴォネガット、早川書房)1972、のち文庫
- 『プレイヤー・ピアノ』(カート・ヴォネガット・ジュニア、ハヤカワ文庫) 1975
- 『ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを』(カート・ヴォネガット、早川書房)1977、のち文庫
- 『スラップスティック または、もう孤独じゃない!』(カート・ヴォネガット、早川書房) 1979.1、のち文庫
- 『ジェイルバード』(カート・ヴォネガット、早川書房) 1981.11、のち文庫
- 『モンキー・ハウスへようこそ』(カート・ヴォネガット、伊藤典夫,吉田誠一他共訳、早川書房) 1983.10、のち2分冊で文庫
- 『チャンピオンたちの朝食』(カート・ヴォネガット、早川書房) 1984.5、のち文庫
- 『デッドアイ・ディック』(カート・ヴォネガット、早川書房) 1984.8、のち文庫
- 『さよならハッピー・バースデイ』(カート・ヴォネガット、晶文社) 1986.6
- 『ガラパゴスの箱船』(カート・ヴォネガット、早川書房) 1986.10、のち文庫
- 『青ひげ』(カート・ヴォネガット、早川書房) 1989.2、のち文庫
- 『ホーカス・ポーカス』(カート・ヴォネガット、早川書房) 1992.4、のち文庫
- 『死よりも悪い運命』(カート・ヴォネガット、早川書房) 1993.9、のち文庫
- 『タイムクエイク 時震』(カート・ヴォネガット、早川書房) 1998.5、のち文庫
- 『バゴンボの嗅ぎタバコ入れ』(カート・ヴォネガット、伊藤典夫共訳、早川書房) 2000.10、のち文庫
- 『追憶のハルマゲドン』(カート・ヴォネガット、早川書房) 2008.8
- 『お日さまお月さまお星さま』(カート・ヴォネガット,アイヴァン・チャマイエフ、国書刊行会) 2009.11
- 『キヴォーキアン先生、あなたに神のお恵みを』(カート・ヴォネガット、 大森望共訳、早川書房) 2023.5
フィリップ・ホセ・ファーマー
[編集]- 『階層宇宙の創造者』(フィリップ・ホセ・ファーマー、ハヤカワ文庫SF) 1973
- 『異世界の門 階層宇宙シリーズ 2』(フィリップ・ホセ・ファーマー、ハヤカワ文庫SF) 1974
- 『階層宇宙の危機 階層宇宙シリーズ 3』(フィリップ・ホセ・ファーマー、ハヤカワ文庫SF) 1975
- 『地球の壁の裏に 階層宇宙シリーズ 4』(フィリップ・ホセ・ファーマー、ハヤカワ文庫SF) 1975
ブライアン・W・オールディス
[編集]- 『爆発星雲の伝説』(ブライアン・W・オールディス、早川書房) 1973、のち文庫 1979.10
- 『十億年の宴 SF-その起源と発達』(ブライアン・W・オールディス、共訳、東京創元社) 1980.10
- 『一兆年の宴』(ブライアン・W・オールディス,デイヴィッド・ウィングローヴ、東京創元社) 1992.7
アイザック・アシモフ
[編集]- 『火星人の方法』(アイザック・アシモフ、小尾芙佐共訳、早川書房) 1974、のち文庫
- 『三分間の宇宙 - 世界のSF作家からのおくりもの100』(アイザック・アシモフ他編、共訳、講談社) 1981.7
- 『SF九つの犯罪』(アイザック・アシモフ他編、共訳、新潮文庫) 1981.8
- 『ミニミニSF傑作展』(アイザック・アシモフ他編、共訳、講談社) 1983.5
- 『Dr.アシモフのSFおしゃべりジャーナル』(アイザック・アシモフ、安田均,加藤弘一共訳、講談社) 1983
- 『ミクロの決死圏2 目的地は脳』(アイザック・アシモフ、早川書房) 1989.4、のち文庫
- 『アシモフ初期作品集2 ガニメデのクリスマス』(アイザック・アシモフ、冬川亘共訳、ハヤカワ文庫) 1996.5
ジャック・ヴァンス
[編集]- 『竜を駆る種族』(ジャック・ヴァンス、ハヤカワ文庫SF) 1976
- 『復讐の序章 魔王子シリーズ1』(ジャック・ヴァンス、ハヤカワ文庫SF) 1985.10
- 『殺戮機械 魔王子シリーズ2』(ジャック・ヴァンス、ハヤカワ文庫SF) 1985.10
- 『愛の宮殿 魔王子シリーズ3』(ジャック・ヴァンス、ハヤカワ文庫SF) 1985.11
- 『闇に待つ顔 魔王子シリーズ4』(ジャック・ヴァンス、ハヤカワ文庫SF) 1986.3
- 『夢幻の書 魔王子シリーズ5』(ジャック・ヴァンス、ハヤカワ文庫SF) 1985.6
- 『奇跡なす者たち』(ジャック・ヴァンス、編訳、酒井昭伸共訳、国書刊行会) 2011
- 『宇宙探偵マグナス・リドルフ』(ジャック・ヴァンス、酒井昭伸共訳、国書刊行会、ジャック・ヴァンス・トレジャリー) 2016
- 『スペース・オペラ』(ジャック・ヴァンス、白石朗共訳、国書刊行会、ジャック・ヴァンス・トレジャリー) 2017
フリッツ・ライバー
[編集]- 「ファファード&グレイ・マウザー」シリーズ(フリッツ・ライバー、大谷圭二名義訳、創元推理文庫)
- 1977年から1982年に大谷名義でシリーズ3巻まで刊行、のち2004年から2005年に浅倉名義で改訳+新訳でシリーズ1巻~5巻が刊行
- 『魔の都の二剣士』
- 『死神と二剣士』
- 『霧の中の二剣士』
- 『妖魔と二剣士』
- 『ランクマーの二剣士』
- 『跳躍者の時空』(フリッツ・ライバー、中村融編、中村融,深町眞理子共訳、河出書房新社) 2010
ジョン・ヴァーリィ
[編集]- 『さようならロビンソン・クルーソー』(ジョン・ヴァーリィ、共訳、集英社文庫) 1978.11
- 『へびつかい座ホットライン』(ジョン・ヴァーリィ、早川書房) 1979.8、のち文庫
- 『バービーはなぜ殺される』(ジョン・ヴァーリイ、共訳、創元推理文庫) 1987.12
- 『スチール・ビーチ』上・下(ジョン・ヴァーリイ、ハヤカワ文庫) 1994.7
- 『ブルー・シャンペン』(ジョン・ヴァーリイ、共訳、ハヤカワ文庫) 1994.9
- 『逆行の夏 ジョン・ヴァーリイ傑作集』(ジョン・ヴァーリイ、共訳、ハヤカワ文庫SF) 2015
- 『さようなら、ロビンソン・クルーソー:〈八世界〉全短編2』(ジョン・ヴァーリイ、大野万紀共訳、創元SF文庫) 2016
サミュエル・R・ディレイニー
[編集]- 『時は準宝石の螺旋のように』(サミュエル・R・ディレーニ、伊藤典夫他共訳、サンリオSF文庫) 1979.9
- 『プリズマティカ』(サミュエル・R・ディレイニー、早川書房) 1983.6
- 『ドリフトグラス』(サミュエル・R・ディレイニー、伊藤典夫,小野田和子,酒井昭伸,深町眞理子共訳、国書刊行会) 2014.12
R・A・ラファティ
[編集]- 『九百人のお祖母さん』(R・A・ラファティ、早川書房) 1981.2、のち文庫
- 『どろぼう熊の惑星』(R・A・ラファティ、編訳、ハヤカワ文庫SF) 1993.3
- 『つぎの岩につづく』(R・A・ラファティ、伊藤典夫共訳、ハヤカワ文庫SF) 1996.10
- 『昔には帰れない』(R・A・ラファティ、伊藤典夫編、伊藤典夫共訳、ハヤカワ文庫SF) 2012
- 『町かどの穴 ラファティ・ベスト・コレクション1』(R・A・ラファティ、牧眞司編集、伊藤典夫他共訳、ハヤカワ文庫SF) 2021
- 『ファニーフィンガーズ ラファティ・ベスト・コレクション2』(R・A・ラファティ、牧眞司編集、伊藤典夫他共訳、ハヤカワ文庫SF) 2021
コードウェイナー・スミス
[編集]- 『鼠と竜のゲーム 人類補完機構1』(コードウェイナー・スミス、伊藤典夫共訳、ハヤカワ文庫) 1982.4
- 『ノーストリリア 人類補完機構』(コードウェイナー・スミス、ハヤカワ文庫) 1987.3
- 『スキャナーに生きがいはない 人類補完機構全短篇1』(コードウェイナー・スミス、伊藤典夫共訳、ハヤカワ文庫) 2016
- 『アルファ・ラルファ大通り 人類補完機構全短篇2』(コードウェイナー・スミス、伊藤典夫共訳、ハヤカワ文庫) 2016
アーサー・C・クラーク
[編集]- 『前哨』(アーサー・C・クラーク、共訳、ハヤカワ文庫) 1985.4
- 『太陽系最後の日 (ザ・ベスト・オブ・アーサー・C・クラーク 1)』(アーサー・C・クラーク、中村融編、共訳、ハヤカワ文庫) 2009
- 『90億の神の御名 (ザ・ベスト・オブ・アーサー・C・クラーク 2)』(アーサー・C・クラーク、中村融編、共訳、ハヤカワ文庫) 2009
- 『メデューサとの出会い (ザ・ベスト・オブ・アーサー・C・クラーク 3)』(アーサー・C・クラーク、中村融編、共訳、ハヤカワ文庫) 2009
ラリー・ワイルド
[編集]- 『男と女のジョーク集』(ラリー・ワイルド、光文社文庫、世界のジョーク集1) 1985.12
- 『バージンと色魔のジョーク集』(ラリー・ワイルド、光文社文庫、世界のジョーク集2) 1986.1
- 『ゴルフ・ジョーク集』(ラリー・ワイルド、光文社文庫、世界のジョーク集5) 1986.1
ウィリアム・ギブスン
[編集]- 『クローム襲撃』(ウィリアム・ギブスン、ハヤカワ文庫) 1987.5
- 『ヴァーチャル・ライト』(ウィリアム・ギブスン、角川書店) 1994.11、のち文庫
- 『あいどる』(ウィリアム・ギブスン、角川書店) 1997.9 、のち文庫
- 『フューチャーマチック』(ウィリアム・ギブスン、角川書店) 2000
- 『パターン・レコグニション』(ウィリアム・ギブスン、角川書店) 2004.5
- 『スプーク・カントリー』(ウィリアム・ギブスン、早川書房) 2008.12
ジェイムズ・ティプトリー・Jr.
[編集]- 『愛はさだめ、さだめは死』(ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア 、伊藤典夫共訳、ハヤカワ文庫) 1987.8
- 『たったひとつの冴えたやりかた』(ジェイムズ・ティプトリー・Jr.、ハヤカワ文庫) 1987.10、のち表題短編のみで改訳版(早川書房)
- 『星ぼしの荒野から』(ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア、伊藤典夫共訳、ハヤカワ文庫) 1999.3
- 『すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた』(ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア、ハヤカワ文庫) 2004.11
- 『輝くもの天より墜ち』(ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア、ハヤカワ文庫) 2007.7
トーマス・M・ディッシュ
[編集]- 『いさましいちびのトースター』(トーマス・M・ディッシュ、早川書房) 1987.12、のち文庫
- 『いさましいちびのトースター火星へ行く』(トーマス・M・ディッシュ、早川書房) 1989.12、のち文庫
- 『アジアの岸辺』(トマス・M・ディッシュ、若島正編、国書刊行会、未来の文学) 2004.12
- 『SFの気恥ずかしさ』(トマス・M・ディッシュ、小島はな 補訳、若島正解説、国書刊行会)2022.12
リチャード・ホイト
[編集]- 『デコイの男』(リチャード・ホイト、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1988.4
- 『シスキユーの対決』(リチャード・ホイト、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1988.9
- 『ハリーを探せ』(リチャード・ホイト、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1990.1
リチャード・ティモシー・コンロイ
[編集]- 『スミソン氏の遺骨』(リチャード・ティモシー・コンロイ、創元推理文庫) 1999.11
- 『インド展の憂鬱』(リチャード・ティモシー・コンロイ、創元推理文庫) 2000.1
- 『一寸の虫にも死者の魂』(リチャード・ティモシー・コンロイ、創元推理文庫) 2000.3
脚注
[編集]- ^ 『ぼくがカンガルーに出会ったころ』国書刊行会、2006年、p.9および奥付
- ^ 大森望『新編 SF翻訳講座』河出文庫、2012年、p.288
- ^ 東京創元社の「溺れた巨人」や「ファファード&グレイ・マウザー」シリーズの翻訳は最初大谷名義であったが、後に浅倉名義へと変更されている。
- ^ アーサー・クラーク・C → あさくら・くし → 浅倉久志
- ^ 大森望「解説」『きょうも上天気』角川文庫、2010年、p.320
- ^ 2007年度版『SFが読みたい!』におけるインタビューでは、「もっとも好きな作家は、ハリイ・ハリスン」「もっとも気に入っている自分の翻訳作品は、ハリスンの『宇宙兵ブルース』」と回答している。
- ^ この名称は、当時「ミステリマガジン」編集長の各務三郎と相談して決めた。『はじめて話すけど…小森収インタビュー集』(フリースタイル、2002年)より。
- ^ 連載「”不実な美女”たち──女性翻訳家の人生をたずねて」(Vol.1 小尾芙佐さんに聞く 5回表)(2014年7月22日公開、2020年5月7日閲覧)
- ^ 『タイタンの妖女』翻訳家、浅倉久志氏死去 - J-CASTニュース(2010年2月17日公開、2020年5月7日閲覧)
- ^ 浅倉久志氏=翻訳家 : おくやみ : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)[リンク切れ]
- ^ 『本当の翻訳の話をしよう』(スウイッチ・パブリッシング)P.213
- ^ http://www.bungenko.jp/book/index.shtml
外部リンク
[編集]- 浅倉久志氏、逝去。[リンク切れ](早川書房サイト)
- SF翻訳家・浅倉久志先生逝去(東京創元社サイト)